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名無しさん@ピンキー
【金蹴り】女が男を金的攻撃で倒すSS 5【電気按摩】

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【金蹴り】女が男を金的攻撃で倒すSS 5【電気按摩】
373 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/08/24(日) 01:26:44.22 ID:navdaMmY
>>372に完全に同意
まあID:jFsgrem9はその「パフォーマンス」として原則を一瞬外れる場合の事を言ってるんだろうけどね

ただ俺も男→男はパフォーマンスや演出だとしても流石に違和感しか感じない
そのシーンを入れて喜ぶ人がいるとも思えない
変に女の命令で男に蹴らせたりするよりはシンプルに女が直接蹴る方が俺は圧倒的に良いと思う
【金蹴り】女が男を金的攻撃で倒すSS 5【電気按摩】
384 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/08/24(日) 23:41:09.59 ID:navdaMmY
「詩織……好きだ……」
「ち、ちょっと……昌司くん……?」

詩織はベッドに押し倒されていた。
目の前の男は鼻息を荒らげ、詩織の真っ白な太腿に怒張した男性器を擦りつけている。
その表情は獲物に牙を剥く獣そのもので、普段の紳士然とした彼の面影は微塵も感じられない。
性欲を剥き出しにしたオスという生き物はかくも豹変するものなのか。
そのあまりにもいつもと違う情動的な彼氏の姿に、詩織は動揺と恐怖を感じずにはいられなかった。

「……脱がすよ」
「ま、待って……まだ駄目……」
「ハァッ……ハァッ……!」

詩織の制止にも耳を貸さず、ブラウスに手を掛ける。
ボタンが乱暴に外され、白い肌と薄桃色のブラジャーが外気に晒される。
反射的に胸を隠そうとする詩織の腕を、昌司は力ずくで強引に取り払う。
そしてそのまま手を後ろに回し、ブラジャーのホックを外そうとする。
必死に抵抗する詩織だったが、男の力は想像以上に強く、とても押さえられそうに無い。


(……そうだ、昌司くんだって男の子なんだから……!)

そう思うのと、密着していた脚が上に振り上げられたのはほぼ同時だった。
【金蹴り】女が男を金的攻撃で倒すSS 5【電気按摩】
385 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/08/24(日) 23:41:46.27 ID:navdaMmY
「☆▲※♂○!?」

ゴスッ!っと鈍い音がすると同時に、詩織の太腿が昌司の睾丸に叩き付けられる。
つい先程まで昌司の肉棒に快感を与えていた柔らかい感触が、その下にある男の最も繊細な部分を粗暴に突き上げる。
睾丸がぐにゃりとひしゃげ、鉛球のように冷たく、鈍く、重い痛みが昌司の下腹部を支配する。
膝を股間にめり込ませたまま、昌司は尻を後ろに突き出す形で詩織の上に崩れ落ちた。

「ぐっ……くぅぅ……ッ!」

昌司は股間を押さえたままダンゴムシのように丸まっている。
全身から脂汗が吹き出し、呼吸すらままならない。
つい先程まで天を突くようにいきり立っていたモノも、今やその勢いを失っていた。
ひとまず安堵した詩織は、急所に突き刺していた右膝を引き抜き、ベッドから立ち上がる。

「………ぅ……ッ」
「えっと……昌司くん?」
「タマ……が………」
「だ、大丈夫?ちょっと強く蹴り過ぎたかな……」

昌司の顔を覗き込んで尋ねるも、返事が返ってくる気配は無い。
あまりの異常な苦しみ様に、詩織は不安を覚える。
勿論その部分が男性の急所だという事は知識として知っていたが、まさか蹴り一発でここまで痛がるとは思ってもみなかった。
詩織は蹲る昌司の隣に移動し、腰をトントンと叩いて介抱する。

「ごめんね、男の子には辛いよね。私はどんな風に痛いのか良く分かんないけど……」
「しぉ………り……」

男の子には。
純粋な気遣いから出た言葉だが、昌司にとっては複雑だった。
男として一番繊細で大切な部分を異性に無造作に蹴り上げられる屈辱。
異性の前で、恥ずかしい部分を押さえてもがき苦しむ恥辱。
そして、今昌司をもがき苦しませている痛みを、詩織が体感する事は一生無いという事実。
それを否が応でも思い知らされ、昌司は心底詩織に敗北したような感覚に囚われるのだった。
【金蹴り】女が男を金的攻撃で倒すSS 5【電気按摩】
386 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/08/24(日) 23:42:18.27 ID:navdaMmY
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「もう大丈夫?」
「ああ……おかげ様で」

昌司が回復したのは、それから15分程後の事だった。
ベッドから降り、その場で軽くピョンピョンと飛び跳ねて上がっていた玉を降ろす。

「さっきはごめんな、無理矢理襲ったりして。」
「ううん……私もごめん。その……すっごく痛かったみたいだし」
「あ、ああ……うん」

先程の痛みを思い出し、昌司は顔をしかめる。

「でも今回みたいに乱暴なのはやめてね。私本当に恐かったんだから。」
「ああ、絶対に約束する。」
「もし次こんな事したら……」
「っ!?」

詩織はおもむろに脚を振り上げる素振りを見せる。
昌司は反射的に腰を引き、両手で股間をかばってしまった。

「また昌司くんの大事なトコ蹴っちゃうからね♪」

そう言って無邪気に微笑む詩織に、昌司は底知れぬ恐怖を感じてしまうのだった。


おわり


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