- ふたりエッチでエロパロ Part12
275 :名無しさん@ピンキー[]:2014/07/07(月) 23:37:56.57 ID:NeL0VK5N - 美咲〜囚われた美しき淫乳〜D
オイとみゆきちゃんが声を掛けられると、みんな息を飲み込んでいた。今まで散々、与えられた悲しみと恐怖のせいか誰も 抵抗しようとはしなかった。 みゆきちゃんがたじろぐと長髪の男の人はみゆきちゃんの腕を乱暴に掴みどこかへと連れて行かれてしまった。 どれくらい……時間が経ったのかしら……。 みゆきちゃん、一人があの長髪の男の人に連れて行かれてから、もうずいぶん時間がたった気がする。 私たちが入れられたこの牢屋は、だいたい10畳程の広さでこの牢屋には私の他に、みゆきちゃん、シェリーさん 泉さん、桜子さんの5人の女の人が囚われになっている。この慰安旅行に参加した女子社員は17人だったから 他に牢屋は3〜4部屋あるようでそこにもこの牢屋と同じ数くらいの女の人が閉じ込められていると思う 牢屋と牢屋の間は何メートルかあいてるらしくてとてつもなく頑丈な作りの鉄格子から覗いたくらいでは、 ほかの牢屋がどこにあるのかは見えなかった。 天井を見上げると白い色のコンクリートに茶色身かかった蛍光灯が照っていてた。牢屋の中は 暗いというわけではないけどその蛍光灯の独特の色あいのせいで少し不気味だった。そのせいか 私たち4人は自然と牢屋の中央の狭い一部分でみんな固まるようにうずくまっていた。 今はいったい、何時なのかしら。 すべての荷物は取り上げられてしまって、まるで時間が解らなくなっていたわ しかも窓も一つもないこんな牢屋に、閉じ込められて。せめて小さくても窓があれば、今が昼なのか夜なのか、 それだけでもわかるのに 空調が効いていてその音なのか、かすかに響く音が聞こえて怖くなり背中が冷たくなるとまた体が震えた。 暑い季節ではなかったし牢屋の中が寒かったということもなかったけれど けど消えない不安と戻ってこないみゆきちゃんのことが心配で私たちは押し黙りながらもみんなで体を 寄せ合っていた。………私だけではなく、他の3人も震えている。 これからのこと。これから何をされるのか、させられるのか。みゆきちゃんは…今。 考えただけでも全身が恐怖で支配されて気が遠くなり震えがこみ上げてくるの。 「…真中君。」 桜子さんが不安を押し殺した様な面持ちで私にすりよる。 「菊池君……帰って…来ないな」 「そうね」 慰めて、あげたかったけど、だいじょうぶよなんて気休め言えるような状況じゃなかった。 怖くて不安なのはみんな、同じだからそんなこと言えるはずもなかったわ。 何か話そうにも話題なんかあの恐ろしい出来事と戻ってこないみゆきちゃんのことくらいしかないから 口を開くこともできなかった。 あの人たちの目的がわかってしまったから、優良さんの妹の梨香さんがあんな目にあわされて…… おそらく、この瞬間……みゆきちゃんも……きっと……。 みゆきちゃんの身を案じながらも私は、ここでうずくまっていることしかできなかった。 そうしているとまた再び、ぎぃぃっと重い扉の開く音がこの地下牢に響いた。
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