トップページ > エロパロ > 2014年09月13日 > F2U5H5Jk

書き込み順位&時間帯一覧

2 位/202 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数000000100000000000000130115



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
名無しさん@ピンキー
◆Freege5emM
ファイアーエムブレム&ティアサガ第50章
クリトリス責めメインのSS〜その8〜
寝取り・寝取られ総合スレ20
【うpろだ】専用スレのないSS その3【代わり】
実況パワフルプロ野球のSS Part14

書き込みレス一覧

ファイアーエムブレム&ティアサガ第50章
108 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 06:42:20.05 ID:F2U5H5Jk
>>99
俺ならマーニャ×レヴィンかな。
従が年上お姉さんの主従ってのに弱いんだ俺。
クリトリス責めメインのSS〜その8〜
927 : ◆Freege5emM [sage]:2014/09/13(土) 21:03:09.24 ID:F2U5H5Jk
>>633とか>>649とか>>665の続きを落としていきます。

前の話を忘れた人は「お姉さんがロリ子にクリ快楽を教えようとして張り切りすぎる話」
ってことさえ分かってれば、前の読まなくてもたぶん問題無いと思います。
9レスぐらい。1万文字程度。以下本文。


◆29

とある女哲学者の言葉に『人は、女に生まれない。女になるのだ』というのがあるらしい。

私は、ああいう手合が好きではないので、この言葉は孫引きでしか知らない。
でも、目の前の女の子を見ていると、この言葉を信用――あるいは曲解――したくなってくる。

ルカイヤの、凹凸が少なく、乳臭い身体。
白く素っ気ない診察用ベッドに、枝のように細っこい足が伸ばされている。
私より少しくすんだ肌が、シーツの白さに映えてキレイだ。

足先から視点を上げていく。ふくらはぎより上は、地味な衣装で隠れている。
といっても、そのゴワゴワした布の内側は、もう何度も拝んでいる。まだ青いけど、形のいい果実。
ルカイヤは、もう三年も立てば立派な裸婦(オダリスク)になれそう、と私を期待させる。

けれど、私たちは、たった三年も待ってやらない。
今、ルカイヤを女にしてやろう、と目論んでいる。

「最後にクリトリスを触ったのは、何日ぐらい前かしら」

ルカイヤは、おどおどと、ぎこちない目線で私を見上げた。
私は軽く背を曲げて、彼女と目の高さを合わせる。

「そんなに固くならなくてもいいわ。クリトリスはデリケートだけど、ちょっと触ったからといって、
 すぐ深刻なことになるようなものじゃないから」

ウソではない。私は、ルカイヤたち以外にも、クリトリスについて“カウンセリング”してやったことがある。
彼女らの幼い年頃だと、ただクリトリスをいじられるだけで、どうこうなったりはしない。
ただ、少女の精神が、性感についていけてないらしい。
私達は、そこを何とかしようと“先生”の指導を仰いだ。

「わ、私……昨日も、ベッドの上で……」

先生のやり口は、単純ながらえぐい。
ハチミツを塗るだけ塗って、いじらせない。そんな焦らしだけで、姉妹の反応が変わっていく。
クリトリスに刺激を与えて開発する、というのが王道だと思っていた私たちは、目から鱗だった。

先生曰く、彼女らに自分からいじらせる、というのがポイントらしい。私はそれが疑問だった。
自分で慰めると、一時は気持ちよくても、やはり事後が寂しい――というのが、私の感覚だ。
愛撫は人の手が一番。その点、先生なら手管も申し分ない。
ここ最近なんか、先生の手が恋しくて、顔を見ながら、ふっと意識を浮つかせてしまうことさえある。

「どういう感じで触ったの。私に、見せてくれるかな」

なのに、先生は自慰をさせることにこだわっている。
クリトリス責めメインのSS〜その8〜
928 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:04:20.85 ID:F2U5H5Jk
◆30

ルカイヤの手つきは、私の目で見るとまるでなってない。
膝を曲げて、両膝がくっつくぐらい足を閉じて座り、もじもじと腿をすり合わせる。
それはルカイヤの中では自慰に入るのか。

「ん……ん、うっ……」

吐息とつぶやきの間らしい音が、ルカイヤのくちびるから漏れる。
ぴくん、と首を回すと、ストレートの黒髪がサラサラ揺れて、カーテンみたい。
が、彼女の兆しが伺えるのはそれだけ。まだ息も荒らげていない。

焦れったい。ああ焦れったい。腹立たしいほど、ルカイヤの手つきは緩慢。
そんな恐る恐るではダメ。先生の手つきは、ゆったりとしていても的確だった。
これでは、ただ触っているだけだ。少しは気持ちいいだろう。
でも絶頂には届きそうもない。しかも、私は手を出せない。これは先生の指示だ。

彼女ら姉妹に、ムリヤリ絶頂を叩き込むのは、いつだってできる。
が、最初のそれは、自分の手でたどり着かせなければならない。
これは絶対だ、と先生に言い聞かされている。

私にどうしろ、ということだろうか。
ルカイヤのような初な少女が、人前でクリトリスを追い込めるわけがない。
せいぜい無為な夜に一人、ぎこちない手つきで擦るのが関の山。
今、私の目前でベッドに座り込むルカイヤは、声すら出ていない。

「ルカイヤ。ひとりだと、やりにくいかしら」

私も、この膠着状態を予想していたので、何とかできるかもしれない道具を少し用意してきた。
振動と摩擦をクリトリスに与える小型器具――先生の言うところの、ピンクローターだ。

ピンクローターは、私に言わせれば使いにくい。まず刺激にメリハリが無い。
そのくせ、クリトリスへの接地面が指より狭く、刺激を与える箇所が偏りがち。
これが厄介で、刺激に慣れやすい割に、油断すると擦れてクリトリスを痛めてしまう。
また、手に持ってると、指先が細かく震える感覚がするけど、これも好きじゃない。

ただ、ピンクローターにも道具ならではの利点がある。
今のルカイヤには、それがきっと必要だ。

「ルカイヤ、少し、便利な道具があるのだけど、試してみない?」
クリトリス責めメインのSS〜その8〜
929 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:05:21.16 ID:F2U5H5Jk
◆31

「リベカさん……それが、道具なんですか」
「そうよ。あんまり医者の道具っぽくないでしょ」

私が取り出してルカイヤに見せたピンクローターは、
二本指で摘んでちょうどいいか、という大きさで、色は半透明の淡い赤。
形が楕円形で、材質が光沢つきのプラスチックな上、
コードが紐のように見えて、アクセサリーのように見えたらしい。

「ま、わざとなんだけどね。医療器具っぽくないのは。
 これが外科医のメスや鉗子みたいに、銀色に冷たく光ってたら、火照った身体も冷えてしまうわ」

ルカイヤには、メスや鉗子という単語がうまくイメージできなかったみたいだけど、
それでも分かったようなフリをして頷いてくれた。

「この機械は、こっちのコードにつながっているスイッチを入れると、
 この小さくて丸っこい方が、ぷるぷると震えるんだよね」

私はコードを引き寄せて、ピンクローターのダイヤル式スイッチもルカイヤに見せた。

「それを、どう使うんでしょうか」
「決まってるじゃない。クリトリスにくっつけてマッサージするの。
 指じゃできないような刺激も、やってくれるんだよ」

私がダイヤルを一目盛りだけ捻ると、ローター本体がブーンと音を滲ませた。
これは摩擦なしで、純粋な振動を与えるだけのタイプ。初心者向けの小手調べだ。
ルカイヤは、その音が振動音であることも理解していないように見える。
まぁ、ピンクローターなんて初見だろうし、振れ幅が目視できる振動でもないから、仕方ない。

「これをクリトリスにあてて、こっちのツマミを捻る。使い方、簡単でしょ」

我ながら、私の言い方はあまりに気安くて、却って胡散臭い。
普通の女の子であれば、さすがに何か勘ぐって――むしろ怖がって、距離を取ろうとするはず。

「……リベカ、さん」

ただ、私は先生から、わざとらしくても構わないから、
ルカイヤたちを安心させるような言い方を心がけろ、と言われている。
明らかな嘘さえつかなければ、怪しまれたって構わない、と。それは何故か。

「これを使えば、ルカイヤならちゃんとできるよ」

ルカイヤたちは、如何に私達のことを怪しもうとも、逃げ場はない。
私達の甘い言葉に、抗う意味がない。いずれは、私達を信じるしかない。
一度でも無理矢理にでも信じさせてしまえば、二度目以降のそれは、ずっとたやすい。
クリトリス責めメインのSS〜その8〜
930 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:06:56.11 ID:F2U5H5Jk
◆32

「ルカイヤ、一つ注意しておくけどさ」

私にピンクローターを押し付けられたルカイヤは、
それをどう扱えばいいか分からないようだった。

「それ、ダイヤルを回し過ぎないでね。回せば回すほど強くなるんだけど、
 回し過ぎると、ルカイヤにはちょっと辛いかもしれないし」

ルカイヤの目は“それなら堪忍して下さい”と言っていたが、その目を私は曲解する。

「あ、ごめん。初めてだし、クリトリスにあてて、って言っても具合が分からないよね。
 じゃあ、私がこれをルカイヤのクリトリスにあててあげるから、スイッチだけ入れてちょうだい」

ベッドの上で、尻もちをついた風な体勢のルカイヤに、私は近づいていって、
ルカイヤの両足の間に、自分の身体を割り込ませた。
ピンクローターのコードは短いので、ルカイヤがスイッチ、私が本体を持つとなると、
こうして近寄らなければコードが届かなくなってしまう。

改めて、ルカイヤのクリトリスを観察する。
形や大きさは、そら豆ぐらいにぽってりと育っていて、既にかなりいい感じになっている。
うかうかしていたら、私も追い越されてしまうかもしれない。

「ん、あっ――」
「触られただけで、感じてしまうの?」

私が手で持ったピンクローターをクリトリスに触れさせると、
ルカイヤの上下の口はそれだけで軽く喘いだ。
褐色の肌に対して、クリトリスの色はてらつく粘膜に包まれた、血と肉の赤。
その違いが、このクリトリスという器官を、表層の皮膚とは明確に区別している。

クリトリスは、女の身体の奥底にある本来の姿を、無知な私達が外から伺えるよう、
神様が――先生は東洋人だから、仏様かもしれないけど――特に図らって作って下さった器官だ。
だから、肌が黒かろうが、白かろうが、黄色かろうが、女ならだいたい同じになっている。

「それなら、心の準備が整うまで、私は待っていてあげる。落ち着いたら、知らせてね」

待っていてあげる、という言い方をしたけど、先生流に言い換えるなら、
これは“あなたがスイッチを入れるまで、私はこのまま退かない”ということだ。

私とルカイヤは、お互いの顔が瞳に映り合うぐらい、顔を近づけていた。
瞳はあまり潤んでいなかった。むしろ、私の瞳の方が濡れていたと思う。
この素質に恵まれた女の子に、初めてクリトリスの悦びを今から教えてやれる、
と思うと、教える側のこっちが興奮してしまう。

私が飽きずにルカイヤの瞳を眺めていると、やがてルカイヤはかすかに頷いた。
クリトリス責めメインのSS〜その8〜
931 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:07:48.63 ID:F2U5H5Jk
◆33

「ひゃあぁっ! い、う――きゃあああああぁああっ――」

ルカイヤの第一声は、暴漢に襲われたかのような悲鳴だった。
隣の先生とアーイシャに聞こえたらまずい、と思った私は、咄嗟にローターを投げて、ルカイヤの口を塞いだ。
ルカイヤは両脚をがたつかせ、私は胴に軽い膝蹴りを食らった。

「んぐ、ふ、むっ、ううううっ」
「ダメだよ、ルカイヤ。いきなり強すぎだって」

私は、ルカイヤがどの程度ピンクローターのダイヤルを回したのか、確認していない。
ルカイヤがスイッチ切るのを忘れていて、ブーンという音だけが聞こえてくる。

強さは分からないけど、もしかしたら、これはこのピンクローターの最弱の振動かもしれない。
最弱の振動ですら、ルカイヤはこんな反応をしてしまうのかもしれない。
そういうことは十分考えられた。だからそういうことは言わない。怯えられて困るのは私達だ。

「機械だからさ、ちょっと融通効かないところが、あるのよ。言ってなくて、ごめんね」

ピンクローターの利点は、人間の反射や疲労によって、刺激の強さが左右されないところだ。
今のルカイヤは、性感に不慣れで、刺激に臆病となっているので、
こうでもしないと、クリトリス絶頂に十分な刺激を、自分に与えられないだろう。

「落ち着いたら、ダイヤル元に戻して、ピンクローターのスイッチ切って」

私が三度ほどルカイヤに言い聞かせると、ルカイヤはやっと落ち着いて、
カニバサミの出来損ないから私の胴を解放してくれた。

「よしよし、落ち着いたね。びっくりしてしまったかな」
「な……なんなんですか、それ」
「このぐらいの強さで、クリトリスをいじってると、そのうち“イク”って感覚が身体を走るの。
 クリトリスを腐らせないためにか、これがすごく重要なのよ」

私は、脱力したルカイヤの手からピンクローターを拾った。
確認のためダイヤルを回してみると、何とローター本体が反応しない。
ルカイヤが妙ないじりかたしたせいか、手足をバタつかせた時に断線してしまったのか。
ビギナー御用達の安物とはいえ、これだからヤワな機械は困る。指ならこんなことないのに。

「ルカイヤは、指でクリトリスを強くいじるのが怖いんでしょう?
 そういう子たちを助けるために、このピンクローターみたいな道具を使うのだけれど……あーあ」
「こ、こんなのダメ、ですっ……あんなの続けられたら、クリトリスが、壊れてしまいますっ」
「奇遇ね。このピンクローターも、今しがた壊れてしまったところよ」

私はルカイヤを無視して、クイクイとピンクローターのダイヤルをいじりまわした。
他人のモノを壊してしまったという罪悪感か、ひとまず攻めを逃れたという安心感か、
ルカイヤはベッドに座ったまま、何も喋らなかった。

「壊れてしまったものは、仕方ないけど、どうしようか」

私は困った風な顔をしてみせた。
さっきまで、クリトリスが壊れるとか言ってた口は、行き場をなくした言葉とともに固まっていた。
それでいい。悪いけれど、七面倒な生娘の葛藤に付き合うのは無理。こっちだって遊びじゃないんだ。
罪悪感で口を縛れるなら、こんな安物なんて壊してくれて構わない。

「壊れちゃって、安心した? ダメよルカイヤ。これは大事なことなんだから。
 こんなピンクローター一個ぽっちより、あなたのクリトリスの方がよっぽど大切なの」

“天使の乳首同盟”がローターを持ちだしたら、それがただの一個なんて、あり得ないでしょう。
クリトリス責めメインのSS〜その8〜
932 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:08:39.28 ID:F2U5H5Jk
◆34

「初心者用のこれが壊れてしまったから……そうね、ちょっときつくなるけど、
 中級者用のも持ってきているから、代わりにこちらを使いましょう」


私が、次にルカイヤの前に取り出して見せたピンクローターは、
ワイヤレスの――先生は“飛びっ子”とか言ってたっけ――ローター本体を改造して、
クリキャップで固定して使う代物。お得意様の一人からもらったオモチャの一つだ。

「中級者用、とは言ったけど、使い方はさっきと同じ。こっちのダイヤルを回すと、
 本体のほうがぶるぶるっと震えるの。さっきとの違いは、コードがないってとこ」
「その、あの、リベカさん、それについてるのって、もしかして」

ルカイヤは、恐る恐るローターのクリキャップを指さした。
その反応を伺うに、なんとなく用途を察していたらしい。なかなか敏い子だ。

「これをクリトリスに填めると、吸い付くから、それでローターを外れないようにするの。
 クリトリスが小さいと、しっかり固定できないけど、あなたなら大丈夫でしょう」

このクリキャップ付きピンクローターが中級者用というのは、そういうこと。
十分にクリトリスが育っていないと、役に立たない。

ルカイヤは口をパクパクさせて何か言いたげだった。私はそれを黙殺した。
どうせ哀願どまりだろうし。居直るほどの気力は、ここまでに先生が削ってしまっている。

「付け方は外見どおりよ。このぴょこんと膨らんでるゴムのところを、
 指で潰して、この開いた口のところを、ルカイヤのクリトリスに吸わせる」

私がクリキャップのゴムを潰したり戻したりすると、スッスッとかすかに空気が出入りした。
それはちょうど、ルカイヤの吐息と同じぐらいの勢いだった。

「そんな怯えなくても大丈夫よ。これは線ついてないから、出力はたかが知れてるもの」

とはいったものの、今のルカイヤのクリトリスからすれば、
クリキャップを填められるだけで、なかなかの刺激になると思う。

「見ていてあげるから、つけてごらん?」

まぁそれも、準備運動にはちょうどいいはず。

「り、リベカ、さん」
「つけるのは、あなた。スイッチ入れるのも、あなた。私じゃないよ。
 私や先生だって、いつまでもあなた達の面倒は見てあげられないんだ。
 私達が相手できる内に、自分で何とか出来るようにしないとダメだよ」

それは、女と生まれたからには、通らないでは済まされない道。
そこへ導いてあげるのが、私達“天使の乳首同盟”の役目だから。

「ルカイヤ。あなたは、できるはずだよ」

ルカイヤがどんな顔で私を見上げようとも、決して止まったりはしない。
クリトリス責めメインのSS〜その8〜
933 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:10:36.90 ID:F2U5H5Jk
◆35

「――もう……無理、です、私には、こんなの、とてもっ」

ルカイヤは、クリキャップを装着するまでの過程で、既になかなかの有様になっていた。
黒いストレートの髪は、首や肩で脂汗とともに張り付いている。
乱れ髪の間に覗く目は、やっと私と同じぐらいに――情欲以外の潤みも混じってるけど――濡れてきた。
上半身は服を着たままだけど、布の中に匂いが籠っていて、
近くにいる私は、ルカイヤの盛り上がり具合が、首周りから伝わってくる。

そこまで辿り着いても、ルカイヤはピンクローターのリモコンが動かせない。
ダイヤルを回すことができない。最初のピンクローターの刺激が、ちょっと効き過ぎてしまったらしい。

「ルカイヤ、あなたがどうしても不安だっていうなら、ほら、私が手を握っていてあげる」

ピンクローターのリモコンを握りしめた、ルカイヤの手。
私が自分の手を重ねてみると、私よりも一回りは小さい。
アーイシャに比べれば、お姉さんではあるけど、ルカイヤの年も、まだそんなもの。

「呼吸を整えて、ゆっくりよ。大丈夫、機械は、スイッチを入れない限りは動かないものだから。
 それにね、これも“ハチミツ”と一緒。最初からそんな長い時間やらなくていいの」
「は、はい……」

ルカイヤの指先が、ダイヤルに触れる。その反応ったら、また傑作で、
まるでダイヤルそのものが振動しているかのように、指先から肩口までがびくりとさせていた。

やがてルカイヤは、奥歯を噛み締め、泣きそうな目つきでダイヤルを見つめながら、
どうか手加減してくれと言わんばかりの手つきで、ついにローターのスイッチを入れた。

「んひいっ、い、いっ、うっ、ああいいっ――あっ、ひぃ、うぁああああっ!」

まぁ、どんなやり方しても、ローターは最小出力未満の振動なんか出さないんだけど。

「や、うあぁ、やああっ、やめてっ、やめ、あ、や、あっ、んあああああっ!」

ルカイヤは、また両脚を閉じようとして、
脚の間に割り込んでいる私の胴に、膝蹴りをかましてくる。
所詮足を閉じようとする反射なので、痛くはないが、少々うっとおしい。
私は、指が震えてまともに動いていないルカイヤに代わって、ローターの電源を切った。
クリトリス責めメインのSS〜その8〜
934 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:11:43.48 ID:F2U5H5Jk
◆36

「まだイッてないみたいだね、ルカイヤ」

ルカイヤの目は、ベッドから宙を見上げて、天井のどこかを彷徨っている。
天井のシミを数えてる、というわけではなさそうだ。
目尻からは涙。口からは涎。おまけに、判別できない透明な体液がべとべとと。
いくらルカイヤが美少女といっても、男の人には見せられない惨状だった。

あれから、スイッチを入れて、消して、入れて、消して、と幾度か繰り返した。
その結果は、ルカイヤの喉が嗄れ気味になって、シーツの皺が増えただけだった。

結局、私が今やっていることは、ルカイヤに彼女自身の手でクリトリス絶頂を覚えさせよう、
ということなのだけど、この様子では進展が見られない。

「焦らされるのは、弱いのよ。私って」

膠着状態は好かない。生殺しほど無慈悲なことはない。私は、そう思っている。
ああ、先生は酷いお人だ。そして私も、だんだん酷い人になってる。

「イッてもいい頃だと、思うのだけど」

しかしルカイヤは、機械からの刺激でのたうち回るばかり。

ルカイヤは、ついにバッタリと背中を倒して、ベッドの上で仰向けに転がった。
このグロッキー状態では、近くまで寄らないと話せそうもない。

「やろうよ、自分の身体なんだから」

私は、ルカイヤの背中側に回って、彼女の背中を力尽くで起こした。
か弱い女の子のクセに、力が入ってないから、少し重たかった。

「じゃあ、またスイッチ入れて」

ピンクローターのリモコンを握らせながら、耳元でルカイヤに囁く。
意識が残ってればいいけど、と思っていたら、ルカイヤは辛うじて首を振った。
私はルカイヤの指に自分の指を絡めて、ダイヤルを回した。

「んひああぁああっ! ひっ、ひっ、いいっぃあああんあああっ!!」

ルカイヤのピンとまっすぐ伸びた脚が、ハエトリグサのように閉じて、
両足の膝頭と踵が、固くて痛そうな音を立てた。私はピンクローターを止めた。

「自分でやったほうがいいよ。ルカイヤ」

ルカイヤは、焦点のあやふやな瞳で、首をがたつかせながら曲げて、私の方を見た。
ルカイヤの指は、リモコンを握りしめたまま動かなかった。

「うっ、あ、あぐっ! ふ、う、あ、あがっ」

私はまたダイヤルを回した。服を着たままのルカイヤの背中が反り返って、ぐぐぐっと私に押し付けられる。
ルカイヤが自分の涎で噎せたので、私はピンクローターを止めた。

「自分でやらなきゃ、ダメだよ。自分の身体でしょう」

あと何回押せば済むか。二回は持つかな、三回目はどうかな、なんて適当に考えながら、
私はルカイヤのえずきが収まるのを待った。

私の予想は、立ててすぐにハズレを宣告された。
クリトリス責めメインのSS〜その8〜
935 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:13:03.85 ID:F2U5H5Jk
◆37

絶頂。アクメ。オーガズム。羽化登仙。色々な言い方があるらしいけど、
ルカイヤは初めてのそれを、叫ぶこともなく、暴れることもなく、比較的静かに迎えていた。

ルカイヤは、足先から服に隠れた太腿までを、棒のように伸ばして、
両の膝頭をくっつけて擦り合わせながら、ベッドに転がっている。

「そっか。ルカイヤは、脚閉じてピーンと伸ばしてないと、イケない体質だったんだね。
 最初に指で弄らせた時も、脚閉じてたし……あはは、イクの、私が邪魔してたのか。ごめんね」

ルカイヤは声を上げていなかった。犬みたいな小刻みな吐息が、半開きの唇から漏れていた。
また気管に涎が入ったら嫌なので、私はルカイヤの身体をうつ伏せにさせた。
黒髪が、細い肩から軽く湾曲した背中に流れ、バラバラに散らばっていた。

さらに目線を脚へ。真っ直ぐなせいで、もっと細く見えるようになった腿が見える。
筋の浮いた膝裏が見える。奇妙に変形したふくらはぎの肉が見える。
土踏まずに皺が寄るほど縮こまった、ルカイヤの足裏が見える。
もぞもぞと宙を掻く足の指が見える。

「初めてだから、大目に見るけど。足をぴーんとしてイク癖は、あまり良くないよ。
 お客さんを蹴飛ばしてしまうかもしれないから。ちょうど、今日の私みたいに」

しばらくすると、足の腿あたり力が脱力して、足をまっすぐ伸ばしたまま、足の甲がシーツに落ちた。
私がクリキャップを外すために、ルカイヤの身体を横向きに転がした。
ルカイヤの腹は、臍の下から一番上の肋骨あたりまで、脈拍と同じぐらいのペースで浮き沈みしていた。
クリトリスが女の身体の奥底につながっている、ということを、私は改めて確信した。

「おめでとう、ルカイヤ」

生まれたままだったルカイヤは、“小さな死”に奪い去られ、
代わりに今のルカイヤが生まれた。産声は、シーツに染み込む呼気。

とすれば、私が外すクリキャップは、さしづめへその緒か。
なんだ、コードがついてる方のローターだったら、もっとそれらしかったのに。
クリトリス責めメインのSS〜その8〜
936 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:15:34.26 ID:F2U5H5Jk
◆38

「リベカ」
「はい」
「何やってくれてんの」
「る、ルカイヤがスイッチ入れれば、あの子自身でイッたことになるかと思って」

私の報告と映像を見た先生は、女は容赦ねぇなぁ、
と独り言をつぶやいて、そのまま考えこんでしまった。

「リベカ。ルカイヤにクリの悦びを教えるのは、楽しかったかい」
「はい、とっても。やり過ぎだったかしら」
「リベカみたいな奴、結構いるんだよな。男でも、女でも。
 目的をそっちのけにして、人をオモチャにすること自体に、ハマってしまう奴」

先生の声が、耳を貫通して頭に食い込んだ。痛い言葉だった。
確かに、クリトリスの快楽を教える、という目的に寄りかかって、
ルカイヤを弄ぶことそのものを、私は愉しんでいた。

思い返してみれば、今までの少女たちも、同じような扱いをしていた。
私以外の同盟の構成員も、きっと同じ癖がついてしまっているだろう。
クリトリスの快楽を与えることに、私達は敢えて疑問を持たないから。

「もしかして、というよりやっぱり、そういう癖がついてるせいで、
 私達の“カウンセリング”ってうまくいかないのでしょうか」
「できれば、それ昨日までに気づいて欲しかったな。俺も言わなかったけど」
「申し訳ないけど、自覚したのがさっきなので。今日、それに気づけただけでも進歩ですよ」
「そりゃあ、進歩だけどさ」

先生は釈然としない顔をしつつ、口はつぐんだ。先生も思い当たる節があるらしい。
例えば、私がルカイヤをオモチャにしてた隣で、
先生は私達にええかっこしいしようとして、アーイシャを無理矢理イかせようとしてたことか。

私があれだけルカイヤをいじめてドタバタしてたのに、
アコーディオンカーテン一枚向こうに居た先生が、まるで止めなかったんだから、
先生だってアーイシャに相当躍起になってて、こっちのこと忘れてたに違いない。
じゃあしょうがないよね。

「リベカのせいで――ってことは、実質俺のせいなんだが――ルカイヤったら、
 ローターの稼動音だけで怯えるようになっちまったぞ。これじゃ後が思いやられる」
「あー……そんなになっちゃったんだ、あの子」
「お前は感覚が麻痺しているよ。ルカイヤとアーイシャより、お前の矯正が先かもなぁ」

それはそれで興味深い、と思ったけれど、
これ以上先生の気力を削るのも気が引けたので、私は口をつぐんだ。



(つづく)


読んでくれた人どうもありがとう。
寝取り・寝取られ総合スレ20
396 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:25:13.88 ID:F2U5H5Jk
投下GJした。
未練たらしいのがたまらんですな。
【うpろだ】専用スレのないSS その3【代わり】
295 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:34:36.70 ID:F2U5H5Jk
>>293
こりゃいいっすなぁ。
初めて同士ならかくありたい、というえろすでした。
ファイアーエムブレム&ティアサガ第50章
116 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:39:39.67 ID:F2U5H5Jk
ニルスって確か支援ないもんなぁ。
砂漠でヘクトルに肩車されてる一枚絵とか好きなんだが。
実況パワフルプロ野球のSS Part14
513 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 23:25:15.19 ID:F2U5H5Jk
彼女引き継ぎと言えば、パワポタ4のマイライフをサクセス選手で完走した時、
引き継いだ彼女が「引退時に表示される出会った彼女」にカウントされてなくて、
なんとなくあーあってなったのを思い出した。


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。