トップページ > エロパロ > 2014年06月23日 > R4jSxpnS

書き込み順位&時間帯一覧

4 位/211 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数0008000000000000000000008



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
いつもの人 ◆2XMU15nbVw
黄昏乙女アムネジアでエロパロ2

書き込みレス一覧

黄昏乙女アムネジアでエロパロ2
105 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/06/23(月) 03:13:41.90 ID:R4jSxpnS
〈・・・ちょっと夕子さん!どうしたんですかいきなり!?〉
〈そうだぞ夕子!台本にないことすんな!〉
〈・・・て・・・て〜いちくぅぅ〜ん・・・〉
〈は、はい!?〉

〈・・・わたし、おなかいたくなってきちゃった・・・〉

〈・・・は・・・?〉
〈・・・な・・・〉
〈お、おトイレいきたいよ〜・・・〉
〈え、えぇ〜〜〜・・・?〉
〈ばっ・・・何言ってんだお前は!こんなとこで中断できるわけないだろ!?〉
〈わたしだって、貞一くんにこんな恥ずかしいこと打ち明けたくないよっ!
 でも生理現象なんだからしょうがないじゃない!〉
〈な・・・なんて世話の焼ける死人だ・・・〉
〈・・・それにこれ、多分貞一くんのせいだよ?〉
〈はい!?な、なんでですか?〉
〈・・・だって・・・。
 ・・・六日だよ?〉
〈・・・。
 はい?〉
〈・・・だから・・・。
 六日も連続でひたすらお尻を責められ続けたら、お腹の調子もおかしくなるよ・・・〉
〈え?・・・え?〉
〈・・・・・・・・・・・・〉
〈だから!ここんとこず―っとお尻でばかりエッチしてたでしょっ!?
 多分そのせいだって言ってるのっ!〉
〈・・・・・・・・・〉
〈・・・・・・・・・〉
〈うぅう〜・・・〉
〈え〜と・・・。き、霧江さん、これはですね、その〉
〈・・・新谷。この件が片付いたら、とりあえず殴らせろ〉
〈ええぇっ!?〉
〈・・・あ、いたっ、いたたたたた・・・〉

《う゛ぉっ!う゛お゛ぉっ!う゛お゛お゛お゛ぉぉお゛っ!!》

「嫌あぁぁっ!」
「ごめんなさい!ごめんなさいっ!」

〈おい!こらえろ夕子!〉
〈夕子さん!今の夕子さんはちょっとうめいて身震いするだけでも
 あの子たちには怪物がものすごい雄叫びを上げながら大暴れしてるように見えるんですから!〉
〈そ、それは分かってるけど・・・あつつつ・・・〉

《ぅう゛ぉぉぉぉおおお゛っ!!》

「もうやだあっ!逃げよう!」
「ダメよ!逃げたら悪化するって先輩言ったじゃない!」
「・・・」
「そ、そうだぞお前らーっ!絶対逃げちゃダメだぞー!
 ・・・ダメだからちょっと待ってろー!」

〈あぅぅ・・・。
 だ、だいたい、あなたの設定語りが長すぎるのよ!
 もっとシンプルに、復活してパワーアップしたとかだけで良かったでしょ!?〉
〈なっ!?あれはこの作戦で一番重要なプロットだろうが!だいたい自分の不用意をわたしに転嫁するなよ!〉
黄昏乙女アムネジアでエロパロ2
106 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/06/23(月) 03:14:52.92 ID:R4jSxpnS
〈・・・でも霧江さん、さっき設定語りしてる時、若干気持ちよくなってましたよね?〉
〈ぐっ!〉
〈そーそー。明らかに自分に酔ってたよねー?〉
〈ぐぐっ・・・〉

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「ど、どうしよう・・・」

「はあ・・・。なにをやってるのよあの子たちは・・・」

「えっ!?・・・あ!」
「こんにちは。昨日ぶりね」
「な、なんでここに・・・」
「ん―・・・。ちょっとしたおせっかい、かな?」
「え・・・?」
「だって、ねえ。
 ・・・あなた、まだ迷ってるの?彼にあれだけ言われたのに」
「で、でも・・・」
「・・・あのね、甘ったれるんじゃないの」
「!」
「わたしは彼みたいに優しくないから、はっきり言うけれど。
 あなたたちがやったことはね、本来なら贖罪の機会すら与えられないことなの」
「で、でも、昨日は苦しんだからもういいって・・・」
「それはあなたが自ら悔いる心を持っていたから、
 チャンスくらいならもらえてもいいんじゃないっていう意味よ。
 ・・・でも、そのチャンスすらフイにするようなおばかさんなんて、わたしはもう知らない」
「・・・・・・・・・」
「・・・なんてね。
 ・・・ほんとはね、わたし全然、あなたに偉そうに説教できた義理じゃないの」
「え・・・?」
「わたしもひどい女なんだよ?恥ずかしいから詳しいことは言えないけど」
「・・・」
「いいから死ぬ気で行ってみなさいな。
 ・・・大丈夫。あなたたちよりひどいことしてきたわたしが、あなたたちよりふてぶてしく生きてるんだから。
 ・・・なのに、あなたたちだけが許されないなんてこと、あるわけないわ」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

〈あぁんんんっ。てぇいちくぅぅんっ、わたし、もぅダメぇぇえっ〉
〈・・・おい、夕子?〉
〈あ、んんっ、だめっ、だめだめだめぇえっ、もうっ・・・はぅううっ〉
〈・・・夕子さん?〉
〈わたしっ、もうがまんできないぃっ・・・。
 ・・・あっ、やっ、いやっ、いやっいやいやいやぁあっ、んんっ〉
〈・・・夕子さん・・・。実は結構余裕ありますよね・・・?〉
〈・・・て言うか・・・。なんかヘンな性癖に目覚めかけてないか・・・?〉

「あの」
「えっ?・・・わっ!」
「あの・・・。わたしを探してたんですよね?」
『へっ?』

《う゛ぉっ!?》

「いや、その・・・。
 ・・・あ!て言うか近づいて来るな!危ないぞ!」
「・・・いいんです。もう」
「え・・・?」
黄昏乙女アムネジアでエロパロ2
107 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/06/23(月) 03:15:30.55 ID:R4jSxpnS
「・・・正直、生け贄にされてもしょうがないのかな・・・って、少しだけ思ってたんです。
 ・・・わたし、嫌われてたから」
「ちょ、ちょっと?」

《・・・・・・・・・》

「原因も分かってたんです。
 わたし、怖がりなのに怖い話とか好きで、自分から友達にそういう話を聞いておいて、
 でも怖くなってくると、それをごまかすために怒鳴り散らすってことを繰り返してたから」
「・・・お前・・・」
「めんどくさいですよね、そりゃ・・・」
「あ、あんた・・・」

《・・・・・・・・・》

「どうせこの先、また同じことを繰り返すでしょうし・・・。
 だからもう、いいかなって」

ザッ!

「まって!!」
「えっ?」
《!》
「あっ!あんた!一人だけどこ行ってたの!?」
「違うの!全部でっちあげだったの!」
「ちょっ!?」
「えっ?えっ?」
「・・・」
「裏ルールも、儀式も、ぜーんぶウソ!全部あんたを陥れるためのでまかせ!
 『夕子さま』・・・いえ、夕子さんなんか、ぜんっぜん関係ないのっ!!」
「・・・え・・・」
「だから、あんたは生け贄になる必要なんてないのよ!
 ・・・だって!最初から生け贄なんて存在しないんだから!」
「・・・・・・」
「・・・そ、そうだわ・・・。
 わたしたちの作り話なんだから、あんたが本物のバケモノに狙われる筋合いなんてそもそもないのよ!」
「そ、そうだよ・・・。狙われる理由があるとすれば、むしろわたしたち・・・」
「・・・・・・・・・」
「そうよ。そのバケモノは多分、怪談をもてあそんだわたしたちに怒ってるのよ・・・」
『えっ?えっ?』

《う゛ぉっ?う゛ぉっ?》

「・・・ねえ、あかマントさん。相談があるんだけど」
『えっえっえっ』

《う゛ぉっう゛ぉっう゛ぉっ》

「わたし、卑怯だから、死ぬのはやっぱりイヤ。すごく怖い。
 だから、あの子の代わりに・・・なんて殊勝なこと、とても言えない」
「・・・」

「・・・だから、わたしたち四人の血、四分の一づつ吸って?・・・それで許して欲しい」

「っ!」
「!?」
「ええっ!?」
『はいぃっ!?』

《う゛お゛ぉっ!?》
黄昏乙女アムネジアでエロパロ2
108 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/06/23(月) 03:16:21.45 ID:R4jSxpnS
「四人で一人分の血液。それでカンベンして欲しいの。
 ・・・ほんとは三人でやるべきなんだろうけど、さすがに三分の一も吸われたら、助からないだろうから・・・」
「・・・あんた・・・」

《・・・・・・・・・》

「・・・はっ!?
 ・・・き、霧江さんっ!!」
「えっ?・・・あ!
 ・・・り!『輪廻の円環から』・・・えと・・・『虚無へと消え去れ』ッ!!」
『えっ?』

《う゛ぉっ?》

「『悪鬼』・・・『調伏』ッ!!」

―ドッ!!

『いたっ!?』

《う゛ぎっぃ・・・あ゛あ゛ぁぁあ゛ぁぁあ゛あ゛あ゛っ!!》

〈・・・ほら、夕子さん、早く退散・・・て言うか、トイレに行ってください!〉
〈ごめんっ・・・貞一くん、あとよろしくっ!〉

しゅうぅうぅぅう・・・。

「・・・・・・」
「・・・やった・・・の?」
「あ―・・・うん。君たちのお陰でね」
「わたしたちの・・・?」
「あのあかマントはね、本来は生け贄なんて要求しないんだ。
 ・・・でも、君たちがでっち上げた偽りの儀式と、それによる強い負の情念が、
 あかマントを本来とは異なる形に歪めてしまった。・・・ですよね?霧江さん」
「へっ?」
〈へっ?じゃないですよ。リハーサル時にさんざん霧江さんが語ってくれた設定でしょ〉
「え?・・・あ!
 あ〜・・・。あ、ああ、そうさ!
 その状態だと、わたしの降魔の力も効果が薄いんだ。
 あかマントを下す力は、あくまであかマントにしか効かないからな」
「・・・だからね。重要なのは、君たちが嘘と過ちを認める勇気を持つことだったんだ。
 ・・・最も知られたくない人の前でね」
「そうさ。歪めていた情念の根元が、虚構を虚構と心から認めた時・・・。
 初めてあかマントを歪めていた波動は打ち消され、本来の姿に戻るのさ」
「そう・・・だったんですか・・・」
「・・・にしても、びっくりしたよ。あのどたん場で、あんなことを切り出すなんて・・・」
「え?・・・あ、いや・・・」
「うむ。わたしの長い退魔師人生の中でも、あかマントに交渉を持ち掛けた奴なんて初めて見たぞ」
「・・・まだ中三でしょ、霧江さん・・・」
「・・・わたしは血を吸われてもいいなんて、一言も言ってないんだけど」
「え゛っ」
「わたしも」
「わたしも」
「え゛っえ゛っ」
「・・・ごめん・・・」
「まったくよ。なに勝手に人の生き血を交渉の材料にしちゃってくれてるわけ?」
「あ、あのー、君たち?」
黄昏乙女アムネジアでエロパロ2
109 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/06/23(月) 03:17:20.64 ID:R4jSxpnS
「・・・」
「無断担保よね。これは重罪だわ。なにかおごってもらわないと・・・ねえ?」
「えっ?」
「あんたも来るよね?当然」
「・・・あ!う、うん・・・」

「・・・大丈夫・・・みたいですね」
「・・・はあ。わたしたちこそおごってもらいたいもんだよ・・・」
「ははは・・・」
「あ、あの!」
「・・・うん?」
「ありがとうございました。本当に・・・」
「あ、うん。
 ・・・なかなかすぐには自然に振る舞えないかも知れないけど・・・。
 仲良く、ね」
「はい。
 ・・・それで一つ、お聞きしたいことがあるんですけど・・・」
「・・・聞きたいこと?」
「・・・さっきのおとぎ話のことです」
「!」
「その・・・。やっぱりおばあさんは、最後まで苦しみ抜いて死んでしまったんでしょうか・・・?」

「・・・。
 ・・・お姉さんが幽霊として幸せに暮らしてるのを知って、救われた・・・
 ・・・と言うのは、ちょっと都合が良すぎるかな?」
「!
 ・・・いえ・・・。
 ・・・ステキだと思います」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

―翌日―

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「どうです!?どうです!?この記事!」
「・・・。
 ・・・どうにもこうにも・・・」
「え?霧江さん、お気に召しませんでしたか?」
「いや、召すとか召さないとか以前にだな・・・。
 ・・・この写真、わたしのパンツ見えてんじゃん・・・」
「ええ!もう、会心のセクシーショットですよ!」
「いや、あのな小此木、セクシーとかそういう問題じゃなくて・・・」

「・・・ただの演技なのに、なんでスカートがめくれるほどの風が巻き起こるんでしょうね・・・?」
『・・・わたしにもよくわかんない・・・』

「・・・ん?うわわっ!おおおおい新谷!見るなこのスケベ人間!バカ!エッチ!」
「へっ!?み、見てませんよ!」
『・・・・・・・・・・・・貞一くん?』
「だから見てませんってば!!」
「・・・ったく・・・。
 て言うかさ小此木、これあかマントが写ってないから意味なくないか」
「そうなんですよね〜・・・。やっぱりああいうのは写真に写らないものなんですね・・・」
「・・・そう言えば、小此木には見えてたのか?あかマント」

「えっ」
『えっ』

「いや〜・・・。それがさっぱり・・・」
黄昏乙女アムネジアでエロパロ2
110 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/06/23(月) 03:18:03.93 ID:R4jSxpnS
「ほっ」
『ほっ』

「・・・あら、ザンネンね?面白い見世物だったのに」
「!」
「あ・・・桐島さん」
「桐島・・・。見世物って言ったのか?今」
「やだ、冗談だってば。そんな恐い顔しないでよ」
「・・・。
 とにかく、この写真は不許可だ不許可。もうちょっと当たり障りないのに差し替えてくれ」
「え〜〜〜?せっかくのベストショットだったのに・・・」
「・・・まあ、あとは一年棟を中心にこの新聞を貼り出す許可を貰って、僕たちも口頭で注意喚起していこうか。
 『夕子さま』の後付け部分はやらないようにって」
「『夕子さま』そのものをやめるように触れて回る方が良くないか?」
「最初はそう思ったんですけど・・・。完全に禁止させようと躍起になると、
 かえって怖いもの見たさで流行っちゃうんじゃないかって」
「ネットの動画みたいなもんか」
「はい・・・。ともかく後は消化試合です。例の四人も協力してくれるって言うし、
 夏休みが明けた頃には多少落ち着いてるかと・・・」
「それは・・・どうかしら」
「・・・え?」
「忘れたの?呪い石に刻まれる名前が増えていたの。
 あなたの言うとおり、呪い石の怪談自体が廃れているにも関わらず、
 そこに辿り着いてしまうほどの執念を伴う憎しみが、確実に複数存在してるんだよ。
 ・・・根源であるあの四人が全くあずかり知らないところでね」
「・・・」
「あの子たちには救いがあったけど
 あの子たちとは比較にならないくらい陰惨な関係から生まれた怨念が、今も放置されたままかも知れない」
「そう・・・ですね」
「そんなの、人が大勢集まるとこだったら大なり小なりあるもんだろ。会社とかさ。
 誠教はちょっと特殊だから、ちょっと変わった形でそれが顕れたってだけさ」
「・・・。
 そう・・・だね。その通りだわ。
 ・・・でも、いつかまた、この件が影響した事件にぶつかるかも知れない。
 ・・・わたしの狂言が、今回の件に影響を与えていたように」
「桐島先輩・・・」
「・・・。
 ・・・なあ、桐島」
「・・・うん?」
「なんかいい感じにまとめようとしてるけど・・・。
 ・・・お前、そもそもここの部員ですらないからな」
「あら、固いこと言わないでよ。
 わたしたちもう戦友みたいなものじゃない」
「せ、戦友!?」
「おお〜・・・!戦友!なんかカッコイイ響きです!」
「バカ言え。こんないつ寝首掻かれるか分かったもんじゃない戦友はお断りだ」
「・・・。
 まあ、いいわ。わたしも別に入部させて欲しいってわけじゃないから。
 わたしがいると、あなたたちが柔軟に動けなくなるみたいだしね」
「・・・」
「ま、今日は様子を見に来ただけだから、これでおいとまするわ。
 でも、終業式の日まではわたしも火消しに協力するから・・・」
「・・・」

ガラッ。

「・・・あ、そうそう、退魔師さんに一言言っておくことがあったわ」
「は!?な、なんだよ!?」
「・・・あなた、教祖の才能あるわ」
黄昏乙女アムネジアでエロパロ2
111 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/06/23(月) 03:18:53.35 ID:R4jSxpnS
「!?
 はああっ!?」
「だってもう、信者が付きつつあるじゃない。
 ・・・あのインチキ術の」
「おおっ、教祖!霧江さん、なんかすごいです!」
「バカ―っ!!この小此木!どう聞いても今のは褒めてないだろ!?
 だいたいおま、お前こそ口車で人を扇動して、インチキ教祖っぽいじゃないか!」
「そうだね。・・・ふふっ。だから、あなたとわたしが組めば、色々悪さできると思わない?」
「うるさい!もう帰れ!想像するのもおぞましい!」
「うふふふ。・・・じゃあね、新谷くん。夕子さんによろしくね」

ピシャンっ。

「・・・」
「あ〜〜〜・・・もう・・・。夏休みまでの残り、毎日あいつと顔付き合わせるのかよ・・・」

「・・・だいぶ気に入られたみたいですね」
『まあ、いじり甲斐あるからね〜・・・。
 このまま貞一くんへの興味があのコに移ってくれればいいんだけど』
「・・・そんな風に考えてたんですか」
『貞一くんをいじるのはわたしだけの特権だし』
「はいはい・・・」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ばふっ・・・。

「は――――・・・」
「ふふっ。おつかれさま、貞一くん」
「今回は久しぶりの長丁場でしたね・・・。まあ、まだ終わってませんけど」
「そうだね。今回の貞一くん、かっこよかったよ」
「へっ?い、いや、そんな」
「ああ、今回『も』かな?」
「・・・。
 僕ひとりの力なんて・・・」
「ふふ、そうだね。でも・・・だからこそ、わたし今回、すごく色んな収穫があった」
「・・・え?」
「・・・わたしね、去年・・・最初に隠れ鬼の件であのコが転がり込んできた時、正直面白くなかった」
「小此木さんは・・・まあ、ルールとは言え、夕子さんの名前をヘンな風に使っちゃいましたからね」
「それももちろんあるんだけれど・・・。
 あのコ、明らかに貞一くんに憧れてるじゃない?だから貞一くんとの時間を取られちゃう気がして」
「・・・」
「でも、今回『夕子さま』を最初に持ち込んできた時・・・あのコ、わたしをかばってくれたの。
 ・・・『こんなの夕子さんじゃない』って」
「・・・・・・」
「覚えてる?あのコ、最初に転がり込んできた時『夕子さんに殺される!』って言ってきたんだよ?
 そのコが今・・・わたしのことが見えないはずのあのコが、わたしをかばってくたの」
「夕子さん・・・」
「あのコだけじゃない。みんな・・・今までの事件で関わってきた人たち、みんな、
 『夕子さま』の悪いイメージに反発してくれた。
 ・・・貞一くんのお陰だよ」
「え・・・?僕の?」
「あなたが今までの事件で一生懸命頑張って、みんなの心から実体のない怪異・・・
 言ってみれば、『悪いわたし』を取り除いてくれたんだもの。
 ・・・そして、ひときわ大きな『悪いわたし』を貞一くんに取り除いてもらった人がいるの」
「・・・」
「・・・その人は、まあ、なんて言うか・・・。
 ・・・ぶっちゃけ、貞一くんのこと愛してるんだけれど、やたら存在感が薄い人なものだから
 貞一くんもなかなか人から祝福してもらえなくてね・・・」
「・・・祝福してもらえないのは、確かに残念ですね」
黄昏乙女アムネジアでエロパロ2
112 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/06/23(月) 03:19:52.24 ID:R4jSxpnS
「・・・。
 ・・・そう・・・だよね」
「・・・でも、祝福してもらえないからと言って・・・
 その人のことを好きだと思う気持ちが変わるわけじゃないと思います」
「・・・貞一くん・・・」

「「・・・んっ・・・」」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「・・・お腹の方は、もう大丈夫ですか?」
「あっ、こーいう時にそーいうこと聞いちゃうんだ?」
「い、いや、大事なことですよ?なにより、僕が無理強いしちゃったせいですし・・・」
「ふふっ。大丈夫だよ。昨日はああ言ったけど、わたしは貞一くんのそういうとこも楽しんでエッチしてるから。
 ・・・何よりわたし幽霊だしね。ちょっとくらいムチャしても、多分へーき」
「・・・・・・・・・」
「・・・うん?貞一くん?」
「・・・実はあの後、霧江さんにめちゃくちゃ怒られちゃいまして・・・」
「え、まさかほんとに殴られたの?」
「い、いえ、殴られたわけじゃないんですけど。
 ・・・夕子さんが幽霊だからって、あまりオモチャにするなって」
「・・・」
「その・・・、幽霊って言うか、夕子さんが僕を発奮させるために色々してくれるから、
 僕もつい興奮して調子に乗っちゃうって言うか、その」
「・・・。
 ・・・あのコもよけーなこと言わなくていいのに・・・」
「へっ?」
「何度も言ってるでしょ?そもそもわたしは、貞一くんを野獣にさせるためにそういうことやってるんだもの。
 ・・・いいじゃない。ちょっとくらい壊しちゃったって」
「ゆ、夕子さん!?」
「まあ、あのコがそんな風に言ってくれたってのは意外だから、ちょっと嬉しいけど。
 ・・・どっちにしろ、お腹壊しちゃったら色々と都合が悪いしね」
「そう・・・ですね。なんにせよ、しばらくお尻でのエッチは控えましょう。
 ・・・色んな意味で危険ですから」
「う・・・。そ、そだね・・・」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「じゃあ、今日はどんな風に・・・」
「ん―・・・。
 ・・・・・・・・・。
 貞一くんのことレイプしたい」
「・・・。
 はい?」
「レイプしたい」
「・・・・・・・・・」
「レ―イ―プ―し―た―い―」
「・・・まあ、しょうがないか・・・」
「え゛っ、ホントにいいの?・・・って言うか、しょうがないとかあるの?」
「うん・・・。その・・・。まあ・・・。お腹壊しちゃったこととか盾に取られるとどうしようもないですし」
「別に盾に取ったつもりはないんだけど・・・。
 まあ、せっかくだからお言葉に甘えてレイプさせてもらっちゃおっかなー」
「もうなんか、言ってることおかしいんですけど」
「まーまー。
 ・・・それじゃ、被害者さんは服を脱いでベッドに横になってね♪」
「・・・なんか病院の診察みたいですね」

ばふっ・・・。

「こ、これでいいですか?」


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。