- 【ダークソウル】エロパロソウル2【デモンズソウル】
649 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/06(土) 00:05:43.40 ID:R/9JM5ZC - DLC二弾記念にデモンズのSSを今から投稿します
まだ完成していないので何回かに分けて投稿しようと思います
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- 【ダークソウル】エロパロソウル2【デモンズソウル】
650 :フェティシストのオーラント1ー1[sage]:2014/09/06(土) 00:07:01.61 ID:R/9JM5ZC - オーラントは、獣を操るために融合しようとするも失敗し、今では逆に少しずつ精神を蝕まれていた。
いずれオーラントという個は消え去り、世界は色のない濃霧に抱かれ消えゆくだろう。 しかし、ドーム状に広がる獣の腹の中で――それは諦念からくるものかは解らないが――その来るべき日を待ちながら、 オーラントは静かに想起する。思い出すのは、あの娘のことばかりだった。
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- 【ダークソウル】エロパロソウル2【デモンズソウル】
651 :フェティシストのオーラント1ー2[sage]:2014/09/06(土) 00:08:20.95 ID:R/9JM5ZC - 王子には恋人がいた。彼女は要人に仕える修道士で、名はみつ子と言った。
淑やかで純朴、しかし頑固なところもある芯の強い娘だった。 彼女は田舎の出身であったが、普段はそう思わせない綺麗な言葉遣いだった。 だが時折、気を許したときに独特の訛りで無意識に喋り、はっとそれに気づくと彼女は赤面して王子から顔を背けた。 王子はその瞬間、彼女をたまらなく可愛らしく思い、またこの世界よりも愛おしく思った。 王子は若人らしく巨乳好きであったがみつ子の胸は控え目だった。 しかし彼は愛するおっぱい以上にみつ子という一人の人間を愛していた。 王子はこのままみつ子と結ばれて子供をもうける事を夢見たが、結局のところそれは叶わなかった。 大事な役目を与えられたのだとみつ子は言って、それから王子に会いに来ることは無くなった。 十数日会えなかったことに痺れを切らした王子は、みつ子の勤め先である楔の神殿を訪ねた。 要人の従者たちは王族である彼を無下にもできず渋々案内した。 行き着いた先の一つの部屋は異臭がたちこめ、辺りには黒くぎらつく油のようなものが付着していた。 「こちらです」 従者が鼻をつまんでいないもう一方の手で部屋の隅を示した。
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652 :フェティシストのオーラント1ー3[sage]:2014/09/06(土) 00:09:22.75 ID:R/9JM5ZC - そこには大きな油の塊のようなものがあり、従者の声に反応してそれは顔――目のようなものが付いているのでそう呼ぶ――をゆっくりとこちらに向けた。
幾つもの目が王子を捉え、その全てが驚いた様子で真ん丸に見開く。すぐにそれは目線を逸らして小刻みに震えだした。 「……みつ子なのか」 それに対して発した王子の声もまた震えていた。 それは王子の声に応えて、赤ん坊がむずかっているような、女性がすすり泣くような声を発した。 王子の顔は大量の汗で濡れ、血の気が引いていた。 幾重にもわたって背筋に悪寒が走り、恐怖に支配された王子はたまらず逃げ出した。 王子が楔の神殿へ行くことはもうなかった。
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653 :フェティシストのオーラント1ー4[sage]:2014/09/06(土) 00:11:15.30 ID:R/9JM5ZC - …
…… ……… 十数年が過ぎて王子は王になり、巨乳の后を迎え、子供をもうけて平穏を満喫しているはずだった。 しかし、王が満たされることは決して無かった。みつ子の事がいつまでもわだかまりとなって残り続けていた。 いつ頃からかいつも夢にみつ子が出てくる。 こぼれそうなくらい大きな瞳、控え目なおっぱい、珠のように白く美しい肌、手に吸いつくような張り艶のあるヒップ。 何度も同じ夢を見て、王は一つの真実を悟った。 独特の色気を醸し出すヒップと言う存在、それを認知したとき王は自身のフェチが巨乳ではないと言う事に気付かされたのだ。 王は無類のヒップを求めたがこの小国ボーレタリアのフェティシズムはおっぱいが大半を占めており、女性もまたおっぱい美を磨くことにのみ精を費やしていた。 領地に求めるものがないと知った王は崇高な目的の下に巡礼の旅に出た。 つづく
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654 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/06(土) 00:13:56.11 ID:R/9JM5ZC - ひとまずここで終わりです
次回は腱鞘炎で手が死にそうなので未定です 長い付き合いになるかもしれませんがよろしくお願いします
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