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H
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所14【汚物】

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【スカトロ】排泄系妄想廃棄所14【汚物】
186 :H[sage]:2014/06/29(日) 00:00:01.98 ID:yaxV57JY
 
「てことは、あんた、便秘体質が治ったってこと?」
「うん…一時的に、だけど。子供のころから、今ほどじゃないけど便秘にはよくなってたんだ。でも春になると……
あったかくなると、それが改善するの。で、冬になるとまた全然出てきてくれなくなるんだ」
「な、なるほど……。だったら正に、雪解けの洪水って訳だ……それも、茶色い」
「うん……。でもまさか、こんなに急に動くなんて思ってなかった。最近疲れてて、ここでついウトウトしちゃって……
それで気が付いたら、硬いのがおしりの穴拡げて、勝手に先っちょが出てきてた」
 眉尻を下げて、恥ずかしいのを我慢しながら、エーナは自分の状況を説明した。
 そして言い終わると、手をおしりの方に伸ばして、スカートの布の上から「その物体」の感触を確認する。
「んっ… あ、またちょっと出ちゃってる…… やだぁ…… んあぁっ……」
 我慢しきれず、エーナの喉から妖しい吐息が漏れた。
 と同時にふるふると、彼女の腰が“あの刺激”に震える。
 スカートで隠れていて外からは全く見えないが、また少し彼女の座高が上った。
「えーと、あのね。状況は分かったんだけど……おしりを手で押えながらでも、トイレに行くとか出来ないわけ?」
 ルシュカは頭を掻きながら、率直な疑問を口にした。
 いつものアレだったら、別にトイレに行くぐらいの余裕はあると思うのだが、何故そうしないのか?
「ムリ! それは駄目。立ち上がったら、もう全部出ちゃう…。今、私の上半身の体重で、出てくるのを押さえつけてるから」
 ぶんぶんと、顔を横にふって彼女は言う。
「…先っちょは固い、いつものアレだかけど……奥の方は多分、柔らかい、どろどろのやつがいっぱい。それが洪水みたいに、固い塊を押してる感じ。
今は、ここから一歩も動けない」
「……それってつまり、昔の戦争映画とかでよくある……“地雷踏んじゃってその場から動けなくなりました” みたいな状況ってこと?」
「あ、それそれ! さすがルシュカ、上手い表現で……」
「感心してる場合じゃないでしょうが! どうすんのよこれ!」
 呆れと、そして怒りと……。
 それぞれ半分混じった顔でルシュカは叫んだ。
「て言うか、あんたね、こうなる前に察知して、トイレ行くなり物陰に行くなりしなきゃダメじゃないの!? うたたねしてたら、いつの間にか
おしりから出てきちゃってたとか……子供かあんたは!」
「ごめんってば…! あとでいくらでも謝るから、今はお願い! ……ほら、今もちょっとずつ伸びてきてる…10センチくらいのやつが。
私の体重じゃもう、うんち押さえきれないの! あ、あああ…! ま、またぁ……」
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所14【汚物】
187 :H[sage]:2014/06/29(日) 00:00:57.82 ID:yaxV57JY
 
 エーナの繊細な唇から、また抑えきれない喘ぎが漏れた。
 10センチ、と彼女が言ったのは、長さではない。
 信じがたいが、直径である。
 彼女の肛門を貫き、便の直径10センチにも達する、巨大な塊が蠢いている。
 白い下着を押しのけ、当然、彼女のピンク色の肉壁を、無理やり拡張しながら……。
 ルシュカが来るまでにどれだけの時間があったのかは分からないが、少なくとも数十分、彼女のおしりの穴は、自身の巨大な排泄物で犯され続けているのだ。
 肛門を刺激する、言い表しようの無い排泄の快楽と、その便を出てくる途中で止め続けなければならないという、耐え難い苦痛と……。
 ほんの少しでも大便が動くたび、その両方の刺激が電気の波となって脳へ駆け上がり、彼女の精神をかき乱す。
 早く何とかしないと、頭がどうにかなりそうだった。

「…わ、わかったから、落ち着いて。……で、私はどうしたらいいわけ?」
「ふぅ、ふぅ……持って来てくれた? 重いもの」
「ええ持ってきましたとも……。結構な重労働だった。ああ、でも介護の実習よりはきつくなかったけど」
「何がある?」
「10キロのダンベルをね。二つ借りてきた」
「じゃあそれを私に持たせて! 上から重みで、これを穴の中に押し戻すから! そしたらおしり無理やり押さえてでも、なんとかトイレに行けると思うから……」
「あー……なるほど…」
 そこでようやく、ルシュカは理解した。
 エーナが何故“重いもの”などと抽象的な要求をしたのかを……。
 彼女の生み出す、異常な巨大便。
 あの砲弾のような毎回10センチにもなる非常識な太さと、食事にセメントでもふりかけて食べているのかと思ってしまうあの硬さは、下の世話をしている彼女自身よく知っていた。
 一度出始めたら、肛門の力では噛み切れない。
 途中まで出して排泄をやめると言う選択肢は無いのだ。
 何とかして全部出し切るか、さもなくば、便を直腸に無理やり押し戻すかしかない。
 理解すると同時に、ルシュカはため息をついて、その肩を落とした。
「難儀な体質ってのは良く知ってるし、同情もするけど。……非常識だわ、本当に」
「本当にごめんってば…これのことで私が頼りに出来るのは、世界中でルシュカだけなんだから……見捨てないで、お願い」
「……見捨てないよ。好きな人を見捨てるはずないでしょ。……じゃ、ダンベル持ってくるから、あんたも頑張りなさいよ」
「……うん。ありがとう…」

 どんよりとした空の下、冷たい風の吹く中ではあるが、エーナの表情はさっきより少しだけ和らいでいた。
 だがその間にも、少し、また少しとエーナの座高は上っていく。さっきよりも、座る彼女と他って話しかけるルシュカの顔はほんの少し近づいていた。
 
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所14【汚物】
188 :H[sage]:2014/06/29(日) 00:13:32.08 ID:yaxV57JY
 
「ん、んんんん……! あ、ま、また来る……あっ…!」
 再び全身が、あの刺激の波で小刻みに震える。衝動的に、腰かけるベンチを爪で掻いてしまう。
 ほっとしたのは、ほんの短い間だった。
 ルシュカが一旦離れると、またエーナの美しい顔が排便の刺激に妖しくゆがんでいく。
 直径10センチの異形の大便に圧迫され、力いっぱい拡げられた括約筋は、声にならない悲鳴を彼女の脳に送り続けている。
 秒速0.3mmほどの、カタツムリより遅いスピードで、じりじりと肛門の肉が擦られていく。
 それを、今の彼女は黙って耐えるほか無かった。
「う、うぁぁっ……」
 ルシュカが来て、少し緊張が解けてしまったのだろうか?
 便が動くスピードが、ほんの僅かながら速くなってきているような気がした。
 涙目になって、彼女は自分の両肩を掴む。
 瞳だけではない。
 厚着の下に隠された彼女の白い肌も、果てしなく続く苦悶に、玉のような汗をにじませていた。
 怖い。
 目の前にルシュカがいたら、きっと思い切り抱きしめていた。

(あ…く、ううううぅ……! い、いっそ痛みしかなかったら、まだよかったのにぃ……!)

 その叫びは声にならなかった。
 理性が否定しようと思っても、苦痛と一緒にやってくる快感の波が消える事はない。
 腕や、腰だけではない。
 ベンチの前に行儀よく揃えた、今はほとんど体重を支える役に立っていない彼女の両脚も、その快感を隠しきれずに小さく震えている。
 鼓動が早くなっているのは、不安と緊張のせいだけではない。
 それは、“慣れ”の偉大さと言うべきか、それとも少しでも自身を防衛しようとする人体の神秘か……。
 彼女が感じている、肛門から電気の波となって送られてくる快感もまた、便の非常識な大きさに比例して高まり、彼女の精神を異常な場所へ持って行こうとしていた。
 巨大な氷河が何万年もかけて、硬い山肌をゆっくりと削っていくかのごとく、彼女自身の排泄物が、彼女の排泄器官をこする。
 柔らかなピンク色の肉壁を刺激する。
 肛門を犯していく…。
 溜まった排泄物を出す時の、人が本能的に感じる快感。
 これほどの凄まじい大便であっても、長年訓練されたエーナの肛門は、それをしっかりと感じているのだった。
 ほとんど手付かずの、彼女の美しい性器のすぐ横で、激しい陵辱行為が展開されている。
 だが、それは、まだ序章である。
 これから、それを、反転させなければならない。
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所14【汚物】
189 :H[sage]:2014/06/29(日) 00:14:33.41 ID:yaxV57JY
 
「よし! 行くよ。いい?」
「う、うん……お願い!」
 彼女の目の前で、ダンベルを持ち上げて構えるルシュカ。
 エーナは両手を胸の前に、それを受け取る用意をする。
「ほいっ まず一個! 持って!」
「うん… うっ! ぐ、んうううっ……!」

 ――10キログラム。

「はぁ、あああぁ……!」
 ふとももの付け根のあたりで、エーナは受け取ったダンベルを抱える。
 すでに高さ12センチほどにもなっていた、硬く太い、砲弾のような大便。
 それが支柱になって、今まで自身の体重50キロを、肛門と直腸の肉壁のみで支えていた。
 そこへ突然、体重が二割増しになった。
 肺の中の空気が、全部出た。
「ちょっ…大丈夫?」
「な、なんとか……平気。 も、もう一個お願い……」
 エーナは心配そうな顔のルシュカを気遣う。
 本当は押し殺した声などでなく、寄り添うルシュカを抱きしめて、思い切り叫びたかった。
 手の指先にまで、肛門からのあの電気が飛んで、わななく。 
 だが、10キロではまだ足りないらしい。おしりの穴から突き出た大便は、それでもまだねじ伏せられずに、背を伸ばそうとしていた。
「じゃ、じゃあ、もう一個……本当に大丈夫?」
「大丈夫だから…お願い」
「うん……」
 今度は無言で、抱えたダンベルをエーナにそっと渡す。
 日本人であれば、童話に出てくる餅つきの杵をイメージするであろう短い円筒を、エーナはもう一つ、太ももの上に抱えた。

 ――20キログラム。

「っ………!! ぁ…」
 今度は、声にもならない。
 めりめりと、酷い音が下半身から聞こえたような気がして、そしてエーナは自分の視界が一気に数センチ下ったのを認識した。
 全体からみればまだ僅かだが、巨大便が、彼女の胎内に戻ってきたのである。
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所14【汚物】
190 :H[sage]:2014/06/29(日) 00:15:47.26 ID:yaxV57JY
 
(お、おしりがぁ……!)
 外に出すのではない、無理やり押し戻す感覚。
 帰ってくる筈の無い大便の塊が、肛門を激しく犯しながら自分の中に戻ってくる……。
 それも普通の、常人のモノの太さではない。
 いくら慣れているとはいえ、直径10センチ以上にも押し広げられて、更に逆向きの力で圧迫されて……括約筋が切れないでいるのが不思議なくらいだった。
 だが、それでもまだ足りなかった。
 
「ル… ルシュカっ…… もう一つお願いっ……!」
 全身を駆け巡る、苦痛とも快感とも知れない刺激に耐えつつ、エーナは小声で頼んだ。
 かすれた声が、もう彼女の限界が近いことを告げていた。
「え!? もう無いよ…まだ駄目なの?」
「ちょ、ちょっとずつ中に戻ってるみたいなんだけど……もう一気にやらないと、私が持たない……! お、おしりが変になる…ぅ……」
 力の無い、上ずった声。
 いつもの超極太排便の刺激にはまだ慣れていても……異様な刺激が電気の波になって、また彼女の脳を犯す。
 我慢に我慢を重ねてきたが、もうこれ以上はムリだ。
 公共の場所で漏らさないために頑張ってきたはずだったのに、その彼女の理性さえ、我慢を放棄してこの場で何もかもぶちまけてしまいたい衝動に駆られていた。

「ルシュカ、私に乗って……! 二人分の体重で、一気に押し戻せばなんとかなると思う……」
「え!? あ、ああ。えーと……ホントにそれ大丈夫?」
 流石にルシュカはためらった。
 その彼女に、エーナは両腕を伸ばして請願する。
「いいから! お願い……早く…!」
「あー、もう! どうなっても知らないよ!」
 半分ヤケで、ルシュカはエーナの抱えていたダンベルを脇にどかし、そして、

「行くよっ! 覚悟して!」
「うんっ! ルシュカのおしりで、私の体思いっきり押えてっ!」
 エーナに対して後ろ向き。
 どかっと、イスに腰を下ろすように。
 ルシュカは、エーナの細い身体に、その体重60キロをどかっと落下させた。
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所14【汚物】
191 :H[sage]:2014/06/29(日) 00:16:52.07 ID:yaxV57JY
 
 
「……ぐぅっ! う! んうううっ……!!」

 大型の杭打ち重機で、ハンマーを垂直に振り下ろされたような……。
 ダンベルとは比べ物にならない衝撃を、エーナは肛門に感じた。
 広げられた肛門だけではない。
 大便の柱を通して、胎内の、腸壁と内臓までそれは響く。身体全体にその刺激の波が押し寄せる。
 だが、それでもまだ全部は収まらなかった。
 無理もない。
 出かかった便を押して肛門の奥に押し戻そうにも、その場所には既に、次に出てくるはずだった大量の排泄物がぎっちりと詰まっているのだ。
 やすやすと直腸が受け入れてくれるはずが無い。
「うぅ、ひうぅぅ……」
「頑張って! エーナ!」
 ルシュカは、その涙声の喘ぎをすぐ耳元で聞いた。
 熱い吐息も一緒に。
 エーナは両手でルシュカの身体にしがみつき、苦痛に耐えている。
 子供のようにしがみつくエーナの両腕に自分の手を添え、ルシュカは彼女を励ます。
「まだ駄目? ほら、これならどう!?」
「んっ! んんんんん……!」
 ゆさゆさと、ルシュカはエーナにのせた自分の身体をゆすったり微妙に上下動させたり、彼女なりの努力を試みる。
 自分の背中に、大きなふくらみを感じる。
 厚い服の上からでも分かる、エーナの胸のやわらかさに、女ながらドキッとしたものの、今はそれを頭から追い出す。
 エーナの肛門と大便が今どうなっているのかルシュカには分からなかったが、一刻も早く、苦痛から開放させてあげたかった。
 そしてエーナ本人はと言うと、肛門に相当な衝撃が加わっているはずだが、もう何も言わず、肯定も否定もせず……涙を浮かべる瞳をぎゅっと閉じて、
一心不乱にルシュカの身体を抱きしめていた。

 ……しかし会話を聞かず、少し離れてその様子を見ればまるで、女の子二人がふざけて遊んでいるようにしか見えないだろう。
 雲間から春の光が差す庭園には、その深刻な事態を憂う人間は二人以外いない。
 ついでに言うと、あまりの事態に、何を目的に今こんなことをやっているのか、ルシュカも半分忘れかけていた。

「まだ? まだ駄目?」
「ああぅ…! も、もうちょっと、もうちょっとで全部中に……! ん、んんっ……!」

 ……それにしても、彼女の大便の強度たるや、凄まじいものがある。
 両脚にかかる分で多少は分散しているだろうが、彼女が排泄しかかっている(今直腸に戻そうとしている)カチカチの極太便は、
合計100キロ以上にもなる二人分の体重を受けながら、ほとんど潰れていなかった。
 元の出てきた大便の形、そのままだ。
 ロシアの永久凍土の大地の表すかのごとく、エーナの体内で熟成され、圧縮された巨大な便秘便。
 それが木製ベンチの板の上、白いエーナのおしりに挟まれた格好のまま、ぐいぐいと、ようやく元あった場所へ……
 
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所14【汚物】
192 :H[sage]:2014/06/29(日) 00:19:46.92 ID:yaxV57JY
 
 
 
 み、みしっ…! ぱきき…… 



「……あ?」
「え、何今の音……」
 妙な音が聞こえた。
 二人の耳に、はっきりと。
 ふと我に返り、ルシュカとエーナは辺りを見回す。
「…まさか!?」
 そして気づく。
 音の出所は……自分たちの真下だった。


 べきぃっ!!


「ちょ」


 もりゅ…… ぼ、ぼぶりゅっ! もぶっ! ぶりゅりゅっ! べちゃっ!! どぶぼ… ぼっ、ぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼっ!! ばちゅっ!



「いっ!? ぐぅ…あ、ああああああああああっ! んああああああああっ!!」
「う、うわっ! うわぁああっ!!!」

 二人の悲鳴と一緒に、凄まじい音が、あたりに響いた。
 単なる比喩でなく、本当の滝のように大便がどばどばと流れ落ち、地面にはじける音である。
 エーナの開き切った穴から、茶色い濁流が、大音量とともに溢れ出て庭園の一角を汚していく。
 大便の先端を押さえつけていたベンチの木材が……あまりの圧力で、そこだけ抜けたのだ。
  
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所14【汚物】
193 :H[sage]:2014/06/29(日) 00:21:38.75 ID:yaxV57JY
 
 
 ぶりゅりゅりゅ… べちゃっ! ばちゃちゃっ…! 
 
「あ、ああぅっ! あああああああっ……!」
 押えるものの無くなったエーナの肛門は、全くの無力だった。
 ベンチに座った格好のまま、そのベンチに出来た穴を通して、彼女が胎内に溜め込んでいた汚物全てが茶色い滝になって噴出していく。
 ルシュカの大きなおしりで加圧される勢いも加わって、正に貯蔵タンクの底が抜けたように……。
 エーナが最初に行っていた通り、硬い先端以外、本当に柔らかい便ばかりだった。
 その「栓」になっていた硬い弾頭部は、抑えが無くなるのと同時に発射され、そのあまりの勢いに、芝生の地面に突き刺さっていた。
 そしてその弾頭部も、次第に軟便の山の中に埋まっていく…。

「お、おしりが焼けるぅ……! あっ! あああぁっ……」
「ちょっ…エーナ! 手離してっ! うわぁあっ!」
 多分、そんなつもりは毛頭無かっただろうが。
 何十分間も、異様な大便我慢と肛門刺激に耐えた挙句の不意打ちのような大脱糞に、エーナの意識は半分飛んでしまっていた。
 そして脱糞と一緒に半狂乱の叫びを上げながら、相変わらずルシュカにしがみついている。
 ……奥深くに溜まっていた、べたべたの軟便が噴出して地面で飛び散る、その洪水の巻き添えにしながら。
 二人の靴も両脚も、取り返しの付かないくらいに、エーナの排泄物の茶色に染まっていた。

 ぶびゅっ! ぶしゅ… べちゃっ! どぼぼぼっ!

「と、止まんない… うんち止まんないぃ……♡」

 どんな努力も、忍耐も、ほんの一瞬の油断で全てが無に帰す時というものがある。
 栓の抜けたエーナの肛門を塞ぐ手立ては、もう無かった。
 そしてその瞬間のエーナ本人にはもう、羞恥も罪悪感もなかった。
 あまりの苦痛と快感、重い抑圧と圧倒的な開放感……天国と地獄、両極端が無理やりカクテルにされた排泄の快楽を肛門のただ一点で感じて、彼女は嬌声を上げる。
 それは一体何分間続いたのか……。
 自分自身のぶちまけた濁流に理性を完全に押し流され、全てを絞りつくしたとき、エーナは恍惚の表情を浮かべて失神していた。
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所14【汚物】
194 :H[sage]:2014/06/29(日) 00:24:07.32 ID:yaxV57JY
 
 
「あーあ……」


 ……それ以外に、出てくる言葉が無かった。
 惨劇の場と化した庭園、そのベンチの前にたたずむルシュカである。
「こ、こいつはもう……なんて幸せそうな顔して気絶してるのよ……」
 もはや怒る気力も無い。
 ルシュカがエーナの腕から開放されたのは、彼女が気を失ってからだった。
 両腕を投げ出し、ぱたっと、座っていたベンチにそのまま横たわるエーナ。
 ずっと我慢していた、栓になっていた大便の弾頭部は彼女の下着もスカートも突き破ってしまっていた。
 もちろん、黒地のスカートも細い両脚も、ルシュカと同じく、いやそれ以上に排泄物で汚染されていた。
 大便の茶色だけではない。
 気絶した後力を失い、おしっこも全て垂れ流しの状態になっていた。
 上は汗、涙、涎にまみれ、そして下半身は大小とりあわせた排泄物まみれ……。
 人体から出る液という液、ほとんど全種類を絞り出して彼女は失神していたのである。
「しかも、こんな……この細い身体の、一体どこに?」
 エーナの横たわるベンチの下。 
 そこにこんもり盛り上がり、重力に引かれて段々と裾野を広げる大便の山……そして周囲に大量の飛沫が飛び散った惨状は、もはや言葉には出来ない。

(異常なくらい大量に出るってのは、十分わかってるつもりだったけど……人間業じゃないよ、本当。……でも、まぁ、もう今更どうでもいいか……)

 イベント会場などに置いてある汲み取りの仮設トイレが満タンの状態でひっくり返ったら、こんな感じになるのかもしれない。
 間違いなく大騒ぎになるだろう。
 自分の苦労も、努力も、気遣いも。全て灰燼に帰した。
 あとはただ、誰かに見つからないうちに逃げるより他に、道は無かった。
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所14【汚物】
195 :H[sage]:2014/06/29(日) 00:25:02.84 ID:yaxV57JY
 
 
 
「……ごめん。ごめん……」
「…もういい」

 エーナが目を覚ましたのは、ルシュカに背負われて、今は使われていない4号校舎に向かっている途中だった。
 講義時間中に、そこの水道で、とりあえず汚れを落とすつもりだった。そこからの事は、今は頭にない。
「でも……」
「泣かなくていいって。このお返しは、ちゃんと貰うつもりだしね」
「う… どうすればいい? こんな事になっちゃって、私……」
 嗚咽をこらえて、エーナは言った。
 すると、少し間を空けてから、ルシュカは応えた。
「……ねぇ、教えて欲しいんだけど、いっぱいうんち出して、おしりを刺激されるのってさ……。そんなに気持ちいい?」
「え… なんでそんなこと」
「私も、エーナみたいにはいっぱい出せないだろうけど、ちょっとだけ気になるかなって……。だって、あんた……ホントにさ、気持ちよさそうな顔で気絶するんだもん。
あんな顔されたら……気になる。なんか、変な気持ちになる」
「ルシュカ……」
「次は、エーナが私を手伝って。いいでしょ?」


「……ん」
 おぶわれたまま、エーナは顔を赤くすると――はっきりとは応えないまま、さっきのように、ルシュカの背中をぎゅっと抱きしめるのだった。
 
 
 
 
 
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所14【汚物】
196 :H[sage]:2014/06/29(日) 00:26:10.58 ID:yaxV57JY
 
以上。
ロシア式空気イス&ロシア式圧迫祭りのお話でした。

随分間があるんで、前回の話読んでない方には分かりにくいかもしれません。
それに色々と文章がおかしい……気がする。
でも無理をしてでも何か一つ完成させたら調子が戻るかもと思い、書き上げました。
何となく、最近自分の文章を見失いかけてる感じがする。


それから、ここ最近色んな人が投下してくれて、とても嬉しいですよ。
今更ですがReplusive Magicの人、お久しぶりです。
気長に待ってますんで、面白い話をまた読ませて下さい。

初めての人も、罰ゲームで脱糞自慰生配信の話いいですねー
次作楽しみにしてます。

変態紳士さん
書く側に来てくれたのは、どんなGJの言葉より有難いことです。
王道はやはり素晴らしい物ですね。


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