- 【ダークソウル】エロパロソウル2【デモンズソウル】
658 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 23:16:52.78 ID:e9oKaddg - 今から「フェティシストのオーラント」の続きを投稿します
>>655 ありがとうございます もっと楽しめるように精進したいと思います >>656 基本シリアス路線ですが、エロやパロにも真摯でありたいと思った結果ああなりました
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- 【ダークソウル】エロパロソウル2【デモンズソウル】
659 :フェティシストのオーラント2―1[sage]:2014/09/13(土) 23:17:54.07 ID:e9oKaddg - 望まずも様々な知識を得た遍歴の王は、長い旅の過程でこの世界の根本を揺るがす真実を知った。
《古の獣》という存在。 要人のソウルの業に誘われ出でた終末そのもの。 世界の大半を満たす色のない濃霧はただの異常気象だと要人に教えられてきたが、それは誤りだった。 古の獣によっていずれ世界が濃霧に飲まれ消え失せる事を危惧した要人は、そのソウルの業によって一体のデーモンを作った。 そのデーモンは古の獣と魂を融合させて操り、まどろみへと導いて封印したのだと言う。 そしてそのデーモン、火防女とはみつ子の事であった。
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660 :フェティシストのオーラント2―2[sage]:2014/09/13(土) 23:19:03.41 ID:e9oKaddg - 世界をいくら探し回っても王の求める理想のヒップは存在しなかった。
ただ一つの存在を除いて。 古の獣とともにまどろみの最中にある火防女。 王は彼女とそのヒップを救い出したいと切に願った。 王は直属のニンジャ・クランを用いて楔の神殿の地下、獣の封印されし場所へと侵入した。 果てなく広漠な空間に、大気を震わせる寝息をたててそれは鎮座していた。 「あすこより侵入できます」 ニンジャ・クランの頭領、メフィストが大樹めいた荘厳な体躯を手で示す。 王とメフィストだけ、開閉を繰り返す獣の口と思しき場所から体内へと入った。 人一人がようやく通れる程度の細い道がしばらく続き、それから木の根を編んだようなドーム状の空間にでた。 その空間の奥に、火防女は根に包まれてまどろみの中にいた。 王は絡みついている根ごと彼女を切り離し、抱き上げた。 そしてまどろみの中にある獣から外に出た。 王は、まだ覚醒しておらず倒るにまかせたその火防女の体をそっと抱きしめ、尻を揉みしだいた。 王の目から思わず涙がこぼれ、彼女の頬に落ちた。 王はその雫を人差し指でそっとぬぐい取り、そのまま手の甲で愛しむように頬を撫でる。
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661 :フェティシストのオーラント2―3[sage]:2014/09/13(土) 23:23:09.97 ID:e9oKaddg - 聞きたいことは山ほどあった。なぜ話してくれなかったのかと。なぜ頼ってくれなかったのかと。
そして謝りたかった。ずっと後悔していた、あの時逃げたことを――。 王が火防女を覚醒させるべく声を発しようとしたその刹那、轟音とともに古の獣がその鎌首を上げた。 獣から幾重にも渡って、流れ星めいた尾を引く細長い光が飛び出し、凄まじい速さで辺りを縦横無尽に駆け巡る。 その光たちは嘲笑や咆哮を発しながら形を成していく。あるいは伝説の神の姿を、あるいは伝承の竜の姿を模して。 その圧倒的な存在たちは、厳しい訓練を耐え抜いたニンジャたちをも狼狽させた。 ある者は刀を抜いて臨戦態勢をとる。またある者は情けない声をあげて尻餅をついた。 「待て!刺激するな!死に急ぐこともあるまいに!」 ニンジャ・クランのサブ・頭領、ユルトは大声を発してこの恐慌状態を制しようとする。 しかし、本能的に感じた生命の危機に、いてもたってもいられないニンジャたちには聞こえていなかった。 「やってやる!俺のカラテで!」 ニンジャの一人が異形――獣の覚醒と同時に生まれたそれ――へと斬りかかる。
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662 :フェティシストのオーラント2―4[sage]:2014/09/13(土) 23:25:46.14 ID:e9oKaddg - 堰が切れたように他のニンジャたちも駆け出した。
「止めろお前たち!死に急ぐこともあるまいに!」 ユルトの叫びは異形たちの歓喜の声にかき消された。 はじめに飛び出したニンジャは、全身が炎に包まれた異形、《炎に潜むもの》の業火の抱擁に包まれ消し炭と化していた。 巨大な影が上空を舞ったかと思うとそれの獰猛な爪がニンジャの上半身だけを攫って行く。 ドゲサして命乞いをするニンジャを、巨漢の異形が無慈悲に踏み潰す。 骸骨めいた外殻の青白い異形が放った斬撃を、メフィストは紙一重で回避し、懐に潜り込み刺突剣で胸部を一突きにした。 目から光が消え全身から力が抜けて倒れ込む異形をかわすと、別の2体の骸骨の異形が、視界の端から車輪めいて回転しながら接近するのをメフィストは見た。 メフィストは飛び上がって異形の1体を踏みつけて制止させ、頭部に刺突剣を突き立てる。 もう1体がファルシオンで斬り伏せにしたところをローリングで避けて背後へと回り込む。 体内のソウルを凝集させたメフィストの左腕淡く光を帯びたかと思うと、彼女は異形の剥き出しの背骨めがけてそれを突き刺す。 異形は電力が走ったように小刻みに痙攣した後、全身のソウルを失ってバラバラに崩れ去った。 つづく
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663 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 23:31:32.07 ID:e9oKaddg - ここでまたひとまず終わりです
2ー4の「もう1体がファルシオンで斬り伏せにしたところ」ではなく「もう1体がファルシオンで斬り伏せにきたところ」でした お詫びして訂正すると共に今後このようなことが無いよう再発防止を心がけ云々
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