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いつもの人 ◆2XMU15nbVw
黄昏乙女アムネジアでエロパロ2

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黄昏乙女アムネジアでエロパロ2
153 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/07/21(月) 06:00:20.19 ID:q7pamx2H
夕子は中腰の姿勢で股間の肉唇に貞一の肉棒をくわえ込んだまま、早速へこへこと尻を振り立て始める。

「おぉっ!?・・・ゆ、夕子さんっ・・・上がるんじゃなかったんですかっ?・・・んんっ!」
「らってぇ、こっ、こしっおっおっおっ!
 ・・・こひぃっ、かってにへこへこしちゃうんらもんんんっ」

夕子はタラップの手摺に両手をかけたまま大きく脚を開いてその前に陣取り、
結局プールの中で第二ラウンドを開始してしまった。

ぐぽっ。ぐぼっ。ぐぽぽっ。

「おぉうっ!うっうぉっ!?」

貞一の眼前で、肉の白桃が浅ましく揺すり立てられているのが水面越しに見えた。

「あっあッオっ、すごいすごいすごいィっ、チンポでぐりんぐりんこねっくりまわされてるぅぅっ!」
「こっ、こね回されてるのは僕の方じゃ・・・おぅぅうっ!」

手摺に掴まっているため先ほどよりも重心が安定し、より強く踏ん張ることができるせいか
夕子の腰使いは第一ラウンドとは比べ物にならないほど激しく、卑しく、下品だった。

「んぁあっ!しあわせっ、しあわせぇえっ!
 かっ、かみさまぁぁあっ!てーいちくんとであわせてくれてありあとぉございますぅぅっ!」
「もっ・・・こ、こんな時だけそんなぁっ・・・うくぅっ!」

普段は―幽霊なのに全く奇妙な話だが―オカルトの類に否定的なリアリストを気取っているくせに、
よりによってこんな時に神仏への感謝の言葉を口にする夕子に、貞一は呆れると同時に妙な愛らしさを感じてしまった。

「・・・も〜〜〜・・・っ!」

―ずんっ!!

「んォオッ!?」

と、我を忘れて尻を振り立てていた夕子の身体の芯に、突然甘い衝撃が走る。
貞一が深く腰を落としたかと思うと、おもむろに彼女の尻を下から思い切り突き上げたのだ。

「おっ・・・ぉっ・・・んォおっ・・・」
「・・・ゆ〜う〜こ〜さ〜ん〜・・・」

重く、鈍い肉の砲撃による不意打ちに、全身をビクビクと悦びにうち震わせる夕子を尻目に、
貞一はそのまま夕子の身体を前に押し出し、自身もタラップの手摺に手をかける。

「夕子さんはやっぱり蛇ですっ!!そうやって僕をもてあそんでっ!」
「ちょ・・・ぉ・・・おっ、べ、別にわたし、もてあそんでなんか・・・おッ!?」
「・・・うぅう〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・っ!!」

ぐいぃっ!

・・・ざばぁぁっ!

「んオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!?」

夕子は突如、間延びした奇妙な嬌声を上げた。無理もない。
まるで人間椅子のように彼女の背後下に身体にもぐり込ませた貞一が、タラップに足のつま先をかけると
ふとももで夕子の尻をかつぎ上げ、そのまま一気に彼女の身体を真上に押し上げたのだ。

むろん、肉棒で夕子の肉唇をえぐり上げながら。
黄昏乙女アムネジアでエロパロ2
154 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/07/21(月) 06:02:26.52 ID:q7pamx2H
「お゛っ・・・お゛っ・・・。
 ・・・お゛〜〜〜〜〜・・・ッ」
「夕子さんはっ・・・うぅっ!イヴじゃないですっ!」
「へぇぇっ!?
 ・・・んおぉっおっ!おっ!」
「イヴがっ・・・イヴがっ・・・」

貞一はタラップにかけた足に力を入れ、なおも夕子の身体を強引に押し上げる。
絡み合う二人の全身が水中から完全に姿を現し、淫猥な肉塊が水辺より打ち上がった。

「イヴがもし、こんなに魅力的だったらっ・・・くっぅ!アダムはイヴに溺れて、堕落しちゃってましたよっ!」
「てっ、ていいちっくっおっおっおっ!」

貞一はそのままプールサイドのヘリに上がって膝を着き、びくびくと痙攣している夕子の身体を抱き支える。
長時間水中にいたため、地上の重力とのギャップに軽いめまいを覚えたが
肉欲に痺れて前後不覚に陥ってる夕子を、プールサイドの硬い床にそのまま倒れこませるわけにはいかなかった。

ずぱんっ!ずぱんっずぱんっ!!

ぶぢゅっ!ぢゅっ!ぶぢゅぢゅっ!

「そりゃ、子孫は栄えるかも知れないけど!
 イヤでしょ!?奥さんに溺れてエッチのことしか考えてない最初の人類とか!」
「あォっ!おっォッ!わ、わたひはうれひ・・・ひッ!
 ・・・あぁぁああっ、ぶ、ぶちゅぶちゅいってる!さっき出されたザーメンがっぁあ、
 チンポでこねまわされてっぇえ、ぶっちゅんぶっちゅんいってるっぅおっおッ!」

貞一は夕子の両腕を掴んで矢のように引き絞ると、そのまま後背位の体勢に移り
未だ蹂躙の歓喜に震える彼女の尻たぶを、乱暴な腰使いでひっぱたき始める。
ブチュブチュと下卑た音をかすかに漏らしながら、夕子の中で肉と便と泥の攪拌が始まった。

「あ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ、どっ、どうかんん゛っがえても゛っぉおっ、
 もてあそばれてるのはわたしっぃいっのほう・・・
 あっ、あっあっ、あっあっあっ、い、いくっ、またっいくっ・・・
 ・・・・・・・・・・・・んォオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・っ!」

―その後。
貞一はひたすら夕子を犯し続けた。しゃくり上げては吐精し、吐精してはまたしゃくり上げ続けた。
まるで何かに取り憑かれたように。

・・・そう、取り憑かれているのだ。この少年はまさしく蟲惑の悪霊に魅入られてしまっていた。
しかし真に悲劇で喜劇だったのは、その悪霊にしてみれば、この少年の方こそがよっぽど魔性であるという点であった。

だから―この悪霊は、少年が自分の中を『便所』にし続けている間、何度も何度も、
何度も何度も何度も無理矢理絶頂に押し上げられ、最後には溺れて意識を失ってしまった。

そして、悪霊が再び目を覚ました時、空は既に夜の帳を脱ぎ捨て始めていた。
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155 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/07/21(月) 06:03:04.73 ID:q7pamx2H
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「イヴじゃないって言われた・・・。てーいちくんに、イヴじゃないって言われた・・・」

おぼつかない足取りでよたよたとホール出口に向かいながら、
夕子はむすっとした面持ちでしきりに同じフレーズを繰り返していた。

「だからごめんなさいってば。・・・でも、そういう意味じゃないってさっきから言ってるじゃないですか」

夕子ほどではないが、同じく足をふらつかせながら歩く貞一が困惑した様子で後に続く。

「イヴじゃなくて、蛇だって言われた・・・」
「・・・も〜、そんなにいじけないで下さいよ・・・。それだけ僕にとって夕子さんは、その・・・
 なんて言うか・・・み、魅惑的・・・な人って意味で言ったんですから・・・。他意はないんですってば」

『夕子はイヴではない』という表現は、貞一なりの彼女に対する賛辞であった。
貞一にとって夕子は、イヴと見なすには魅惑的すぎるのだ。

「イヴだって、すごく魅力的な女性だったかも知れないじゃない。てーいちくんにイヴの何が分かるのよ」
「いや、そうですけど・・・。
 ただですね、僕が神様だったら、イヴを夕子さんみたいには創りませんよ」
「えっ?な、なんで」
「・・・絶対アダムが腑抜けになっちゃいますから」
「・・・」

だから、例え夕子本人に悪意がなくとも、気を抜けば溺れそうになる。
少なくともアダムは、イヴにそういった危うい魔性は感じていなかったはず・・・と貞一は考えていた。

もし、夕子が額面通りの悪霊で、貞一に対して少しでも悪意があったなら、
貞一はたやすく心を食い散らかされて破滅していただろう。実際、そういう誤解から危うい状態に陥ったこともある。

「・・・貞一くんねえ、さっきから一方的にわたしのことを誘惑的みたいに言ってるけど、
 わたしに言わせると、貞一くんの方こそよっぽど蛇だよ?」
「はあっ!?な、なんでですか!」
「なんでって・・・。毎度わたしを『蛇』で誘惑してくるじゃない」

もちろん、それは夕子にとっても同じことが言えた。
孤独だった頃は人の営みや月日の流れなど、どこか遠い世界の出来事のように傍観していたのに。
それが貞一と出遭ってからというもの、一日千秋の思いで彼の来訪を待つようになってしまった。

自分の在り方を、根底から作り変えられてしまったと言っても過言ではない。
そんな少年の存在を危うく感じないわけがなかった。

「・・・。
 じゃあ、僕も言わせてもらいますけど。
 夕子さんこそ、カラダそのものが禁断の果実じゃないですか」
「え゛」

シャワー室のドアノブに手を伸ばしたところで、夕子が思わず振り向く。

「・・・リンゴじゃなくて、桃ですけど・・・」

「・・・・・・」
「・・・・・・」

・・・二人の間に一瞬、沈黙が流れた。

夕子はぽかんと大口を開け、目を丸くして貞一を見つめる。
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156 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/07/21(月) 06:35:07.07 ID:q7pamx2H
ドアノブに手をかけたままの状態で、完全に硬直していた。
一方貞一は顔を少し伏せったかと思うと、その頬を見る見る間に紅く染めていく。
流れた沈黙は一瞬だった。・・・が、その一瞬すら耐えられないとばかりに、彼は肩をぷるぷると震わせ始めた。

「・・・・・・ぷっ」
「・・・・・・いや、ごめんなさい、やっぱり今のは聞かなかったことに・・・」
「・・・くくっ、くくくっ・・・
 ・・・あはははははははっ!」
「ちょっ・・・ナシ!やっぱり今のナシですってば!」

羞恥の赤に染め上がった表情で激しく狼狽しながら、貞一があわてて取り繕う。
しかし決壊した堤防のようにケタケタ笑いだした夕子の前では、全てが手遅れであった。

「あははははは!だぁーめっ!ぜぇーったい忘れてあげないっ!」
「ゆ・・・夕子さん〜・・・」
「ぷぷっ、くくくっ・・・。
 貞一くんもそんなこと言うんだね。ちょっと・・・くくっ、意外だわ」
「〜〜〜・・・っ」

爆笑のあまり滲み出た涙を人差し指で拭いながら、夕子は必死に笑いをこらえる。
貞一は、つい勢いで間抜けな比喩を口に出してしまったことを、心底後悔した。

「桃、桃かぁ。・・・ふふっ。
 まあ、蛇って言われるのは不本意だけど、貞一くんに誘惑の実扱いされるのは悪い気分じゃないかな」
「扱いどころか、そのものですよ。何度心をかき乱されたか・・・」

入った個室の棚にゴーグルとバスタオルを置きながら、貞一は思わずため息をつく。
彼なりにしみじみと実感がこめられた一言だった。

「うふふっ。
 ・・・ねえ、貞一くん。アダムとイヴのお話には、ちょっとした異説があるの知ってる?」

当然のように同室に入ってきた夕子が、先ほどまでよりは真面目な面持ちで貞一に話を振る。

「異説・・・?」
「うん。アダムにはね、先妻がいたって説があるの」
「え?そうなんですか?」

当然のことながら、貞一にとってアダムとイヴと言えば聖書の登場人物である。
そうした書物の登場人物に異説があるというのは、読書好きの彼にとっては少なからず興味を引かれるものであった。

「後付けらしいんだけどね。
 ・・・リリスって名前でね、でもアダムに愛想を尽かしちゃって」
「・・・何で愛想を尽かしちゃったんですか?」
「それがねえ・・・。エッチする時、正常位か騎乗位かで大ゲンカになっちゃったんだって」
「・・・え、ええ〜〜〜?」

意外だった。聖書を教典とする宗教において偉大な始祖とされる人間に
異説とは言え、そんなスキャンダラスなエピソードがあるとは。

・・・一体誰が考えたんだろう。後付け、風説の類だったとしても、
有名になった以上はそれなりに影響力があったわけで。怒られなかったんだろうか・・・。

「だから、イヴを騙して知恵の実も食べさせた蛇も、仕返しにこのリリスが化けたものって話があるの」
「・・・もしかして、蛇って言われてイヤだったのはそのせいですか?」
「・・・。
 蛇呼ばわりされて嫌がらない女の子はあんまりいないんじゃないかな?」
「え?・・・あ、そ、そうですよね・・・。ごめんなさい」
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157 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/07/21(月) 06:40:11.09 ID:q7pamx2H
今日はここまでです。
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158 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/07/21(月) 14:56:30.94 ID:q7pamx2H
・・・と、思ったんですが、すみません、書き上げちゃったんで最後まで投下します。
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159 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/07/21(月) 14:57:06.47 ID:q7pamx2H
当然と言えば当然すぎる夕子の突っ込みに、貞一はふと我に返る。
まったくもって、彼女の言う通りだった。口にしてから、我ながらバカな質問をしたと、貞一は心底後悔した。

「・・・でも、まあ、わたしは貞一くんとエッチできればそれだけで幸せだから、
 まったく全然当てはまらないんだけど。
 ・・・でも、悲しいじゃない。どんな理由であれ、ケンカ別れなんて」
「・・・」

夕子の表情に一瞬差した翳りを、貞一は見逃さなかった。
夫婦や恋人だけではない。親友。親子。兄弟。・・・そして、姉妹。
どんな間柄でも、仲が良かった者同士が分かり合えないまま別離してしまうのは、とても悲しいことだ。

当たり前のことではあったが、夕子が口にすると重みが違った。

「そう・・・ですね。
 すみませんでした・・・」
「え?ああ、ごめんごめん。そんな深刻そうに謝らないで?わたしもそんなに深く考えて言ったわけじゃないから」
「・・・はい・・・」

そして、そんな彼女の重み痛みを計れる人間もまた、この世でただ一人、この少年だけなのである。

「・・・ま、まあ、とりあえず、シャワーを浴びて早く体育館から・・・って言うか、学園から出ましょう。
 もう四時を回ってますから、あまりゆっくりもしていられませんし」
「ん〜・・・。やっぱり浴びなきゃダメ?」
「・・・は?」

シャワーのひねりに手をかけながら、貞一は思わず夕子の方を振り返った。
言うまでもなく、プールから上がる際にシャワーを浴びるのは当然である。
なのに、まさかそんなことで渋られるとは思っていなかったからだ。

「何言ってるんですか。シャワー浴びておかないと塩素でベタベタしますし、夏とは言え身体の芯が冷えちゃいますよ」
「うん、まあ・・・。そりゃ、塩素の臭いやベタベタは洗い流したいんだけどね・・・。
 でも、貞一くんが付けてくれた匂いやベタベタは洗い流したくないかな〜・・・なんて・・・」
「え゛っ」
「せっかく、こんなにいっぱいマーキングしてくれたのに・・・」

夕子は恍惚とした面持ちで股間に指を這わせる。よく見ると、縮れた茂みの奥からねっとりとした白泥が漏れており、
彼女の肉厚の太腿に幾筋もの白線を描いていた。

「・・・」
「全部、持ち帰りたいんだけど・・・。ダメ?」
「・・・・・・」
「ほら、わたしは他の人には見えないから、匂ってもそんなに気にしないし・・・
 ・・・って言うか、貞一くんにマーキングされた匂いで気づかれたら、むしろ嬉しいって言うか・・・
 ・・・興奮するって言うか・・・」
「・・・・・・・・・」

・・・そう言えば、夕子はこのシャワールームに来るまでの間、しきりに股間をバスタオルで覆っていた。
最初に同じことをしていた自分から無理矢理バスタオルを引き剥がしたくせに、
今さらなぜ隠したがるんだろうかと、貞一は訝しがっていたのだが。

考えてみれば、当然である。と言うか、夕子がそうせざるを得なくなった元凶は、他ならぬ貞一であった。

「ここまでなるべく漏らさないように、頑張ってたんだけど・・・。
 でも、どうしても洗い流さなきゃダメだって言うなら・・・お願いがあるの」
「は、はい?はい?」

あれだけ夕子の胎内を蹂躙したにも関わらず、またしても貞一の股間にかすかな疼きが走る。
夕子が今から切り出そうとしている『お願い』とやらが、何となく予測できてしまったからだった。
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160 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/07/21(月) 14:58:17.32 ID:q7pamx2H
「・・・貞一くんに、掻き出してもらいたいな」

「・・・は・・・」

貞一の身体が、びくりと硬直する。股間の疼きが、一気に大きくなった。

「ダメなら、せめてわたしが自分で掻き出すとこ、貞一くんに見ててほしい」

夕子は頬を染め、恥ずかしそうに身をよじらせた。

「・・・・・・・・・・・・」

・・・夕子が今、羞恥に身を焦がしているのは、紛れもなく事実である。
例えそれが、夕子自身の突拍子もない提案から来るものだったとしても。

彼女の想像が及ぶ範囲で、貞一に対して最も過激な行為を要求するのは、彼女にとっては至極当然の求愛であった。
例え口に出してから、自分で恥じらいに身悶えするような内容であっても。
その羞恥すら、夕子にとっては貞一との尊い交歓なのだ。

呆然と硬直する貞一の目の前で、夕子がおもむろに屈み込む。
爪先立ちで脚を大きく開き、蹲踞の姿勢を取った。

「・・・ね。乱暴にしていいから。好きなだけ掻き回して?」

両端に開かれた脚の付け根、縮れ草が鬱蒼と萌える茂みから、ごぽりと白泥が吐き出される。
幾重にも狂い咲く爛れた肉の花びらの中央、赤紫色の肉唇の奥から
まるで堰を切ったかのように、後から後から汚らしい白濁の樹液が垂れ流され始めた。

「ゆ・・・う、こ・・・さんんっ・・・」

冗談ではなかった。時は既に明け方の4時半近く。のんびりと不法滞在を継続していていい時間帯ではない。

・・・なのに、今、この肉花を弄り回し始めたりなんかしたら
とてもではないが、掻き出す『だけ』で済ませられる自信は貞一にはなかった。
いや、ヘタをすれば、掻き出すどころか逆に増量してしまうかも知れない。

「ね、てーいちくぅん、はやくきめてよぉっ」
「・・・う・・・うぅ〜・・・」

―やはり、夕子は蛇だ。少年は痛感した。
・・・いや、本当は禁断の果実の樹がただあるだけで、蛇なんて最初からいなかったのかも知れない。

なぜなら、誘惑する者などいなくとも、この果実はただあるだけでむしゃぶりつかずにはいられないのだから。
その果実を見て、触れて、そして口にできるのが自分のみだという事実がいかに贅沢なことであるかは理解しつつも、
果実の誘惑に屈して人類のオスに原罪の因子を遺したアダムを、少年はただ呪わずにはいられないのであった。
黄昏乙女アムネジアでエロパロ2
161 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/07/21(月) 15:07:07.96 ID:q7pamx2H
おしまいです。


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