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名無しさん@ピンキー
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女の子が露出する/させられる小説 その9

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女の子が露出する/させられる小説 その9
373 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/08/02(土) 13:56:46.89 ID:DSRm2bS3
ネタ遅れですが逮捕冤罪ものを色々と試し書きしていたら一つ纏まったので投下。
現実味はぶん投げました。前に書いた解剖話ぐらい辛気臭くスレ違いギリギリです。
要注意。
女の子が露出する/させられる小説 その9
374 :逮捕された姉 01[sage]:2014/08/02(土) 13:59:19.83 ID:DSRm2bS3
プロローグ
 普段なら人気もない早朝5時だというのに、
 自宅の周りには野次馬が集まり大騒ぎになっていた。

「すぐ帰ってくるから心配するな」
 姉はまるで今から大学へ行くみたいな服装し、精一杯の明るい笑顔を弟に見せた

 その様子を弟は泣きそうな顔をし見守る。
 確かに服装はいつもと同じ。笑顔も明るい姉らしい笑顔だった
 だが、そんな姉の手に付けられた黒い手錠。
 まるで脅迫犯の護送のように付けられた腰縄。
 あまりに似合わない姉の姿がそこにあった

 姉を乗せたパトカーが動き出す。
 弟はみるみるうちに小さくなるパトカーの姿を、ただ黙って見送るしかなかった。

--------------
本編
 あれから一ヶ月後
 弟こと沢村ひろしは、某所にある特別拘置所の前にいた。
 その建物は刑務所のように大きくはないが、周りは高い壁で囲まれており、
まさに世間から隔離された施設の雰囲気が漂っていた。

「こんなところに姉さんがいるのか」
 弟はこんな古く汚そうな建物の中で姉が生活していると思うとやるせない気分になった。

 姉の容疑は薬物の不正所持。つまり麻薬だという。
 あの糞真面目で曲がったことが大嫌いな姉に限って、そんなことはありえない。
 弟もこれは何かの間違いだと必死に訴えたが、その甲斐なく姉は起訴され、
麻薬関係の被疑者が集められるこの特別拘置所に送られてしまった。

 周りの大人は早く罪を認めて、情状酌量を狙ったほうがいいという。
 だが、それでは姉の人生が滅茶苦茶になる。大学だって二度と戻れなくなるだろう。
 あんなに知的で、自慢できる姉が犯罪者になるなんてありえない。
 なんとしても冤罪を証明しよう。そのためには、まず姉にあって事情を聞かなくてはならない。

ピピピッ
ケータイのタイマー音が鳴る。

「そろそろ面会の時間か」
 弟は拘置所の入り口に向かって歩き出す。
 ようやく面会が認められた姉にあうために。
女の子が露出する/させられる小説 その9
375 :逮捕された姉 02[sage]:2014/08/02(土) 14:00:48.13 ID:DSRm2bS3
面会室

 弟は係員に案内され、狭い面会室に入った。
 この面会室は一対一の対面方式らしく、弟の目の前には面会者が座る椅子。
 そして中央を分断する分厚いガラスの向こう側には被疑者が座る椅子が見えた。

 椅子に座りながら弟は待ち続けた。
 するとガラスの向こう側にある扉が開き一人の女性が入っている。

-------姉さん
 その女性は一ヶ月ぶりに見る姉だった。

「姉さん。体は大丈夫なの……って、なに」
 弟は姉の服装みて驚きの声を上げる

 姉は地味な女性だった。
 家の中でも露出度が高い服を着ないし、外に行く時も短めなスカートや胸元を見えるような服なんて絶対に着ない。

 そんな姉がTシャツを着て、下はショートパンツ、半ズボンと呼ばれるものを履いていた。
 家でも滅多に見ない姉の輝くばかりの生々しい太ももを目のあたりにし、
弟は思わず生唾を飲み込む

「やぁ。よく来てくれたね。嬉しいよ」
 椅子に座った姉は戸惑う弟をなだめるように喋り始める。
 まるで町中で偶然あったみたい軽い口調だった。

「僕もあえて嬉しいよ。で、どうしてこんなことになったの?。なにか心当たりはないの?」
 姉の格好は気になるが時間もないので、弟はいきなり核心の質問をした。

「それが私にもさっぱりわからないんだよ。大学の友人の友人が怪しいパーティーを開いて逮捕されて、
その捜査が自分のところに来たのは理解できる。薬物事件はかなり遠い関係者まで調べるのが基本だからね。
わからないのは、なぜ自分の大学ロッカーに薬物があったのか」

 いつもの姉らしい冷静でサバサバした言い回し。
 弟は確信した。やはり姉は、やっていない。
 それは家族しかわからない確信めいたものだった。

「つまりロッカーで発見されたブツは身に覚えのなく、もちろん薬もやっていない。これで間違いないんだね」
 念を押す弟。わかっていても姉の声として違うという言葉を聞きたかった。

「当たり前だろ。ひろしだって知っているだろ。私が医者嫌いなことを。なぜ医者が嫌いかというと注射が嫌いなんだよ」
 少しとぼけたような表情。軽口を挟んで心配させないようにするいつもの姉の会話術。
 それを聞いた弟は満足気に大きく頷く。

「わかった。必ず助けるから、もう少しだけ待って」
「信じてくれてありがとう。それじゃあと少しだけ飯はマズくて朝だけは早い、このサービス最低の場所で暮すとするよ」
 姉は明るい表情を見せながら、冗談交じりに話した
女の子が露出する/させられる小説 その9
376 :逮捕された姉 03[sage]:2014/08/02(土) 14:04:08.40 ID:DSRm2bS3
「ここの生活は辛くない?」

 弟には姉が無理に明るい表情を作っているのが、痛いほどわかった。
 いくら明るく振舞ってもその内心はストレスを溜め込んでいるはず。
 なにしろ、つい先月まで普通の大学生で、普通の生活を送っていたんだから。
 弟は姉の気持ちを少しでも楽にしようと思い、ここの愚痴を聞いてやろうとした。

「うーん。辛くないかと言われれば嘘になるわね。ここは薬物犯罪専用の拘置所なので規則や身体検査が厳しいの。
早朝の裸検診や移動ブロックごとのボディチェックまである。
おまけに部屋のトイレはむき出しで廊下から筒抜けだし。もうそれが嫌で嫌でね……」

 一転して暗い声。よほど嫌なのか悔しさを滲ませた声だった。

「身体検査…」
 弟は無意識のうちに姉の胸元をじっと見る。
 するとTシャツの上からうっすらと乳首が透けて浮き出ているのが見えた。

 その時、弟は初めて気がついた。
 今の姉はブラをつけていないことを。
 あの姉が自分の意志で、ブラを付けない選択をするわけがない。
 つまりここはブラ禁止。収監された女性にノーブラを強制している。
 ブラは女性の敏感な乳房や、乳首を保護するものだ。
 それを禁止することは、一種の性的な拷問ではないのか。
 少なくても罪も確定していない未決の姉が、こんな目に合う必要はどこにもないはずだ
 弟は理不尽な規則の一端を見せられ、唇を噛み締めた。

「馬鹿な話だと思うわ。こんなところで薬なんて手に入るわけないのにね。
薬を身体に隠せるはずもないし、新しい注射痕なんてできるはずがない。
いくら毎日、身体を調べても無駄なのにね。でも、規則は規則。
ここで生活する以上、それは逆らえないの。例え私のように刑が確定していない人もね」

「……」
 最初は愚痴を聞いて少しでも気を楽にしてやろうと思っていたが、
姉がここでどんな生活をしているのか気になり始めた。
 もしかしたらノーブラの問題なんて可愛いものではないのかと。

「早朝の裸検診ってつまり」
 弟が喋り始めたその時、

「4番。時間だ」
と、男の声がした。

 姉がいる側の扉が開き、若く新人みたいな男の刑務官が入ってくる。
 4番と大きな声で言われて姉の表情は曇り、弟の顔は歪む
 弟も話には聞いていた。ここに収監された人は名前ではなく番号で呼ぶと。
 これは刑が確定していない姉も例外ではない。
 姉と大して年齢が違わなさそうに見える、あんな男に番号で呼ばれながら生活する日常。
 あのプライドが高い姉にとっては、それだけで身を切られる思いなのはよくわかっていたし、
弟もそんな扱いをされる姉の姿は見たくなかった。
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377 :逮捕された姉 04[sage]:2014/08/02(土) 14:06:49.17 ID:DSRm2bS3
「それじゃ。また来るね」
「ありがとう。でも今度は自宅で会いたいものだね」

 今の気まずい雰囲気を忘れようとばかりに、2人は軽く笑いながら立ち上がった。
 弟は出口に向かい、姉は男の刑務官の前に立つ。

 出入り口の扉に手をかけた弟は、ふと後ろを振り向く。

 姉はまだガラス越しの向こう側にいた。
 直立不動をし、手に透き通った棒を持った男の刑務官と何やら話をしている。
 姉の表情は後ろ姿なので見えない。声も聞こえない。

 突然、姉がズボンに手をかける。
 何をしているんだろうと思う間もなく、姉はそのままズボンを足首まで一気に下ろした。

 弟は姉の思いもよらない行動に立ち止まり、そして息を呑んだ。
 そこにはシンプルな白パンツに食い込んだ、姉の見事なお尻があった。
 突然晒された姉のパンツから弟は目が離せない。

 後ろからねちっこい視線を感じ取った姉は思わず振り向く。
 そして、じっとこちらを見ている弟を絶望的な眼差しで見つめた。

 姉は少しでもパンツを隠そうと、Tシャツを下に引っ張り両膝を合わせようとした。
 それはできるだけパンツを見られないようにする女の本能。
 だが、その羞恥の仕種が、かえって男の心をそそった。
 その姉の無駄な抵抗を見てニヤリと笑う若い男の刑務官。

 弟は姉の顔を見た。
 そこには、顔を真っ赤にし今にも泣きそうになっている姉の姿があった

 姉の口元がわずかに動く。
 声は聞こえないが何を言っているのか弟には分かった。

「見ないで」と。

 姉は、刑務官のほうを向き直した。
 そして姉の右手がパンツを掴む。左手もパンツを掴んだ。
 この姉の動作は先ほどズボンを下ろしたのとまったく同じ。
 このまま手を下げれば白のパンツは体から離れ、弟からは姉のお尻が。刑務官の前には姉の女と言えるものが、丸見えになってしまう。
―――くっ
 いたたまれなくなった弟は次の姉の行動を見ることなく、
急いで面会室から出た。
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378 :逮捕された姉 05[sage]:2014/08/02(土) 14:11:52.17 ID:DSRm2bS3
「はぁはぁ。今のは一体なんなんだ」

 扉を閉めた弟は心を落ち着かせようとした。
 なぜ、姉があんな所で、ズボンを下ろしたのか。
 あれが身体検査なのか? それにしたって面会室でやる必要はないはず。
 腑に落ちない事は他にもある。
 刑務官が男だったことだ。
 ここに収監された人は、例え男の前であろうが下着姿になり検査を受けなくてはいけないのか。
 いや、最後に姉が見せた動作を考えると、下着を見せるだけで終わったとは思えない。
 今頃、姉は全裸になって、あの男の前に立っている可能性もある。
 普段の姉ならまったく相手にもしないであろう、あんなチャラそうで頭が悪そうな男の前でだ。

 弟は面会室の閉ざされた扉を見ながら考えた。
 もし、自分がこの扉を開ければ先ほどまでの疑問は全て解消される。
 姉はどんな格好で、あの男の前にいるのか。
 日常的に行われる身体検査とはどういうものなのか。
 そして姉はどんな体をしているのか。胸の大きさは。乳首の色は。
 赤の他人であるここの職員たちに何度も晒した裸なんだから、
一度ぐらい弟の自分が見たって問題ないはず…

 扉に手をかけ、開けようとしてた、その瞬間、

―――は、俺は何を考えているんだ。

 弟は突然、我に返った。
 そして、よからぬ妄想と、先ほど見た姉の白いパンツ姿を振り払うがごとく、
自分のほっぺたを強くパンパンと2回叩いた。

「俺が姉さんを悲しませてどうするだ。俺の願いはここから姉さんを救い出すことだろ。
しっかりしろ俺」

 弟は自慢できる自分の姉がノーブラを強制され、まるでモノのように番号で呼ばれていたことにショックを受けていた。
 そのショックが収まらないうちに、男の前でズボンを脱ぐ姉の姿を見せられ、一種の自暴自棄になっていた。
 常に人の上に立ちながら生きていくような頭脳明晰な姉はもういない。手遅れなんだと

 でも、それは違うと弟は気がついた。
 確かに姉はここで人に言えないような屈辱的な生活をしている。
 それでも姉の心は折れていなかった。
 決して諦めない姉の精神はまだ生きている。
 それがある限りまだ手遅れではない。

「一刻も早く姉をここから出さなくては。本当の手遅れになる前に」

 弟は決意を新たにし、拘置所を後にした。
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380 :逮捕された姉 06[sage]:2014/08/02(土) 14:13:35.55 ID:DSRm2bS3
エピローグ

 バタンと扉がしまう。
 男の刑務官は急いで出て行った弟の姿を楽しそうに眺めた。

「ヘタレな弟はいなくなったぞ。残念だったな。せっかく弟にお前の大事なところを見せるチャンスだったのにな」

 刑務官はその若い年齢に似合わない、ひどく下品な声で、挑発的な話し方をした
 姉はその挑発を聞こえないふりをしつつ、先ほど命じられた通りパンツを下ろした。
 そして男の前で直立不動のポーズを取り、その下半身を晒す。
 もう何度もやった下半身丸出しの検査姿勢。
 普通に生きていれば永遠に体験するはない恥辱のポーズを取らされた彼女は、
やりどころのない怒りと羞恥を感じ、顔を真っ赤に染めた。

「4番。いや、副部長の久美子ちゃん。いい格好だな」
 男は生唾を飲み込みながら、まだ少女のようなしなやかな足を舐めるように眺め、
そのまま股間に視線を合わせた。

 彼女の股間はようやく生えそろったかのような薄い陰毛が翳っていた
 この存在もわかりにくい非常に薄い毛は生まれつきなのか。
 それとも入監時の全裸検査で剃らされたのかはわからない。
 だが、そのおかげで割れ目がはっきりと確認できた。
 彼女の女と言える部分はぴっちりと閉じた綺麗な形をしていた。

「……」
 彼女はまじまじと自分の大切なところを見られる恥辱に耐える。
 屈辱感で体が小刻みに震えた。

―――なんでこんな男に。

 この刑務官は姉の中学時代のテニス部先輩だった。
 もちろん、ただの先輩であり卒業後は一度も会ったことがない。
 出会わなければ存在も思い出すこともなかったはずの男が、
何の因果か新人刑務官として彼女の前に現れた。

 この現実は彼女の心を大きく乱した。
 まったくしらない赤の他人なら屈辱的な対応にも耐えられたかもしれない。
 しかし、なまじ自分を知っている男となれば話は別だ。
 この男は懐かしいねと昔話をしながら元部活仲間を番号で呼び、
手錠を掛け、面白半分に裸検身を命じる。
 男は仕事だからゴメンネというが、その姿はどう見ても楽しんでいる。
 その疑惑を裏付けるがごとく、今日もまた必要がない裸体検査を命じられた。
 しかも弟がまだ部屋から出る前にだ。これが嫌がらせでなければなんだというのだろうか。
女の子が露出する/させられる小説 その9
381 :逮捕された姉 07[sage]:2014/08/02(土) 14:17:30.94 ID:DSRm2bS3
「しかし中学時代の後輩にこんなところで会えるとは思わなかったな。
あんな優等生が今では犯罪者なのも驚いたわ」
 姉の痴態をさんざん楽しみながら男は語る

「私は本当にやってない」
 犯罪者という男の暴言に我慢できず、姉は反論した。
 本当なら、刑務官に許可無く話かけてはいけない。
 それは彼女もわかっている。
 だが、規則を破ってまでも言わなくてはいけないことだった。

「ふん。4番。手を床につけ四つん這いになれ」
男は姉の反論を鼻で笑いながら突然命じる。

「えっなに」
 この流れで検査姿勢を取らせる理由がわからず姉は戸惑った。

「早くしろ」
 再びどなり声。

―――こんな男の前で四つん這いなんて
 姉が裸で四つん這いになったのは逮捕の当日と入監初日の2回だけ。
 その時は検査スタッフが女性であり、
多少なりとも女性の人権が考慮された状態であった。

 顔見知りの男の前でやる四つん這いは想像しただけでも、
顔から火の出るような恥ずかしさに思えた。

 姉は片膝をつき、両手を床についた。
 検査姿勢はここから足を広げないといけないが、姉はなかなか広げることが出来ない。
 ここで足を開ければ性器はもちろん、お尻の穴に至るまで男の前に明らかになってしまうからだ。

 男は戸惑う姉の後ろに回りこみ股間を覗きこんだ。
 たとえ足を開かなくても、この角度なら見える。
 そう言わんばかりの男の行動だった。

「い、いやぁ」
 姉は自分のすべてが覗かれているのがはっきりとわかった。
 男の目には自分の肛門や陰毛の絡んだ陰裂の中も見られているだろう。
 全身を羞恥と屈辱で真っ赤に染めた。

―――酷い。こんなの酷すぎる

「いいか。よく考えてみろ。なぜやっていない人間が、こんなところにいるのか。
なぜ、"好きでもない男"にあそこを晒しているのか。
そして、これからどういう目で見られながら生きていくか。をな」

 男は無残に晒されている秘裂と肛門の穴を眺めながら、
[好きではない男]をあえて強調し語った。
 これは中学時代に告白し振られた私怨。
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382 :逮捕された姉 08[sage]:2014/08/02(土) 14:20:37.72 ID:DSRm2bS3
「それは……」
 彼女は反論できなかった。四つん這いを支えている手と足がガタガタを震える
男の言葉が姉の胸をきりきりと苦しめる。
 確かに、こんな格好を晒している女の言い分なんて誰も聞くわけなかった
 被疑者とはいえ、今の彼女の立場は囚人と何ら変わらない。
 人間としての最低限の権利さえも剥奪された状態だ。

 例え、冤罪が認められて釈放されたとしても、この薬物犯罪専用拘置所に収監された事実は消えない。
 あの女は逮捕され、毎日のように手錠をかけられる生活をしていたんだ。
 あの体も色々な人に裸を見られ続け、前も後ろも毎日の日課のごとく何度も何度も調べられたんだ。という好奇の目で見られる。
 そんな女を誰が信じて付き合ってくれるだろうか。

―――それでも私は。

ガラガラ

 突然扉が開き30前後の女性刑務官はやってくる。
 刑務官は下半身丸出しのまま四つん這いになっている姉の姿をちらっと見て、またかという呆れた表情を見せながら、
「篠原くん。4号の引き継ぎをお願いします」
と、言った。

「ちぇ、もう引き継ぎの時間か。せっかくこいつを突っ込んでやるチャンスだったのにな。
あー、4番。着衣し腰紐を掛ける体位をとれ」

 男は手に持ったガラス棒を名残惜しそうに眺めながら不満気に命じる。
 その声を聞いた姉は素早くパンツを履きズボンも履き直す。
 そして手錠腰紐をつけやすくするように手を前に出し背筋を伸ばした。

 彼女はこの人を荷物のように扱う引渡しの作業が大嫌いだった。
 だけど、この男の前で下半身を晒す苦痛に比べれば、ずっとマシだと思い、
急いで指定された体位をとった。
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383 :逮捕された姉 09[sage]:2014/08/02(土) 14:22:16.60 ID:DSRm2bS3
 女性刑務官は姉のあまりの早業を見て、呆れた表情を見せる。

「いつもそんなに恥ずかしがっていたら身が持たないよ。早く人前で裸になることに慣れないとね」
 同性の好みなのか、女性刑務官は姉に対してここで生活する上のアドバイスを語った。

「……」
 姉は無言のままアドバイスを聞いた。
 そして、この女性刑務官に対しても怒りを覚える。
 裸になることに慣れろ?。冗談ではない。
 それは人間らしい感情を捨てて、なんでもいう事を聞く奴隷になれといってるのと同じ
 ここの人は他人に裸を見られることが、どれだけ辛いことなのかまるでわかっていない。

 そんなことを彼女が考えていると突然手首に冷たい感触。
 そしてガシャという残酷の音が部屋に鳴り響いた。

「あぁ」
 姉は真っ青な顔をし、手にかけられた黒い手錠を見つめた
 手錠腰縄は移動の際に必ず付けられるものであり彼女ももう何十回と味わった護送スタイル。
 しかし何度やられても手首に食い込む手錠の冷たさや腰に巻かれた縄の感触に慣れることはなかった。

「4番の引き継ぎ完了しました。面会後の規則bに則り、精密検査室へ移動します」
 女性刑務官は姉を連れて面会室を出た。
 向かう先は検査室。彼女がこの施設で最も忌み嫌う場所。

 前回連れて来られたときは絶望に打ちのめされ、歩くのもやっとな状態になったが、
今日の彼女の心には僅かな救いがあった。
 自分には味方がいる。それがはっきりとわかった。
 たとえ周りが、どんなに自分を犯罪者扱いにしても、弟だけは最後まで味方だ。
 そんな弟が必ず助けると言った。
 弟が信じてくれるのに自分が先に挫けてどうするんだと。

-----ひろし。私は負けない。必ずここから出てみせるよ

 弟の思いを胸にして、姉はこの恥辱にまみれた拘置所生活を生きていく。
女の子が露出する/させられる小説 その9
384 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/08/02(土) 14:26:53.43 ID:DSRm2bS3
終わり
お粗末さまでした。

何とかして弟に姉の全裸検査シーンを見せようと思いましたが、うまく持って行けず。
やはり、この手の弟と姉の羞恥話は接触チャンスが多い学園モノ向きですね

>>379
この暑い中での支援ありがとう。


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