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魔法少女 マジカルスターズ 第10話 ◆eVa.7gzC8k
オリジナル魔法少女陵辱スレ23【和姦も】

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オリジナル魔法少女陵辱スレ23【和姦も】
439 :魔法少女 マジカルスターズ 第10話 ◆eVa.7gzC8k [sage]:2014/06/07(土) 14:34:23.92 ID:VWfpas/y
また長くなってしまった…
・犬姦、触手、公開凌辱要素含みます

「これはどういうことだ!」
「叔父さん!落ち着いてください…」

スーツを来たいかにも上司という体の男と、白衣を着た若い研究員のような男が、「将軍様」の前に立っていた。
スーツの男は何か紙を「将軍様」に突き付けており、それを研究員が必死に宥めている。

「ここまで予算を計上しておいて、まだ何の成果も無いというのか!」
「まあ、焦ってはなりませんよ…」

言い寄られている「将軍様」であったが、冷静そのものである。

「このままでは株主総会で槍玉に上げられてしまう…私だって必死に根回しはしているがそろそろ限界だ…」
「そんなに成果が欲しいと言うなら…これでどうです。」

と、「将軍様」もスーツの男の前に紙を差し出した。

「この金額…なんだねこれは?」
「密かにここで作り上げた武器を、元の世界で未だ戦い続ける同胞に輸出致しておりました。
この世界の技術を備えた新兵器のお陰で、軍は連戦連勝との報告を受けております。」

その金額を見て震え上がるスーツの男。
しかしそれは怒りではなく、興奮によるものであった。

「でかしたぞ!流石は闇の将軍様だ!何、収入元の隠蔽などコイツで頬を叩けば…根回しなど軽い軽い。」
「フフフ、悪いですねぇ…」

先程と態度が一変するスーツの男。

「これの開発には貴方の甥っ子君が大きく貢献しております。是非とも褒めてあげてください。」

隣の研究員、すなわち男の甥が一礼する。

「よくやったぞ!お前にはたっぷりお小遣いをやらないといけないな。」
「ではそのお小遣いを研究費として使ってください。もっと魔法の研究がしたいんです。」
「何と立派なんだ。良いだろう、存分に研究するがいい。」

男は窓から星が浜の町を見下ろす。

「今に見ていろ。兄の俺を蹴落としたことを後悔させてやる!兄に勝る弟などいないのだ!私が蓬莱のトップに立つ日は近いぞ!フハ、フハハハハ!」

高笑いと共に、男は部屋から去っていった。

「…うるさくてすみません。最近ストレスが溜まっているですよきっと。」

申し訳なさそうに男の甥が頭を下げる。

「君が謝ることはない。続けて研究に励んでくれ。」
「はい…」

青年は研究室へと戻っていく。

「フン、この世界の人間は簡単だな。金さえあれば、どうとでも動く…」

侮蔑にも似た表情で、「将軍様」は男の去ったドアの方を眺めていた。
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440 :魔法少女 マジカルスターズ 第10話 ◆eVa.7gzC8k [sage]:2014/06/07(土) 14:35:21.29 ID:VWfpas/y
星が浜市を中心に活躍する4人の魔法少女。
いつしか彼女達には、「マジカルスターズ」の呼称がついていた。
魔法だからマジカル、「星」が浜だからスターズ、ある意味安直なネーミングである。
人々は襲いくる魔物に立ち向かい、町を守る彼女達を尊敬と感謝の目で、そして時には…

「やっぱりレッドちゃんだろ。正統派って感じがするし、炎カッコいいし。」
「僕はブルーちゃん。知的な感じでちょっとミステリアスなとこがそそるんだよ。」
「俺は…ちっちゃいけど健気に頑張ってるピンクちゃんが…」
「何だよお前ロリコンかよ!変態め。」
「そっちこそ変態だろ!知ってるんだぞ、お前がゴールドちゃんの脚で踏んづけらながら罵倒されたいれたいって思ってるのは!」
「こいつドMだったのか…」

と、彼女達のことをアイドルの様な目で見ている人々がいるのも事実である。
個別の呼び方としては、いつの間にか髪の色がそのまま使われていた。
自席の真横でそんな話をされるものだから、無関係を装いながらも辰哉はどうしても気になってしまう。
辰哉が暇そうにしていたからだろうか、話がこちらにも振られてきてしまった。

「山下は興味ないのか?」
「あ、俺か?俺は結一筋だから。」
「くー、カッコいいねー!このこの。」

ピンクちゃんファンの同級生のが辰哉を小突く。
その正体は自分の妹などとは死んでも言えない。

「あー、そう言えばさあ。レッドちゃん、進藤さんに似てない?」
「言われてみれば…」

視線が結へと向けられると、辰哉は一瞬ドキリとした。
魔物が現れないと魔法少女は人前に姿を現さないことになっているため、その姿を注視される時間は少ない。
駅で協力してくれた特殊部隊長さんや倒れていたところを助けてくれたおじいさんなど協力してくれた人々にお礼に訪ねたことはあっても、
基本的には人前で素顔を晒すことは極力避けているのだ。
しかし、現代人は割と高性能なカメラにもなるスマートフォンや携帯電話を常日頃から持ち歩いている。
魔物との戦闘ではいつも、遠くからシャッター音が響いていた。
決定的な一瞬が収まると、大抵インターネットを通して広く配信されてしまう。
いつしか彼女達の素顔は皆の知るところとなっていた。幸い、完全にバレてはいないようであるが…

「そ、そうなのか?俺はまだ見たことないからわかんないけど…そういや結も魔法少女に会いたがってるみたいだなぁ。」

適当に話を繋ぎ、あくまでも無関係を装う辰哉。

「進藤さんにレッドちゃんのコスプレさせてみろよ。きっと似合うぞー。」
「馬鹿野郎。人の彼女で勝手に妄想すんな!しても口に出すな!」
「いいよなぁ山下は…やっぱりズルいわ美少女と幼馴染みなんて。」
「俺達も頑張らないとな。頑張ってブルーちゃんに振り向いてもらうんだ!」

アンタの席の2つ隣にいますよと突っ込みを入れることもなく、何とか魔法少女談義を乗りきった辰哉。
結にレッドちゃんのコスプレをさせたら、それはコスプレではなく本物のレッドちゃんになってしまう。
ちなみに、魔法少女に変身させた状態でのエッチは経験済みだったりする。
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441 :魔法少女 マジカルスターズ 第10話 ◆eVa.7gzC8k [sage]:2014/06/07(土) 14:37:14.99 ID:VWfpas/y
この日の放課後も、文芸映画研究同好会の部室(以降、本部と表記)には辰哉、結、美佐緒、薫、伊織、ローズが集まっていた。
最早放課後の作戦会議は部活のように毎日恒例となっていた。
特に何も話し合うことはなくとも、日頃から本部に集まってワイワイとしているようである。
今日もパソコンの前で、寄せられたメッセージを読み耽っていた。

「こういう風に応援されているのも、悪くはないですね。」
「あら、このファイルは…イラストレーターさんですわね。私達の絵が添付されていましたわ。」
「わー、すごいすごい!見て見て!皆可愛いよー!」

薫、美佐緒、伊織の3人が自身の描かれた絵を見て盛り上がる。
その光景を不思議そうに見つめるのは、ローズだった。

「何故皆さんこうも沸き立つのでしょう。魔法少女がいるということは、魔物の危険に晒されているのと同義なのに…」
「人は誰だってヒーローみたいなのには憧れるもんさ。それに、魔物が出てる今からこそ、応援してくれるんだ。」
「大丈夫。私達がいる限り、町の人は安心だよ。あ、私にもイラスト見せて!」

結と辰哉も3人の輪の中に入っていく。
そんな時だった…

「おい!北町の広場に魔物が出たらしいぞ!ローズ、反応は?」
「……本当の情報のようです!しかも…割と大きいです…」

この日も、町に魔物が現れた。
ローズによると、複数の魔物が群れているらしい。

「魔法少女マジカルスターズ、出動だね!」
「待ってなさい。すぐに倒してみせますわ。」
「数が多いようです…皆さんで向かいましょう。」
「よーし、今日も頑張っちゃうよー!」

4人の魔法少女達は、今日も魔物を倒さんと戦いに赴いていくのであった。


学校前に止まっていた黒塗りのリムジン。
学校から出てきた魔法少女に変身する前の4人は特に車を気にも留めず、魔物退治に駆け出していく。
その様子を、中の男性が密かに見ていた。

「なるほど、やはりな…このまま彼女達に気付かれぬよう、付けてくれ。」
「かしこまりました。」

車が発進し、彼女達と同様、北町へと向かっていった。
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442 :魔法少女 マジカルスターズ 第10話 ◆eVa.7gzC8k [sage]:2014/06/07(土) 14:38:31.64 ID:VWfpas/y
その週の土曜日の午後のことだった。
先日、星が浜高校前に止まっていたものと同じリムジンに、今日は客人が乗っていた。
突然のVIP扱いにややぎこちない表情を見せるのは、所謂余所行きの服に身を包んだ一人の少年と複数の少女達。

「飲み物やチョコレートはお好きに召し上がって。それと、もっと楽にしてもいいですわよ。」
「…なんか落ち着かないなぁ。」

辰哉はリムジンの後ろの座席に、直立不動のまま座っていた。
背筋がピンと張られ、逆に疲れそうな格好である。

「こんな大きくて豪華な車、初めて乗ったよ。」
「さすがは美佐緒さんです…」
「この世界では、社長さんというのが一番お金持ちなんですね。」

結と薫、ローズもこの雰囲気にやや戸惑い気味である。
そんな中、一人リラックスムードなのは伊織。

「寝っ転がってもまだ広いよー。」
「こら、勝手に何やってるんだ。」

伊織は車の中に用意されていたチョコを頬張りながら、リムジンの長椅子に寝転がってゴロゴロとしている。

「あら、気にしなくていいですわよ。」

皆の一番前には、この車の持ち主の娘である美佐緒。
何とこの日は皆揃って、蓬莱家にお呼ばれしていたのだ。
しかも、呼び出した人物というのが他でもない…

「それにしても…みさちゃんのお父さん、どうして今私達に会いたがってるんだろう…」

そう、皆を招待したのは他でもない。星が浜が世界に誇る大企業、蓬莱商事の社長である美佐緒の父その人だった。
いくら同級生の、魔法少女仲間の父とは言え、突然のそんな偉い人からの招待に皆は戸惑っていた。

「私達がちゃんとしないと…美佐緒さんが学校に行けなくなってしまうのでしょうか…」
「ちょっと薫、いくらなんでもそれは考え過ぎですわ。普通にしてれば大丈夫ですわよ。」
「ですが、もし学校のことを聞きたいのが目的だとしたら…私や伊織ちゃんも招待されたのは何故でしょうか。
最初から招待状に名前が載っていましたし…」

高校生活のことを聞きたいというのなら、ローズや伊織を呼ぶ必要は確かにない。
どこかで放課後に一緒にいるのを知って、辰哉のついでに招待したのだろうか。
ここでローズは、一つ思うことがあった。

「まさか…魔法少女のことで…」
「……まさかねぇ。」

不安がるローズ。「マジカルスターズ」の正体を知られてしまったのだろうか。
その雰囲気を嫌ったのか、美佐緒はローズの方を向いて話し始める。

「言っておきますが、私のお父様は仮に私達の正体を知ったとしても、邪なことは考えはしませんわ。何がそんなに不安なのかしら。」
「…ごめんなさい。ただ、そういうつもりは…」

やや重くなる車内の雰囲気。
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443 :魔法少女 マジカルスターズ 第10話 ◆eVa.7gzC8k [sage]:2014/06/07(土) 14:39:40.15 ID:VWfpas/y
「ねぇねぇ、みさお姉ちゃんのベッドって天井が付いてるの?お家にプールはあるの?メイドさんとかひつじさんはいるの?」

相変わらず暢気でテンションの高い伊織が、その雰囲気を壊す。

「ひつじさん…ふふっ。」
「伊織ちゃん、「ひ」つじさんじゃなくて、「し」つじさんだよ。」
「え、そうなの!?」
「お前…本気でそう思ってたのか…」
「うふふ…羊さんはいませんけど、お馬さんならいますわ。」
「本当!?すごいすごい!」

お金持ちのお屋敷にお呼ばれしてからずっとウキウキだった伊織がはしゃぐ。
先程までの雰囲気や緊張はようやく解れていった。
いつの間にか、皆を乗せたリムジンは住宅街を抜け、緑の目立つ山の方に向かっていた。


「では改めまして…皆様、今日は遠路はるばるようこそお越しくださいました。初夏の折、新緑が目に美しく…」
「お父様、堅苦しいお話は抜きになさらない?お母様もお兄様も、もっとお話したいはずですわ。」
「む、すまんすまん。では早速始めてしまおう。乾杯。」

長いテーブルの一番奥で、乾杯の音頭をとるのが美佐緒の父で、蓬莱商事の現代表取締役社長、「蓬莱巌(いわお)」である。
その隣では彼の妻、つまり美佐緒の母親が優しい笑みを浮かべている。
テーブルの左側には結ら招待された5人。
右側には美佐緒と、4人の男性が座っていた。
乾杯の音頭と共に、皆は用意された食事に手を伸ばし始める。

「進藤さん。あれから元気そうで何よりだよ。」
「はい、お陰様で…ありがとうございます。」

結の両親の死後、結の家に援助を行っている巌。

「美佐緒は学校では上手くやってるかね?何せあんな性格だからね、他の人にキツく当たっていないかどうか…」
「みさちゃんはとっても人当たりがいいんですよ。皆に大人気で、慕ってる子なんかも…」
「あら、それはそれは…」

結は美佐緒の現状について打ち明けていた。
クラスでも人気者になっていた美佐緒。女子同士のみならず、男子からも熱い視線が寄せられているようだ。
当の本人は、隣に座った兄、そして向かいの辰哉と会話していた。

「聖一お兄様が帰っていて良かったですわ。」
「俺もお前の友達と会えて嬉しいよ。明日の夜の飛行機でホーチミンに戻るから、あまりゆっくりはできないがな。」

父の下、蓬莱商事で働いている蓬莱家の長男聖一。
現在はベトナムに赴任しており、この日はその合間を縫って偶然家に戻っていたのだ。

「美佐緒や辰哉君からの高校の話を聞いていると、なんだか昔を思い出すようだよ。あの頃の俺は甲子園を目指してただひたすらバットを振り込み…」
「高校球児だったんですか。ってことは…」
「ああ、最後の夏は準決勝でイチホシに負けた。だから俺は美佐緒がイチホシに行くのは大反対だったんだ。」
「お兄様…まさかそんな理由で…」
「そんなとは何だそんなとは!あの年はなぁ…」

高校時代の思い出を、お酒の入った聖一が熱く語っていた。
その隣では、蓬莱家の次男と薫の話が盛り上がっていた。
二人には、実は意外な繋がりがあったのだ。
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444 :魔法少女 マジカルスターズ 第10話 ◆eVa.7gzC8k [sage]:2014/06/07(土) 14:40:13.11 ID:VWfpas/y
「修一さんは私の父の下で研究なさってるんですね!」
「はい。あなたにお会い出来てとても嬉しいですよ。」

次男の修一は蓬莱商事傘下の蓬莱技研という多目的メーカーで、日夜研究に努めているという。
その彼の研究室のトップが、薫の父だったのだ。

「木塚博士は素晴らしい方です。世間では博士のことを突飛過ぎるだの言う連中が多いですが…いずれ博士の凄さを目の当たりにしますよ…」
「家では研究のことはあまり話さないのですが…そうなんですか…」

修一は、小声で薫に話しかける。

「今はまだ表に出せませんが、皆をあっと言わせるような研究をしているんですよ…」
「本当ですか?」
「楽しみにしていてください。上手くいったら、真っ先に薫さんに報告しますね。」

終始穏やかな表情の修一。
その横ではもう二人の美佐緒の大学生の兄、翔一と健一がローズと伊織の話し相手になってくれていた。

「お家が広すぎて全部見れなかったよー。」
「無駄に広いからなぁこの家は。」
「絶対使ってない部屋とかあるって。」

最初から豪邸にテンションが最高潮だった伊織は、今も目をキラキラさせながら初めて食べるフランス料理をもぐもぐ頬張っていた。

「今度はお泊まりに来るといいよ。美佐緒も喜ぶと思うよ。」
「本当!?行く行くー。ローズちゃんも一緒にお泊まりに来ようよ。」
「うん、私も伊織ちゃんと一緒にお泊まりしたいな。」

ローズもその言葉に頷いていた。

「私、お家のプール入ってみたい!」
「だったら夏休みがいいんじゃないかな?」
「ローズちゃん、今年の夏休みは一緒にお泊まりに来ようね。」

ふと、ローズの持つフォークの動きが止まった。

「…そうだね。夏休み、ね。うん、楽しみだなぁ。」

ローズの顔が一瞬強張ったのに、近くに座っていた伊織と翔一、健一は気付くことはなかった。

(そうだ…夏休みまでなんて…私はいてはいけないのに…)

伊織を見つめる目は、明らかに寂しげなものになっていた。
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445 :魔法少女 マジカルスターズ 第10話 ◆eVa.7gzC8k [sage]:2014/06/07(土) 14:41:20.38 ID:VWfpas/y
晩餐の終わった後、巌は自室に、密かに愛娘と、今日の客人を招き入れていた。
小さな会議室のようなスペースに、彼らは腰掛けていた。
先程までの穏やかな表情から一転、大きな椅子にどっしりと構え、学生には荷が重すぎるほどに、
企業のトップらしい圧倒的な存在感を放っている。
何故最後にこうして集められたか…それはここにいる全員が察していた。

「さて、君達だけをここに集めた理由だが…」
「マジカルスターズ…ですか?」
「ご名答。」

結の言葉を受けてゆっくり立ち上がり、一つ頷く巌。

「流石お父様ですわ。実はお父様は私の魔法少女姿を見て、一発で見抜いてしまったそうです。」
「少し姿が変わろうが、娘は娘だ。最初は我が目を疑ったが…」

巌は魔法少女の正体を完全に認知していた。
自分達以外で、初めて魔法少女の正体を知った第三者である。
皆が驚く中、一人厳しい表情になるローズ。

「それを知って、どうするつもりですか?」
「…どうもしないさ。ただ…皆が美佐緒の近しい仲間で安心したよ。」

巌の表情は次第に緩んでいく。

「しかし、あの魔物とやらはなかなか厄介だ。君達だけに頼りきりなのが心苦しいよ…」

巌はカーテンが閉められた窓の方に向かう。
カーテンが開かれると、そこには星が浜の夜景が一面に広がっていた。
小高い丘の上にあるこの家からは、町全体が見渡せるのだ。

「わぁ、綺麗…」
「私が一番好きな景色だ。…この景色を、いつまでも見ていたいものだ。」
「…お父様…」

物憂げな表情になる巌。その表情の意図は、皆には痛いほど伝わった。
今この町は、いつ魔物に襲われるかわからない。この夜景も、もしかしたらいつまでも見られないかもしれない…

「大丈夫だよしゃちょーさん!私達がいれば魔物なんてぎったんぎったんのぼっこぼこなんだから!」

しんみりとした空気を打ち破る伊織の一言。大胆にも腰に手を当て、えっへんと言わんばかりに胸を張っている。
それに続くようにして、魔法少女達は立ち上がる。

「そうです。私達がこの町を守ります。」
「魔物の好きになんて絶対にさせない!」
「君達…」

思わず目頭を熱くする巌。

「いやはや…素晴らしい信念をお持ちだ。君達ならこの町を…星が浜を救ってくれるに違いない。」
「ほらお父様、私が言った通りでしょう?」

美佐緒は父親に微笑みかける。彼女もまた、この町を守るという強い信念を持った一人に違いない。

「私は魔物と戦うことは出来ない…ただ、気持ちは君達と一緒だ。協力は惜しまない。君達魔法少女を、蓬莱商事として全力で支えていきたい。」
「本当ですか。」
「ああ、君達が少しでも戦いやすくなるよう…最善を尽くそう。」

巌が、蓬莱商事が正式に魔法少女を支えてくれる。
この上なく心強い味方がついたマジカルスターズ。
しかしそれは同時に、家族の間を引き裂く悲劇の序章でもあった…。
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446 :魔法少女 マジカルスターズ 第10話 ◆eVa.7gzC8k [sage]:2014/06/07(土) 14:42:14.67 ID:VWfpas/y
翌日、結ら5人の少女は街中のショッピングモールに繰り出していた。
巌は頑張っている彼女達に「お小遣い」を渡していた。早速使おうという算段である。
日曜日ということもあって、多くの人が買い物を楽しんでいる。

「とっても広い…迷ってしまいそう…」
「手を離さなければ大丈夫だよ。」

仲良く手を繋いで先頭を行くのは伊織とローズ。

「次はどこのお店にしようかな。」
「お父様…いくらなんでも多過ぎですわ。」
「あ、ここなんかどうです?」

そのすぐ後ろには、マップを覗きながら思案を巡らす結、美佐緒、薫の三人。
なお辰哉は家でのんびりすると言って出てこなかった。恐らく今も昼寝中であろう。
魔法少女仲間同士、水入らずでショッピングを楽しんでいた。
そんな中であった。耳を疑うようなアナウンスが流れたのだ。

「本日はベイモール星が浜にお越しいただき、誠にありがとうございます。さて、ここで今日のスペシャルサプライズ。
なんとあの『魔法少女マジカルスターズ』が、ここベイモールにやって来てくれます!」

周囲が一斉にざわつき始める。

「マジカルスターズだって!?」
「パパー、ママー、マジカルスターズ見たいよ〜。」
「おいおい聞いてねぇぞ、ラッキー。」
「ベイモールに魔法少女マジカルスターズが来る!拡散希望っと…ムフフ…」

これには当の本人達にとっては、寝耳に水もいいところである。
結と美佐緒は驚きの表情を隠せない。

「嘘!?聞いてないよ!」
「こういうイベントの類は全部断っているはずですわ。」
「ねぇねぇ、変身してあのステージでシャキーンってやればいいの?」
「あまり人前に出て行っちゃ…ですが、どうして突然…」

相変わらずお気楽で目立ちたがり屋の伊織は出演する気満々である。
ローズは伊織を制止しつつもこのアナウンスには困惑してしまう。

「もしかしたら…」

人一倍不安げな表情を見せる薫。

「私達が変身して現れるという状況になってしまえば…」
「どういうこと?」
「つまり…」

薫の予感はズバリ的中してしまった。

「さあ大変だ、魔物が現れたぞー!」
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455 :魔法少女 マジカルスターズ 第10話 ◆eVa.7gzC8k [sage]:2014/06/07(土) 14:54:31.08 ID:VWfpas/y
最早魔法少女の顔は生気を失い、目の光も消える寸前であった。
臨月を控えた妊婦のように腹が膨れてしまったところで、ようやく魔犬は射精を終え、ぺニスを引き抜いた。
美佐緒と伊織にかかっていた拘束魔法も同時に解け、二人はその場にバタリと倒れる。
股の間からは夥しい両の精液がごぼごぼとした音と生臭い臭いとともに、とめどなく溢れ出ていた。
裸の少女は、虚ろな目でお互いを、犯され尽くした仲間を見つめるしかなかった。

「伊織…ちゃん…」
「みさ…お姉ちゃん…」

消え入りそうな声は、当の二人の耳にすら、はっきりとは聞こえなかった。

「いやぁ…いいものが見れたぁ…」
「あぁ、抜かないとヤバい。」

観客の反応は魔法少女にとって、残酷そのものであった。
皆が己の欲望のおもむくままに、この陰惨な光景を見ていたのだ。
ある者は遠慮なくこの景色をカメラにおさめている。
犯されるだけでも辛く苦しいのに、ましてや自分たちが不特定多数の慰めの対象にさせられてしまった…
この事実は、魔法少女の戦意を失わせるのに十分だった。

「おい、何やってたんだよ。」
「マジカルスターズの巨乳ちゃんとロリちゃんが犬にヤられてたんだ…お前良いもんを見逃したなぁ。」
「いや、こっちこっちで堪能できたぞ…」


美佐緒と伊織が魔犬に犯されていたのとほぼ時を同じくして、結と薫も苦戦を強いられていた。
息を吹き返した植物の魔物は、蔓を力強く振るい、トゲを飛ばし、或いは太陽光を吸収して放つ攻撃魔法を飛ばしながら、魔法少女を追い詰めていく。

「がんばれー負けるなー!」
「お前たちが頼りなんだよ!」

いまだに残っていた観衆からの声も、緊迫度が増していた。
それに気付いたのか、魔物は魔法の発射口を遂に魔法少女ではなく、観客へと向ける。
光が収縮するのが、結と薫、そして観客には見えた。

「しまった!」
「おいおいおい何かヤバくねぇか!?」

すぐさま、観客に向けて魔法のビームが発射されてしまった。

「うわああっ!」
「危ない!」

結と薫は観客の前へと躍り出る。そして…

「きゃあああっ!!」
「あぐうううっ!!」

ビームは魔法少女に直撃した。
障壁を張る暇などなく、二人は身を挺して人々を守ったのだ。
服の背中の部分が完全に焼け落ち、白い肌の所々は火傷の跡のように変色している。
逆に言えば魔法少女だから死なずに済んでいるのであり、普通の人であればたちどころに貫かれてしまうだろう。
しかし強烈な一撃であることにはかわりなく、二人は膝をつき、苦しそうに呻いてしまう。

「ううっ…くっ…」
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456 :魔法少女 マジカルスターズ 第10話 ◆eVa.7gzC8k [sage]:2014/06/07(土) 14:55:15.45 ID:VWfpas/y
その隙を魔物は逃さなかった。
蔓が遂に結と薫の足首に絡み付き、引っ張っていったのだ。

「ひゃあっ!」
「離してください!」
「ああっ!レッドちゃんとブルーちゃんが!」

あっという間に宙吊りにされてしまう結と薫。
魔物の蔓は二人の四肢に巻き付き、体を大の字に開かせた。
本体から伸びる無数の蔦や細長い葉が彼女達に向かっていく。

「どうしよう!マジカルスターズが殺される!」
「もうダメだぁ…おしまいだぁ…」

パニックに陥る観客達。慌てて逃げ出す者も少なからずいた。
しかしその中でも冷静に、魔法少女が捕まっている姿を見続けている者もいた。

「なぁなぁ、この後どうなると思う?」
「そりゃ心臓貫かれて一発だろ。魔物だから苦しませていたぶることはしないだろうし。」
「わかってないなぁ、殺すわけないじゃないか。見てろって…」

魔物の蔓は魔法少女の残った服の間に入り込み、それを上に持ち上げようとする。

「ま、まさか、この魔物も私達を…」
「そんな!人が見てる目の前で…ああっ!」

既に半分近くが消失していた服は簡単に剥がされ、魔法少女達は少女特有の白く艶やかな肌を、戦いを見ていた人々に見られてしまう。

「うおおおおっ!」
「きゃあああっ!」

歓声と悲鳴がまざってこだまする。
胸を覆う下着も破かれてしまったため、二人の乳房が外気に、そして観衆の目に触れる。

「いやあっ!やだあっ!」
「み、見ないで下さい!」

二人の叫びも空しく、観客の一部は二人の胸に注目を集める。

「うっひょー!レッドちゃんのおっぱい可愛いー!俺あれくらいのちょっと出てる感じが好きなんだよー。」
「ブルーちゃん、胸おっきいんだな…ゴールドちゃんとどっちが大きいのかな、ワクワク。」

美佐緒と伊織が犯されている様を見ていたのと同類と思われる男達が、逃げるどころか魔物に近付いていく。
正確には、あられもない姿にさせられた魔法少女に近付いていく。

「こ、こっち来ちゃダメ!危険だよ!」
「私達は構わず、逃げてください!」

二人は逃走を促すも、心のどこかではそれが無駄であるようにも思っていた。
果たして、男達は魔法少女を注視し、逃げる気配を見せない。
魔物はそれに気付いた様子で、拘束していた二人の魔法少女を男達の方へと近付けた。
まるで見せびらかすように…

「ふあああっ!ダメだよぉ!」
「へっへっへ、魔物さんもわかってらっしゃる…」

男達の目は少女の裸体に釘付けとなった。
さらに魔物は、彼女達の最後の砦へと向かっていく。
オリジナル魔法少女陵辱スレ23【和姦も】
457 :魔法少女 マジカルスターズ 第10話 ◆eVa.7gzC8k [sage]:2014/06/07(土) 14:56:11.62 ID:VWfpas/y
「だめです!ここで、ここで破られたら…いやあっ!」

薫の言葉も空しく、魔物は二人のショーツに蔓を捻じ込み、切り捨てる。
遂に二人の魔法少女の何も身に付けない生まれたままの姿が、曝け出されてしまった。
目の前にはまじまじとその姿を見つめる男達。

「やめて!見ないで!」
「そう言われましても…こう目の前で裸にされちゃえばねぇ。」
「安心してよ、二人ともとーっても可愛いし、綺麗だよ、グフフ。」

観衆は薄気味悪く笑う。結は思わず彼らから顔を背けて目を瞑る。
薫もまた、涙目になりながら顔を引き攣らせ、恐怖に慄いていた。
見ず知らずの男達に堂々と裸を見られてしまい、これだけでも二人の心はもはや壊れる寸前であった。
魔物はその心と、そして二人の体をも完全に壊すべく、太い蔓を伸ばしてきた。

「あっ!嫌っ!」
「だめぇっ!開いちゃ…ああうっ!!」

同時に脚を縛っていた蔓に力を篭めると、強制的に開いてしまった。
少女の一番恥ずかしいところが、隠すことなく丸見えになってしまう。
伸ばされた蔓の先端からは、白い液体が迸るのが見えた。

「まさか…あれって…」
「この魔物も…私達を…!」

植物の魔物は、魔法少女を凌辱しようとしていた。
蔓から出ていた液体は、紛れもなく魔物の精液である。
蔓がそれぞれの足の間で、先端を恥部に向けて止まる。
まさにこれから侵入する場所に狙いを定め、その時を待ち侘びている様子である。

「うおおお!最高だぜー!」
「ヒャッハー!ヤっちまえー!」

その声に二人は愕然とした。
守るべきはずの民衆が、今は自分達が魔物に犯されてしまうことを望んでいる…

「どうして…どうして…」
「そんな…酷いです…」

どん底に叩きつけられてしまった少女をよそに、魔物は残酷にも男達の希望通りに事を進めようとする。
蔓は勢いよく、二人の魔法少女を貫いた。

「あああああああっ!」
「きゃあああああっ!」

間髪をいれずに、蔓は上下運動を始める。
膣の一番奥を叩いては体の大部分を外に出し、再び奥を叩く。
前戯もなしに膣を強引に抉じ開けられた痛みと、お腹の奥底に響く衝撃、そして多数の男に自らの最も恥ずべき
姿をみられているという恥辱が、一挙に魔法少女に押し寄せる。

「いやっ!やめっ!あっ!ふあああっ!」
「くあっ!ひゃん!あぐっ!ひぎぃっ!」

苦しそうな声を上げ、呻くように喘ぐ二人の魔法少女。
オリジナル魔法少女陵辱スレ23【和姦も】
458 :魔法少女 マジカルスターズ 第10話 ◆eVa.7gzC8k [sage]:2014/06/07(土) 14:58:46.61 ID:VWfpas/y
「触手プレイなんて凄いなぁ…」
「ハァ…ハァ…辛抱たまらん…」

男達は性的興奮を抑えることができなくなっていた。
年相応の小さな穴に、無理矢理極太の触手を捻じ込まれ、悶える魔法少女の姿に、男達は魅入られていた。
魔物の責めの手は緩むことを知らない。

「はぐっ!そ、そっちも!?」
「だ、だめ!おしり!こわれ…ふにゃああっ!」

魔物は少女の不浄の穴をも責め始める。
二本目の蔓がアナルから直腸へと侵入し、犯し始める。
勿論、前の穴の蔓もピストンを繰り返しており、両方の穴を魔物は同時に蹂躙する。

「あうっ!ふぐぁっ!」
「うぐうっ!ひゃああうっ!!」

その悲鳴のような喘ぎも、責めがエスカレートするごとに大きくなっていく。
さらに魔物はその声を封じ込めるようにして、二人の口にも蔓を突入させた。

「んん!んんーー!!」

一生懸命に首を振るも、逃れることなどできない。
魔物の生殖器官が魔法少女の口を、おしりを、大事なところを、3か所同時に犯す。
熱を含んだ蔓を体すべてを使って受け止めなければならなかった。

「すげぇ!触手3点責め!」
「ああ…生でこんな光景を拝めるなんて…」

観客の興奮が最高潮となる。
それにあわせるかのように、責めのスピードも早くなっていく。
そして…

「んーーーーーー!!!!」

魔物は二人を犯したそれぞれ3つの蔓から、一斉に精を放った。
魔物の精液が結と薫の喉の奥を、腸内を、子宮の中を白く染め上げていく。
これまでに感じたことのない熱と苦しさ、そして絶望感が、一挙に魔法少女に襲いかかる。
もはや体をぴくりとも動かすことが出来ずに、ただただ体の中に白い液体を流し込まれる。
大量の精液を叩き込まれた子宮は許容量の限界までお腹を膨らませる。
そして口と肛門から入れられた精液は、少女の体の中を容赦なく蹂躙し、体の隅々まで行きわたろうとする。
まるで全身の細胞一つ一つに至るまで犯されるような感覚を、結と薫は味わっていた。
いつしか目から完全に光は消え失せ、手足もだらんと垂れさがっていた。
魔物は射精を終えると、蔓を引き抜き、二人を打ち捨てる。

「かはっ…」
「あぁ…」

打ち捨てた先には、魔犬に犯された美佐緒と伊織が倒れていた。
その隣で倒れた結と薫は、犯されたすべての穴から精液を垂れ流し、仰向けで倒れる。
そのお腹は美佐緒や伊織と同様、精液によって妊婦のように膨れ上がってしまっていた。
最後に、魔物はまだ体内に残存していた精液を絞り出すように、4人の魔法少女に撒き散らした。
肌が精液によって濡らされ、魔法少女達は体の中も外も、完全に汚されてしまった。
このままだと、彼女達を母体として魔物の子が産まれてしまうだろう。
それでも、彼女達が立ち上がろうとする気配はない。
オリジナル魔法少女陵辱スレ23【和姦も】
459 :魔法少女 マジカルスターズ 第10話 ◆eVa.7gzC8k [sage]:2014/06/07(土) 15:00:05.22 ID:VWfpas/y
「…これは、貴重な光景だ。是非とも近くで…」
「おい馬鹿やめろ。」

興奮冷めやらぬ男が一人、魔犬が未だに唸っているにもかかわらず、倒れた魔法少女に近付く。
次の瞬間。

「ぐふぉっ!!」
「言わんこっちゃ…うわ!来るな!」

男は魔物の蔓に殴られ、簡単に吹っ飛ばされてしまった。
それを合図にしたのか、魔犬が一斉に男達に向かって走ってきた。

「ぎゃー!助けてー!」
「逃げろー!」

男達は一目散に逃げていき、魔犬はそれを追いかけてショッピングモールの外へと出て行った。
一方で、植物の魔物の周囲に再び魔法陣が現れ、姿が消えた。
本部へと戻ったのだろうか、はたまた魔犬とともに町へ出て行ってしまったのだろうか。
しかしそれは、魔法少女達は考えることすらも出来なかった。
その場に残されたのは、全身を白く汚された、裸の魔法少女4人だけであった。

「あ…あ…」

犯された仲間をまざまざと見せ付けられ、自身も同じことをされた結の目には自然と涙が溢れていた。
それとほぼ同時に、曇っていた空からは雨が落ち始める。

「どうして…なの…」

昨夜、巌に町を守ると宣言した筈だった。
市民を魔物から守る筈だった。
その結果犯され、それを守る筈の人の前で堂々と醜態を晒し、辱められた。
結の心は、完全に破壊されつつあった。

「…い…や…だ…よ…」

降り頻る雨の中、結の意識はここで途絶えた。
魔法少女マジカルスターズの、完全な敗北であった…




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