- ▼ ガンスリンガー・ガールでエロパロ 3 ▼
549 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/07/27(日) 11:17:05.71 ID:uLW4KjeO - よ、よかった。まだスレあった!
めっちゃ久しぶりに昼鳥エロ小話思いついてわーっと書いたけど、まだ書き込めるか不安だたよ
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550 :1/3夢の話[sage]:2014/07/27(日) 11:20:17.88 ID:uLW4KjeO - 夕暮れのホテルの部屋で、男は首を傾げた。
「どうかしましたか、ヒルシャーさん?」 「いや……」 「先ほどの任務で何か問題でも?」 「何の問題もないよ。今日はここに泊まって、報告は明日でいいだろう」 「そうですか。じゃあ……」 何で不思議そうに首を傾げたんですか? 最後まで言葉にしなくても男には少女の言いたいことが通じたらしい。 「……君がいつもと違って見えたから」 「髪をほどいたからでしょう」 「そうかもしれない。いや、だが、そうじゃなくて」 「何です?」 「急に大人の女性のように見えた」 背が伸びた?表情が大人びた?柔らかな雰囲気になった?熱っぽい瞳が色気を感じさせた? 甘い香りが……男をぞくりとさせた。 「義体は成長しませんよ」 「わかっている。だが今の君は、大人の女性のようにしか見えない」 「……ならば夢でしょう」 「夢?」 「義体が大人になるなんて、夢でもなきゃ何なんです」 「これが夢?義体は夢を見ないんじゃないのか」 「私じゃなくて、あなたの夢ですよ」 「くくっ……僕の夢か」 そう。これは夢。あなたの夢。夢なんだから,好きなようにしたらいいじゃないですか。 淫夢に耳元で囁かれ、男は「ああ、そうだな」とつぶやいた。 義体の少女を抱き寄せると、彼女は何の抵抗もなく男の腕の中におさまった。 そっと口づけをすると、頬を染めて懸命に応えようとした。 なるほど、確かに夢らしい。 大切な少女が大人の女性になって、この腕の中で自分に抱かれるのを待っている。 何て、都合のよい夢だろう。 「ヒルシャーさん?」 不安げな彼女にもう一度口づけると、彼女の衣服に手をかける。一瞬の躊躇いがよぎる。 「……自分で脱ぎましょうか?」 「震えてるくせに積極的だな」 「だって夢ですもん」 「ダメだよ。そういうのも男の楽しみだ」 「あなたこそ、いつものヒルシャーさんじゃないみたい」 「夢だからね」 共犯者の視線が絡み合い、次の瞬間、ただの男と女になった。
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551 :2/3夢の話[sage]:2014/07/27(日) 11:25:52.47 ID:uLW4KjeO - 男の指はもう躊躇うことなく彼女の服を脱がしていった。
下着だけの姿になると、女は羞恥に耐えながら男のネクタイに手をかけた。 「私ばかり……ずるいですよ」 しゅるりとネクタイがぬかれると、それが合図のように男は女を押し倒した。 「ちょっと!ま、待ってください。そんな急に……私、初めてなんですよ」 「大丈夫だよ、夢だから」 「意地悪言わないでくださいよ!」 「夢でも、好きな女性は大事に抱くよ」 時間をかけて、じっくりと。 そんなことを熱い吐息と一緒に囁かれ、いつの間にやら最後の肌着まで取り払われた女は、 ただ男のなすがままだった。 首筋にキスされ、乳房をもてあそばれ、その先端を舌先で転がされて、声をおさえることすらできない。 「あっ……あっ……あぁっ……」 男に刺激を与えられるたびに身体がひくりひくりと跳ねて、甘い声をあげている。 男は満足気に彼女の身体に痕を残しながら、一番敏感な部分に手を伸ばした。 「あぁぁぁ……っ……」 すでに濡れ始めたそこを、わざとらしく音を立てながら、何度も何度もなぞってやる。 少しずつ指を入れて慣らしてやりながら、彼女が一際反応する核を舌先でしつこくいじめてやった。 「だめ……もう、だめ……あ……っ……」 とろとろになったそこに、男は自分のものをゆっくりと突き入れていった。 「あっ……あっ……!!!!!」 声にならない声で、女が悲鳴をあげる。それでも、もう優しくしてやる余裕などなかった。 「ごめん、トリエラ」 愛してる、愛してる、愛してる、愛してる、愛してる、愛してる、愛してる、愛してる……… 何度愛を伝えたところでこの罪は消えないだろう。それでも、君が欲しい。 彼女の身体がぴくぴくと一層強張ったと同時に、男も絶頂を迎えた。 何が「大事に抱く」だ。初めての女にこんなに激しくするなんて。余裕のないガキじゃあるまいに。 ああ、でもこれ夢だったっけ……自己嫌悪と一緒に男の意識もそこで途切れた。
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552 :3/3夢の話[sage]:2014/07/27(日) 11:34:11.66 ID:uLW4KjeO - 目が覚めると、そこにはいつもと変わらぬツインテールの少女がいた。
「おはようございます、ヒルシャーさん」 「おはよう、トリエラ」 少女は黙って出発の荷造りをしていた。まるで何事もなかったかのように。 わずかな違和感は、少女の歩き方だった。腰に力が入らないような、ほんの少し、ほんの少しだけ不自然な歩き方に男は目を泳がせた。 「身体は大丈夫か?」 「大丈夫ですよ。何も変わったことはありませんから」 「何も?」 「ええ、何も。ヒルシャーさんもそろそろ出発の準備をしたらどうです?」 「夢を見たよ」 「……そうですか」 「君がいた」 「……そうですか」 「いい夢だった。ひどく幸せな夢で、目が覚めた時少しだけ悲しかった」 「……」 困ったようにヒルシャーを見つめる少女の表情は、夕べの女と同じ顔だった。 「またあの夢を見れるだろうか」 ふいと顔を背けて少女は答えた。 「あなたが望むなら、見れるんじゃないですか」 少女の肩を抱くと男は嬉しそうに言った。 「ならば今夜も、またあの夢を見れるだろうか」 「……意地悪、言わないでくださいよ」 泣きそうな返事を深い口づけでふさいだ。 了
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