- 魔術士オーフェンでエロパロ
450 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/06/06(金) 22:43:50.75 ID:UlgHthPv - 妊娠出産を経てから、オーフェンは優しくなった。
こんなときは特に。 自重を利用してすっかり奥まで入ると、思わず大きく息が漏れる。 お互いの体が馴染むのまって、オーフェンがゆっくりと動き出した。 大きく貫かれて、思わずのけぞる。 彼はクリーオウの脇の下を支えて、繋がっている腰を少し浮かせるようにした。 また貫かれる。下から、何度も何度も。 腰を浮かせているためにそこは良く擦れ、滑り、あからさまな粘膜と粘膜の 擦れる音を室内に響かせる。 ぐらぐらと視界が揺れる。自分を支えきれなくなって、目の前の人の首筋に手を伸ばし、しがみつく。 がっしりとーまではいかないが、確実に筋肉のついた体は汗ばんで、ひんやりしている。 すがるように抱きつくクリーオウに、オーフェンは少し笑ったようだった。 ますます激しく穿たれる。 その強さが彼の興奮を教えてくれるようだった。日頃の自制心はベッドの足元に蹴り捨てて、 オーフェンはすっかり欲情しきっている。わたしに。不意にぎゅっと内側がきつく締まって、 彼のものが奥のいやらしい壁を擦りあげてはずるりと去っていく。 「…あぁっ!や、っやぁ…」 意図的ではない自分の甘い声が耳に障る。 こんな媚びたような声をオーフェンは聞いているのかしら? そう考えると羞恥心を覚えた。 いつのまにか胸をいたぶっていた指先が、乳首を擦る。 とうとう悲鳴のような音が喉から出た。彼は自分がどうされると喜ぶのか、よくわかっている。 ああ、もうだめだ。 クリーオウは意識を手放して、自分の体を知り尽くした夫の愛撫に身を委ねた。
|
- 魔術士オーフェンでエロパロ
451 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/06/06(金) 22:45:55.89 ID:UlgHthPv - 「四つん這いになって」
お互いに達して一息つく間もなく、欲の滲むかすれ声の囁きに、妻はびくりと体を震わせ、 従順にベッドに手をつき膝立ちになった。 手足は日に焼けているが、目の前の臀部は輝くばかりに白い。 昔と変わらないほっそりとした腰から豊かな尻へ手のひらを滑らせ、両手でゆっくりと掴む。 広げるように外側へ揉みこんだ。 慎ましい薄茶の陰毛は露にしたたって、開かれたそこは 先程までの行為の名残がとろとろと溶け出している。 尻肉をつかんだまま親指で蜜壷の淵をなぞると、自分のものかクリーオウのものか判然としない白濁が 指先を濡らした。 片手で尻肉を掴みながら、空いた手を蜜壷の奥に差し入れてみる。 結局、何度も何度も達した。 もはや二人とも声も出なかった。寝転がり放心してじっとしているクリーオウに、 あちこち精液なのか何なのか、とにかく汚れきった体を濡らした布で拭いてやる。 こんなもんかな、と呟いたオーフェンに、目だけで礼を言って、クリーオウは背中を向けた。 妻の肩を撫でる。 クリーオウが振り向きもせず呟いた。 「赤ちゃんできちゃうかも」 「そうだな」 明るいのは大きく取られた窓から差し込む月の光だ。 そよと吹く風が先程の行為で重く汚れた空気を押し流していく。 金髪を揺らして、声に出さずあくびをしたようだった。
|
- 魔術士オーフェンでエロパロ
452 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/06/06(金) 22:47:56.99 ID:UlgHthPv - 「風が気持ちいいね」
「そうだな」 答えたものの、相手の声はほとんど眠っている。とろとろと眠りかけているのだろう。 と、くるりと振り向いた。対面する。オーフェンの裸の胸に手を置いて、クリーオウは少し笑った。 キエサルヒマにいた頃と変わらない笑いかただった。彼女はいかにも幸せそうに笑っている。 自分から孤児なんて名付けたくせに。 ふと思い付いて自嘲気味に口の端を歪めた。 孤独だった自分に、最初にクリーオウが、娘ができて… またクリーオウが眠たげに呟いた。 「もう一人子供ができたら嬉しい?」 喉が熱くなる。 叫び出したい。なにを。 わからないが、言うべき単語はいくらでもあるのだろう。 震えを最大限の自制心でこらえて、呟いた。 「嬉しいよ 「うん」 やはりクリーオウは眠りに落ちる寸前で、目をうっすら閉じたまま笑った。 魔王は寝息をたてはじめた妻の真っ白い肩口に唇を寄せて、口づける。 そして足元にまるまっていたタオルケットを互いの上にうまくかかるよう直し、 自らも目を閉じた。 終り
|