- 弓弦イズル IS<インフィニット・ストラトス>でエロパロ 5機目
202 :名無しさん@ピンキー[age]:2014/06/21(土) 11:29:18.00 ID:na9JydyV - 保守代わりに小話(Hなし)
もう誰の目にも、ISは終わりだった。 ISのコアの機密がバレて、隅々まで解析され、あっという間にISは丸裸のガラクタになった。 コアを無力化するレーザーが開発され、ISの天下は終わった。 それから何が起こるかは、想像できるというものだ。 虐げられてきた男たちの復讐は激しかった。 暴行、略奪は言うに及ばず、人身売買、強姦殺人と、ありとあらゆる悪がまかり通った。 軍や警察でもどうしようもなかった。 それどころか、警察官や軍人はある者は見て見ぬ振り、ある者は市民と一緒に、悪事に手を染めた。 女たちは必死で抵抗したが、所詮は男と女の力の差は歴然、ISがなくてはどうにもならない。 追い詰められた女たちは仲間割れを起こした。保身のために裏切り、殺し合い。 そして……炎天下のある砂漠にて…… 「ハァ……ハァ……」 ISパイロットの女がフラフラになって歩いていた。 わずかに残ったIS同士の激しい殺し合いから逃れてきたが、ISのエネルギーが切れ、砂漠をさまよっている。 「! 水!! オアシスだ!」 女は夢中でオアシスに飛び込んだ。 「フゥ……これで1日はもつ……」 「愚かな……この暑さでは、その水は1時間ともつまい」 誰かの声がする。 「誰!?」 辺りを見回しても誰もいない。 「あわれなものよ。お前はなぜそんなに強くなりたいのだ? たかが機械一つを頼りに……」 「た……たかが機械ですって。ひどいことをおっしゃる。あなたが誰だかは知らないが、 私だって、強くなりたい」 「男相手にか。男に勝って、何になるというのだ? なぜそんなに、強くなりたいのだ?」 「そりゃあ、男の言いなりなんて嫌だからですよ」 「私はお前の先祖の女たちを知っているが、お前のように未練がましくはなかったし、 グチも言わずに死んでいった。恥ずかしくないのか」 「イヤダ、イヤダ、わたしゃそんなダメ女じゃない! 死ぬのがこわいんだ。助けてくれぇ!!」 「助けたいが、私にはできない」 「うう……あなた……聞いてますか……私に最後のグチをいわせてください。 なぜ、私たちは男に勝とうと思ったのでしょうね……機械の力に頼って。 おとなしく男の言いなりでいれば、もっと楽に生きられ……死ねたろうに……ISのおかげで……」 「……死んだ」
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