- 調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロイン51【悪堕ち】
916 :とある少女の自分語り1/4 ◆UiAGTQO16M [sage]:2014/06/25(水) 15:08:51.71 ID:KjocR/vR - 私の名前は三上澄香。どこにでもいる普通の女子高生だ。
成績は平凡。容姿は・・・他の人がどう思ってるのかは知らないけどなかなか悪くないと思ってる。 趣味は料理。特技は家事。どちらも仕事で帰りが遅い両親のために覚え始めたのがきっかけだ。 家族構成は父と母、兄弟姉妹はいない。父と母は仕事で家を空けることが多い。 家にいない両親を怪訝に思い、何の仕事をしているのかとよく聞かれる。 そんなときは二人とも警察官で、家を空けるときは張り込みの仕事をしているのだと説明している。 本当のことを言うと、私の両親は二人とも悪の組織と戦う正義の秘密機関に所属してるのだけれども。 二人が具体的にどんなことをしているのかは知らないが、家に帰ってくるときは凄く疲れているので、 大変なんだろうなと思う。二人とも、なるべく私に疲れてるところを見せまいと振る舞っているが、 それでも私にはなんとなくわかる。 私には腐れ縁の幼馴染がいる。名前は黒田良太。 お互い家が隣同士で、幼稚園のころからの知り合いだ。 黒田さんの家は私の両親が正義の秘密機関で働いていることを知っている数少ない人々の一人で、 私が幼いころは黒田さんの家に預かってもらっていたこともあった。 昔は良太とよく一緒に登下校してたが、クラスメートに夫婦とからかわれるのでお互い気恥しくなって最近はしなくなった。 そんなある日、良太から大事な話があるから放課後屋上に来てほしいというメールがあった。 これはもしかして告白というやつなのか、いやまさかあの良太に限ってそんなことが、と私の心は混乱と緊張で猛烈にドキドキした。 ただ、良太のことは嫌いじゃない。告白されたら、付き合ってもいいと思った。 そんな思いで屋上に来た私を待っていたのは、あまりにも斜め上すぎる展開だった。 いわく、良太の家は私の家と対立している悪の組織の構成員で、組織内でも有力な幹部なのだという。 私の両親は正義の機関の重要人物らしく、両親をおびき寄せるために私を人質にする計画があること。 そして、良太が私を誘拐する役に選ばれたのだということ。 良太は今まで騙していたことを詫びながら、私に薬のようなものを嗅がせて意識を奪った。
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917 :とある少女の自分語り2/4 ◆UiAGTQO16M [sage]:2014/06/25(水) 15:09:49.67 ID:KjocR/vR - 目を覚ました時、私はすでに見知らぬ部屋に連れ込まれていた。
どこかの高級ホテルの一室かのような広くきらびやかな部屋で、窓をのぞくと地上数十階はある高所だった。 携帯は奪われていて危機を連絡する手段もなく、ドアは外からカギをかけられていた。 逃げるすべがないことを悟ってベッドの上に寝転んでいたら、良太が部屋に入ってきた。 いつもとは違う服装で、悪の組織の服装というやつなのだろうか、黒のスーツにマントを羽織り、目元を覆う仮面を付けていた。 いつもの運動バカなイメージとはまるで違う、知的で大人びた雰囲気に、私は不覚にもドキンとしてしまった。 良太は手荒な真似をしてすまなかったと再び私に詫びた。組織に逆らえば私にどんな危害が加えられるかわからず、やむをえなかったといった。 普段とは恰好が違うが、人柄はまるで変わらない、いつもの彼のままだった。 良太も悪の組織の構成員、幹部なのだとすると、きっと何らかの悪事を働いてきたのだろう。 でも、目の前の彼からは、私は悪を感じることができなかった。そこにいるのは他の誰でもない、私の腐れ縁の幼馴染そのものだった。 私は良太に問うた。これから私はどうなるのだと。 良太はしばらく口をつぐんでいたが、やがて意を決したかのように語り始めた。 それは恐ろしい計画だった。私を組織の尖兵たる怪人に改造し、誘き出した両親を殺させて、組織に逆らう者への見せしめにするというものだった。 組織に忠誠を誓ったおぞましい怪人に改造させられ、この手で両親を殺す――その言葉に、私は目の前が真っ白になった。 茫然とする私に、良太は語りかけた。 大丈夫、怪人といっても醜いバケモノに変えられるわけじゃない。人間の姿を保った有機物ベースのサイボーグになるだけだ。 戦闘能力が大幅に高まりとてつもないパワーを発揮することができる。老化が止まりいつまでも若くいられる。 自分も同じ有機物ベースのサイボーグで、自分のようなサイボーグが相手なら子供だって作れる。(人間の貧弱な精子では子供を作れない。) 洗脳のおかげで、親殺しで精神的な苦しむこともない。 だから、安心して自分にすべてを任せてほしい、と。 その言葉は彼なりの精一杯のフォローだったのかもしれない。だが、私にとっては絶望の言葉でしかなかった。 良太は何度も詫びの言葉を重ねた。本当はこんなことしたくなかった。でも、組織に逆らった結果私が殺されるような展開だけはどうしても避けたかった。 君に死なれるぐらいなら、君に恨まれる方がマシだと思った、と。 そして、告げた。愛してる。ずっと前から想っていたけど、言い出せなかった。こんなことになるなら、もっと早く言えばよかった、と。 その言葉で、私は自分の中で何かが吹っ切れたのを感じた。たとえこの身が悪に堕ちても、どれだけ罪を重ねても、この人がいれば大丈夫だと思った。 その夜、私が人間でいられる最後の夜、私と良太は体を重ねた。
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918 :とある少女の自分語り3/4 ◆UiAGTQO16M [sage]:2014/06/25(水) 15:10:36.41 ID:KjocR/vR - 翌日、私の改造手術が始まった。まずは巨大なカプセルに入れられ、黄緑色の溶液に全身を浸される。
液体は皮膚から体内に浸透し、血液を介して全細胞に行きわたり、私の細胞を強化改造する。 皮膚は人間の質感を保ったまま、高熱や低温に耐え、刃物や銃弾では裂いたり貫いたりすることが困難な強度を持つようになった。 筋肉は特別膨れ上がったりすることなく、私の体型そのままで人間の限界を超えた瞬発力・持久力を引き出せるようになった。 強力な筋肉を支えるために骨は地球上で最強の硬度と柔軟性を兼ね備えた素材へと変化した。 運動能力の強化が終わるとカプセルから出されて手術台に仰向けに寝かされ、お腹に細いチューブを何本も接続された。 チューブからは内臓を有機機械へと改造する特別なナノマシンが送り込まれた。 一部の内臓は機械化によって不要となり除去され、ウエストが引き締まった。 胸や脚、お尻にもチューブが接続され、皮下脂肪に似た物質が注入されてムチムチとした肉感になり、エロティックな体型に変わる。 どうやらこれは良太の趣味でこうなったらしい。彼らが話してるのを聞き取った限りでは、スリーサイズはB91W56H87らしい。 膣や子宮、卵巣もしっかり改造され、セックスの際にはより大きな快感が得られるように、生殖機能も新しい体に合わせた形に改良された。 ショートカットでまとめていた髪の毛も、いつの間にか伸びてロングヘアーになっている。これも良太の趣味、らしい。 最後に頭に巨大な洗脳装置をかぶせられ、悪の組織への忠誠を高められ、犯罪行為への抵抗感を削がれていく。 仕上げに正義の機関への敵意を植え付けられて、改造が終わった。
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919 :とある少女の自分語り4/4 ◆UiAGTQO16M [sage]:2014/06/25(水) 15:11:15.05 ID:KjocR/vR - それから、私は組織の計画通り両親をこの手で葬った。
邪魔者が何人か入ったが、生まれ変わった私の身体能力の前には無力だった。 初めての殺しの感覚、それも親殺しの感覚、不思議と不快感はなかった。 それよりも組織の命令をきちんと遂行できた嬉しさや、憎い正義の連中を倒した爽快感、犯罪に手を染める背徳感が勝った。 良太を始め、組織の人たちも皆私のことを褒めてくれた。 今、私は女子高生と悪の組織の二足の草鞋を履いている。 改造手術でナイスバディなったせいで、男の子は私のことをジロジロ見て、女の子はヒソヒソ噂してる。 正直うざいが、学校に通う以上仕方のないことだと割り切ってる。 個人的には学校なんてもうバカバカしくてあまり行く気が起きないのだが、良太といつも一緒にいたいからという理由で続けてる。 良太も高校を卒業したら悪の組織の幹部として本格的に働くといってるから、それまでの我慢だ。 私があまりにも良太にべったりだから、クラスメートたちにはあの二人がようやく付き合い始めたと認識されたようだ。 以前は周りに夫婦と呼ばれるのが気恥ずかしかったが、今では嬉しい。そこが学校の数少ないいいところでもある。 学校を卒業してからということで、悪の組織としての活動はそれほど本格的にはしていない。 今の私の仕事は戦闘員さんたちのご飯作りだ。戦闘員さんたちはそれまであまり美味しいものを食べてなかったらしく、 私の料理を凄く喜んでくれる。こんな形で自分の趣味が役に立つとは思わなかったが、凄くやりがいのある仕事だと感じている。 良太とは毎晩のようにセックスしてる。その快感は、改造される前にしたときの比ではない。 やはりセックスをするなら、同じ改造人間同士が一番相性がいいらしい。 改造人間の体の便利なのは、妊娠するかしないかを自分の意思で選べるところだ。 体を避妊モードにセットしておけば、何も気にせず生でバンバンやりまくれる。絶倫の改造人間には適した仕様といえる。 子供は、学校を卒業してからにしようと思ってる。改造人間の体になっても、生まれてくる子供はただの人間らしい。 それではかわいそうなので、生まれたらすぐにでも改造手術を受けさせてあげたいと思う。 終わり。
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