- 【敗北】特撮ヒーローピンチスレ【やられ】
605 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/06/21(土) 22:37:09.79 ID:ds6glR6A - 「こんな所に居たでござるか!」
木の枝の上から何者かの声がした。 暗闇の中に潜むダイナスーツを装着した姿。 そこに居たのはダイナブラックだった。 もしかして一部始終を見られたのか。 深く考えている暇は無かった。 ダイナブラックは枝の上に立ち、無警戒のまま股を広げてこちらを見下ろしている。 「ダイナロッド!」 レイは素早い動きでダイナロッドを真上に投げた。 すると、バーンという何かが破裂する様な音が響いた。 投擲したダイナロッドはブラックの股間を正確に捉え、スーツの股間の部分を破壊し、内部のメカや配線が外に垂れ下がった。 股間を打ち抜かれたブラックを枝の下で待ち構え、地面に叩き付けられたところをすかさず、その破けた股間の部分にローズサーベルを突き刺した。 「うぐぉああーー!!」 ブラックのスーツは股間から火花を噴き上げた。 そして、ぐったりしたところを、今度はブラックのスーツの全身のいたるところにバラを突き刺していく。 突き刺したバラが光り始め、ダイナブラックのスーツを装着している星川は、徐々にスーツが重くなっていくことに気付く。 もはや動くことは出来なかった。 「ダイナスーツのエネルギー、もらってくわ。」 そう言って、突き刺したバラを回収するレイ。 「……。な、なぜだ…。ぐっ…。」 星川は、既に声を出すこともままならない。 すると、レイはバラを一本取り出し、ブラックのスーツの破けた股間の中に差し込んだ。 急いでその場を後にし、離れた場所から自らのスーツのエネルギーをバラに集中させていく。 そして、バラが眩く光った瞬間、大爆発が起こった! ブラックのスーツは内部からバラバラに砕かれ、塵となって辺りに散乱し、全身傷だらけの星川がそこに横たわっていた。
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