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【巨根】TRICK・矢部謙三でエロパロ【貧乳】part6

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【巨根】TRICK・矢部謙三でエロパロ【貧乳】part6
367 :眠れぬ夜の愛の真似事/6[sage]:2014/09/13(土) 22:26:35.37 ID:cxuZqaFy
まだまだ最後まで出来ていないのですが、やっぱり長くなってしまったので途中まで投下しておきます

 前回(>>355〜@→D)までの続きです。
 上×山 Part4 145さんの<眠れないのでネタを振ってみる>の続き妄想


「…もういっぺん、風呂に入ってきたらどうだ?」
「え…?」
「その、気持ち悪い…だろ?
 悪かったよ、君に…かかっちゃうとは思わなくて」

 ―――始めから、そのつもりだったクセに。
 私、知ってるんですよ。
 本当は背中じゃなくて、顔…とか、胸…とか、もっと奥の・・・・・

「いい、です」
「いいのか?髪にもついてる。取れなくなっちゃうぞ」
 上田に指摘されて、奈緒子は肩にべっとりと貼りついた髪を一房摘まみ、その残滓を指先で掬い取った。
 ぬるん、と糸を引くそれを恍惚と見つめ、おもむろに口の中へ滑り込ませる。
 …すごく濃い。
 独りよがりで傲慢な、上田の味がした。
「…お、おい」
 狼狽したどもり声。
 奈緒子は人さし指を咥えたまま、上田の表情を眺めた。
 視線を外さないまま、ぷるん、と唾液に濡れた唇から、ゆっくりと指を引き抜く。
 鼻で息をすると、ツンとした刺激のある匂いが鼻孔を通過していく。
「は…ぁっ」
 まるで毒を含んだみたいだ。全身が痺れて、力が抜けて、瞼も口元も緩んで…
 しゃんとしていられない。

「YOU…?」
 その呼び方、やめて。まだ…名前で呼んでいて。
「上田さん…私…っ」
 自分の体を両手で抱きしめる。
 包まれていた熱が離れていってしまって、急激に冷めていく、体温。
 平静を取り戻していく部屋の空気に、寒さを覚える。
「足りな、いの…」
 上田の目が少しだけ見開いて、数回瞬いた。

 始めの内は、一度イかされただけでもクタクタだった。
 回を重ねるごとに長く、じっくりと反応を確かめながら、より感じるポイントを発掘しては意地悪に責め、その太い指が蠢き這い回るだけで、腰は砕け、膝はガクガクと震え、唇は閉じることもままならないほど淫らな嬌声と涎を垂れ流した。
 今も、されている最中は我を忘れるくらい気持ちがいい。
 だけど…その指が出て行ってしまうと。
 狭い膣内をいっぱいにされていた圧迫感がなくなってしまうと。
 とてつもない喪失感とやり切れなさで、涙が…出そうになる。
 冷えて凍えそうな肌とは裏腹に、体の奥はまだ火照っていて、ますますじんじんと疼いてたまらない。
 動悸が収まらなくて、心臓がしくしく、ぴりぴりと痛む。
 上田の声を、逞しい腕を、その熱さを思い出して、眠りにつくことができなくなる。
 眠れなくて…でももう、自分ではどうしようもなくて。
 男の指の、あの力強さを、ストロークを、感触を、知ってしまうと。女のか細い指では、もはや慰めにもならない。
 それどころか、もう・・・・・
【巨根】TRICK・矢部謙三でエロパロ【貧乳】part6
368 :眠れぬ夜の愛の真似事/7[sage]:2014/09/13(土) 22:28:07.57 ID:cxuZqaFy
「指、だけじゃ…イヤ。もっと…上田さんが、欲しい…」
 瞳を潤ませて訴えながらそっと手を伸ばし、呆けたように投げ出された腕に触れる。
 ピクリッと肩を強張らせて、上田は身を引いた。
「な、何言って…」
 ようやく金縛りから解けたかのように、カラカラの喉から渇いた言葉を絞り出す。
「だって、上田さん…ズルイ、です。私ばっかり…私、も上田さんに」
「山…」
「ずっと、このまま…?指だけで我慢しろって言うんですか?
 上田さんは…それで、それでいいんですか?」
「…っ」
 上田が息を呑んだ。

 奈緒子を指で虐げながら、自身を自らの手で擦り上げる。
 その頭の中では、現実以上に卑猥な狂態が繰り広げられているに違いない。

 ―――あなたの想像での私は、どんなことをされているの?
 どんな風にして、あげているの?
 一体、どうなっちゃっているの?
 どう…愛されているの・・・・・?

 自分には、同じようにしてくれないのだろうか。
 そう思うと、上田の身勝手な想像の中の自分が、羨ましくも思えてくる。
 入れ替わって、自分がそれを味わえたなら…

 嫌がられると思ってる?拒絶されると思ってる?
 あなたの中にいる都合のいい私は、きっとすごく可愛げがあって、素直で、従順で…けど。

 今の自分は、それをしてあげてもいいと思っている。
 そのくらい、もう耐え切れないほどの、欲情。
 膝立ちのまま、奈緒子はちょっとずつ上田ににじり寄った。
「自分で慰めるなんてことしないで」
「…っゆ」
「私が、してあげますから…上田さんがしてくれたように」
「…ま、待て」
「私、指は器用なんですよ?それに…口、も」
 マジシャンですからね、と不敵に微笑む。
「…な…」
「分かってるんですよ、上田さんが…頭の中では私と、SEXしてること。
 私のこと、めちゃくちゃに…犯して…」
「そ、んなこと」
「してない?」
「…う…っ」
 上田は、目を逸らせなかった。
 朱に染まった、汗ばんだ肌を隠そうともしないで、近付いてくる奈緒子から。
 その魅惑的な、桃色に艶めく唇から。
「それとも…」
 膝に手を置かれた。それだけで、動けない。その手には、何の力も込められていないのに。
「誰か別の人…?その人のこと考えながら、してる、の?私の体を使って…」
 奈緒子の眉が、悲しそうに歪んだ。
 上田は、固く意志を持った力強い口調で。
「違う!俺にはYOUしか…YOUの代わりなんていないッ」
 そんな貧相な体つきで、他の女性のことなんか考えられる訳ないだろ、と付け足された言葉に、少しムッとする。
【巨根】TRICK・矢部謙三でエロパロ【貧乳】part6
369 :眠れぬ夜の愛の真似事/8[sage]:2014/09/13(土) 22:29:55.21 ID:cxuZqaFy
「胸も触ってくれないのに、よく言いますよ」
「そんな…ことしたら」
 上田が言い淀んだ。
「止められなくなるだろ」
「ここまでしといて?…指だけだったらいいと思ってるんですか」
「…それは…」
「上田さん…したいんでしょ?私と、SEX。いいですよ、させて…あげますよ」
「ど、どうしちゃったんだ?いつもの君なら、そんなこと…」
「上田さんがいけないんですよ…わ、私の部屋で変なこと…する、から」
 上田は、バツの悪そうな顔をした。そもそもあれが、全ての発端だったのだ。
「…だから同居させるのは躊躇ってたんだ。
 君に見られるなんて…注意してたつもりだったんだが…」
「あれ、が初めてじゃない、ですよね?いつ、から?もうずっと、前から…?」
「YOUがここに来てから何度か…
 すまない。俺は君とはこうなるべきじゃないって気がしてたんだ。
 だが、 あの剃刀の時のキスで…どうしようもない気持ちが生まれて、それで思わず…」
 じゃあ何でそんな妙な作戦考えたんだ、と奈緒子は呆れ顔でツッコむ。
「君は…近付いたら逃げるじゃないか」
 開き直ったような口調で、上田が言い返した。
 奈緒子の眉根が、不本意そうに寄る。
「いつだって、そうだ。本質に迫ろうとすると、急に心を閉ざす。…見えない壁を作る。
 俺はずっと、君に触れたくてしょうがなかった。だけど、そんなことしたら…君は。
 もう俺とはいてくれないかもしれない…」
「…怖いんですか?」
「…ああ、怖いよ。まさか君が受け入れてくれるなんて思わなかった。
 君をこの指で…してやっている間もずっと。 君が…離れていってしまうんじゃないかって。
 だからきっと、これ以上は…」
「私が?私のせいにしないでくださいよ!お前が意気地なしだからだろッ!
 私のこと考えて、巨根を慰めてた くせに…
 それならあの時だって、見ないフリをしてくれたらよかったじゃないですか。
 そうしたら私たち…元 のままでいられた。あやふやなままで、ずっといられたのに…」
「あんな切なげな声で、あんな風に何度も名前を呼ばれて、放っておけるか」
「だって、上田さんが…呼んでたんですよ、先に。私のこと。
 だったら…中途半端に傷付けるくらいなら…最初から、こんなことしないでくださいよ!!」

 肩が震えているのは、怒りのせいばかりではない。
 彼女は笑っているときに泣きそうな顔になり、泣きたいときには怒ったような表情になるらしい。
 上田を睨みつける強気な瞳からは、透明な滴が溢れて頬を濡らしている。
 振り払われるかもしれない、と思いつつも上田はそっと手を添えた。
「そ、それにな。この類い稀な、人並み外れた立派さだろ?
 もしYOUが、二度とSEXできない体にでもなったら…」
 一番のコンプレックスはそこだったのか。
 涙を拭う指にもオドオドとした気弱さを感じ、奈緒子はその腕をガッと掴んだ。
「そんときは…お前が責任とれ!
 私とSEXできないんだったら…他の誰ともするな!一生、童貞でいろッ!!」
 彼女らしからぬ大胆な発言に、さすがに恥ずかしさから赤面し、驚いた表情の上田から顔を背けた。

 何で私がここまで言ってやらなきゃならない!?
 こんな、単細胞で石頭で弱虫で泣き虫でゾウリムシの、上田なんかに・・・・・
【巨根】TRICK・矢部謙三でエロパロ【貧乳】part6
370 :眠れぬ夜の愛の真似事/9[sage]:2014/09/13(土) 22:30:33.88 ID:cxuZqaFy
 掴んでいた上田の腕が、グッと引かれた。
 咄嗟のことで力を緩めると、逆にその手首を捕らえられて、引き寄せられる。
 収まったのは、上田の腕の中。
 汗の匂い。
 あのとき…いや、今まで何度も感じた…むせ返るほどの、男の匂い。
 初めての愛撫の後、抱き上げられた時よりも強く縫い止められ、胸板に押し付けられる。
「ひとつだけ、約束して欲しい」
「…なに?」
「これから俺が何をしても…絶対に逃げないでくれ。どこか遠くへ…消えてしまったりしない、と」
「・・・分かり、ました」
 それで、少しでも安心できるなら。
 ああ、でもっ!と慌てたように言葉を追加する。
「何をしても、って…縛ったり、とかローソク、とか…変なプレイは困りますッ」
「初回からそんなことするか!どっから仕入れた、そんな知識!?」
「上田さんの持ってる、エッチな本とかDVD」
「・・・・・まぁ、YOUが興味あると言うのなら、今後…だな、試してみてやっても」
「だから、しなくていいって!!」
 本気で嫌そうな奈緒子の顔を、対する上田はハッとするほどまっすぐに見つめ、それに気付いて押し黙ったその唇に、優しく口付けた。



ここからってところで途中になってしまってすみません
次回投下で終わらせるつもりです
連休中には何とかします…!
何気に奈緒子が誘い受けで、上田さんがヘタレすぎたせいで積極的になってしまいました…
本当は攻めな上田さんが好きです


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