- 黄昏乙女アムネジアでエロパロ2
51 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/06/12(木) 02:42:06.56 ID:tFi2gYgg - >>50
いつもありがとです。 また投下します。いつにも増して長くなると思います。ごめんなさい。
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52 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/06/12(木) 02:48:30.96 ID:tFi2gYgg - 『夕子さん夕子さん、どうぞおいでください・・・』
ぬっ。ぬっ。ぬっ。 「・・・そういえば、最近・・・うぅっ!すごく流行ってるみたいですね・・・『夕子さま』」 『もしおいでになられましたら、「はい」へお進みください・・・』 ぬぼっ。ぬぶっ。ぬぶぶぶっ。 「へぇっ?わたしが・・・んおぉっ!なっ、なんらって?・・・おぉっ!おっおっ!」 ぬぢゅっ。ぢゅっ。ぶぶっ。 「だから・・・おぉっ!ゆ、『夕子さま』ですよ。コックリさんの夕子さん版です・・・ぁ、あっあっ!」 『夕子さん夕子さん、お答えください・・・』 ぱんっ。ぱんっ。ぱんっ。 ぬぬっ。ぬも゛も゛っ。ぬっぬっ。 「ほっ!・・・お、おぉっ、そっ、そんなのっ、わたひ、カンケーなっ・・・おおっ!お、お尻!おしりぃぃっ!」 ぬぼっ!ぬぼっ!ぬぼぼっ! 「あうぅっ!・・・っそ、それは、もちろん分かってますけどっ・・・くうぅっ!夕子さん、僕、もう・・・!」 『夕子さん夕子さん、鳥居までお戻りください・・・』 ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ! どちゅっ!どちゅっ!どちゅっ! 「んあぁあっ!イク、イクっ!ケツ穴でイクんおぉぉおっ!!」 ぶびゅるっ!ぶびゅびゅっ!ぶびゅびゅびゅびゅっ!! 「うおぉぉおっ!!」 「ひいぃぃいっ!!」 びゅ―――っ。ぶびゅるる―――っ。ぶびゅるるるっ。 「お、お、おぉおっ!」 「あ゛―――・・・っ、け、ケツあなでアクメぶっこいてる゛う゛ぅ―――・・・っ」 びゅ・・・。 「はうぅっ」 「あオォオっ」 「・・・っは、はぁぁっ・・・」 「・・・あへぇぇ・・・」 『夕子さん夕子さん、どうぞおもどりください・・・』 「・・・は〜〜〜・・・」 「・・・もぉっ、てーいちくんったらぁっ、エッチのさいちゅーにヘンなわだいふらないでよぉっ・・・」 「・・・ごめんなさい、つい・・・」
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53 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/06/12(木) 02:49:06.34 ID:tFi2gYgg - 「ただでさえ、いまの、デリケートなとこらったんらからぁ〜・・・」
「・・・。 男子トイレでアナルセックスしてる時に、デリケートも何も・・・」 『夕子さん夕子さん、どうぞお帰りください・・・』 「だからこそ、だよ。こんなお下品なとこでお下品なエッチするからこそ、細やかな気配りが大事なのっ」 「・・・う〜ん・・・。言われてみればそういうもの・・・なのかな」 「・・・でも、なんで急にそんな話を振ったの?」 「ちょっと心配になってきて・・・。流行りすぎて、また妙な騒ぎに発展しなければいいんですけど」 『夕子さま夕子さま、どうぞお帰りください・・・』 「まあ、確かにあんまり感心はしないかな・・・。 わたしの名前を無断借用してるってことを抜きにしても・・・んオっ!?」 ぬぬぬぬぬっ・・・。 「ちょ、ちょぉおっ、まっ、まってまってまんォォオオっ!」 『夕子さま夕子さま、どうかお帰りください・・・』 ぬ゛ぬぬ゛っ・・・ぬっぽんっ! 「んほぉっ!」 「あぅっ!」 ぶびゅ。ぶびゅびゅ。 ぼた。ぼたた。 「らっ、らからぁっ、いきなりぬいちゃらめらって・・・・・・ ・・・ぁ・・・ ・・・・・・んォ〜〜〜・・・っ」 ぶびゅびゅっ。ぶびゅっびゅびゅっ・・・。 ぼたたっ。ぼたっぼたたっ・・・。 『夕子さま夕子さま、どうぞ生け贄をお選びください・・・』 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― すりすり・・・。 「も〜っ、てーいちくんったらぁっ。 アナルセックスの時はいきなり抜いちゃだめって、いつも言ってるのにぃっ♪」 「・・・の、割には、随分嬉しそうに見えますけど」 「別に嬉しくないもーん。 貞一くんがどんどんケダモノになってきてくれて、楽しくてしょうがないとか全然思ってないもーん。 ・・・うへへへへ」
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54 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/06/12(木) 02:49:55.55 ID:tFi2gYgg - 「・・・」
「あ、ごめんごめん!てーいちくんは最初っからケダモノだったっけ! なんたって初めての時からして、破瓜の痛みに肩を震わせるか弱いわたしに、 あーんなに濃ゆいものを容赦なくぶちまけちゃってくれたもんねーっ?ねーっ?」 「・・・それ、一生言い続ける気ですか?」 「ん〜・・・。一生って言うか、成仏するまで?」 「同じじゃないですか・・・とほほ」 「なにか文句ある?レイプ魔さーん?」 「・・・全力で責任取らせてもらいます・・・」 「ん、よろしいっ♪」 ガララッ。 「・・・あ、霧江さんと小此木さん」 「あ、新谷さん、こんにちはーっ」 「遅いぞ新谷。どこで油売ってたんだ?」 「え、いや・・・まあ、ちょっと・・・。 ・・・あれ?なんですかそれ」 「見りゃ分かるだろ。最近流行りのアレだよ」 「ああ、『夕子さま』の台紙ですか・・・。でもなんでこんな所に?」 「こんな所だからこそこういう胡散臭いものがあるんだろ。小此木がクラスメートから借りてきたんだよ」 「いやー、わたしのクラスでも大流行してまして・・・。さすがは誠教の守り神ですねー」 「はっ!なにが守り神だ、くだらん。 コックリさんの名前を夕子に変えただけだろ、それ。パクリと呼ぶのもおこがましい」 「いえ、それがそうでもないんですよ。 どうも『夕子さま』には、コックリさんとは違う独自のルールがあるみたいなんです」 「え?そうなの?」 「はい。基本は確かにコックリさんと同じなんですけど、 問題は夕子さんにお帰りいただけなかった時でして・・・」
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55 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/06/12(木) 02:51:34.96 ID:tFi2gYgg - ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
・通常のコックリさんの手順 1:台紙の上に10円玉を置き、参加者の人差し指をその上に置く。 2:『こっくりさんこっくりさん、おいでください。おいでになられましたら「はい」へお進みください』 と唱える。 3:10円玉が『はい』へ進んだら、それぞれが知りたいことを質問する。 4:全部聞き終わったら、『こっくりさんこっくりさん、どうぞおもどりください』と唱える。 5.1:10円玉が『はい』を指したあと、鳥居のマークまで戻ったら 『ありがとうございました』とお礼を言って終了する。 5.2:もし帰ってくれない場合(『はい』を指してくれない場合)、帰るまで何度でもお願いする。 帰ってくれるまで10円玉から指を離してはいけない。 6:台紙は48片に破り捨て、10円玉は三日以内に使う(手放す)。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・『夕子さま』の場合 帰って貰えた場合はこっくりさんとほぼ同じ手順となるが、帰ってもらえなかった場合の処置が異なる。 5.3:二回お願いしても帰ってもらえなかった場合、次からの呼び方を『夕子さま』に変える。 5.4:呼び方を『夕子さま』に変えてからさらに二回お願いしても帰ってくれなかった場合、 『夕子さま夕子さま、捧げ物をお聞かせください』と唱える。 5.5-1:それによって指し示されたものを三日以内に調達し、旧校舎跡のガレキの中に埋める。 ただし、指定された捧げ物はある程度価値のあるものでなくてはいけない。 5.5-2:三回捧げ物をお伺いしても答えてくれなかった(単語として成立しなかった)場合や 単語として成立しても価値のあるものでなかった場合、 『夕子さま夕子さま、生け贄をお選びください』と唱える。 5.5-3:最後に10円玉の位置と最も近かった参加者が生け贄になる。その場を動いてはいけない。 5.6:終了。台紙や10円玉の処分方法はこっくりさんと同じ。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
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56 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/06/12(木) 02:53:35.25 ID:tFi2gYgg - 「ギャ―――――っ!!」
「うわっ!?」 「キャっ!?」 『ひっ!?』 「な、ななななんだよいいいイケニエって!なんだそりゃ!?」 「き、霧江さん、落ち着いてくださいよ・・・」 「でも確かに、なんかイヤ〜な感じですよね〜・・・」 「うん・・・。『生け贄になる』って、具体的にどういうことなのか書いてない辺りとかね・・・」 「か、価値あるものってのもおかしーだろ!誰が価値とか決めるんだよ!?」 「『夕子さま』をやってたクラスメートに聞いてみたんですけど、 どうも生け贄になるために何かをしなければいけないわけではなくてですね、 選ばれた時点でもうその人は生け贄に『なってしまっている』んだそうです」 「つまり、その人の身にいずれ『なにか』が起こると・・・」 「はい。・・・『価値あるもの』に関しては、参加者が満場一致で認めさえすればいいらしいんですけど」 「なんだそりゃ?結局やってるヤツの匙加減かよ!」 「・・・・・・・・・・・・」 「・・・新谷さん?」 「なんか、変な感じだね、これ。 『夕子さま』が流行り始めたのは、てっきり最後の七不思議の影響だとばかり思ってたんだけど。 でも、これじゃまるで・・・」 「そうなんですよね・・・。これじゃまるで、守り神どころか祟り神みたいですよね・・・」 「ま、まあ、夕子は食い意地が張ってるからな!欲張りなイメージでも持たれてるんじゃないのか?は、ははは」 「・・・で、小此木さん。今日これをここに持ち込んだってことは、まさか実践するの?」 「いえいえいえ!滅相もない!そんなことしたら夕子さんに怒られちゃいますよ!」 「・・・え?夕子さんに?」 「・・・わたし、この『夕子さま』は、夕子さんじゃないと思うんです。 なんか、イメージと違うって言うか・・・。 わたしの中の夕子さんって、もっとこう、座敷童子みたいなイメージなので・・・」 「ざしきわらしい〜っ?夕子がか?」 「座敷童子、か。・・・あははは、確かにそうかもね」 「まあ、それはわたしの勝手なイメージなんですけど、 とにかく夕子さんは生け贄なんて要求する幽霊さんじゃないと思うんです。 ・・・隠れ鬼の時に怖い思いしたのも、今にして思うと、夕子さんに怒られたのかな、なんて・・・」 『・・・・・・・・・・・・』 「そっか・・・。確かに隠れ鬼も、この『夕子さま』も、夕子さんにしてみれば傷つく遊びかもね・・・」 「はい。ですから、守り神としてみんなに認知されていくのは嬉しいんですけど、 これはちょっと違うんじゃないかなと」 「じゃあ、なんで持ち込んだんだ小此木」 「新谷さんと霧江さんの意見をお聞きしたかったんです。 お二人はきっと、この学園で夕子さんに最も近い人たちだと思ったので」 「・・・」 「小此木・・・」 「でも、お二人の意見を聞けて安心しました。・・・じゃあ、これ返してきますね」 「え?借り物なの?これ」 「はい。わたしはやらないので、クラスメートに借りてきたんです。 色々とルールがあるものですから、なるべく今日中に返した方がいいかなって」 「そっか。そうだね」 「じゃあ、とりあえず失礼しますね。まだ戻ってきますから」 ガララッ・・・ピシャンッ。 「・・・」 「・・・。夕子さん・・・」 『悪質ね。間違いなく』 「まあ、確かになんか気持ち悪いな・・・」 「気持ち悪いどころじゃないわ。 コックリさん自体、陰湿でいいイメージないけど、ここまであからさまじゃないでしょ?」 「陰湿・・・ですか」
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57 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/06/12(木) 02:55:48.14 ID:tFi2gYgg - 「だって、あんなものいじめの温床じゃない。
ヘンな質問してヘンな答えが返ってきても、おキツネさまに責任転嫁できるわけだし。ロクなものじゃないよ」 「やっぱり、夕子は信じてないのか」 「そりゃ、ね。・・・でもまさか、自分がご本尊にされるとは思わなかったけど・・・」 「・・・でも夕子さん、ということはつまり、あのアレンジされてる部分ってやっぱり、その・・・ そういうことなんですよね?」 「・・・でしょうね」 「なんだ?そういうことって」 「いじめありきのアレンジってことですよ」 「!!」 「『価値あるもの』を買わせるとか、みんなで特定の子を生け贄に祭り上げるとか、 考えた人間のろくでもない魂胆が透けて見えるわ」 「さっき霧江さんも言ってたように、 価値の基準があやふやだったり、生け贄になったら具体的にどうなるのか全く触れてないのは、 その場の人間が言い掛かりを付けやすくするためなんじゃないかなと」 「・・・そんな・・・」 「よりによって、こんな不愉快な遊びで当事者になっちゃうなんてね。 ・・・もっと早く把握しておくべきだったかも知れないわ」 「・・・でも、どうするんだ?あかマントと違って遊びとして流行しちゃってるから、鎮火するのは難しいぞ」 「そうなのよね・・・。 単純な怪談と違って、遊びとして流行っちゃったものって ルール違反しない限りは『ウソであってほしい』っていう心理が働きづらいから、なかなか下火にならないのよ」 「・・・・・・・・・・・・」 「・・・ん?貞一くん?」 「夕子さん、これって、ひょっとして・・・」 コンコン・・・。 「・・・ん?」 『ごめんくださーい。新怪異調査部ってここでいいのよねーっ?』 「あれ、ひょっとしてお客さん?」 「て言うかこの声、なんか聞き覚えが・・・」 ガララッ。 「!」 「あっ!」 「げっ!」 「あーもー、さんざん探し回っちゃったじゃない。せめて旧校舎に近いとこに引っ越しなさいよ・・・」 「き、桐島さん・・・」 「あ、アバズレおんな・・・」 『・・・・・・・・・』 「ちょっと、やめてよその呼び方。わたしまだ男子とデートすらしたことないのに。心外だわ」 「桐島さ・・・先輩、どうしてここに?」 「ん?どうしてって、怪談の調査を依頼しに来たんだけど。ここってそういうとこなんでしょう?」 「・・・依頼?・・・お前が?」 「・・・まさか、『夕子さま』ですか?」 「あら、うふふ。相変わらず察しがいいんだね、新谷貞一くん。 そ。『夕子さま』の調査・・・って言うか、ぶっちゃけ廃れるようにして欲しいの」 「!」 「・・・。 なんでお前がそんなことを依頼してくるんだ?」 「気に入らないから」 「はあ?」 「内容よ。あなたたちなら知ってるんじゃない?」
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58 :いつもの人 ◆2XMU15nbVw []:2014/06/12(木) 02:56:21.93 ID:tFi2gYgg - 「・・・まあ、細かい内容はさっき知ったばかりなんですけど・・・」
「ふうん。なら、説明は不要だね。・・・あなたたちはどう思うの?この内容」 「・・・まあ、面白くはないですね・・・」 「・・・」 「・・・でしょうね。・・・わたしも同じ」 「・・・あの、桐島先輩・・・。ひょっとして、この遊びのせいで、また周りの人から・・・」 「ああ、違う違う。あの日から、不思議と夕子さんと同一視されることはあまりなくなったから。 ただ、ほっとけないじゃない?だから・・・」 「ほんとにそうか?」 「え?」 「・・・霧江さん?」 「お前、あれだけのことをしておいて、真実を知ってるわたしたちに信用があるとでも思ってるのか?」 「・・・」 「ちょ、ちょっと霧江さん?」 「新谷。タイミングが良すぎると思わないか?」 「え?」 「こいつは以前、夕子に復讐するために人や噂を利用していた。 それで今回、夕子がまた怖がられかねないような遊びが流行ってるところで、わたしたちに接触してきた。 ・・・お前が流行らせたんじゃないのか」 「!」 『!』 「・・・・・・」 「どういう魂胆で接触してきたのかは分からんが、どうせわたしたちを利用して、また良からぬことを・・・」 「あ〜・・・。そっか、そう取られちゃうのね・・・」 「・・・」 「でも、腹の底で疑われたままよりは、そうやってハッキリ言ってもらった方がマシかな」 『・・・』 「確かにあなたの言う通り、わたしは夕子さんを怨んでいたわ。 夕子さんに怨みをなすりつけるような真似もしたしね。 ・・・でもそれは、噂を蔓延させるためにやってたんじゃない」 「・・・自分が死んだという噂を流させたのと、何が違う?」 「! ・・・へぇ、そこまで知ってるんだ・・・。 ここって実はすごいところだったりするのかしら」 「いいから答えろ」 「・・・まあ、ただの自己弁護として聞いてくれればいいんだけど。 わたしは確かに噂を復讐の道具に利用したけど、夕子さんの存在を貶めること自体が目的だったんじゃないの。 結果的に、不都合なことは夕子さんに押し付けてしまったけど」 「なにが結果的にだ!最初から夕子になすり付けるハラだったんだろうが!」 「うん・・・そうね。夕子さんの存在は、わたしの復讐をキレイにまとめるのに打ってつけだったから。 ・・・でも、この『夕子さま』は違う。 わたしの時みたいに・・・報復とか、なにかに対する『反動』ではなく、最初に『悪意』が来てる」 「・・・」 「似たようなことをしていたわたしには分かる。 わたしがやったこととよく似ているのに、わたしが最も忌み嫌っていたことをしている。だから面白くない」 「桐島先輩・・・」 「・・・」 「疑われるのはしょうがないけど、依頼は引き受けてくれないかしら。わたしも協力するから。 ・・・あなたはどうなの?新谷貞一くん。わたしのこと、信用できる?」 「・・・。 僕は元々、桐島先輩のことは疑っていません」 「新谷、お前な〜・・・」 「・・・ですけど、全くの無関係だとも思っていません」 「え?」 「!」 「・・・と、言うか・・・。むしろ、桐島先輩が本当に気がかりなのは、そこなんじゃないですか?」 「・・・・・・」
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