- ファイアーエムブレム&ティアサガ第50章
108 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 06:42:20.05 ID:F2U5H5Jk - >>99
俺ならマーニャ×レヴィンかな。 従が年上お姉さんの主従ってのに弱いんだ俺。
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- クリトリス責めメインのSS〜その8〜
927 : ◆Freege5emM [sage]:2014/09/13(土) 21:03:09.24 ID:F2U5H5Jk - >>633とか>>649とか>>665の続きを落としていきます。
前の話を忘れた人は「お姉さんがロリ子にクリ快楽を教えようとして張り切りすぎる話」 ってことさえ分かってれば、前の読まなくてもたぶん問題無いと思います。 9レスぐらい。1万文字程度。以下本文。 ◆29 とある女哲学者の言葉に『人は、女に生まれない。女になるのだ』というのがあるらしい。 私は、ああいう手合が好きではないので、この言葉は孫引きでしか知らない。 でも、目の前の女の子を見ていると、この言葉を信用――あるいは曲解――したくなってくる。 ルカイヤの、凹凸が少なく、乳臭い身体。 白く素っ気ない診察用ベッドに、枝のように細っこい足が伸ばされている。 私より少しくすんだ肌が、シーツの白さに映えてキレイだ。 足先から視点を上げていく。ふくらはぎより上は、地味な衣装で隠れている。 といっても、そのゴワゴワした布の内側は、もう何度も拝んでいる。まだ青いけど、形のいい果実。 ルカイヤは、もう三年も立てば立派な裸婦(オダリスク)になれそう、と私を期待させる。 けれど、私たちは、たった三年も待ってやらない。 今、ルカイヤを女にしてやろう、と目論んでいる。 「最後にクリトリスを触ったのは、何日ぐらい前かしら」 ルカイヤは、おどおどと、ぎこちない目線で私を見上げた。 私は軽く背を曲げて、彼女と目の高さを合わせる。 「そんなに固くならなくてもいいわ。クリトリスはデリケートだけど、ちょっと触ったからといって、 すぐ深刻なことになるようなものじゃないから」 ウソではない。私は、ルカイヤたち以外にも、クリトリスについて“カウンセリング”してやったことがある。 彼女らの幼い年頃だと、ただクリトリスをいじられるだけで、どうこうなったりはしない。 ただ、少女の精神が、性感についていけてないらしい。 私達は、そこを何とかしようと“先生”の指導を仰いだ。 「わ、私……昨日も、ベッドの上で……」 先生のやり口は、単純ながらえぐい。 ハチミツを塗るだけ塗って、いじらせない。そんな焦らしだけで、姉妹の反応が変わっていく。 クリトリスに刺激を与えて開発する、というのが王道だと思っていた私たちは、目から鱗だった。 先生曰く、彼女らに自分からいじらせる、というのがポイントらしい。私はそれが疑問だった。 自分で慰めると、一時は気持ちよくても、やはり事後が寂しい――というのが、私の感覚だ。 愛撫は人の手が一番。その点、先生なら手管も申し分ない。 ここ最近なんか、先生の手が恋しくて、顔を見ながら、ふっと意識を浮つかせてしまうことさえある。 「どういう感じで触ったの。私に、見せてくれるかな」 なのに、先生は自慰をさせることにこだわっている。
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928 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:04:20.85 ID:F2U5H5Jk - ◆30
ルカイヤの手つきは、私の目で見るとまるでなってない。 膝を曲げて、両膝がくっつくぐらい足を閉じて座り、もじもじと腿をすり合わせる。 それはルカイヤの中では自慰に入るのか。 「ん……ん、うっ……」 吐息とつぶやきの間らしい音が、ルカイヤのくちびるから漏れる。 ぴくん、と首を回すと、ストレートの黒髪がサラサラ揺れて、カーテンみたい。 が、彼女の兆しが伺えるのはそれだけ。まだ息も荒らげていない。 焦れったい。ああ焦れったい。腹立たしいほど、ルカイヤの手つきは緩慢。 そんな恐る恐るではダメ。先生の手つきは、ゆったりとしていても的確だった。 これでは、ただ触っているだけだ。少しは気持ちいいだろう。 でも絶頂には届きそうもない。しかも、私は手を出せない。これは先生の指示だ。 彼女ら姉妹に、ムリヤリ絶頂を叩き込むのは、いつだってできる。 が、最初のそれは、自分の手でたどり着かせなければならない。 これは絶対だ、と先生に言い聞かされている。 私にどうしろ、ということだろうか。 ルカイヤのような初な少女が、人前でクリトリスを追い込めるわけがない。 せいぜい無為な夜に一人、ぎこちない手つきで擦るのが関の山。 今、私の目前でベッドに座り込むルカイヤは、声すら出ていない。 「ルカイヤ。ひとりだと、やりにくいかしら」 私も、この膠着状態を予想していたので、何とかできるかもしれない道具を少し用意してきた。 振動と摩擦をクリトリスに与える小型器具――先生の言うところの、ピンクローターだ。 ピンクローターは、私に言わせれば使いにくい。まず刺激にメリハリが無い。 そのくせ、クリトリスへの接地面が指より狭く、刺激を与える箇所が偏りがち。 これが厄介で、刺激に慣れやすい割に、油断すると擦れてクリトリスを痛めてしまう。 また、手に持ってると、指先が細かく震える感覚がするけど、これも好きじゃない。 ただ、ピンクローターにも道具ならではの利点がある。 今のルカイヤには、それがきっと必要だ。 「ルカイヤ、少し、便利な道具があるのだけど、試してみない?」
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929 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:05:21.16 ID:F2U5H5Jk - ◆31
「リベカさん……それが、道具なんですか」 「そうよ。あんまり医者の道具っぽくないでしょ」 私が取り出してルカイヤに見せたピンクローターは、 二本指で摘んでちょうどいいか、という大きさで、色は半透明の淡い赤。 形が楕円形で、材質が光沢つきのプラスチックな上、 コードが紐のように見えて、アクセサリーのように見えたらしい。 「ま、わざとなんだけどね。医療器具っぽくないのは。 これが外科医のメスや鉗子みたいに、銀色に冷たく光ってたら、火照った身体も冷えてしまうわ」 ルカイヤには、メスや鉗子という単語がうまくイメージできなかったみたいだけど、 それでも分かったようなフリをして頷いてくれた。 「この機械は、こっちのコードにつながっているスイッチを入れると、 この小さくて丸っこい方が、ぷるぷると震えるんだよね」 私はコードを引き寄せて、ピンクローターのダイヤル式スイッチもルカイヤに見せた。 「それを、どう使うんでしょうか」 「決まってるじゃない。クリトリスにくっつけてマッサージするの。 指じゃできないような刺激も、やってくれるんだよ」 私がダイヤルを一目盛りだけ捻ると、ローター本体がブーンと音を滲ませた。 これは摩擦なしで、純粋な振動を与えるだけのタイプ。初心者向けの小手調べだ。 ルカイヤは、その音が振動音であることも理解していないように見える。 まぁ、ピンクローターなんて初見だろうし、振れ幅が目視できる振動でもないから、仕方ない。 「これをクリトリスにあてて、こっちのツマミを捻る。使い方、簡単でしょ」 我ながら、私の言い方はあまりに気安くて、却って胡散臭い。 普通の女の子であれば、さすがに何か勘ぐって――むしろ怖がって、距離を取ろうとするはず。 「……リベカ、さん」 ただ、私は先生から、わざとらしくても構わないから、 ルカイヤたちを安心させるような言い方を心がけろ、と言われている。 明らかな嘘さえつかなければ、怪しまれたって構わない、と。それは何故か。 「これを使えば、ルカイヤならちゃんとできるよ」 ルカイヤたちは、如何に私達のことを怪しもうとも、逃げ場はない。 私達の甘い言葉に、抗う意味がない。いずれは、私達を信じるしかない。 一度でも無理矢理にでも信じさせてしまえば、二度目以降のそれは、ずっとたやすい。
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930 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:06:56.11 ID:F2U5H5Jk - ◆32
「ルカイヤ、一つ注意しておくけどさ」 私にピンクローターを押し付けられたルカイヤは、 それをどう扱えばいいか分からないようだった。 「それ、ダイヤルを回し過ぎないでね。回せば回すほど強くなるんだけど、 回し過ぎると、ルカイヤにはちょっと辛いかもしれないし」 ルカイヤの目は“それなら堪忍して下さい”と言っていたが、その目を私は曲解する。 「あ、ごめん。初めてだし、クリトリスにあてて、って言っても具合が分からないよね。 じゃあ、私がこれをルカイヤのクリトリスにあててあげるから、スイッチだけ入れてちょうだい」 ベッドの上で、尻もちをついた風な体勢のルカイヤに、私は近づいていって、 ルカイヤの両足の間に、自分の身体を割り込ませた。 ピンクローターのコードは短いので、ルカイヤがスイッチ、私が本体を持つとなると、 こうして近寄らなければコードが届かなくなってしまう。 改めて、ルカイヤのクリトリスを観察する。 形や大きさは、そら豆ぐらいにぽってりと育っていて、既にかなりいい感じになっている。 うかうかしていたら、私も追い越されてしまうかもしれない。 「ん、あっ――」 「触られただけで、感じてしまうの?」 私が手で持ったピンクローターをクリトリスに触れさせると、 ルカイヤの上下の口はそれだけで軽く喘いだ。 褐色の肌に対して、クリトリスの色はてらつく粘膜に包まれた、血と肉の赤。 その違いが、このクリトリスという器官を、表層の皮膚とは明確に区別している。 クリトリスは、女の身体の奥底にある本来の姿を、無知な私達が外から伺えるよう、 神様が――先生は東洋人だから、仏様かもしれないけど――特に図らって作って下さった器官だ。 だから、肌が黒かろうが、白かろうが、黄色かろうが、女ならだいたい同じになっている。 「それなら、心の準備が整うまで、私は待っていてあげる。落ち着いたら、知らせてね」 待っていてあげる、という言い方をしたけど、先生流に言い換えるなら、 これは“あなたがスイッチを入れるまで、私はこのまま退かない”ということだ。 私とルカイヤは、お互いの顔が瞳に映り合うぐらい、顔を近づけていた。 瞳はあまり潤んでいなかった。むしろ、私の瞳の方が濡れていたと思う。 この素質に恵まれた女の子に、初めてクリトリスの悦びを今から教えてやれる、 と思うと、教える側のこっちが興奮してしまう。 私が飽きずにルカイヤの瞳を眺めていると、やがてルカイヤはかすかに頷いた。
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931 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:07:48.63 ID:F2U5H5Jk - ◆33
「ひゃあぁっ! い、う――きゃあああああぁああっ――」 ルカイヤの第一声は、暴漢に襲われたかのような悲鳴だった。 隣の先生とアーイシャに聞こえたらまずい、と思った私は、咄嗟にローターを投げて、ルカイヤの口を塞いだ。 ルカイヤは両脚をがたつかせ、私は胴に軽い膝蹴りを食らった。 「んぐ、ふ、むっ、ううううっ」 「ダメだよ、ルカイヤ。いきなり強すぎだって」 私は、ルカイヤがどの程度ピンクローターのダイヤルを回したのか、確認していない。 ルカイヤがスイッチ切るのを忘れていて、ブーンという音だけが聞こえてくる。 強さは分からないけど、もしかしたら、これはこのピンクローターの最弱の振動かもしれない。 最弱の振動ですら、ルカイヤはこんな反応をしてしまうのかもしれない。 そういうことは十分考えられた。だからそういうことは言わない。怯えられて困るのは私達だ。 「機械だからさ、ちょっと融通効かないところが、あるのよ。言ってなくて、ごめんね」 ピンクローターの利点は、人間の反射や疲労によって、刺激の強さが左右されないところだ。 今のルカイヤは、性感に不慣れで、刺激に臆病となっているので、 こうでもしないと、クリトリス絶頂に十分な刺激を、自分に与えられないだろう。 「落ち着いたら、ダイヤル元に戻して、ピンクローターのスイッチ切って」 私が三度ほどルカイヤに言い聞かせると、ルカイヤはやっと落ち着いて、 カニバサミの出来損ないから私の胴を解放してくれた。 「よしよし、落ち着いたね。びっくりしてしまったかな」 「な……なんなんですか、それ」 「このぐらいの強さで、クリトリスをいじってると、そのうち“イク”って感覚が身体を走るの。 クリトリスを腐らせないためにか、これがすごく重要なのよ」 私は、脱力したルカイヤの手からピンクローターを拾った。 確認のためダイヤルを回してみると、何とローター本体が反応しない。 ルカイヤが妙ないじりかたしたせいか、手足をバタつかせた時に断線してしまったのか。 ビギナー御用達の安物とはいえ、これだからヤワな機械は困る。指ならこんなことないのに。 「ルカイヤは、指でクリトリスを強くいじるのが怖いんでしょう? そういう子たちを助けるために、このピンクローターみたいな道具を使うのだけれど……あーあ」 「こ、こんなのダメ、ですっ……あんなの続けられたら、クリトリスが、壊れてしまいますっ」 「奇遇ね。このピンクローターも、今しがた壊れてしまったところよ」 私はルカイヤを無視して、クイクイとピンクローターのダイヤルをいじりまわした。 他人のモノを壊してしまったという罪悪感か、ひとまず攻めを逃れたという安心感か、 ルカイヤはベッドに座ったまま、何も喋らなかった。 「壊れてしまったものは、仕方ないけど、どうしようか」 私は困った風な顔をしてみせた。 さっきまで、クリトリスが壊れるとか言ってた口は、行き場をなくした言葉とともに固まっていた。 それでいい。悪いけれど、七面倒な生娘の葛藤に付き合うのは無理。こっちだって遊びじゃないんだ。 罪悪感で口を縛れるなら、こんな安物なんて壊してくれて構わない。 「壊れちゃって、安心した? ダメよルカイヤ。これは大事なことなんだから。 こんなピンクローター一個ぽっちより、あなたのクリトリスの方がよっぽど大切なの」 “天使の乳首同盟”がローターを持ちだしたら、それがただの一個なんて、あり得ないでしょう。
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932 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:08:39.28 ID:F2U5H5Jk - ◆34
「初心者用のこれが壊れてしまったから……そうね、ちょっときつくなるけど、 中級者用のも持ってきているから、代わりにこちらを使いましょう」 私が、次にルカイヤの前に取り出して見せたピンクローターは、 ワイヤレスの――先生は“飛びっ子”とか言ってたっけ――ローター本体を改造して、 クリキャップで固定して使う代物。お得意様の一人からもらったオモチャの一つだ。 「中級者用、とは言ったけど、使い方はさっきと同じ。こっちのダイヤルを回すと、 本体のほうがぶるぶるっと震えるの。さっきとの違いは、コードがないってとこ」 「その、あの、リベカさん、それについてるのって、もしかして」 ルカイヤは、恐る恐るローターのクリキャップを指さした。 その反応を伺うに、なんとなく用途を察していたらしい。なかなか敏い子だ。 「これをクリトリスに填めると、吸い付くから、それでローターを外れないようにするの。 クリトリスが小さいと、しっかり固定できないけど、あなたなら大丈夫でしょう」 このクリキャップ付きピンクローターが中級者用というのは、そういうこと。 十分にクリトリスが育っていないと、役に立たない。 ルカイヤは口をパクパクさせて何か言いたげだった。私はそれを黙殺した。 どうせ哀願どまりだろうし。居直るほどの気力は、ここまでに先生が削ってしまっている。 「付け方は外見どおりよ。このぴょこんと膨らんでるゴムのところを、 指で潰して、この開いた口のところを、ルカイヤのクリトリスに吸わせる」 私がクリキャップのゴムを潰したり戻したりすると、スッスッとかすかに空気が出入りした。 それはちょうど、ルカイヤの吐息と同じぐらいの勢いだった。 「そんな怯えなくても大丈夫よ。これは線ついてないから、出力はたかが知れてるもの」 とはいったものの、今のルカイヤのクリトリスからすれば、 クリキャップを填められるだけで、なかなかの刺激になると思う。 「見ていてあげるから、つけてごらん?」 まぁそれも、準備運動にはちょうどいいはず。 「り、リベカ、さん」 「つけるのは、あなた。スイッチ入れるのも、あなた。私じゃないよ。 私や先生だって、いつまでもあなた達の面倒は見てあげられないんだ。 私達が相手できる内に、自分で何とか出来るようにしないとダメだよ」 それは、女と生まれたからには、通らないでは済まされない道。 そこへ導いてあげるのが、私達“天使の乳首同盟”の役目だから。 「ルカイヤ。あなたは、できるはずだよ」 ルカイヤがどんな顔で私を見上げようとも、決して止まったりはしない。
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933 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:10:36.90 ID:F2U5H5Jk - ◆35
「――もう……無理、です、私には、こんなの、とてもっ」 ルカイヤは、クリキャップを装着するまでの過程で、既になかなかの有様になっていた。 黒いストレートの髪は、首や肩で脂汗とともに張り付いている。 乱れ髪の間に覗く目は、やっと私と同じぐらいに――情欲以外の潤みも混じってるけど――濡れてきた。 上半身は服を着たままだけど、布の中に匂いが籠っていて、 近くにいる私は、ルカイヤの盛り上がり具合が、首周りから伝わってくる。 そこまで辿り着いても、ルカイヤはピンクローターのリモコンが動かせない。 ダイヤルを回すことができない。最初のピンクローターの刺激が、ちょっと効き過ぎてしまったらしい。 「ルカイヤ、あなたがどうしても不安だっていうなら、ほら、私が手を握っていてあげる」 ピンクローターのリモコンを握りしめた、ルカイヤの手。 私が自分の手を重ねてみると、私よりも一回りは小さい。 アーイシャに比べれば、お姉さんではあるけど、ルカイヤの年も、まだそんなもの。 「呼吸を整えて、ゆっくりよ。大丈夫、機械は、スイッチを入れない限りは動かないものだから。 それにね、これも“ハチミツ”と一緒。最初からそんな長い時間やらなくていいの」 「は、はい……」 ルカイヤの指先が、ダイヤルに触れる。その反応ったら、また傑作で、 まるでダイヤルそのものが振動しているかのように、指先から肩口までがびくりとさせていた。 やがてルカイヤは、奥歯を噛み締め、泣きそうな目つきでダイヤルを見つめながら、 どうか手加減してくれと言わんばかりの手つきで、ついにローターのスイッチを入れた。 「んひいっ、い、いっ、うっ、ああいいっ――あっ、ひぃ、うぁああああっ!」 まぁ、どんなやり方しても、ローターは最小出力未満の振動なんか出さないんだけど。 「や、うあぁ、やああっ、やめてっ、やめ、あ、や、あっ、んあああああっ!」 ルカイヤは、また両脚を閉じようとして、 脚の間に割り込んでいる私の胴に、膝蹴りをかましてくる。 所詮足を閉じようとする反射なので、痛くはないが、少々うっとおしい。 私は、指が震えてまともに動いていないルカイヤに代わって、ローターの電源を切った。
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934 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:11:43.48 ID:F2U5H5Jk - ◆36
「まだイッてないみたいだね、ルカイヤ」 ルカイヤの目は、ベッドから宙を見上げて、天井のどこかを彷徨っている。 天井のシミを数えてる、というわけではなさそうだ。 目尻からは涙。口からは涎。おまけに、判別できない透明な体液がべとべとと。 いくらルカイヤが美少女といっても、男の人には見せられない惨状だった。 あれから、スイッチを入れて、消して、入れて、消して、と幾度か繰り返した。 その結果は、ルカイヤの喉が嗄れ気味になって、シーツの皺が増えただけだった。 結局、私が今やっていることは、ルカイヤに彼女自身の手でクリトリス絶頂を覚えさせよう、 ということなのだけど、この様子では進展が見られない。 「焦らされるのは、弱いのよ。私って」 膠着状態は好かない。生殺しほど無慈悲なことはない。私は、そう思っている。 ああ、先生は酷いお人だ。そして私も、だんだん酷い人になってる。 「イッてもいい頃だと、思うのだけど」 しかしルカイヤは、機械からの刺激でのたうち回るばかり。 ルカイヤは、ついにバッタリと背中を倒して、ベッドの上で仰向けに転がった。 このグロッキー状態では、近くまで寄らないと話せそうもない。 「やろうよ、自分の身体なんだから」 私は、ルカイヤの背中側に回って、彼女の背中を力尽くで起こした。 か弱い女の子のクセに、力が入ってないから、少し重たかった。 「じゃあ、またスイッチ入れて」 ピンクローターのリモコンを握らせながら、耳元でルカイヤに囁く。 意識が残ってればいいけど、と思っていたら、ルカイヤは辛うじて首を振った。 私はルカイヤの指に自分の指を絡めて、ダイヤルを回した。 「んひああぁああっ! ひっ、ひっ、いいっぃあああんあああっ!!」 ルカイヤのピンとまっすぐ伸びた脚が、ハエトリグサのように閉じて、 両足の膝頭と踵が、固くて痛そうな音を立てた。私はピンクローターを止めた。 「自分でやったほうがいいよ。ルカイヤ」 ルカイヤは、焦点のあやふやな瞳で、首をがたつかせながら曲げて、私の方を見た。 ルカイヤの指は、リモコンを握りしめたまま動かなかった。 「うっ、あ、あぐっ! ふ、う、あ、あがっ」 私はまたダイヤルを回した。服を着たままのルカイヤの背中が反り返って、ぐぐぐっと私に押し付けられる。 ルカイヤが自分の涎で噎せたので、私はピンクローターを止めた。 「自分でやらなきゃ、ダメだよ。自分の身体でしょう」 あと何回押せば済むか。二回は持つかな、三回目はどうかな、なんて適当に考えながら、 私はルカイヤのえずきが収まるのを待った。 私の予想は、立ててすぐにハズレを宣告された。
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- クリトリス責めメインのSS〜その8〜
935 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:13:03.85 ID:F2U5H5Jk - ◆37
絶頂。アクメ。オーガズム。羽化登仙。色々な言い方があるらしいけど、 ルカイヤは初めてのそれを、叫ぶこともなく、暴れることもなく、比較的静かに迎えていた。 ルカイヤは、足先から服に隠れた太腿までを、棒のように伸ばして、 両の膝頭をくっつけて擦り合わせながら、ベッドに転がっている。 「そっか。ルカイヤは、脚閉じてピーンと伸ばしてないと、イケない体質だったんだね。 最初に指で弄らせた時も、脚閉じてたし……あはは、イクの、私が邪魔してたのか。ごめんね」 ルカイヤは声を上げていなかった。犬みたいな小刻みな吐息が、半開きの唇から漏れていた。 また気管に涎が入ったら嫌なので、私はルカイヤの身体をうつ伏せにさせた。 黒髪が、細い肩から軽く湾曲した背中に流れ、バラバラに散らばっていた。 さらに目線を脚へ。真っ直ぐなせいで、もっと細く見えるようになった腿が見える。 筋の浮いた膝裏が見える。奇妙に変形したふくらはぎの肉が見える。 土踏まずに皺が寄るほど縮こまった、ルカイヤの足裏が見える。 もぞもぞと宙を掻く足の指が見える。 「初めてだから、大目に見るけど。足をぴーんとしてイク癖は、あまり良くないよ。 お客さんを蹴飛ばしてしまうかもしれないから。ちょうど、今日の私みたいに」 しばらくすると、足の腿あたり力が脱力して、足をまっすぐ伸ばしたまま、足の甲がシーツに落ちた。 私がクリキャップを外すために、ルカイヤの身体を横向きに転がした。 ルカイヤの腹は、臍の下から一番上の肋骨あたりまで、脈拍と同じぐらいのペースで浮き沈みしていた。 クリトリスが女の身体の奥底につながっている、ということを、私は改めて確信した。 「おめでとう、ルカイヤ」 生まれたままだったルカイヤは、“小さな死”に奪い去られ、 代わりに今のルカイヤが生まれた。産声は、シーツに染み込む呼気。 とすれば、私が外すクリキャップは、さしづめへその緒か。 なんだ、コードがついてる方のローターだったら、もっとそれらしかったのに。
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- クリトリス責めメインのSS〜その8〜
936 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:15:34.26 ID:F2U5H5Jk - ◆38
「リベカ」 「はい」 「何やってくれてんの」 「る、ルカイヤがスイッチ入れれば、あの子自身でイッたことになるかと思って」 私の報告と映像を見た先生は、女は容赦ねぇなぁ、 と独り言をつぶやいて、そのまま考えこんでしまった。 「リベカ。ルカイヤにクリの悦びを教えるのは、楽しかったかい」 「はい、とっても。やり過ぎだったかしら」 「リベカみたいな奴、結構いるんだよな。男でも、女でも。 目的をそっちのけにして、人をオモチャにすること自体に、ハマってしまう奴」 先生の声が、耳を貫通して頭に食い込んだ。痛い言葉だった。 確かに、クリトリスの快楽を教える、という目的に寄りかかって、 ルカイヤを弄ぶことそのものを、私は愉しんでいた。 思い返してみれば、今までの少女たちも、同じような扱いをしていた。 私以外の同盟の構成員も、きっと同じ癖がついてしまっているだろう。 クリトリスの快楽を与えることに、私達は敢えて疑問を持たないから。 「もしかして、というよりやっぱり、そういう癖がついてるせいで、 私達の“カウンセリング”ってうまくいかないのでしょうか」 「できれば、それ昨日までに気づいて欲しかったな。俺も言わなかったけど」 「申し訳ないけど、自覚したのがさっきなので。今日、それに気づけただけでも進歩ですよ」 「そりゃあ、進歩だけどさ」 先生は釈然としない顔をしつつ、口はつぐんだ。先生も思い当たる節があるらしい。 例えば、私がルカイヤをオモチャにしてた隣で、 先生は私達にええかっこしいしようとして、アーイシャを無理矢理イかせようとしてたことか。 私があれだけルカイヤをいじめてドタバタしてたのに、 アコーディオンカーテン一枚向こうに居た先生が、まるで止めなかったんだから、 先生だってアーイシャに相当躍起になってて、こっちのこと忘れてたに違いない。 じゃあしょうがないよね。 「リベカのせいで――ってことは、実質俺のせいなんだが――ルカイヤったら、 ローターの稼動音だけで怯えるようになっちまったぞ。これじゃ後が思いやられる」 「あー……そんなになっちゃったんだ、あの子」 「お前は感覚が麻痺しているよ。ルカイヤとアーイシャより、お前の矯正が先かもなぁ」 それはそれで興味深い、と思ったけれど、 これ以上先生の気力を削るのも気が引けたので、私は口をつぐんだ。 (つづく) 読んでくれた人どうもありがとう。
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- 寝取り・寝取られ総合スレ20
396 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:25:13.88 ID:F2U5H5Jk - 投下GJした。
未練たらしいのがたまらんですな。
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- 【うpろだ】専用スレのないSS その3【代わり】
295 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:34:36.70 ID:F2U5H5Jk - >>293
こりゃいいっすなぁ。 初めて同士ならかくありたい、というえろすでした。
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- ファイアーエムブレム&ティアサガ第50章
116 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 21:39:39.67 ID:F2U5H5Jk - ニルスって確か支援ないもんなぁ。
砂漠でヘクトルに肩車されてる一枚絵とか好きなんだが。
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- 実況パワフルプロ野球のSS Part14
513 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/13(土) 23:25:15.19 ID:F2U5H5Jk - 彼女引き継ぎと言えば、パワポタ4のマイライフをサクセス選手で完走した時、
引き継いだ彼女が「引退時に表示される出会った彼女」にカウントされてなくて、 なんとなくあーあってなったのを思い出した。
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