- ファイアーエムブレム&ティアサガ第50章
27 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/07/21(月) 19:17:56.39 ID:9D75jxr5 - 0721の日なので、(リヒト×)ルフレを投稿します。
規制で去年投稿できなかったぶん、スナック感覚で楽しんでいただければと思います。 NGはお手数ですがIDでお願いします。
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- ファイアーエムブレム&ティアサガ第50章
28 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/07/21(月) 19:19:07.27 ID:9D75jxr5 - 汗臭い。正直なところ、それが最初の感想だった。
リヒトの私室を訪れたルフレは、彼のローブを発見した。椅子にかけてあったそれを部屋に入って一番に見つけた彼女は、彼のローブを手に取りつい匂いをかいでしまったのである。 「……私ったら何を」 言うだけ後の祭りである。誰にも見られていないことだけが幸いだった。もしも、誰かに覗かれていれば、汚名を被らざるをえない。様々な分野にて才能を発揮する軍師が、実は他人の外套の匂いを嗅ぐのが好みという噂は、ルフレにとっても嫌なものなのである。 ふと思い立って周りを見てみる。扉は閉めてある。窓から外を見ても、目に入ってくるのはいい天気な野外のみ。人影など気配すらもなかった。 だからこそである。再度ローブを鼻へと近づけ、一杯に空気を吸い込む。何度も嗅ぎなれた匂いが脳髄を刺激する。 まさに刺激だった。彼の匂いを嗅いでいると、彼女は正常な判断ができなくなる。今日もそうだった。数日前に肌を重ねたことを思い出し、ルフレは一人顔を赤くした。 「……もう」 誰ともなく呟くルフレ。 そういえば、そのときもリヒトの部屋だった。まさにここである。目の前のベッドで、押し寄せる快感にルフレは喘いでばかりだった。 「あう。あうあう……」 一度走り出した妄想はとまらない。数日前のことを思い出し、更にルフレは赤くなる。 知らずのうちに、内股をこすり合わせていた。 「あっ……」 微かに走った快感。それは決して否定できるものではなかった。 「だ、駄目……。リヒトさんの部屋なのにぃ……あうう……」 鼻から彼のローブを離せない。リヒトの匂いを随時送り込んでくる外套は、ルフレの脳髄を刺激し続ける。 匂いは重要な要素である。少なくとも、今のルフレには情欲を刺激するものだった。 彼女はそうして気づいた。知らずのうちに、内股をこすり合わせていたことを。 「やっ」 嫌がる声をあげるものの、身体は止まらなかった。むしろ、リヒトのローブを更に強く握りしめる。まるで、もっと匂いを欲しがるかのように。 彼女はスカート姿である。健康的な太腿を露出させながら戦う姿にリヒトは気が気でないのは、ルフレは知らないところであった。 そのような心配もつゆ知らず、彼女は太腿をこすり合わせる。 「あっ……リヒトさっ……」 がくがくと足が震え、その場に立っていることもままならない。震える足のまま、彼女は部屋のベッドへと導かれるように腰を下ろした。 まさに数日前に肌を重ねたベッドだった。一層記憶が鮮やかに蘇り、ルフレは更に真っ赤になる。 「だめですっ……!」 否定の言葉も、もはや意味がない。ルフレはスカートの中へと手を伸ばした。 ぐしょりという音がしっかりと彼女の耳へと届く。ルフレは、びくりと身体を震わせた。ローブはもちろんのこと、リヒトが使用しているベッドも濃厚な彼の匂いを残している。その匂いが彼女を刺激し、麻痺させていく。
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29 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/07/21(月) 19:20:42.31 ID:9D75jxr5 - 「んっ、あっ」
濡れた秘所をこすりつつ、ルフレは声を漏らす。蜜が指にまとわりつき、更に滑りをよくしていく。 「っあ、やっ!リヒト……さっ……」 もうとまらなかった。ルフレは秘所へと指を這わせたまま、横へと身体を倒す。 一層布団に沈んだ彼女の鼻に、更に彼の匂いが伝わってきた。 浮かされたあの熱は完全に戻ってきていた。だからこそ、彼女はとまる術を知らない。 「あっ、やあっ!んっ、あっ!」 部屋に響く水音。その音が自らから出ているものとわかり、彼女はまた顔を赤くする。何も知らない人間が見れば、まるで熱病にかかったかと勘違いするかのようだった。 いや、何も知らない人間などいない。ルフレの蕩けた表情を見れば、誰だって全容を察する。彼女とて公衆の面前で事に及ぶつもりなかった。たとえ他人の部屋とて、限られた空間だからこそである。 「リヒトさっ、リヒトさぁん!リヒト……!」 思いを寄せる男の名を呼びつつ、ルフレは頂きへと駆け上っていく。 そして、その頂きにはあっさりと到達した。 「リヒトさ……あああっ!」 びくんびくんと痙攣させるルフレ。部屋には水音ではなく、彼女の荒い息遣いが響いていた。 「はぁっ……はぁっ……は……」 必死に息をルフレは整える。手に伝わる熱い液体へと視線を移し、誰ともなく呟いた。 「やってしまいました……。リヒトさんのお部屋でなんて……」 やってしまった。まさにそうなのである。ルフレは知るよしもない。 部屋主が今まさに扉を開けようとしていることを。
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31 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/07/21(月) 19:28:03.47 ID:9D75jxr5 - 0721の日なのでここで終わりです。
お目汚し失礼しました。
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