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名無しさん@ピンキー
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【アクセル・ワールド】川原礫総合 8層目【SAO】

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【アクセル・ワールド】川原礫総合 8層目【SAO】
137 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/07/04(金) 23:48:47.02 ID:XOlGfE42
GGO編開始記念投下。盛大にネタバレにつき小説未読者はID丸ごとNG行き推奨。
次レスより開始します。



-ガンゲイルオフライン-

※朝田詩乃の凌辱系睡姦。寝取られ・妊娠アリ。
↓は読み飛ばしてもいいプロローグ。本編は↓↓から。
【アクセル・ワールド】川原礫総合 8層目【SAO】
138 :現在投下中[sage]:2014/07/04(金) 23:49:34.30 ID:XOlGfE42
死銃事件。後にそう呼ばれることになるVRMMOFPS、GGOを介した殺人計画――その首謀者である二人の少年は、薄暗い密室でGGO初の殺人成功に湧きあがっていた。
新川昌一、恭二――兄弟である二人の殺人者は、アインクラッド以来の殺戮とAGL極ビルド冷遇の現体制への復讐の遂行――各々の成功に黒く淀んだ歓びを覚えていた。

恭二「―――。」
しかし祝杯を干す最中、何やら思案を始めた恭二が妙に浮かない顔になる。昌一が理由を聞けば――

恭二「実はシノンってプレイヤーがいて……」
成程、つまり弟はそのプレイヤーの中身……朝田詩乃に崇拝と劣情の混じった感情を持っているのだろう、と話の内容から昌一は判断する。
悩みとは即ち……その詩乃の自室に侵入を可能とする方法を得たが、それ以上のことができない――触れれば相手が覚醒するゲーム機の仕様の壁についてだろう。
溜息を吐く昌一。弟のシモの世話など毛ほどにも興味が湧かず、昌一自身は殺人を行うこと以外に他人の家宅に侵入する必要性を感じていなかった。
毒殺以外の余計な真似は真相の露見を早めるだけ、そう昌一は思考する。だが、実は――その時、昌一の頭の中には弟が抱える問題への解決策があったのだった。
彼にとって伝えたところで得の無い話であり、もしその手段を秘していれば――そこには違う未来があったのだろう、一人の少女にとって幸福な未来が。


外部からの接触時に昏睡者を強制覚醒させる――医学的に考えれば時に防犯より危険なその機能は、当然ながらオフにする機能を密かに備えている。
医療機器の機能もフィードバックされたダイブ装置。その外部からの制御の手段など、病院で業務に用いる機器に詳しい昌一には調べるまでもない情報であった。

恭二「それ、本当!?ひひひっ、ふひゃひゃひゃひゃっ……!!」
強制覚醒の解除法――詩乃を思いのままにする手段を昌一より与えられた恭二は狂ったように歓喜の声を上げる。
そう。得はしない話ではあったが、件の女があの男――KIRITOの今のパートナーであるというなら……それを穢し尽くした様を見せつけた上で殺すのも一興だろう。
その瞬間の手応えと快楽を思い浮かべて昌一もまた、弟のように昏く狂気に満ちた哂いを上げるのだった。

――かくして歯車の狂った運命の物語は回り始める。
【アクセル・ワールド】川原礫総合 8層目【SAO】
139 :現在投下中[sage]:2014/07/04(金) 23:50:11.52 ID:XOlGfE42
強制覚醒を阻害する違法機器を片手に、詩乃の居室に不法侵入を果たした恭二。静かに玄関の鍵をかけ直し、部屋の一角へ進む。
そこにあったのはベッドの上で何の警戒もなく横たわる詩乃の姿。アミュスフィアを額につけ、眠るように小さく呼吸している。
眼鏡の奥の切れ長の目は今は無防備に閉じられ、平時に鋭く周囲を拒絶する彼女の瞳は柔らかな瞼に覆い隠されていた。

恭二「本当に、コレで寝たままにできるんだよな……?」
兄から借りた機器をアミュスフィアから繋がる端末へと恐る恐る取り付ける恭二。しばらくしてアクセスが完了した旨のランプが灯る。
いつでも逃げ出せるような姿勢でそっと伸ばした指を、詩乃の白い肌の頬へ触れさせる――と、

恭二「起き、ない……?」
使用者への接触に反応してダイブが切れる……アミュスフィアの防犯機能は沈黙を保ち、作動する様子は皆無だった。
確かめるように、今度は掌で彼女の頬に触れる恭二。柔らかな顔と手触りのいい肌の感触を認識し、にわかに荒ぶる恭二の吐息。

恭二「ははっ、ふははははっ!起きない、起きないぞぉっ……!!」
思い切って彼女の体に覆い被さりその華奢な胴を抱き留める恭二。密着させた体が服越しに彼女の慎ましいバストの感触を感じ、何かが背筋に込み上げる。
鼻先を埋めた髪からは入浴して間もないのか石鹸の香りがし、耳のすぐ横で柔らかな唇が静かに息を吐く。五感で触れる詩乃の全てが今、恭二だけの物となっている。

恭二「あはっ、はははっ!やったぞ!ははっ……この手、この手で銃の引き金を……人を撃ったんだよね!殺したんだよね!?」
ベッドに自重を預けていた詩乃の利き手を乱暴に掴み……精緻な工芸品でも観察するように、その細い手指を恭二の両目は瞬きも忘れて凝視する。
更にはその華奢な指に舌を伸ばし、口に含むと棒付きキャンディでもしゃぶるように詩乃の手を貪る恭二。静かな室内に汚らわしい吸引音が響く。

恭二「ちゅぶっ……んじゅるぅっ!うひゅひゅっ……ぷはぁ!こんな細い指が……美味しい指がっ、人間を殺したのかぁっ!!あはははっ!」
自分も兄と共謀して殺人をやってのけた。だがそれでも……面と向かい合った、しかも銃を構えた相手を射殺し返すなど現実の自分には出来はしない。
殺人者として未だ彼女が遥か格上にいることを再認識し、その上で彼女を思いのままにしている……この状況を言葉にするだけでこみ上げる悦びが止まらなかった。

恭二「ふひっ、ふひひひぃっ……!!」
唾液まみれにしてやった詩乃の手を、汚らわしい劣情で猛った自身の股の膨らみに這わせる恭二。自慰とは違うもどかしい刺激に却って情欲が燃え上がる。
口の端から垂れそうになる涎を拭い、詩乃の眠るような穏やかな表情と向かいあった。意を決し、顔を下ろす。

恭二「んじゅうぅぅぅぅぅっ!むちゅっ、ちゅぶっ……れろっ、ふじゅるうっ!!ぷはっ……ふひっ、ふひひひひっ!甘ぁい、甘いぞぉぉぉぉッッ!」
薄く開いた詩乃の口元を口で塞ぎ、柔らかな唇の感触を十全に堪能する。舌を無遠慮に彼女の口腔に捻じ込んで、無防備な彼女の舌に絡めた。
レイプと表現するのが正しいような、激しく汚らわしい劣情に満ちた口淫で詩乃の口腔を味わい尽くす恭二。唾液をたっぷり飲ませてやり、口を離す。
恭二の唾液に滑る詩乃の口元と自分の口腔に涎が銀のアーチを描き、なおも無防備に眠る詩乃の姿に恭二の胸は割れそうなほど鼓動が早まっていた。
【アクセル・ワールド】川原礫総合 8層目【SAO】
140 :現在投下中[sage]:2014/07/04(金) 23:50:44.51 ID:XOlGfE42
恭二「あのオカマ野郎とキスはしたのかなあ?まだだよねぇ、こっちも誰にも見せたことないんだろぉ?」
既に射精しそうになっている自分の股のテントからシノンの手を離させ、彼女の纏うシャツのボタンを興奮で震える手で外す恭二。
肌蹴たシャツの下……殆ど陽を浴びることのない白い胴が露わになり、最後の護りであるブラを乱暴に剥げば無防備に現れる――詩乃の乳房。

恭二「ふひぃっ、くひひひっ……綺麗だよ詩乃ぉ。お、オナニーの時はここは弄ってるのかなぁ?」
小ぶりな膨らみの……しかし艶めかしい白さで欲望を煽る美しい曲線を描いた乳房を鷲掴みにすれば、女の子の体らしい柔らかな手応えを確かに掌に覚える。
就寝中でも目を覚ましそうな乱暴な扱いに、しかし意識を完全に仮想世界に置いた詩乃の体は恭二にされるがままだ。やがて掌を突く硬い感触。

恭二「ゲームをしながら感じてるのかっ、詩乃っていやらしいんだねぇ?知らなかったよ、くひひっ……あむっ、ちゅうっ!ちゅばっ、れろっ……」
刺激に対する反射で充血を始めた乳房の先端……桜色の乳輪から小さく勃起した小豆のようなその膨らみへ口を寄せ、唇に含んでやる。
ほんの薄く汗の味のする乳頭をわざと下品な音が立つように吸い上げ、逆の手でも反対の突起を引き伸ばすように抓る恭二。

恭二「ぷはっ!シノンのおっぱい見てシコってんだろ、STR振りの雑魚どもっ……!ザマみろ、詩乃はっ……この女はっ、隅から隅まで僕のモノだっ!」
たっぷりと詩乃の乳房を舐り、興奮した恭二は一人喚きながら彼女の下半身……両脚の付け根を覆い隠すスカートの布地を捲り上げる。
華奢な両脚の間を、シンプルなデザインの下着が覆っている光景。自然と荒ぶる鼻息を押さえることなくそこに恭二は鼻先を埋めた。

恭二「すぅ……ふ、ふひひひっ!詩乃は、オナニーは週何回してるんだ?ひょっとして毎日だったり、するのかなぁ?」
替えて間もなかろう下着は清潔で、しかしそれでも薄らと布地ごしに女の臭いを嗅ぎ……その興奮に危うく射精しかける恭二。
卑猥な言葉を投げかけながら下着に手を掛けてズラし……目に入ってきた光景に生唾を飲んだ。

恭二「これがっ、これが詩乃の……ふへへ、ふひひひひぃっ!……ごくっ。はぁっ、はぁぁぁっ……ちゅばっ、ちゅぶちゅうっ!」
覆い隠すものの無くなった詩乃の股。肉付きの薄い両腿とその付け根の膨らみ、そして……そこに亀裂のように座する、秘肉の唇。
本当に男を受け入れるための穴なのかと疑うほど小さな割れ目を目にし、興奮を最高潮に滾らせながらそこにキスする恭二。
柔らかい粘膜を舌先で穿り拡げると舌先にほんのりと、発情した雌の体液の味を感じて忽ちに恭二は我を忘れて処女穴を舐り回した。

恭二「うっ……はぁっはぁっはぁっ、詩乃……詩乃ぉ……!僕がっ……僕のこれがお前をオンナにするモノだぞ?えぇ、どんな気分だよっ……!?」
震える手で陰茎を取り出し、亀頭を詩乃の秘所に押し付ける恭二。粘膜が滑る水音を立て擦れる感覚だけで射精しそうになるのを堪えて嗤う。
体躯の割に無駄に長大で手淫以外に使い道無く、まさに無用の長物であった陰茎……それを今まさに本懐遂げさせる、その興奮に酔いながら腰を突きだす恭二。
【アクセル・ワールド】川原礫総合 8層目【SAO】
141 :現在投下中[sage]:2014/07/04(金) 23:57:07.43 ID:XOlGfE42
詩乃「…………っ!」
衝撃で詩乃の唇がか細く息を吐く。同時、恭二の亀頭が肉を抉じ開け……何かを突き破る感触と共に熱く滑る感触に包まれる肉棒。
結合部に目をやれば、恭二の肉槍が半ばまで詩乃の秘口に捻じ込まれており……純潔の証が赤い滴となって幹を伝い滴り落ちていた。

恭二「ひ……ひひひひぃっ、ひゃはははははっ!僕がっ!僕が詩乃の初めての男だっ!あのオカマ野郎じゃなくてっ、僕が……ウッ!!」
哄笑を上げながら、更に奥に陰茎を押し込もうとする恭二。と同時……反射的に詩乃の膣が強くうねり、挿入された肉棒に強い刺激をもたらした。
興奮が極限を超えて高まっていた恭二の我慢はあっさり決壊し、排泄の如く鈴口から精液が漏れ出る。その量は日頃の射精を桁違いに上回っていたが。

恭二「ふぉっ……おぉぉぉぉっ!!くっ、出ちまった……勿体ないっ、うぅっ!はぁはぁ……へ、へへっ。ざまぁ……ざまぁみろっ、STR厨の童貞ども!」
腰ごと精を引き抜かれそうな快感に打ち震える恭二。彼を見下し、或いは彼が内心見下していた輩を脳裏に浮かべて嘲りを言い放つ。
仮想空間では羨望の的の詩乃。憧憬すら抱いていた相手を自分が一方的に組み伏せ、女の聖域を穢している……その意識が性交そのもの以上の喜悦を恭二に与えていた。

恭二「はぁっ、はぁっ……詩乃ぉ!これからお前が何回あのオカマ野郎とセックスしても、初めての男は僕だ……最初に種付けしたのは僕だぞっ!」
恭二を嘲る無数の見知らぬプレイヤー達、尊崇してすらいた詩乃、彼女の信頼を突然盗みとった胡散臭い剣使い、或いは現実の級友や教師……
全てに勝利し、生物としての頂点に立ったような錯覚すら覚えて興奮に酩酊する恭二。その内、精を放ち終えた肉茎が硬さを取り戻してくる。

恭二「いや、あんな奴とヤらせてやるもんか……僕がっ、僕だけがお前の男だって!誰にでも分かるよう、何度でもマーキングしてやるよ……詩乃ぉ!」
既に詩乃を自身の所有物だと断じ、その証を刻もうと再び腰を振り始める恭二。精液の漏れ出た膣がグチャグチャと卑猥な粘質音を立てる。
潤滑の良くなった膣を肉棒が無理やりに押し広げ、最奥を目指して掘削していく……と、やがて亀頭が硬い肉の感触に突き当たった。

恭二「ふひっ?あ……あははははっ!ここかっ、これが詩乃のっ……!ふひひひぃっ、種付けっ……種付けしてやるぞぉ、覚悟しろ詩乃ぉぉっ!」
子宮――女性の中枢とも言える聖域を自身の雄が捉えたことを知り、興奮が一気に頂点まで高まった恭二は夢中で腰を振った。
つい先ほど射精したとは思えないほど硬く怒張した陰茎が脈打ち、睾丸がマグマを生み出してるかのような熱の高まりを覚える。

恭二「STR厨のっ、脳筋オタどもぉ!回線の向こうでっ、無様にシコってろ!僕が勝ち組ッ……生物としての勝者だっ!ざまぁっ、ざまぁぁぁぁっ!!」
詩乃「っ……ッ――」
膣の奥に収まった固さのある肉――子宮口を幾度も小突き上げる、その感覚と急速に強まる征服感に陶酔して吠え猛る恭二。
激しい抽挿により詩乃の肺腑から呼気が絞り出され、喘ぎのような声が唇から漏れ出る。あまりに一方的、だが紛れも無くこの行いは性交であった。

恭二「最高だよっ、詩乃のアソコ……いやっ、マンコはっ!詩乃のマンコの種付けセックス……最高にっ、気持ちいいよぉっ!」
幼稚で淫猥な表現を叫んで征服感をより高め、己の興奮を殊更に煽る恭二。その様は交尾中に喧しく唸る盛った犬と大差ない。
獣になすがまま犯される詩乃の体――そこに消えない汚辱の証を刻む瞬間は、最早避けようのない刹那先にまで近づいていた。
【アクセル・ワールド】川原礫総合 8層目【SAO】
142 :現在投下中[sage]:2014/07/04(金) 23:57:53.60 ID:XOlGfE42
恭二「ふっ、ふぅっ、うぅぅっ!出るっ、出すっ、種付けっ!!孕めっ、孕めよ詩乃ッ!僕の精子で妊娠してっ、僕の子を産めぇぇっ!!」
詩乃「っ……!」
詩乃の腰を掴んで猛然と前後運動していた恭二が男根を根本まで叩きつけた瞬間、ぶるりと脈打った陰茎が先端を埋め込んだ子宮口に精を吐き出した。
恭二の思考が白く染まり、忘我の中で詩乃の子宮に白濁液を注ぎ込んでいく。性欲の発散と支配欲の充足が渾然となり、極上の陶酔に満たされる脳髄。

恭二「う、おぉっ……ふへぇ〜〜。ふ、ふははっ……飲み干せぇ、一滴残らず……くくく、ちゅばぁっ。」
詩乃の生殖器を水風船のように種汁で膨らませながら、呆けた表情で種付けを続ける恭二。詩乃の唇を奪い、征服感を堪能する。
静寂の室内にしばし、精液まみれの膣内を捏ね繰る結合部と絡み合う口舌の淫猥に湿った音が響き続けた。

恭二「へ、へへっ……出過ぎだろう、詩乃のアナが淫乱に吸い付きすぎだからってさぁ?くくっ……うっ。」
一滴残らず精液を吐き切った陰茎を引き抜く恭二。異物の覗かれた膣口が、破瓜の証の赤を押し流すように大量の白濁液を漏らす。
その光景は紛れも無く、恭二が詩乃の身の奥底までを穢し尽くした証明に他ならなかった。

恭二「ふ、ふひひぃっ……!や、やっぱりもう一回だ……もう一回!!」
行為に満足したかに思えた恭二であったが、眼前の背徳的な光景にまたしても情欲を昂ぶらせて詩乃にむしゃぶりつく。
男の卑猥な咆哮とベッドの軋む音が室内に響き出すまでさほど間はかからなかった。


恭二「勿体ないけど、また来るためには仕方ないよな……くくっ、これでよしと。」
あれから更に2度の膣内射精を行った恭二は、疲労にふらつきながら今ちょうど後始末をし終えたところであった。
詩乃の身の内外を拭い、着衣を戻し、消臭剤を撒き、痛み止めを投与する。
起きてから違和感は残るだろうが、よもや侵入者が自身の胎内を穢し尽くしていったなどとは思うまい。

恭二「じゃあね、朝田さん……また明日、学校でねぇ?」
詩乃の部屋のスペアキーを手に、部屋を退出する恭二。合鍵を作って返しに来なくては、と心中で哂いを浮かべながら扉を閉める。
鍵をポケットに捻じ込み、性交後の詩乃との記念撮影を収めたスマホを手にしたまま何事もなかったかのように帰途についた。
【アクセル・ワールド】川原礫総合 8層目【SAO】
143 :現在投下中[sage]:2014/07/04(金) 23:58:38.34 ID:XOlGfE42
詩乃「――ん……っ!なんだか、変……GGOやる前に私、なにかしてたかな。」
ゲームからログアウトし、目覚めた詩乃は体に妙な倦怠感と重みを感じて室内を見回す――いつも通りの室内に、特に変わった様子はなさそうである。
今日はゲームに熱中しすぎて長時間篭っていたこともあり、そのせいの体調不良かと自身をやや強引に納得させる詩乃。

「あ、れ――私、なんで泣いてるんだろう?おかしいよ、どうしてかな……キリト?」
ふと、目を向けた先の姿見に映る自分の姿。そこに映る詩乃の瞳からは涙が一筋伝っていたのだった。
自身が何故泣くのか……その理由も分からないまま詩乃は己の身を抱き抱え、仮想世界での寄り辺となった少年の名を呼んだ。



朝田詩乃が残酷にして無慈悲な真実を突き付けられるのは、しばし先のことになるが――その運命を彼女は未だ知る由もなかった。


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