- 戦隊シリーズ総合カップルスレ 19
618 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/07(日) 02:55:01.63 ID:zAxFF8VH - ワイルドで素敵な明カグごちそうさまでした。
まさしく、GI 一晩経ちましたので恐れながら、私も投下させて頂きます。 特急 緑桃 NGワード:夜空に花の咲く夜に でお願い致します
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619 :夜空に花の咲く夜に[sage]:2014/09/07(日) 03:00:39.88 ID:zAxFF8VH - 「花火大会?行きたい行きたい!!」
シャドー怪人に苦しめられていた街も無事に解放し、もはや日常となったせわしない一日も夕暮れに差し掛かった頃。 花火大会が開かれるという話を聞いたカグラは目を輝かせた。 「いいなあ、花火大会。綿飴、かき氷、焼きとうもろこし、あ、あとたこ焼き!」 「もう、ライト食べ物ばっかー」 「あ、でもその時間だと発車時刻過ぎてるんじゃ?」 当社比三倍にキラキラしていたカグラとライトの目は、トカッチの指摘に見る間にしょげ返った。 しょんぼりした二人の姿を見るに見かねて、ミオが車掌に手を合わせるが、当の車掌は気の毒そうな顔をして首を横に振っていた。 「私としては、今日も頑張ってくれた皆さんに楽しんで貰いたいのは山々なんですが」 「プライベートな用事で発車時刻はかえられませんよー」 「今日はもうレッシャーは動かせないぞ」 チケットの追い打ちにしょんぼりも当社比三倍の二人に、その時、救いの手が。 「さっきの戦闘でレールが傷んだ。補修には一晩はかかる」 「明!」「明くん!!」 「なんだ!何事だ。何が起きた!」 乗り込もうとしたところをキラキラのV字回復を果たした二人に飛びつかれ、明は目を白黒させた。 「間に合わない、かな?」 夕暮れの名残もあとわずか、薄暗くなった帰路をヒカリは急いでいた。 たまたま一人で買い出しに出かけた先で花火大会の連絡を受けたが、思いがけず買い物に手間取り、とうに待ち合わせの時間は過ぎている。 先に行ってくれるよう連絡は済ませているので、待たせてしまってはいないだろうが、一人で見るのは少々侘しい。 とりあえず、荷物だけ置いて追いかけようとレッシャーに乗り込んだヒカリの目に思いがけない姿が飛び込んできた。 「おかえり!ヒカリ。もー、遅いよー」 人待ち顔に佇んでいたカグラが、パタパタと駆け寄ってくる。 「先行っててって言ったろ?」 荷物を受け取ろうと手を差し出しながら、カグラは少し拗ねた顔をした。 「だって一緒に見たかったんだもん。花火」 軽い方を渡しながら、開いた手でヒカリは軽くカグラの頭を撫でた。 「ごめんな。遅くなっちゃったけど行こうか」 「うん!」 満面の笑みでカグラはこっくりと頷いた。 「分かった。こっちはなんとかするよ。そっちも気をつけて」 「ミオちゃん、なんて?」 ミオとの通話を切ったヒカリにカグラが小首を傾げる。 「会場混み合ってて、今からじゃ合流出来そうにないってさ。どうしようか」 「困ったねー………そうだ!」 何かを閃いた顔で、カグラは会場の反対側、小山に佇む神社を指さした。 「あそこなら見えるかも」
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620 :夜空に花の咲く夜に[sage]:2014/09/07(日) 03:01:26.09 ID:zAxFF8VH - 「人、いないねー」
小さな神社の境内には、意外なことに全く人影が無かった。 どうやら思いがけず穴場を見つけたようだ。 会場からはかなり離れていたが、その分静かで空気は澄んでいる。 境内には、小さな社より更に小さな東屋が設えられていた。 石造りのベンチに二人並んで腰掛ける。 緑に囲まれているせいか、肌に当たる風はひんやりとして気持ちが良かった。 「ふふ」 「疲れた?」 肩にもたれ掛かってきたカグラを支えてやると、くすぐったそうにカグラがはにかんだ。 「ううん、なんかデートみたいで嬉しいなーって」 「デートだろ?」 今日の浴衣に合わせて髪を上げたカグラの白いうなじがうっすらと桃色に染まる。 薄い桜色の生地に濃い緑の小花模様、珊瑚色の帯を合わせた浴衣は色白の彼女によく似合っていた。 言ったヒカリも言われたカグラもなんだか照れくさくなり、二人して黙りこくる。 花火が始まるまで、まだ少しだけ時間があった。 やわらかな頬に手を添え、自分に向けさせるとそっと口付けた。 驚いたように見開かれた目が、やがてうっとりと閉ざされる。 結い上げた彼女の髪に手を差し込むと、角度を変えより深く口付けた。 薄く開いた彼女の柔らかな唇。その隙間から舌を差し込むとカグラのそれを捉え、絡める。 どちらのものとも知れない鼻に掛かった甘い吐息が二人の間に零れた。 随分と長く口付けて、ようやく唇を離す。 荒れた呼吸を整えようと息つく彼女の瞳はとろんと蕩けるように潤んでいた。 ほつれた髪がまばらに掛かる頬は、薄紅の色に染まる。 落ちかかる髪を耳元にかけてやると、そのまま彼女の耳朶を喰んだ。 ピクリと震えた彼女を明るい赤が染め上げた。一拍遅れて破裂音が遠くに聞こえだす。 「ヒ、ヒカリ………」 「なに?」 「花火、始まったよ?」 「………ごめん、止められない」 そのまま首筋に口付けると、つぅっと衿口から覗く肩まで舌を這わせた。 左腕で彼女の背中を支えると、もう片方の腕で袂に手を差し込む。 指先に直接感じる肌の感触。 「カグラ、下着………」 「だって浴衣だもん………」 恥ずかしいのか消え入りそうな声で、カグラが囁いた。 支えのない彼女の胸は、いつもより更に柔らかく、掌にしっとりと馴染んだ。 袂に手を差し込んだ状態のまま彼女の柔らかい胸の感触を楽しみながら、もう片方の胸に顔を寄せる。 浴衣越しに彼女の胸の頂きを舐め、尖らせた舌で突く。 やがて浴衣越しにも分かるほど尖り始めた頂きをカリカリと爪で掻き、浴衣ごと摘むと軽く抓った。 布越しの感触がもどかしいのか、野外での行為が恥ずかしいのかカグラはもじもじと身を捩る。 その恥じらうような仕草にそそられて、彼女の袂に手を掛けると、胸元まで大きく開いた。 帯を解かずに袂を緩めたせいで、袖が絡まり、結果的に衿口から零れた胸を突き出すような格好になる。 むき出しになった肌が夜闇の中でも白く浮かび上がり、断続的に上がる花火が彼女の肌を染める。 袖の絡んだ腕を下敷きにしてしまわないよう気をつけながら、彼女をベンチに横たえる。 ツンと立ち上がった尖りきった蕾を口に含み、はだけた浴衣からのぞく肌を指でなぞると甘い息が零れた。
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621 :夜空に花の咲く夜に[sage]:2014/09/07(日) 03:05:00.85 ID:zAxFF8VH - カグラの片膝を立て、合わせの間からそっと指を差し込む。
さすがに下は穿いていないなんてことは無かったが、いつも彼女が身につけているものよりも面積の小さなショーツのクロッチはすでに湿っていた。 クロッチ越しに湿った狭間をゆっくりと撫でると布越しでも湿り気が増していくのを感じる。 顔を真赤にしたカグラが必死に唇を引き締め、声を我慢していた。 いつも、声を出したくない時は手の甲を押し当てているが、今日は腕の自由が効かないせいでそれもままならないらしい。 「なんで、声我慢してるの?」 「だって…そと」 「誰もいないよ?」 「だって………」 そう言われると、なんとかして声を出して欲しくなるのはこれはもうしょうがない性だと思う。 クロッチをずらし、やわらかな中に指を差し入れる。 そっと動かすと、彼女の身体がヒクリと震えた。 一旦指を引き抜くと、手探りでショーツの縁に手を掛ける。 腰から足にかけるなだらかな流線をなぞるように、ゆっくりとショーツを引き下ろし、片足首に引っ掛けた。 足首から太ももにかけて、今度は柔らかい内側の部分を手探りでなぞっていく。 やがて、彼女の足一番やわらかい部分、更にその奥にたどり着くと、一気に指を二本に増やした。 「ひゃんっ」 カグラの身体が強く跳ね、堪え切れないように声が漏れた。 水音を響かせる中をかき混ぜるように動かし、尖った小さな膨らみを指で弾く。 「っあ、んっ、あっあっ」 二度目の強い刺激に箍が外れたのか、やがてその唇から甘い声が溢れだした。 ひっきりなしに溢れる声に合わせるように跳ねる身体。 次第に合わせがはだけていき、白い脚が露わになっていく。 あえて解かずにいる帯によって留められた浴衣に隠された下腹部と、乱れた脚と胸元。 その対比はひどく扇情的だった。 震える彼女の膝に手を掛けると、脚の間に身を滑り込ませる。 「ま、まって、まだっ」 「ごめん、限界」 ひくついている彼女の中に自身を押し込むと、それだけで彼女の中がきゅっと締まる。 「や、ヒカリっ、やぁ」 堪え切れぬように喘ぐ声と、更に強く跳ねる身体。 カグラの背に腕を回し抱え込むと、浅く深く角度を変えながら、彼女の中を抉る。 やがて彼女の身体が一際強く跳ねるとビクリと強張り、ゆっくりと力を失った。 追うように迫り上がる快感にいまだひくつく彼女の中にヒカリは熱を解き放った。 「ヒカリの馬鹿!!」 「申し訳もございません」 ヒカリは低身平頭謝りながら、カグラが持っていたタオル生地のハンカチを手水場で濡らすと、カグラの肌のあちらこちらに残る情事の後を拭っていた。 あの後、勢いづいたヒカリはついつい二度三度と行為を続けてしまい、余韻から目覚めた時にはすっかり花火は終わってしまっていた。 決してカグラも嫌がってはいなかったが、彼女の姿に煽られてあまり優しく抱けなかった気がする。しかも、外で。 カグラが怒るのも無理は無い。 「一緒に花火見たかったのに!」 「あ、そっち?」 「なにがそっち?」 なんとか身支度を整えたカグラを抱き寄せると、頭を撫でた。 「また見にいこう。来年も再来年もこれから先もずっと」 その時は、また浴衣着てねと付け加えると、ぷいとカグラはそっぽを向いた。 「ヒカリ、脱がすからヤダ。着直すの大変なんだからね」 「鋭意、努力いたします」 とりあえず、帯を解かなければなんとかなるということは覚えておこうと、胸に固く誓うヒカリであった。 以上です
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623 :夜空に花の咲く夜に[sage]:2014/09/07(日) 08:05:03.42 ID:zAxFF8VH - 恥ずかしい………
すみません。 袂は、衿の合わせに読み替えてください
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