トップページ > エロパロ > 2014年07月01日 > tn2p3lD5

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名無しさん@ピンキー
悔しい!許さない!を前面に押し出すエロパロ

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悔しい!許さない!を前面に押し出すエロパロ
84 :名無しさん@ピンキー[]:2014/07/01(火) 19:06:48.57 ID:tn2p3lD5
>極端にするとここまで行くけどそれはどうだろうか、描き方次第では可能?
>・チンポなんかに絶対に負けない!→セックス→チンポ気持ちいいのぉぉ悔しいよぉぉぉぉ
堕ちてはいるけど、そんな自己を冷静に観察するもう一人の自分がいて、悔しがっている。
みたいな心理状態はありだと思います!
悔しい!許さない!を前面に押し出すエロパロ
85 :名無しさん@ピンキー[]:2014/07/01(火) 20:26:59.56 ID:tn2p3lD5
実際に書いてみた。
超短編。


タイトル『わたしの独白』


「――あっ、あん! いや――いやぁ! らめぇええ!」

 それは私自身だった。
 男に秘所を掻き乱され、下品な牝犬のように鳴いている私がいる。
 どうして、彼はこんなに上手なのだろう。
「いや! 駄目っ、駄目ぇえ!」
 日頃はもっと強気で、彼のことも尻に敷いているはずのこの私が、ベッドの上では思い通りだ。
「ほら、ここがいいんだろ?」
 巧妙なまでに弱点を貫き、私は快感に逆らえない。
「――ひあぁ……やめっ、やめぇえ! ああん!」
 こんな声を上げながら、私は少しムっとしている。
 私を自分の思い通りに乱れさせ、ニヤニヤしている彼の顔が目に付くからだ。この私の体をコントロールして、実に喜ばしげな顔をしている。
 そういえば、言っていたっけ。

 ――今日、俺がお前をイカせたら、俺の勝ちな。

 私はこう言った。

 ――いいの? そんな賭けしちゃって。今まで一度だって、そこまでやれたことないクセに。

 そんな、ベッドの上での一勝負。
 負けた方は罰ゲームで、相手のいう事を何でも聞く、とかだっけ。
 だから正直、悔しかった。
 堕ちている自分自身が自覚できるのに、私はそこから抜け出せない。
 落っこちた穴が深すぎて、上へ戻れなくなってしまったような。そんな感じだ。
 もう少し気合が入ればいけるのに、って思うのけど。
 いいところまで行くたびに、足首を掴まれ底の方まで引きずり込まれる。
 そんな気分だ。

「だ、だめぇ――あっ、あ――あぁあああ!」

 果てる、私。
 本当、悔しかった。


 〜完〜


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