- 【初音ミク】VOCALOID総合エロパロ25
195 :元405[sage]:2014/06/16(月) 22:35:59.33 ID:y+dc4/qk - >>193
ありがとうございます >>194 了解です。改めて注意書きとさせていただきます。 ・レン→リンへ向けた若干の暴力描写を含みます。 繰り返しになりますが、苦手な方はスルーいただくか、お手数ですがNG登録をお願いします。 >>191の続きを投下させていただきます
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196 :元405A(1/11)[sage]:2014/06/16(月) 22:38:12.75 ID:y+dc4/qk -
「おはよう、レン君!」 トリッカーがボクのところへやって来て、一週間が過ぎたある日。 ボクは学校の下駄箱の前で、駆け込んできたリンに声をかけられた。 「……お、おはよう」 ぎこちなく会釈しながらボクが挨拶を返すと、リンはにこっと笑って、あたふたと靴を上履きにはきかえている。 そんな彼女の様子を、ボクは(……珍しいな)と思いながら、なんとはなしに見つめていた。 ……この一週間、ボクは毎晩現れるトリッカーと契約を交わし、『あの夢』を見続けていた。教室内にひしめくクラスメイトを、 次から次へと倒していく、あの爽快な夢を。 初めはナイフを使っていたその手段も徐々にエスカレートしていき、ハサミ、包丁、最後には、テレビドラマでよく見るような 拳銃まで出現した。教室の後ろのロッカーに座ったまま、目の前を右往左往する獲物を端からパンパン撃っていく楽しさは、 それまでとは比べものにならないほどだった。 そのせいか、その夢を見た日の朝は起きるのがいつもより遅くなってしまい、ボクが登校したのは始業時間ギリギリで、そこに リンがあわてた様子で駆け込んできたのだ。 リンはクラスの学級委員や、その他いろいろな役割を務めているから、朝は誰よりも早く登校してきているはずだった。こんな風に、 遅刻ギリギリの時間にやってくるなんて、滅多にないことだったのだ。 「……今朝は、ずいぶん遅いんだね」 心の中に浮かんだ疑問を、ボクはぽつりと口にした。まわりにはたまたま誰もいず、リンと二人きりだったせいか、その言葉は、 何の抵抗もなく、自然に口に出すことができた。 「うん、昨日遅くまで勉強してたせいでつい……わっ!」 その時、片足立ちで上履きをはこうとしていたリンがバランスを崩し、その体がぐらり、と傾いた。
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197 :元405A(2/11)[sage]:2014/06/16(月) 22:40:14.68 ID:y+dc4/qk -
「危ない!」 とっさにボクは右手を伸ばし、リンの肩をつかんで支え、倒れようとしているのと逆方向にぐっと力を込めた。 その弾みで、リンの上半身がボクの方へと倒れこんでくる。 「きゃっ!」 リンの短い悲鳴が上がり、ボクはリンを支えたまま、2、3歩よろめいて下駄箱に背中を預ける。 気づいた時には、ボクはリンを抱きかかえているような格好になってしまっていた。 「あっ……ごっ、ごめん! ぼ、ボク、リンが転びそうになってたから、つい……だ、だから、その、ヘンな気持ちがあったとかじゃ、 全然なくて……」 あわてたボクはぱっと両手を差し上げ、しどろもどろになりながら、わけもわからずリンに謝る。顔は真っ赤に火照り、心臓は どきどきと早鐘を打っている。 リンは一瞬、ぽかんとした顔をしていたが、すぐににっこりと笑顔を取り戻し、 「ううん、ありがとう、レン君! それじゃ、また後でね」 と、ボクに向かってお礼を言うとあらためて上履きにはきかえ、教室に続く階段をとんとんと駆け上がっていった。 「………」 それは、わずか数秒の出来事。 だけど、ボクの心の中には、その時に伝わってきたあらゆる感覚が、強烈に焼き付けられてしまった。 ――ふわふわとした、髪の毛の手触りと、そこからたちのぼってくるシャンプーの香り。 ――つかんだ肩の、やわらかな感触。 ――ボクの胸の中にすっぽりと包まれてしまう細い体と、その温もり。 ボクは、その日一日中、授業も上の空のまま、それらの感覚を繰り返し反芻し、想いをはせ続けていた。
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198 :元405A(3/11)[sage]:2014/06/16(月) 22:42:29.82 ID:y+dc4/qk -
「……そもそも夢というものが、眠っている間に脳が見る、現実を仮想的に再現したものだというヒトの認識は実は間違いでね。 真相を言えば、この世界はすべて、夢の空間に包まれているんだよ。物質的にではなく、あくまで概念的にね」 その晩、いつものようにボクの部屋に現れたトリッカーの話を聞いている間も、ボクの頭の中はリンの事でいっぱいだった。 「夢の中には、君たちの想像するありとあらゆるものとそれ以外が満ちている。ヒトはその中から、自分たちが理解できるものだけを 取り出して、『現実』として使役しているにすぎないのさ。けれど、眠っている間、心は肉体の鎖から解き放たれることができる。 その状態に置かれることで、ヒトは初めて、夢という、この世界の本質を成す大海を、たゆたうことができるようになるんだ」 トリッカーの話はいつもとらえどころがなく、マジメに聞いていてもそのほとんどが理解不能な内容だ。ましてや、今のボクにとって、 それはただ、耳から耳を通り抜けていく、ただの音声でしかなかった。 そんなボクの様子に気づいたトリッカーはぴたり、と話を止めると、腕組みをして「ふう」とため息をついた。 「……やれやれ、この世界の秘密も耳に入らないほど、君には重要なことがあるようだね」 「あ、その、ごめん……」 思わず反射的に謝ってしまうボク。けれどトリッカーはふふっと微笑んで、 「別に構わないさ。ヒトはみんな、自分の目標や欲望に正直に生きている姿がもっとも美しいんだ。……さ、今夜もそろそろ、契約の 時間だよ」 そう言って、差し出されたトリッカーの小指を、ボクはしばらく、黙ったままで見つめる。 「………」 「どうしたんだい? 『勝者の夢』はもう見飽きてしまったのかな?」 その通りだった。 この一週間、毎日毎日クラスの連中に打ち勝つ夢を見続け、確かに楽しい思いもしたけれど、それと同時に、心の一部が急激に冷めて いくのもボクは感じていた。 復讐を果たしたボクにとって、今やあいつらの事はどうでもいい、そこらの石ころと変わらない存在になっていたのだ。 「それならそれでいい。何かをするのも、やめるのも君の自由だ。君が思いのままにふるまうことが、すなわち、生きるという事だよ」 トリッカーが小指を引っ込める。ボクはただ、ぼんやりとした顔でそれを見つめるだけだ。 「ならば、他の望みはないのかな? どんな事でも、遠慮せずに言ってくれていいんだよ。君の幸せこそが、僕の幸せにつながるんだ」 ――どんな事でも。 その言葉が、ボクの頭の中で閃光のようにひらめく。 そしてそこに、今さっきまで、ボクの胸の内を満たしていた感情が、稲妻が走るように接続された。
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199 :元405A(4/11)[sage]:2014/06/16(月) 22:45:12.90 ID:y+dc4/qk -
「………え、と」 「何だい?」 ベッドに腰掛け、もじもじと膝の前で手をすりあわせるボクの顔を、トリッカーがのぞき込んでくる。その透明な瞳に、自分の考えが 透かし見られてしまうような感じがして、ボクはふい、と顔をそむける。 「恥ずかしがることなんてないさ。……むき出しの欲望というものは、確かにヒトの世界においては隠匿するべき、タブーとして 扱われている事が多いね。けど、今ここにいるのは僕と、君。あとは、あの無口な月が見ているだけだ」 そう言って、トリッカーはそっとボクの頬に手を寄せる。 「――さあ、ありのままの君を、僕にぶつけてくれないか?」 暗く、静かな川の流れるような声が、ボクの耳に染み込んで、心へと寄り添ってくる。 親しみを感じさせるその言葉につられ、ボクはゆっくりと、トリッカーの耳へ口を寄せて、ささやいた。 「―――――」 「……なるほどね」 そして、ボクが自分の全ての欲望を語り終えると、トリッカーはボクから身を離し、神妙な面持ちでひとつ頷いた。 「……やっぱり、言うんじゃなかった……」 ボクはというと、自分で口にした言葉の、あまりといえばあまりな内容に、身悶えるような気分でベッドの上にぼすん、と寝転がって、 枕をぎゅうっと抱きしめてしまう始末だった。たぶん、顔も真っ赤になっている。 そんなボクを見て、トリッカーはあははと笑う。 「いいじゃないか。好きな相手と心を通わせ、楽しく過ごしたいと思うことに罪なんてないさ」 「……それじゃあ、こんな夢でも、叶えてくれるの……?」 「もちろんだよ」 トリッカーは優しくボクの手を握り、答えた。 「僕は決して、君の夢を笑ったりはしないよ」
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200 :元405A(5/11)[sage]:2014/06/16(月) 22:47:10.94 ID:y+dc4/qk -
「……それじゃあ、契約を」 ボクはおずおずと、左手の小指をトリッカーに向けて突き出す。けれど、 「ああ、ごめんよ。契約のやり方は、叶える望みの種類によって異なるんだ」 しれっとそう言って、トリッカーは立ち上がり、腰掛けたままのボクを見下ろす。 「そうなの? それじゃ、どうすれば……」 「こうするのさ」 そして、いきなり顔をぐいっと近づけてきたかと思うと、ボクの唇にキスをしてきた。 「!?!?!?」 何が起こったのかわからずパニックになっているボクをよそに、トリッカーはぐっと自分の唇を押し付けてくる。でも、それも ほんの一瞬のことで、次の瞬間にはトリッカーはぱっと顔を離し、ボクの方に意味ありげな笑顔を向けて微笑んでいた。 「な、なな、何するんだよ、いきなり!?」 すっかり気が動転してしまったボクは、トリッカーに向かってそう怒鳴った。何がそんなにおかしいのか、トリッカーは大笑いだ。 「あっはっは。初々しい、いい反応だね。説明するよりも、実際にやってみた方が早いだろうと思ってね。さ、今ので今夜の契約は 履行済みだよ」 「まったく……」 ぶつぶつと文句をこぼしつつ、ボクはベッドに入る。まさか、自分の顔とキスをすることになるなんて、それこそ夢にも思わなかった。 唇にはまだ、妙な温かみが残っている。 「……それじゃあ、今夜もいい夢を。きっと、君の希望に添う世界が待っているよ」 トリッカーの言葉を子守唄代わりに、ボクは今夜も心地よい眠りに、体と心を預けていく。 ――期待と、興奮と、ほんの少しの背徳感とがないまぜになった気持ちを抱きながら。 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
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201 :元405A(6/11)[sage]:2014/06/16(月) 22:49:47.46 ID:y+dc4/qk -
「……んんっ…と」 目を覚ますと、そこはもう赤い教室の中。ボクは窓際の席につっぷしている格好だった。 ボクにとって、すでにお馴染みになってしまったその場所だったが、今日はいつもと様子が違った。 締め切られていたカーテンが、今は開いており、学校の外の風景が見える。 それは現実の世界と何も変わらない眺めだったけどやっぱり真っ赤で、まるでこの世の終わりのような、激しい夕焼けが降り注いで いるようだった。 そして、教室の中にも異常はあった。ボク以外に、誰の姿も見当たらないのだ。 「どういう……事だろう?」 怪訝に思ったボクは席から立ち上がる。その時。 こつ、こつ。 と、教室のドアをノックする音が響いた。 「!」 反射的にボクは出入り口の方を見やる。また、こつ、こつというノックの音がして、ほんの少しの間が空いた後、からから、という 音を立てて、ゆっくりとドアが開いていった。 その向こう側にいたのは―― (何、だろう、あれ――?) なにかよくわからない、ぼやけた見た目の固まりだった。 縦長で、大きさはボクよりも少し低いくらい。その、白くふわふわしたものが、教室にするすると入り込んできた。 そいつの正体を見極めようとして、ボクはじっと目をこらそうとする。だけど、見ようとすればするほど、そいつはボクの視線から 逃げるように姿かたちを変え、どうにもつかみ所がない存在のままだった。。 そうしている内、そいつはどんどんこちらへ近寄ってきて、ついにはボクのすぐ近くまで迫ってきた。 どうしていいかわからず戸惑っているボクの目の前で、そいつの口? の辺りがもごもごと動き、言葉を発する。 「――レン君」 その瞬間、白いもやもやが突然ぶわあっと糸のように吹き飛ばされ、教室中にひらひらと雪のように躍り出す。 もやもやが全て消え去った後、そこに現れたのは、リンの姿だった。
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202 :元405A(7/11)[sage]:2014/06/16(月) 22:52:09.88 ID:y+dc4/qk -
「リ、リン……!」 突然間近に現れたリンの顔を見て、ボクはあたふたとうろたえる。 彼女の方はと言えば、現実となんら変わらない、優しげな笑顔を浮かべてこちらを見つめていた。 「ど、どうして君がここに……」 「そんなの、どうでもいいじゃない?」 そう言うが早いか、リンはするり、とボクの背後に手を回して抱きついてきたかと思うと、こちらを見上げ、 「レン君――スキ」 と、ボクに向かって唇を突き出してきた。 「んっ……!」 ふわり、とした柔らかな感触がボクの唇を包み、それがくにゅくにゅと形を変えて吸い付いて来る。あげく、その奥からにゅっ、と 小さな舌が伸びてきて、ボクの中へしゅるりと滑り込んできた。 「ん……ちゅっ……んんっ……」 リンが小さく、甘い吐息を漏らしながら、ボクの口の中をぺろぺろと舐めまわしている。その事を意識するだけで、ボクの頭の中は もう、どうにかなってしまいそうなほどにかあっと熱くなってしまっていた。 「ぷぁ……えへへ、気持ちよかった? レン君」 ちゅぱっ、という音を立てて唇を離したリンが、かすかに残った唾液をぺろり、と舐め上げ、こちらをうるんだ瞳で見上げている。 どぎまぎしたボクが何も答えられないでいると、リンは少し顔を赤らめて、続けた。 「わたし、ずっとずっと、レン君の事が好きだったの……今まで、秘密にしててゴメンナサイ。だって、わたしの方からそんな事 言うなんて、考えただけで恥ずかしくなっちゃって……」 リンの告白を聞きながら、ボクはぼうっとした頭の片隅で、妙に冷静さを取り戻して考えていた。 ――ここは、ボクの夢の中だ。 さっきは、わざと戸惑って見せたりもしたけど、実のところ、リンをここへ呼び出したのはボク自身のリクエストだ。 だから、目の前にいるリンは現実のリンじゃないし、言っていることだって、ホントのリンの気持ちなんかじゃない。 でも。 (――でも、そんなのどっちだっていいじゃないか) 今、ボクの前にはリンがいて、ボクの事を好きだと言ってくれて、ボクにキスをしてくれる。 その事だけで十分だ。ホントもウソも、関係ない。 他にはもう、何もいらないと思えた。 「……リン……!」 ボクはリンの肩をぐっ、とつかむと、今度は自分の方から、リンに向かって力強くキスをした。
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203 :元405A(8/11)[sage]:2014/06/16(月) 23:03:20.88 ID:y+dc4/qk -
「あんっ……」 ボクに突然肩を抱かれたリンが、色っぽくうめく。奪った唇の感触はぷるん、と柔らかく、あたたかくて、ボクはたちまちその虜に なってしまった。 「はぁっ……リンっ、リンっ……!」 何度も何度も、リンの名前を呼びながら、ボクは内に秘めた思いをぶつけるかのような、激しいキスを繰り返す。唇に吸い付き、 舌をからませ、ボクは夢中でリンを味わった。 「ん……んんっ、……もう、レン君ったらぁ、強引なんだから」 「あっ、ご、ごめん……」 リンの言葉にはっと我に返ったボクは、あわてて離れようとする。けれどリンは、 「ふふ、ううん、別にイヤってわけじゃないよ? わたし、男の子にそんな風にされるのも結構スキかも……なーんて」 冗談めかしてそう笑うと、ボクの背中に回していた手をするすると下ろしていく。 そして、いつの間にか固く張ってしまっていた、ボクの下半身に、そっとその手を添えてきた。 「あっ、リ、リン、そこは……」 「……すごい、レン君のおちんちん、ズボンの外に出てきそうなくらい固くなってるよ……」 制服の上からその部分をさわさわと撫でまわしながら、リンがボクの耳元に甘くささやく。 その二つの刺激がボクの頭の中で混ざり、弾けて、視界をさらに赤く染め上げていく。 「待ってて、すぐに楽にしてあげるから……」 リンは手近な椅子を引くと、そこにボクを座らせる。そして自分はボクの足元にかがみこむと、ズボンのファスナーに手をかけた。 「あ、ああ……」 ボクはどうする事もできず、ただ、情けない顔でリンを見下ろすばかりだ。それに対してリンは、「ふふっ」と、少し いたずらっぽい微笑みを返してくる。 やがて、その手がゆっくりと下がっていき、じぃぃっ、と降ろされたファスナーの内側から、ボクの欲望の象徴が飛び出してきた。
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204 :元405A(9/11)[sage]:2014/06/16(月) 23:04:34.61 ID:y+dc4/qk -
「わぁ……すっごぉい……」 息がかかりそうなほど近くで、それを見るリンがうっとりとした表情でつぶやく。 「おっきくて、ビクビク脈打ってて……こんなの見せられたらわたし、ガマンできないよぉ……」 まっすぐにいきり立つそれを指でつつう、となぞりながら、リンがさらに顔を寄せる。 唇の隙間から、ちらり、とピンク色の舌が顔をのぞかせ、その先端が、ちょん、とボクのものに触れた。 「あ……っ!」 全神経を集中していたその箇所から、びくん、と一瞬でボクの全身に行き渡るほどの刺激が走る。 なおも舌を突き出して、ちょん、ちょんと触れるリンの舌先に、ボクは激しく身をよじらせて反応した。 「ふふ……レン君のここ、すっごくビンカンになってるんだね……。それじゃ、こうしたらどうなるのかな?」 リンが突然、ぱか、と口を開けたのを見て、ボクは左右に激しく首を振った。 「だっ、ダメっ、そんな事されたらぁっ!」 しかしリンはやめる素振りすら見せず、その、大きく開いた口で、目の前の肉棒の先端をぱくり、と咥えこんでしまった。 「あっ、ああああっ!」 その瞬間、どくん、どくっとボクの股間は激しく跳ね上がり、リンの口の中に大量の白濁液をぶちまけていた。 「ん……んぐっ……」 びゅっ、びゅぅっと吹き出す精液が、リンの口の中を汚していく。収まりきらなかった分の精液が、リンの唇の端からたらりと漏れ、 一筋、ぽたりと床に落ちた。 「はぁ……はぁ……だ、大丈夫……!?」 今まで味わったことのない、最高の気持ちよさに包まれながらも、思わずボクはリンを心配してしまう。しかし、 「ん……ごくっ、ぐちゅっ……はぁぁ……」 リンは口の中に放たれた精液をごくり、と飲み干してしまうと、驚いているボクに向かって再び、満面の笑顔を向けてきた。 「……っ、ふぅ……。レン君のせーし、すっごく熱くて、おいしかったよ……ごちそうさま」 ――その微笑みが、ボクにはもはや、人を魅了して取り込んでしまう、小悪魔の笑いにしか見えなかった。
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205 :元405A(10/11)[sage]:2014/06/16(月) 23:05:35.44 ID:y+dc4/qk -
「わたし、もっと……レン君の、飲ませてほしいな……いいよね?」 そうつぶやいて、リンは再びボクの股間に顔をうずめる。そして、ボクの性器をくわえたまま、顔を前後に動かし始めた。 くぷっ、くぷっという小さな水音が、誰もいない教室で鳴り続ける。 「はぁ、はぁっ……リン、気持ちいいよっ……」 その頭にそっと手を置いて、ボクは天井を仰いでうめき声を上げる。 リンが、今まさに、ボクの下で一心不乱に奉仕を続けている。 それを思うだけで、ボクの心はふわふわと浮き立ち、たとえようもない幸福感に満たされていた。 そうだ、これだ――これこそが、よけいな飾りを全て取り去った、ボクの、本当の気持ちだったんだ――。 そんな、甘い自己陶酔にどっぷりと浸りながら、ただリンのされるがままに天井を見上げていると、突然、その視界に何かがどさり、と 覆いかぶさってきた。 「わあっ!?」 何が起きているのかわからず、ボクはあわてて顔の上のものをどけようとする。 だが、その手を誰かにがしっとつかまれ、止められてしまった。 「うふふ……イケない子ね、レン君。いくら多感なお年頃だからって、いきなり先生のおっぱいにつかみかかろうとするなんて」 艶っぽい、大人の女性の声が、ボクの真上から聞こえてくる。この声は―― 「――ルカ、先生……?」 もごもごとそうつぶやくと、目の前が急に開け、天井が再び現れた。 その視界の端から、ひょいと顔をのぞかせ、「ぴんぽーん♪」と歌うように応えたのは、やっぱりルカ先生だった。 「そうよぉ? 貴方のだーい好きな、ル・カ・先・生♪ 何を驚いてるの? 私をここに呼んだのは、レン君でしょう?」 そう言って、ボクの鼻先をつん、と指でつつく先生の様子は、普段とはまるっきり別人のようだった。 「ほら、どうしたの? 私の『個人授業』……受けたかったんでしょう?」 挑発的な笑みを口元に浮かべると、ルカ先生は自分の胸を両手で抱え、ゆさっ、とボクに見せつけるように揺らせた。その、あまりの 迫力にボクは言葉を失ってしまい、ごく、と喉を鳴らして、じっと見つめることしかできなかった。
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206 :元405A(11/11)[sage]:2014/06/16(月) 23:08:03.04 ID:y+dc4/qk -
「ほらぁ……遠慮しなくていいのよ? ずっと私のおっぱい、こうしたかったんじゃないの?」 ルカ先生がボクの手をぐい、と引き、自分の胸にあてがった。ボクの手のひらいっぱいに、先生の胸の、たぷん、とした柔らかさと 重さ、それにほんの少し、しっとりとした湿り気が伝わってくる。 「ううっ……」 たまらずボクは、反射的に手のひらに力をこめ、先生の胸をむにゅ、むにゅと揉んでしまう。ボクの力加減に応じて、自在に形を 変えていくそれは、まるで新鮮な果物のような瑞々しさだった。 「あん♪ あん……♪ ふふ、レン君ったらとっても上手……。ほら、他にもシたい事、あるんでしょう?」 ボクの手つきに合わせて楽しげに声を上げていたルカ先生が、再び自分の胸を抱えると、ボクに向かってさらにずいっ、と押し付けて きた。 目の前、ほんのわずかな距離にあるのは、先生の胸の先端で、綺麗な桃色に輝いている乳首だ。かすかに、ふわぁ、と汗の香りが 漂い、ボクの鼻腔をくすぐってくる。 「――いいのよ、レン君の、好きにして」 先生が、ぼそりとささやいたのをきっかけに、ボクはほとんど本能的に、目の前の乳首に吸い付いた。 「んんっ、はぷっ、ちゅっ、ちゅぅぅっ……」 ぷるぷると揺れる乳首を舌の上で転がし、唇で甘噛みしては口をすぼめて吸い上げる。それを繰り返す内、ボクの頭はだんだんと、 もやがかかったように霞んできた。 「そうよ……いい子ね、レン君。いつまでだって、そうして甘えていていいんだからね……」 頭をやさしく撫でてくれながら、ルカ先生が発する言葉のひとつひとつが、ボクの心を薄桃色の耽美な世界へ蕩けさせていく。 ――ココにいれば、イヤな事は何もない。ボクのキライな奴らはいなくて、ボクのスキな人だけが、ボクを好きでいてくれる世界。 ――やっと、やっとボクは、『ボクだけの場所』を見つけられたんだ。 その事に気づいた途端、ボクの目からは涙がとめどなくあふれ出てきた。ぬぐってもぬぐっても止まらないそれが、乾いていた ボクの心を潤してゆく。 「そうだよ、レン君……」 足元から、リンの声がする。 「私たちが、ずっと一緒にいてあげるからね」 まるで鈴を転がすような声色でリンがそう微笑み、ボクの先端にちゅっ、と優しいキスをした刹那。 「はっ、あっ、うぁぁぁっ!」 目の前に広がる景色が、火花が散ったようにばちばちと弾け飛んでいき…… ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ――目覚めた朝、ボクは、生まれて初めての夢精を体験していた。
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207 :元405[sage]:2014/06/16(月) 23:10:12.45 ID:y+dc4/qk - いったん中断させていただきます
次回の投下で完了とさせていただく予定です
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