- ゴッドイーターでエロパロ 捕喰13食目
946 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/06/17(火) 17:49:41.57 ID:1ydSz5DP - エロなしだったらもうちょいでできるかな
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947 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/06/17(火) 21:13:30.60 ID:1ydSz5DP - 投下します。
題名:ブラッド1とアラガミ少女 設定: ・2男主×擬人化アラガミ ・ダメな方はスルー奨励。 ではいきます。
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948 :ブラッド1とアラガミ少女[sage]:2014/06/17(火) 21:14:17.70 ID:1ydSz5DP - 鎮魂の廃寺、彼は銃形態の神機を構え、辺りを警戒しつつ雪の上を移動している。
「チィィ…スパルタカスなんていねぇじゃん…。ヒバリさん?本当に居るの?この近辺に」 『はい。確かに討伐対象はここに居ます』 「そっか…。ん?(今尻尾みたいなのが見えた気が)」 彼はそれが見えた位置まで駆け足で向かうと、スパルタカスの尻尾が見えたのだった。彼は咄嗟に遮蔽物に身を隠した。 「…(しかし、なんで足音がしないんだ?スパルタカス新種でもあらわれたのか?…だとしたら、先手必勝だな!)」 呼吸を整えた彼は、遮蔽物から身を乗り出し、銃口を対象へと向けたのだった。しかし…。 「!?」 彼が向けた銃口の先には、金色の尻尾を身に纏った少女が立っていたのだった。 「おんな…の子?」 「!!…誰?!」 彼の声に反応した謎の少女は、警戒したまま振り向いたのだった。 振り向いたその少女の容姿は、ところどころスパルタカスの面影を残していた。まずはスパルタカス特有の金色の尻尾に、お次に頭には角、そしてとどめと言わんばかりに、背中にはオラクルを吸収するとオラクルの羽が生える逆鱗までついていたのだった。 「えっと…(アラガミの少女?)」 「来るな!人間!!」 「へ?」 彼がアラガミの少女に近づこうと一歩を踏み出すと、その少女は彼を拒絶する言葉を放ち、一歩後ろへと後ずさったのだった。そして、紫色をした瞳で彼を睨んで言う。 「あっち行け!人間なんか大っ嫌いだっ!!」 「お〜ぉ…いきなりすげぇ拒絶…俺があんたに何したってんだよ」←※さっきまで銃口を向けてた。 「うるさい!お前らは《それ》で、ボク達を殺すんだろ?!」 「…」 少女の発言に、彼は思わず目をそらす。正にその通りだったからだ。 「!!目をそ逸らした!やっぱりお前も…。ッ!?」 なおも彼を批難する発言をしていた少女の腹部から、突如ぐぅぅぅ!っと空腹時の音が聞こえてきたのだった。 「……」 「………」 「ぷっ…っはははははは!!なんだよ〜!あんた腹減ってんじゃんか〜!」 「わ、笑うな人間!!」 少女の腹部が鳴ったことに彼が笑いを吹き出すと、少女は顔を真っ赤にしてそう叫んだ。
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949 :ブラッド1とアラガミ少女[sage]:2014/06/17(火) 21:15:14.31 ID:1ydSz5DP - 「いやだってよ…ぐぅぅってぐぅぅって…ククク…」
「馬鹿にするな!ボクだってオラクルを吸収すれば強いんだぞ!!」 上目遣いで少女は言い、潤んだ瞳で彼を睨んだ。そこにはさっきまでの怒りに似た目つきは消えていたのだった。 「やめとけ〜、予想付くから」 しかし、少女は彼の忠告を無視してすぅぅと息を吸い込み、オラクルを吸収し始めた。が…。 「すぅぅぅ…。!?ゴホッ!!ゴホッ!!」 「ほ〜ら言わんこっちゃねぇ…」 そして、今の咳きこみで体内に吸収されていたオラクルが一気に放出され、±ゼロという結果で終わったのだった。 「大丈夫か?(見た目17かそこらか?)」 「コホッコホッ…。…」 神機を置いた彼が少女に歩み寄り、右手で少女の背中を軽くポンポンと叩いて見せると、少女は不思議そうな表情で彼を見つめた。 「お前…いい奴だな…」 「?そうか?フツーだぜ?…どころで、あんたは何を食うんだ?」 「何でも」「だよな」 少女の回答が予想通りだったため、即答で相槌を打った彼。直後、少女は付け加えるように発言をした。 「でも…最近…ううん…この姿になってからは、アラガミのコアじゃないと、食べた感じがしない…」 「ほぉ〜ぉ…ん?おっとぉ?お誂え向きに、オウガテイルがコア背負ってやってきたな」 言い、彼は廃寺の入り口に立てかけておいた神機を手にして、物の数秒でオウガテイル5匹を薙ぎ倒すと、少女の方を振り向いて言った。 「オウガテイルのコアはお気に召さないか?」 「食べていいのか?!」 「おう」 彼のその一言で少女はぱぁぁっとその年代の女子が見せるような明るい表情をして、彼の足もとで転がっているオウガテイルに駆け寄ったのだった。 「本当にいいのか?」 「いいから食えって、こいつのコアなんてそんなに重要じゃねぇから」 そして数分後、五匹のオウガテイルのコアは少女によっておいしく完食されたのだった。そこで、彼はある疑問を少女にぶつけたのだった。 「なぁあんた」 「ん?」 「今日はたまたま俺がいたからいいが、普段どうやって飢えを凌いでたんだ?」
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951 :ブラッド1とアラガミ少女[sage]:2014/06/17(火) 21:16:18.37 ID:1ydSz5DP - 「それは…お前たちの残したアラガミのコアを食べてた…」
「ははッ、人間は嫌いじゃなかったのか?」 「コアは別だ…。…今のボクじゃぁ、オウガテイルと1対1が限界だ…」 「クス…苦手なんだな、戦闘が」 「ムッ、悪いか」 彼の発言に少女がムッっとした表情で反論すると、彼は笑顔で返答をした。 「いや?そんなことねぇよ、ただ…あんたがその姿で俺の前に居てくれて助かったよ。じゃなかったら俺は…」 「え?」 「いんや?なんでもねぇよ?でさ、あんたこれからどうする?」 「?どうするって?」 彼の質問に少女は首を傾げて聞き返した。 「う〜ん、なんつーか、対象があんただった以上、俺はあんたに《神機(これ)》を突きつける気にはなれないし、見逃すこともできる…」 「うん」 少女はそこで簡単な相槌をうち、彼の次の発言を待った。そして、彼もそれを理解し、発言をつづけた。 「もし、あんたが良ければ…。俺の住んでる所に来ないか?」 「……」 「……」 「…………………。え!?」 少女は面食らったかのような表情で彼を見て、聞き返した。 「えっと、お前の仲間が居る場所に、ボクを連れていくのか?」 「ああ、簡単に言えばそうだ」 「けど、いいのか?」 「ここに居ても、いつかアンタは殺される…なら、俺の住んでるところに榊博士っていう人が居るから、その人ならあんたのことを手助けしてくれると思うぜ?無理に来いとは言わんが」 「………」 少女はそこまで聞いて、胡散臭そうな表情をして見せた。すると彼は神機を肩に担いで、ヘリが待機してる回収地点へ移動を開始した。その直後。 彼はコートの裾を引っ張られた感じがし、後ろを振り向くと、少女が俯いたまま彼のコートの裾をキュッと抓んでいたのだった。 「…?」 「…置いて行くな…」 「…。クスッ、エスコート致します、お姫様」
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952 :ブラッド1とアラガミ少女[sage]:2014/06/17(火) 21:17:00.02 ID:1ydSz5DP - 「えすこーと?オヒメサマ?」
彼のキザっぽい発言に、少女は理解できず小首を傾げた。 「まぁいいからこれに乗れ」 言い、困惑するパイロットを後目に、少女をヘリに乗せてから彼もヘリに搭乗した。 その帰りの道中での会話のこと。 「ん?じゃあつまりあんたは、そのアラガミにコアを傷つけられて気を失ってそれから目覚めてるとその姿になってたってのか?」 「そうだ」 「ふ〜ん…その一撃でコアの容姿を掌る部分の構築が変わったのかな〜」 彼は言い、腕を組んで唸った。 「そうなのか?」 「まぁ、今のは仮説だ。実際にそれを見たわけじゃないから、何とも言えんな」 「お前頭いいんだな」 「…それ…俺が馬鹿に見えてたってことだよな?」 「うん」 「即答かよ!」 少女の発言に彼はツッコミを入れつつ項垂れたのだった。そんなこんなの内に、ヘリは極東支部、通称アナグラへと近づいていたのだった。 「お!見えてきた、ほら、あれが俺の住んでる所、アナグラだ」 「お〜、おっきいな〜!」 少女ははしゃぐような声で窓の外をじっと眺めていた。その時、彼はぽつりと妙なことを呟いたのだった。 「…神々を殺して手に入れた虚構のアジール…か……」 「?なんだ?それ」 「ん?あぁ〜、前に姉貴の知り合いがそんなこと言ってたって姉貴から聞いた」 「ぜんぜんわかんないぞ?どういう意味だ?」 「さぁ?俺もその人がなんでそんなこと言ったのか分かんないけどな。お、もうすぐ着陸だ」 ヘリがアナグラに着陸すると、まず先に彼がヘリから降りて、そのあと彼は少女の手を取ってヘリから降りる手助けをし、そのまま少女の手を握ったまま、支部の中へと入っていった。 「先に支部長室に行った方がいいかな」 彼はそう独り言を漏らし、支部長室へと向かった。しかし、支部長室の扉には『御用の方は研究室まで』という張り紙が貼ってあったのだった。 「ラッキー」 彼は少女の手を引いて、ラボラトリー区画の奥にある、榊博士の研究室へ向かった。
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953 :ブラッド1とアラガミ少女[sage]:2014/06/17(火) 21:17:45.31 ID:1ydSz5DP - 「博士!今いいですか?」
彼はノックをしながら聞きくと、あっさり了承を得たのだった。 「お?いいよ〜入って!」 「失礼しま〜す!」 「ふむ、とりあえずは今日の任務もお疲れ様…?おや?その手を引いている少女は誰だかな?普通の女の子、というわけではなさそうだね?」 榊博士の鋭い洞察力に、彼は少々呆れた。そして、堪忍したのち少女に向かって言った。 「ほら、ちゃんと博士に見せろよ?」 「……」 彼に促され、榊博士の前に姿を見せた少女はやや警戒した目つきで榊博士を睨んだのだった。そんななか、彼が少女と出会った経緯と自分の考えた仮説を榊博士に説明をした。 すると榊博士は、「ふむ」と唸って、少女に顔を近づけこう発言したのだった。 「やあ!まずはアナグラへようこそ!私はペイラー榊、主に君たちアラガミの事を研究している科学者だ!。よろしく!」 「……よろしく?」 榊博士の簡単な自己紹介が終わったところで、榊博士がパンッと手を合わせ明るく言った。 「さて!積もる話ははまず、ブラッド隊と第一部隊のコウタ君、アリサ君、ソーマ君をここに呼んでからとしよう!」 「了解っ。んじゃあ俺はブラッドに召集を掛けてきます」 「うむ、よろしく頼むよ!」 数分後、榊博士の研究室に呼ばれた面々が、次々に入室してきた。 「博士〜、一体何の呼び出しですか〜?」 そして、招集を掛けた全員が集まるとコウタがそう聞いた。 「そういえば、まだ隊長が見えませんね」 コウタに続いて、シエルもそう発言をすると、榊博士が言った。 「ふむ、今日ここに君たちを集めたのは他でもない、実に興味深いものを紹介したいからなのだよ!さぁ、出てきてくれたまえ」 「ほら行くぞ」 「ま、待てって!…。…ッ?!!!」 一同「!?」 彼に連れられ、元シオの部屋から出てきたアラガミの少女に、全員の目が釘付けとなったのだった。そして、彼と榊博士が少女の説明をした後。 「えええええぇぇぇ!?」 (ソーマとギルを除く)一同の驚愕の叫びが部屋に響いたのだった。 その後、アリサが真っ先に発言した 「そ、そそそそその子、ス、スパルタカスなんですか!?」
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954 :ブラッド1とアラガミ少女[sage]:2014/06/17(火) 21:18:45.56 ID:1ydSz5DP - 「え!?ちょっ!危なッ!!」
コウタまで取り乱していた。 そんな全員が混乱している中、少女は彼の服の袖を引っ張り、耳元で囁いた。 「なぁ、お前」 「ん?」 「こいつら誰?」 「俺の仲間」 「信用していいのか?」 「それはあんたが決めてくれ」 と短く答え、彼は手をパンパンと叩き、慌ててる面々を静まらせて発言した。 「ほんじゃまぁ早速本題に入りますが、単刀直入に聞く。彼女をここに置く事を反対する人。挙手!」 しかし全員上げなかった。代わりに、ソーマが榊博士に質問をぶつけた。 「おい、榊のおっさん…」 「何かね?ソーマ君」 「別に置くことに異論はないが、《前みたいな》ことにはならないだろうな?」 「その点は心配しなくてもいいよ」 その言葉を聞いた瞬間、その《前のことを》経験していた3人がホッと胸を一瞬だけ撫で下ろした。というのも 「ただし、空腹時には不味かろうが何だろうが、ガブリッ!だからね」 それを聞いた瞬間、ギルとソーマ以外と事情を知ってる彼以外は、全員身構える。しかし、すぐさま少女が発言した。 「おい、サカキ」 「何かね?」 「ボクはアラガミのコア以外じゃ食べた気にならから、何でもは食べないぞ?」 少女の言葉に今度は全員が胸を撫で下ろし、警戒も完全に解いたのだった。 そこで、ナナがあることを彼に質問したのだった。 「たいちょー!この子に名前ってないの?」 「名前?あ〜、そういえば決めてなかったな」 一同が彼の間抜けな発言に首をガクッと落としたのだった。 「フッ、三年ぶりに、俺のネームセンスが活かされるな」 コウタが目をキラキラさせてそう言うと、アリサがジト目でコウタを睨んでいった。 「…嫌な予感しかしないんですけど…」 構わずコウタは続ける。 「そうだな…例えば…ノラm…ブゴッ!?!!」 言い切る前に、アリサがコウタの顔面に渾身の右ストレートで鉄拳制裁を下し、コウタはその場にバタンッと倒れたのだった。
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956 :ブラッド1とアラガミ少女[sage]:2014/06/17(火) 21:19:34.08 ID:1ydSz5DP - それを見た当事者以外の一同は、恐怖したのだった。
そんな中、ギルが冷静な口調で彼に言った。 「おい、隊長」 「ん?」 「お前が拾ってきたんだろ?ならならお前がつければいいだろ」 「そうだな。あんたもそれでいいか?」 彼が少女の方を向いてそう聞くと。少女もコクンとうなずいた。 「う〜ん…スパルタカスだろう?…ルカ…でいいか?」 「ルカ…うん!悪くない響きだ…」 少女基ルカは、満面の笑みで彼のつけてくれた名前を心から気に入ったのだった。 「そういえば、まだボクはお前の名前を知らないぞ?」 「あ、そういえば名乗ってなかったな」 その会話を聞いた瞬間、ギルが呆れた表情をし、何も言わなくなった。 「俺はユウト、これからよろしくな!ルカ」 「ユウト…。うん!ユウト!よろしく!」 こうして、二人が笑顔で握手をしていた時、アリサの鉄拳制裁から何とか立ち直ったコウタが諦めきれないためなのか、ルカに話しかけたのだった。 「な、なぁ、やっぱり、ノラミじゃ、ダメか?」 「やだ」 即答だった。 「んだよチキショォォォォー!!」 コウタの虚しい叫びが部屋に反響した。そんな中、アリサが不意に発言をした。 「あの、榊博士」 「ん?何かね?アリサ君」 「はい、あの、ルカちゃんのお部屋どうしますか?」 すると、ルカがすばやく反応したのだった。 「ボク、ユウトの部屋がいい」 「…………」 ルカの一言にその場の空気が凍りつく。 「………は?」 真っ先にその凍結から脱したのは、言われた張本人であるユウトだった。 「?聞こえなかったのか?ボクはユウト同じ部屋がいいって言ったんだよ!」 「だからなんでそうなる!」 「ムゥッ!鈍い奴だな!!お前しか信用できないんだよ!だから!!だから、だから…」 ルカが口ごもると、ギルがルカをフォローするように発言したのだった。 「いいんじゃねぇか?隊長。お前に敵意を全く向けてないんだろ?なら、一緒の部屋でも問題はねぇんじゃねぇのか?」 「…それはまぁ、一理あるが…。一応男女だぜ?」 ユウトのその発言に、ルカが答える。 「気にするな、ボクは気にしない」 「俺が気にするんだよ!」 と、ユウトは言い返す。 そんなこんなで、ユウトの前に突如現れた謎のアラガミの少女、ルカとの数奇な日常が始まったのだった。
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957 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/06/17(火) 21:41:29.78 ID:1ydSz5DP - 以上です
>>955大丈夫です
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