- 立場だけの交換・変化 7交換目?
249 :yuu[sage]:2014/06/29(日) 08:56:58.17 ID:/K++8F5q - >>246
243と245は別人だったけど立場(ID)交換されてしまった可能性が・・! とう言うのは置いておいて、古い漫画で読んだネタで、 忙しい日々に嫌気が差してた社長と、金持ちになりたいと思ってたタクシードライバーのそっくりさんが 双方同意のもと入れ替わるっていうのを見た気がします。 まあ、エッチな要素は皆無ですが。 あとは、エロゲーで「令嬢トレーダー」ってのが説明読む限り近いかもです。 影武者として枕営業をさせられてきた女と、それを知らずに育った令嬢の交換ものみたいです。
|
- 立場だけの交換・変化 7交換目?
250 :yuu[sage]:2014/06/29(日) 09:53:05.63 ID:/K++8F5q - >>243 245にインスパイアされた小ネタを書いてみましたw
==================================== 「あ〜、もうダメ、やっぱりわからないよ〜」 そう言って、私は全然進まない宿題ノート上に突っ伏した。 「まだ、10分しか経ってないじゃないか、もう少し考えろよ」 「え〜、もう無理だよ、教えてよ〜」 「はぁ、だめだ、そんなんじゃお前のためになんないだろ」 「う〜、ケチ」 私の目の前で、カタカタと必死にパソコンへ何かを入力しているのは、幼なじみのヒロくんだ。 ヒロくんは、メガネでオタクで、なんかこうアレだけど、まあまあいいやつなので、時々こうやって宿題を教わってきているのだ。 「ちょっと、トイレ行ってくる、せめて、それまでは考えておけよ」 「え〜、む〜り〜」 私の文句を聞き流しつつ、ヒロくんはトイレに行ってしまった。 残された私は、宿題やる気も起きなかったので興味本位でヒロくんのパソコンを覗いてみた。 すると、そこにあったのは、ネットの掲示板での書き込みだった。 ================================ 243 名前:自分[] 投稿日:2014/06/27(金) 15:20:12.94 ID:ARvwMjDJ ◯◯さんの新作が一応完結? 今までにない位ツボだわ ================================ (って、あいつ真面目な顔して何してるかと思ったら、掲示板に書き込んでただけかよ) そこの掲示板は私もよく見る掲示板で、意外と世界は狭いんだなと思った。 (あれ、◯◯さんの新作ってまだ簡潔じゃねえよな。しょうがねえな、あいつにフォローしておいてやるか) 私はヒロくんのPCを勝手に操作し書き込んでみた。 ================================ 245 名前:自分[] 投稿日:2014/06/27(金) 15:20:12.94 ID:ARvwMjDJ >>243 まだ完結ではないのでは? あそこの人昔から見てるけど、本当いいもの書くよな ================================ 書き込み完了し、掲示板に戻ると私はまずいことに気づいてしまった。 (あ、やべ、このままだとヒロのやつが自演してるように見えるな。まあ、どうせ匿名の掲示板だし知ったこったないか) そんなことを考えているうちに、ヒロくんが帰ってきた。 「おまたせ〜、ヒロくん。今度こそ、勉強教えて〜」 ヒロくんは、いつもの私のしゃべり方を真似するかのように高い声で話しかけてきた。 真面目でおとなしいヒロがそんなしゃべり方をするのは見たこともなかったので、あたしは驚いて声も出なかった。 とは言え、そのままツッコミ放置をするわけにもいかないので、私は笑いそうになる声を振り絞り言った。 「ちょ、あんた、何言ってるのよ。何で、ヒロがあたしみたいな口調で、あたしみたいなこと喋ってるのよ。頭大丈夫・・?」 私は正論を振りかざした、つもりだった・・・。でも、帰ってきた返事は予想外だった。 「はぁ?あんたこそ、大丈夫?あたしが何でヒロになってるのよ。あたしはあたし、エリよ。アンタこそ、頭大丈夫・・?」 その答えに私の頭は混乱してきた。 最初はヒロが面白半分で始めた冗談かと思ってたけど、よく考えればヒロにはこんなことする度胸も演技力もないし、あの顔は嘘をついているようには見えない。 (いったい、何が起きてるのよ・・・) 「まあ、いいわ、とにかく勉強教えて、はいっ、まずはここから。」 そう言って、目の前のヒロは私の方に問題集を向け、指差してきた。 (そんなこと、私に言われてもわかるわけが・・・、あれ、何で私この問題わかっちゃうの!?) 私は驚いた。 さっきまで、いくら考えてもわからなかった問題は、今は見ただけで解き方がわかり、むしろ何でコレを解けなかったのかがわからないくらいだったからだ。 「ん?何固まってるのよ。ヒロならこんくらい余裕でしょ。早く教えてよ」 「あ、ごめんごめん、解き方はわかるんだけどさ、どう教えればいいかちょっと悩んじゃってさ。」 ヒロにそう言われてとっさに私はそう答えてしまった。 「じゃあ、まず、この問題の解くときのポイントなんだけど、・・・・」 私は、いつもヒロが教えてくれるやり方を思い出しながら、目の前のヒロに教えてみた。 ヒロは、「あ、そうか、こうやればいいんだ。さすが、ヒロ教え方うまいね」と言って、いつもの私が言うように私のことをおだててきた。 そんな事言われると、男の私は嬉しくなってきて、ついつい勉強を教えてしまうのだっった。
|
- 立場だけの交換・変化 7交換目?
251 :yuu[sage]:2014/06/29(日) 09:54:23.28 ID:/K++8F5q - 「やっと、終わったーーーーー」
「お疲れ様、エリ」 「ヒロくんの教え方がうまかったおかげだよ、ありがとね」 そう言われると、私も悪い気がしなかった。 「あ、そろそろ暗くなってきちゃうから帰るね」 「家まで送ろっか?」 「そんな、子供じゃないんだし、大丈夫だよ〜。じゃあ、また明日学校でね〜」 そう言うと、エリは玄関から出て行ってしまった。 部屋にもどり、私はさっきまでエリがいたクッションに思わず顔をうずめてしまった。 クッションからは女の子の香りがした気がして、私は興奮してしまった。 さっきまで、自分がエリだった気がしたのだが、そんなことどうでも良くなってて、私はクッショにわずかに残されたエリの香りを嗅ぎながら、エリのことを想い、自然と股間をいじっていた。 (はぁはぁ、エリ、エリィイィーーー) そして、私はイッてしまった。 絶頂後、冷静になったところで、私は罪悪感を感じ自己嫌悪におちいって、ベッドに突っ伏していた。 (はあ、私ってば何やってるんだろう。どうせ、エリは私のこと好きになってくれないのに・・) エリにとって私は幼なじみで、それなりに仲の良い関係だったが、恋人とかそういう基準では見ていないことは知っていた。 (でも、好きなんだよな〜、どうすりゃいいんだろう・・・) それを知っていても、諦められないので私は悩んでいたのだ。 (まあ、悩んでいてもしょうがない、気分転換にパソコンでもやるか) そう思い、PCを見ると、私のコメントに『自演乙』とコメントがつけられていて、ちょっとへこんだのだった。 ============================================ 243 245さんは現実でこんな展開になってるはずっ!と思うとすごく萌えましたw
|
- 立場だけの交換・変化 7交換目?
252 :yuu[sage]:2014/06/29(日) 13:07:05.33 ID:/K++8F5q - 妄想がさらに膨らんでしまったので、別視点&完結編ですw
=============================================== 「あ〜、もうダメ、やっぱりわからないよ〜」 そう言って、エリは全然進んでいない宿題ノートの上に突っ伏した。 「まだ、10分しか経ってないじゃないか、もう少し考えろよ」 「え〜、もう無理だよ、教えてよ〜」 「はぁ、だめだ、そんなんじゃお前のためになんないだろ」 「う〜、ケチ」 僕の目の前で、机に突っ伏し文句を言っているのは、幼なじみのエリだ。 エリは、オタクな僕とは違ってかわいくて友だちも多く、男子からも結構人気がある。 僕は幼なじみで勉強もできるということで、たまにこうやって勉強を教えているのだった。 僕は小さい頃から、エリのことが好きだけど、エリの方は僕のことを男として見てくれてないのか、机に突っ伏してた時も胸がチラリと見えていて僕はドキッとしてしまった。 好きな子にそんなことを気づかれるのは恥ずかしいので、僕は平然を装い、パソコンのキーボードを無駄にカタカタ叩きごまかしていた。 「ちょっと、トイレ行ってくる、せめて、それまでは考えておけよ」 「え〜、む〜り〜」 とは言え、このまま一緒にいると、主に下半身の辺りがごまかしが効かなくなってきそうだったので、とりあえずトイレにいくことにした。 そして、トイレに入り、僕はスマホを取り出した。 トイレに来たのは心を落ち着かせるためでもあったのだが、昨日落としたアプリを試してみたいというのもあったのだ。 昨日僕が見つけたアプリ、それは『立場交換アプリ』というものだった。 『立場交換アプリ』 「好きな人になかなか自分の気持ちを伝えられないあなた、相手の気持がわからなくてモヤモヤしているあなた、このアプリで相手の気持ちをわかっちゃおう!」 そんな怪しげなキャッチフレーズのアプリだった。 こんなアプリを信用するのもどうかと思うが、騙されたと思って僕はダウンロードしたのだ。 僕はアプリを起動し、交換する名前の欄に自分の名前とエリの名前を入れ、決定のボタンを押した。 すると、なんだか、一瞬視界がか途切れた気がした。 気が付くと、あたしはトイレに居た。 (あ、そうか、勉強わかんないから、トイレに行って気分転換にスマホいじってたんだっけ) さすがにそろそろ戻んないと、ヒロくんも不審がるだろうと思って、あたしはひろくんの部屋へともどった。 「おまたせ〜、ヒロくん。今度こそ、勉強教えて〜」 部屋にもどったあたしは、いつも通りヒロくんに勉強を教わろうと思って言ったんだけど、ヒロくんの様子はなんだか変だった。 「ちょ、あんた、何言ってるのよ。何で、ヒロがあたしみたいな口調で、あたしみたいなこと喋ってるのよ。頭大丈夫・・?」 なんか、ヒロくんは私になりきったみたいなしゃべり方で話していた。 「はぁ?あんたこそ、大丈夫?あたしが何でヒロになってるのよ。あたしはあたし、エリよ。アンタこそ、頭大丈夫・・?」 私はヒロくんがおかしくなっちゃったのかと思って、ちょっと強い口調で反論してしまった。 なんだか、ヒロくんも納得してない様子でおかしかったけど、勉強を教えてもらっているうちに直るかと思って、強引にでも話を進めることにした。 「まあ、いいわ、とにかく勉強教えて、はいっ、まずはここから。」 そう言って、私はヒロくんの方に問題集を向け、わからない問題を指差してきた。 「ん?何固まってるのよ。ヒロならこんくらい余裕でしょ。早く教えてよ」 「あ、ごめんごめん、解き方はわかるんだけどさ、どう教えればいいかちょっと悩んじゃってさ。」 ヒロくんの様子がいつもの調子に戻ってきた気がした。 「じゃあ、まず、この問題の解くときのポイントなんだけど、・・・・」 ヒロくんの教え方はいつものようにわかりやすくて、思わず私は 「あ、そうか、こうやればいいんだ。さすが、ヒロ教え方うまいね」 と言ってしまった。 「やっと、終わったーーーーー」 ヒロくんにほぼ全部教えてもらいながらだったけど、なんとか宿題が終わった。 「お疲れ様、エリ」 「ヒロくんの教え方がうまかったおかげだよ、ありがとね」 こうやって、勉強の苦手なあたしに勉強を教えてくれるヒロくんはほんといいやつだと思う。 「あ、そろそろ暗くなってきちゃうから帰るね」 「家まで送ろっか?」 「そんな、子供じゃないんだし、大丈夫だよ〜。じゃあ、また明日学校でね〜」 子供じゃないし、家も近くだったので私はそのまま一人で家に帰った。
|
- 立場だけの交換・変化 7交換目?
253 :yuu[sage]:2014/06/29(日) 13:08:04.71 ID:/K++8F5q - 家に帰り、私は早速シャワーを浴びた。
勉強で疲れた体をリフレッシュしたかったからだ。 シャワーを浴びている時、ふと鏡を見ると、私の姿が映った。 でも、なんだかいつものあたしと違う気がしてた。 (あれ、あれ、何が違うんだろう・・・) そうやって見ているうちに、あたしは思い出した。 そう、あたしは本当はヒロで、エリと立場を交換したヒロだってことを思い出した。 自覚して見なおしてみると、鏡に写っているのは女のあたしの体ではなくて、華奢ながらも力強さのある男の体だった。 思春期に入ってから男の裸なんて見たことのなかったあたしは、その姿、特に股間にそそり立っているアレを見てドキリとしてしまった。 (そっか、ヒロももう大人なんだな・・・) あたしは、昔、小学校低学年の頃にヒロくんと一緒お風呂に入った時のことを思い出し、時間の流れを感じてしまった。 部屋にもどり、あたしはベッドに突っ伏し、悶々と悩んでいた。 その悩みとは、あたしがヒロくんの気持ちに気づいてしまったということだ。 あたしとヒロくんは幼なじみで一緒に過ごしてきた。 一緒と言っても、中学に入る頃には学校ではほとんど話さなくなってて、下校の時にたまに話したり、勉強を教えてもらってたくらいだ。 あたしにとって、ヒロくんはどんなやつかといえば、よくもわるくもいい人だった。 勉強が苦手なあたしに対して、文句も言わず辛抱強く勉強を教えてくれるヒロはいいやつだったけど、恋人とかそういうものとしては全然見ていなかった。 でも、ヒロくんの方は違った。 ヒロくんはあたしのことがずっと前から好きで、あたしがヒロくんのことをそういう風に見てないことを知ってて、それでも、あたしのことを好きだと思ってくれてたのだ。 これは、元々ヒロで、エリの立場になったあたしだったからわかったこと。 ううん、誤魔化すのは良くないか。 多分、あたし自身も薄々気づいてたんだけど、ヒロくんの気持ちには答えられないと思い込んでて答えをだすのを避けてたんだ。 でも、もう、それは出来ない。 今、ヒロくんの立場になったあたしも同じことに気づいているだろう。 アプリの期限は1日って書いてあったから、明日には元に戻るんだと思う。 そうなっても、色々と気づいてしまったあたし達は元の関係には戻れない。 だから、せめて、きちんとヒロくんに向きあおう。 そう思った。 私から見てヒロくんってどんな男子なんだろうか。 ・性格 →かっこよくはないけど、いい人で優しいとは思う。頼りがいも・・・見た目よりはあると思う。 ・見た目 →見た目はダメダメだと思う。オタクっぽいメガネは好きじゃないし、服のセンスもなってないと思う。ただ、体格はちょうどいいし、顔も悪くはないから色々直せばマシにはなるかもしれない。 ・将来性 →勉強は出来るから良い大学に入りそうだし、将来性は悪く無さそうだ。 (あれ、もしかして、ヒロくんって見た目直せばかなり優良物件なんじゃない・・?) 冷静に分析してみて、あたしは気づいてしまった。 そこで、あたしはファッション誌を見ながら試しに脳内シミュレーションしてみた。 メガネを外し、髪型や服装もかっこよくしたヒロくんの姿・・・。 そして、シミュレートした結果、すごい事に気づいてしまった。 これ、あたしの好きなアイドルにそっくりじゃん。 あたしの好きなアイドルは、アイドルにしてはちょっと冴えない系の見た目で、みんなからは人気が無かったが、あたしは何となく好きだったのだ。 (これって、もしかして、ヒロくんがアイドルのあの子に似てるってこと? いや、もしかして、あたしがあのアイドルを好きになったのってヒロくんに似てたから!? って、もしかして、あたしってヒロくんの事好きだったってことなの!?) なんか、頭のなかに自分でも予想外な結論がグルグルと回っていった。 でも、その突拍子もない結論は的を射ていて、あたしの中に否定する言葉は見つからなかった。
|
- 立場だけの交換・変化 7交換目?
254 :yuu[sage]:2014/06/29(日) 13:08:45.51 ID:/K++8F5q - やがて、あたしは妄想してしまった。
かっこ良くなったヒロくんが一緒に勉強を教えてくれるところ。 かっこ良くなったヒロくんと一緒に毎日登校したり、下校したりするシーン。 かっこ良くなったヒロくんがわたしのことを、優しく抱きしめてくれるところ。 かっこ良くなったヒロくんと私がキスするシーン・・・・ 気づくとあたしの手は、股間にのびていた。 あたしの脳内妄想は止まることを知らず加速し、それに比例してあたしの手の動きもどんどん激しくなり、私の感情もじわじわと高まっていった。 やがて、あたしは、ヒロくんと激しく愛しあうところを想像しながらイッてしまった。 翌朝、目が覚めると僕は元の僕にもどっていた。 気づかないうちに、いつものベッドで寝ていた。 僕は昨日、エリの立場で色々と妄想していたことを思い出し、そして、僕の立場でエリが何を考えていたのかも思い出してしまった。 僕は恥ずかしくなってしまったけど、ここで立ち止まるわけにもいかず、エリにメールした。 『登校前、いつもの公園で会おう』と。 公園で待っていると、エリがやってきた。 エリは恥ずかしそうな顔で、「おはよう」とつぶやいた。 僕は、恥ずかしくてバクバクいっている心臓の鼓動を抑えながら、勇気を振り絞り言った。 「僕、エリのことが好きだ。付き合ってください」 その告白にエリは安堵したような顔でこう答えてくれた。 「いいわよ。その代わり、私の好みどおりのかっこいい男にしちゃうんだからね」 そう答えるエリの笑顔を見て、僕は泣きそうになるくらい嬉しかったのだった。 =============================================== これで、本当に終わりです。m(_ _)m
|
- 立場だけの交換・変化 7交換目?
265 :yuu[sage]:2014/06/29(日) 23:13:07.80 ID:/K++8F5q - 乙です
成長期の立場になるということは、老化とか若返りじゃなくて、さらに発育する可能性も・・・? まあ、元々の体型がいいから、これ以上成長されても困るかもですがw
|