- 超小柄な姉と大柄な弟の妄想物語
91 :かくれんぼ(3)[]:2014/07/11(金) 00:01:10.89 ID:UKV8cmf8 - 弟「そぉ〜っと入ってけよ。」
陸「まかせて下さい。僕、これでも柔道部なんで。」 弟「何の関係があるんだか。」 陸「お風呂場とトイレは居ないです先輩。」 弟「やっぱり2階じゃね?俺は買ってきたドリンク飲んでからにしよ。」 陸「そぉ〜っと、2階いきますね。」 弟「あいよ。」 ………… 姉「(まだ帰ってきてないみたいね。音しないわ。)」 ………… 弟「居た?」 陸「あの、居たっていうか、ありました。」 弟「あったって、姉ちゃんを物みたいに言うなよ。」 陸「雛ちゃん、一応オッパイあるんですね。」 弟「あっ!ブラジャー!姉ちゃんの部屋に入った?」 陸「入った瞬間に色で女の部屋ってわかったけど、近くにあったから。」 弟「一応オッパイあるってか(笑)。姉ちゃん、小さい体のわりに胸は大きいんだよな。」 陸「元に戻しますね。」 ………… 姉「(あっ、帰ってきたかな!?)」
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92 :かくれんぼ(4)[]:2014/07/11(金) 00:42:26.42 ID:UKV8cmf8 - 陸「ベランダは居ないですよ。」
弟「姉ちゃんの部屋はクローゼットも見た?」 陸「はい。ベッドの下とかも。」 弟「俺は自分の部屋を捜すか。ここ怪しいよな?」 陸「そういえばさっき『さがす』の漢字を間違ってましたよ。それが正しいです。」 弟「おまえ頭いいな。そんなことより、もいっかい下を捜してくれ。」 陸「はい。あ!忘れてました。あの子って小さかったんだ。そのことを考えてっと。よし!」 弟「中1のガキに『あの子』呼ばわりされる姉ちゃん(笑)。」 陸「あっ、すみません。」 弟「本人いないから問題なし!」 姉「(…居るのにな…しかし、待ちくたびれたわ)」 陸「ベッドの下とか棚とかも一通り見ましたけど、ホントに家の中に居ますかね?」 弟「隠れる場所というと……。」 陸「ブーツの中は?」 弟「そうだな、靴の中かって、そんなにちっちゃくねえよ(笑)。」 陸「2階に居ないとなると1階ですよね。下いきましょう。」 陸「まあ、ゆっくり探そうかね。」 ……… 姉「(あれ?声がしなくなったわね。)」
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93 :かくれんぼ(5)[]:2014/07/11(金) 01:00:49.11 ID:UKV8cmf8 - 姉「(あ〜ネおトイレいきたくなったのにぃ。んもう早く見つけてぇ…)」
…………… 陸「やっぱり家の外にいるんじゃ…?」 弟「あっ!トランクの中だ!」 陸「あ〜、海外旅行のやつですね。よく自分で閉められましたよね。」 弟「コレコレ!陸、持ってみ。」 陸「かなり軽いっすね。チビだから軽くて当たり前ですね。」 弟「チビって、本人が聞いたら怒るぞ。」 陸「だから中に。」 弟「あっそうか。怒られても平気なんだな。」 陸「でも、さっき雛ちゃん持ち上げた時より軽い気がします。」 弟「開けてみ。」 陸「……違いましたね。」 弟「捜すのやめるか?そのうち出て来るだろ。」 陸「もう一度、2階いきますね。なんかスッキリしないんですよ。」 弟「よっしゃ、まかせた。」
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94 :かくれんぼ(6)[]:2014/07/11(金) 01:29:04.01 ID:UKV8cmf8 - 陸「ん?は?あれ?せんぱ〜い!!ちょっと上に来て下さ〜い。」
弟「なんだあ?どうした?俺の部屋か?」 陸「あれ何ですか?」 弟「お?どれ?」 陸「さっき無かったんですけど、今見たら、あれが。黒いやつ。」 弟「ん?あぁ〜俺ズボンだよ。」 陸「でも、なんか膨らんでません?」 弟「膨らんでる?(もしかして!)」 陸「(ヒソヒソ)この中かも?」 弟「(ヒソヒソ)上に乗れ(笑)。」 陸「フ」 姉「きゃっ!!いや〜ん!重た〜い!」 弟「俺のズボンにスッポリ入るのかよ(笑)。」 陸「雛ちゃん、出ておいで。み〜つけた!」 弟「そういや、かくれんぼだったな。忘れてた。」 姉「おトイレ行っていい?」 陸「ゴメン。重かった?」 姉「ュュュもれるもれる……(スタスタスタスタ)。」 弟「とりあえずトイレが先みたいだな。」
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95 :かくれんぼ(7)[]:2014/07/11(金) 01:41:22.47 ID:UKV8cmf8 - 弟「どこにいたんだ?」
姉「あなたの洋服のタンスの中よ。」 陸「約束通り、デートしましょね。雛ちゃん。」 姉「そんな約束してないわよ。」 弟「じゃあさあ、萌さんと俺も入れて4人ならどう?」 姉「それは萌ちゃんに聞いてみないと。」 陸「萌さんて誰ですか?」 弟「陸、今はまだヒミツだ!」 陸「わかりました。」 姉「?」
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