- 不気味なモノに寄生されて虜になる娘!!Part19
524 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/07/11(金) 23:02:42.29 ID:RcBI4RdI - 女の子の体に入り込んだ体を乗っ取るハリガネムシ。
初めは強い渇きに水分を強く欲するようになる。 この時点でハリガネムシを取り除くことができれば乗っ取りを防げるが 該当する種は夏場に孵化し寄生するため、発見は困難を極める。 寄生したばかりのハリガネムシは水分によって急速に肥大、成長。 触手を伸ばし神経と接続。あたかも神経になりすまし、新陳代謝の応用によって次第に全身の神経系にとって代わっていく。 このころになると、宿主は強烈な倦怠感に襲われるようになり、体を動かすことさえ億劫となる。 これは運動神経の掌握を悟られないよう、神経細胞と一体化したハリガネムシから、脳へと倦怠感を促す信号が贈られるようになるためである。 完全に運動神経を掌握し脳からの情報を遮断できるようになると、体の自由を手に入れる。 しかしまだ、乗っ取りは完了しておらず、ハリガネムシ自体もあくまで脳の情報を模倣し運動をトレースし寄生を勘付かれないようにする機能しかない。 宿主も、多少の動作の遅れと言った違和感を感じつつ、寄生に気付かないケースがほとんどである。 本格的な乗っ取りは、脳細胞への接続から開始される。 神経細胞のみと一体化した段階では、虫としての知性と意識しか持たないが、脳と繋がることによって、宿主が蓄えた知識を学習。 一気に高度な知性と高等な意識を獲得する。その際、形成される意識が男性的なものであるのは、 この種のハリガネムシのうち人体に寄生するのは雄性のみ故である。 当然ながら通常とは異なる挙動を強制されるため、脳は強い疲労と栄養の欠乏にさらされる。 宿主の思考は鈍り、猛烈な糖分に対する欲求には抗えず、自身がさらさらる倦怠感や動作の遅れを考えることさえままならず 半ばハリガネムシに操られるようにして、日がな一日糖分を補給することを疑問に感じることさえなくなる。 日本における宿主は健康な十代が圧倒的に多いが、この年代はことさら精神のバランスを崩しやすく、また周囲もそれに対して強く出ることができない ―――つまり不登校と言う隔離された状態に置かれやすく、寄生が露見しにくいのが一番の原因であった。 もっともここまで寄生が進んだ場合、除去はほぼ不可能と言ってよく、完全に手遅れ。とみなされる。 レントゲンでは、脊髄として脈打つ巨大な蟲の胴がありありと確認できる状態である。 そうして宿主と肉体的に完全に一体化したハリガネムシは、宿主の人格を吸収し、 あらゆる知識や記憶、経験を、自身のものとする。一見それは宿主そのものと見えるが、言動の端々には虫としての自我、 なにより男性としての趣向が散見される。多くの場合、寄生した女性と同性との性交を強烈するが これは女性の体が次世代を育む苗床として適しているためである。 知らずハリガネムシに取って代わられた女性と交わった女性は苗床となるものの、 卵自体は極省の粒であり、排泄物に混じって排泄される際にも、決して発見されることなく、水流に解き放たれる。 こうしてハリガネムシは繁殖を繰り返し、現在10代の女子は約半数。発見と対策の遅れた全世代である20代に至ってはなんど90%もの女性がハリガネムシが成り代わった者であり 政治的にも無視できない存在となり、人類を侵食しているのは、先日可決された『新人類保護法』―――通称ハリガネムシ法にも記憶が新しいだろう。 私も新人類となった今、ハリガネムシ族の更なる発展のため、この肉体を使ってより多くの女性を籠絡し仲間を増やしつつ 人間どうしのカップル形成を阻害し、少子化を加速させるべく、日夜性技を磨くため、こうして自慰にふけりつつ現状を記している。 元の人格は完全に消し去ったわけではないので、先ほどからまた騒いでいるが、それもあと数日すれば完全に消えてなくなるだろう。 もはや自慰の刺激がなければ、こうして激しく主張することさえ覚束ないのだから。先輩のハリガネムシ族から教わった遊びだが、終わりだと思うと名残惜しい。 一際激しくイッたところで本体が爪の間から出てしまったようだ。面倒なので、その先にインクをつけて結びの文を書いた。 今日はもう早く寝るとしよう。
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