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名無し ◆euEGIrGDL2
黒猫ミーアと魔法の尻尾(少しの勇気と首輪) ◆euEGIrGDL2
【うpろだ】専用スレのないSS その3【代わり】

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【うpろだ】専用スレのないSS その3【代わり】
272 :名無し ◆euEGIrGDL2 [sage]:2014/09/08(月) 01:26:53.67 ID:cCGt5ESE
【エロ内容】
エロなし、微エロ、(間接的な)SM表現、羞恥、精神改造、(本編が)触手、
(ある意味)フェチ
【ストーリー内容】
(王国の)歴史もの、「ペット」として飼われるのを望むネコミミ女の子
(がエロヒーラーエルフに飼われてレズプレイするちょっと前)の話。
【ターゲット属性】
首輪、ペットとして権利を自ら望んで主人に明け渡す女の子、
過去にメイド長がペット法を制定した理由と結果、
表記は無いけど貞操帯や前後の拡張、ボンデージなどの調教を受ける
貴族の令嬢が好意的に見られる世界。ペットと飼い主の絆の話。

本当ならピンク鯖に置き場所ないんだけど、知的触手賢者を普及させるために
エロエルフの話書いていたら、なぜかそのスピンオフのネコミミアナル尻尾を
書く事に。でもネコミミに氏に設定が多いので、ここに掲載。
なぜミーアがソーニャの住み込み性奴隷メイドになったのか、の背景です。

10スレ程度消費する予定です。

NG用ワード:【黒猫ミーアと魔法の尻尾】
お守り:#c7e4645d-c581dee8-de,778892e2-a2250760-0f,499a553c-09108ed3-3b
【うpろだ】専用スレのないSS その3【代わり】
273 :黒猫ミーアと魔法の尻尾(少しの勇気と首輪) ◆euEGIrGDL2 [sage]:2014/09/08(月) 01:35:29.24 ID:cCGt5ESE
『触手賢者アルバート』のスピンオフ『美少女エルフと魔法の触手』のさらに外伝:
黒猫ミーアと魔法の尻尾(少しの勇気と幻の首輪編)

それはとても不思議なお話

黒猫ミーアは森に住む、かわいいかわいいミケ族の女の子。
ミケ族は不思議な種族で、普段は猫の姿をしていますが、
なんと、変身能力があります。
変身すると、ニンゲン族と同じような姿になるのですが、
尻尾と耳はなぜか猫のままなのです。

そんなミケ族ですが、なにげに町では人気があります。
なにやらニンゲン族の男性には、猫耳をつけたかわいい女の子が
好きな人が多いらしく、成人したミケ族の女性の中には、町で暮らす人もいます。

やはりミケ族の男性も人気があり、顔面がトラっぽくワイルドな感じが、
一部のフサフサ愛好家のニンゲン族の女性の間では割と好評です。
しかし、ミケ族の男は体格が良く、大きいので、
ナニの問題で結婚を断念した人なんかもいるらしいです。
ある変態紳士、もとい魔道士が開発した、
拡張用バイブ付き貞操帯が密かに売れていたりもしますが、やはり体格差は問題です。
ミケ族の女の子は、割と柔軟なのです。

そんな森で暮らすミーアですが、実は密かな悩みがあるのです。
ミーアもそろそろ十○才、エッチな事に興味を持ち始めるお年頃。
ですが彼女の尻尾は、少し曲がっているのです。
【うpろだ】専用スレのないSS その3【代わり】
274 :黒猫ミーアと魔法の尻尾(少しの勇気と首輪) ◆euEGIrGDL2 [sage]:2014/09/08(月) 01:40:47.37 ID:cCGt5ESE
ミーアは小さな頃、森で迷ってしまい、ハグレゴブリンに襲われ
尻尾に怪我をしてしまいました。
その時はなんとか旅のリザードウーマンと、直感で駆けつけた
タバコ屋のジーナ婆さんに助けてもらい、
お嫁にいけなくなる事態は回避できたのですが、
尻尾は怪我こそ治ったものの、途中で曲がったままなのでした。

ミケ族の女の子にとって尻尾は、形や色艶、毛並みや滑らかさなんかも気になる
ところですが、それ以上に大事なものなのです。
ミケ族の女の子はお年頃になると、ツガイを求めて放浪の旅にでるのですが、
なんとそのとき役に立つのが尻尾なのです。
尻尾は水脈や方角を教えてくれ、
探しているツガイの方向もなんとなく感じ取る事ができ、
おまけに天気予報にも使えます。[*1]

[*1] 気象庁の職員の実に4割がミケ族を含めた尻尾系の人達であることから、
その信頼性もピカイチです。

それらが可能なのも、各地に散らばった猫系種族同士が無意識の元に同調しあい、
猫のシンパシーが感覚的にナビゲーションをしてくれるからです。
ツガイを見つけたミケ族の女の子は尻尾が二本になり、
主と定めたツガイの位置がなんとなく判ったり、直感なんかも鋭くなったりします。
【うpろだ】専用スレのないSS その3【代わり】
275 :黒猫ミーアと魔法の尻尾(少しの勇気と首輪) ◆euEGIrGDL2 [sage]:2014/09/08(月) 01:58:35.59 ID:cCGt5ESE
なんでも、初代国王によると尻尾が「リキバ」なるものを展開して、
「めっしゅねっとわーく」で「ブンサン」された「エンザン」を行うらしいのですが、
ミーアはあまり授業中に聞いていなかったので、あまり覚えていないそうです。[*2]

[*2]なんでも、初代国王のメイド長を勤めたモカ女史は、
分散演算ネットワークを使い、王の補佐をしていたらしい。

ですが曲がった尻尾を持つミーアにとって、それはあまりにも残酷な事です。
両親や村のみんなも、ミーアのためにいろいろと助けてくれましたが、
やはりミケ族として尻尾に傷が付いたミーアは、
他のミケ族の女の子と同じようにはできません。

狩りのときも、仲間の位置が判りません。
水場の場所も、耳を頼りに探さないといけません。
森の中で、夕立に会いずぶ濡れで帰ってきた時も数え切れません。

森での狩りは、地形を覚えて、家に帰ってこれるようになりました。
方角は、昔王国の「トクシュブタイ」の兵士だったらしい、
隣に住むモグラのコルコ爺さんに教えてもらい、木の年輪や花の向き、
昼間も見える星の位置からの導き方などで、大まかには判るようになりました。

ですが、放浪の旅ができるほどではありません。
ましてやこんな曲がった尻尾では、ツガイも見つからないでしょう。

そんなミーアにも、誕生日が来てしまいました。
ツガイを探す、放浪の旅が始まってしまいます。
ナビゲーション無しではツガイの位置もわかりません。
心配する周りに大丈夫だと伝えながら、
おそらくこのまま村に戻る事はないだろうと、心の内に秘めながら。
それでも笑顔でミーアは村を後にします。


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