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【巨根】TRICK・矢部謙三でエロパロ【貧乳】part6

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【巨根】TRICK・矢部謙三でエロパロ【貧乳】part6
355 :眠れぬ夜の愛の真似事[]:2014/09/10(水) 20:50:14.50 ID:K8rs58j7
ずっと(かなり)前のスレで、<眠れないのでネタを振ってみる>という上×山のSSを読んで、
滾ってしまって続きが読みたくてたまらないのですが、どうやらその先はないみたいで…
勝手に妄想してしまいました。
何スレかお借りします(長くなるかもしれません)
元の話を投稿された方とは別の者です。
最近はあまり書き込みがないようなので、今回のみageておきます。
保守されてましたが、一応…
次以降の投下からはsageます。


 上×山 Part4 145さんの<眠れないのでネタを振ってみる>の続き妄想


「…っ、ふ…はぁっ…」
 一糸纏わぬ素肌の状態で、四つん這いの体制をとらされる。
 肌触りのいいシーツをクシャクシャに握り締め、どうにか上半身を支える。その華奢でくびれた腰を、男の武骨な手が乱暴に引き摺り上げた。
「もっと腰を突き出せ」
「…っ…」
 わずかな抵抗を感じながらも、素直に応じるしかない。
 言いなりにさせられる屈辱は、淫らな陶酔に変わっていた。
 つぷ、と。まだ開き切ってない花弁を、節くれだった指が容赦なく押し広げ、内部を解すように擦りながら、付け根まで入り込む。
「ずいぶん、すんなりと入るようになったな」
「…あ…っん」
 上田の言う通り、奈緒子の細身の体は、彼の中指を奥深くまで易々と飲み込み、受け入れるのに難色を示さなくなった。
 これから始まる、粘膜への情熱的な愛撫を想像し、期待に打ち震えながら、それを心待ちにさえしている。
 上田はいつも奈緒子のイイところを探り当てて執拗に弄り、女の指では届かない奥の肉壁にまで到達する長い指で抉り、掻き回してくれるのだ。
 グチュグチュと音を立ててピストンされると、そこだけでなく脳みそまでもがトロトロに蕩けてふにゃふにゃになってしまう。
【巨根】TRICK・矢部謙三でエロパロ【貧乳】part6
356 :眠れぬ夜の愛の真似事/2[sage]:2014/09/10(水) 21:02:04.02 ID:K8rs58j7
 あの日―――
 上田が、同居させている奈緒子に割り当てた部屋で、何やら如何わしい行為を、それも彼女の名を熱っぽく上擦った掠れ声で呼びながら、している姿を目撃し、
その光景に思わず我を忘れて辞意に耽ってしまった奈緒子に。その最中、悩ましい甘ったるい声で何度も名前を呼ばれて、今度は上田が抑え切れず自らの指で彼女を苛めてしまってから。
 上田は夜な夜な、奈緒子にエッチな悪戯を仕掛けてくるようになった。そして奈緒子も、それを拒めないでいた。
 恋人でもない、好きと言葉にすることもできない、そんな二人が。
 まるで当然のようにお互いを慰め合うなんて。
 あんなところを見られて…しかもあんなことをして、…されて。
 気まずさもある。
 普段はいつもの二人に戻っても、どこか戻りきれない。
 その不安定さをまぎらわすため、その行為を正当化する。
 これが通常なのだと。寂しい男と女には、必要なことなのだと。
 ただ…そのためだけなのだと言い訳して。理由をつけて。
 ―――何かの儀式のように。
【巨根】TRICK・矢部謙三でエロパロ【貧乳】part6
357 :眠れぬ夜の愛の真似事/3[sage]:2014/09/10(水) 21:03:54.23 ID:K8rs58j7
 上田に指で凌辱されること幾数回。
 奈緒子の体はそれにすっかり慣れ、まだ男を知らないとは思えないほどに熟れて艶めかしくなってきた。
 恥ずかしいだとかみっともないだとかいう意識はすでに欠如し、ただ男に翻弄されるだけのために自ら脚を開き、腰を擦りつけ、あられもない喘ぎを洩らす。

 もっと。
 もっと、もっと、もっと…
 ああ、もっと・・・・・!!

 唐突に。
 上田が、深々と突き刺していた指を抜いた。
「や…っん…」
 落胆するような、咎めるような、力の無い吐息を発し、奈緒子が懇願の目を向ける。
 上田は、彼女のお尻側から触っていた手を、お腹の方へ回した。白い背中に自分の上半身を押し付けるようにしておさえ込み、前から再び割れ目を嬲りはじめる。
「ひゃっ、あん!…んんっ!」
 仰け反った肩に乱れて張り付く髪。そのうなじに、上田の顔が埋められる。
 指を二本に増やして抜き差ししながら、時折、親指の爪が硬くなった小さな芽に当てられる。その度に、奈緒子の体がピクンッと跳ねる。
 わざと、だ。
 露骨に刺激することはせず、触れるか触れないかの微妙すぎるタッチで彼女を煽り、そのもどかしさに焦れる反応を愉しんでいるのだ。
 そうと分かっていても奈緒子は、突き出せと言われた腰を逆に凹ませて、上田の手に敏感な部分を押し当てるように…上田が触りやすいように、自分の方から擦り寄せて、その動きに合わせる。
 はしたない。でも、やめられない。
 上田が、空いた方の手を背後でモゾモゾさせた。どうやら、耐え難いほど膨張した棍棒を、扱いているらしい。
 上田め…人の体をもてあそびながら破廉恥なことしやがって…などと思ってはみるものの、自分が気持ちよくなってしまっている手前、文句は言えない。
 じゃあ、彼の溜まった欲望を、誰が発散させてやれるというのだ。
【巨根】TRICK・矢部謙三でエロパロ【貧乳】part6
359 :眠れぬ夜の愛の真似事/4[sage]:2014/09/10(水) 21:09:32.95 ID:K8rs58j7
 ・・・・・私、が。私がいるのに・・・・・

 自分は今、この男の目の前で、おかずになっている。空想でも代替品でもなく、生身の自分が。
 そう考えると、耳まで熱くカーッとなって、胸がキュウンと締め付けられて…
 だけど。
 どうして私には、触れさせてくれないの…?
 こんなふしだらな、いやらしいことをさせられているのに、それ以上には踏み込んでこない。

 指、しか入れてくれないし。
 他のところも、触ってはくれないし。
 キス、だって…あんまりしてくれないし・・・・

「はっ、はぁっ、は…っく、…おうッ」
 耳元で上田が呼吸を荒らげ、熱い鼻息が肌に吹きかかる。
「…ぁあ…っ」
 その吐息が、自分の胸に塗り付けられているのを想像する。
 ささやかすぎて逆に重力に逆らうような、それでも柔らかく、健気に震えるふくらみの突端が、その指で、舌で、捏ね回されるのを待っているかのようにツンと張り詰める。痛いほどに。…舐めて、鎮めて欲しい。
「ふっ、ふぅっ、…ぉお、う…」
「いっ、あっ、あん!は…ぁっ」
 ズプズプと指を突き入れる間隔が、速く、激しくなってきた。
 上田が肩を揺らす振動で、こっちまでグラグラとふらつく。
 硬くなった頂きが、ぷるぷると無防備に晒されているのが空しい。
 そっとじゃなくていい。力任せに鷲掴みにして、形が変わるくらい揉みしだいて欲しい。
「…奈緒子」
「っあ…!」
 この時だけ、上田は愛おしそうに名前を呼ぶ。「YOU」でも「山田」でもなく、『奈緒子』と。
 もちろん、普段そう呼ぼうものなら、気色悪い!軽々しく呼ぶな!と怒鳴るところだが、この行為の間だけは許してやる。むしろ…
「奈緒子」
「…上田さん」
「奈緒子…っ」
「上田、さん…」
 何度も呼ばれる。呼び返す。切なさを伴った甘い響きが耳に心地好い。
 その低い声で、犯されているような気がしてくる。
 …こんなときにしか、そんな風に呼んでくれないなんて。
【巨根】TRICK・矢部謙三でエロパロ【貧乳】part6
360 :眠れぬ夜の愛の真似事/5[sage]:2014/09/10(水) 21:11:57.33 ID:K8rs58j7
「あっ、あっ、あ…や!くる…っ、上田さ…」
「…うっ、ああ、奈緒子…っ!」

 ガクガクガク…
 ―――・・・・・ドクン!!


 頭が真っ白になって痙攣したかと思ったら、腰のあたりで感じていた重量感のある塊がビクンと脈打ち、背中に熱くドロッとしたものが勢いよくかけられた。
 それらは背骨の溝に溜まって、あるいは溢れ出したものが白い肌を伝って、流れ落ちる。
 ああ、そんなとこに…

 ひどい。こんなにいやらしい粘液をたっぷりと浴びせられて、それでもまだ上田に汚されてもいないなんて。
 指でしか…感じさせてもらえないなんて。絶頂を迎えさせてもらえない、なんて。


 潤んだ目尻を指でこすり上げていると、上田がタオルで汗と白濁液にまみれた体を拭いてくれた。
 …妙に優しくなる瞬間が、余計に切ない。



まだ途中ですが、ひとまずここまでで(まだ未完)
また続きが書けたら投下しに来ます。スレが生きている内に…と慌てて書き込みしました。
と思ってたら保守されてました(よかった)
お目汚しスイマセン。


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