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名無しさん@ピンキー
女の子が露出する/させられる小説 その9

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女の子が露出する/させられる小説 その9
337 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/07/13(日) 00:45:26.78 ID:XeiMtGsf
とある町の名のある道場に道場破りがやってきた。
相手の口車に乗せられて、「試合で負けたら看板を下ろす」と約束してしまう美少女剣士。
彼女は道場師範の一人娘で、相当な実力を持つうら若きエースだった。
だが、何をやっても勝てばいいという考えの卑怯な戦い方をされ、なんと負けてしまう。
試合内容に納得のいかない彼女は、今のは無効試合だと訴える。
道場破りは彼女を値踏みするように見た後、
「ならば、今すぐ服を脱ぎ去り門下生全員と試合をしろ」と言いだした。
それはあまりにも酷な注文だった。
道場の約9割が男なのだ。若い乙女が全裸になどなれるはずがない。
大体、再試合まで体力が持つとは思えない。
しかし彼女は脱いだ。自分の軽はずみな行動を恥じるように。
こうして、約100人近い門下生を相手に、彼女は全裸で竹刀を握った。
「次!」一人、また一人と一本を取る彼女。胸を片手で隠し、羞恥心を紛らわすように
大きな声で次の相手を指名する彼女の全身からは、汗が滝のように流れ出している。
裸の女の子を相手にするのだから、門下生たちも本気では打ち込んでこない。
なるべく一本取り易いように、単純な動きですぐに負けようという配慮があった。
しかし、中にはここぞとばかりに挑発をする者もいた。弱いながらも彼女を翻弄し
無駄に疲れさせようとし、そんなやつらに限って観戦中も卑猥な野次を飛ばすのだった。
2時間半に及ぶ試合をこなし、ついに道場破りとの再戦が果たされる時がやってきた。
体力のピークを迎え、フラフラになりながらの試合。
どう考えても分が悪い勝負だったが、彼女はギリギリで勝利する。
一つに、彼女が相手を卑怯者だと理解していたから。
一つに、相手が慢心をしていたから。
そして最大の勝因は、彼女が胸もどこも隠すことなく真剣に取り組んだ事だった。
試合が終わると同時に彼女は意識をなくす。勝利した安堵感から、緊張の糸が
切れてしまったのだった。
10分後、目を覚ました彼女の前に、師範である父の姿があった。
いまだ裸の彼女に向かって、「勝手な行動を取った罰を与える」と言う師範。
道場の危機を救った事を聞いているらしいが、危機を招いた事も聞いているらしい。
こうして、道場のエースである美少女剣士は、その後しばらく素振り以外の練習を禁じられた。
しかも「素振りをする時は全裸になる事」と付け加えられてしまう。
彼女は許しを得るその日まで、今日も元気にすっぱだかで竹刀を振るのだった。
めでたしめでたし。


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