- 立場だけの交換・変化 7交換目?
151 :yuu[sage]:2014/05/31(土) 18:58:12.10 ID:jTnMEkj8 - Kの人、【】の人に限らず投下が増えて活性化するといいですね〜
ということで、新ネタ投稿します 変化球、あるいは暴投なのでご注意を 『催眠学校のイヌ係』 その日、学校の様子は少しおかしい気がしてました。 先生たちはなにかを気にしているようでしたし、ソワソワして落ち着かないような生徒もいた気がしました。 昼食を食べてると、緊急の放送が入りました。 「本日、昼食後、体育館にて緊急の集会を行います。みなさん、必ず参加して下さい。」 今まで、緊急の集会なんてなかったので、それを聞いて私は驚きました。 ただ、朝からの落ち着かない雰囲気はその集会が原因だと考えると少し納得した気はしました。 緊急ということは、誰かが事件を起こしたか関わったかで、それに関する連絡があると思ったからです。 昼食後、担任の先生に連れられ体育館に集まりました。 昼食休みの時間ということでサボる人も出るかと思ってたのですが、授業終了後、先生たちが教室をマークしていたみたく、全員の学生が揃っているようでした。 今回の集会の内容はよほど大事なのか、非常勤の先生や事務の人、掃除のおばさんまでもが体育館に集まっているようでした。 いつ始まるのだろうと待っていると、壇上に現れたのは校長先生でもなく、教頭先生でもなく、私たちと同じくらいの年の男の子でした。 いったい何をするんだろう・・?と周囲がざわめきだした時、その男の子はおもむろにポケットから赤く輝く石を取り出し、それを掲げました。 すると、体育館中を赤い光が覆いました。 何が起きたのだろう、と思い辺りを見渡すと、さっきまでざわついていた体育館はしーんと静まり返り、みんなうつろな目でただまっすぐ前を向いて立っていました。 その異常な光景に圧倒されていると、男の子は語りかけるようにしゃべりだしました。 「みなさん、こんにちは、タクヤです。これから、みなさんのご主人様になるので、ちゃんと顔と名前覚えておいてね。では、これから言うことは絶対に忘れないでね。 一、ボクの命令したことは絶対。何もおかしいことなんて無いし、従うのが当たり前。 一、ボクのことやボクの命令したことは学校の外の人には話さないこと。 一、学校の外の人にボクのことやボクがやったことについて何か言われたら、必ずボクに相談すること。 一、ボクが「かわいい子羊ちゃん」って言ったら、今みたいに全身の力が抜けて、何も考えられなくなって、ボクの暗示をなんでも受け入れる状態になっちゃう。 とりあえずは、こんなところかな。あ、そうだ。万が一、ボクの暗示が効いてなさそうな人が周りにいたら前に連れてきてくれるかな。」 男の子がそう言うと、私はクラスのみんなに壇上へ連れられていきました。 「半分冗談で言ったんだけど、暗示が効いていない人が本当にいたんだ。きみ、なんていうの?」 「私は佐々木 絵里。あなた何者なの?みんなに何したの?」 「そうだね。ぼくは普通の人間だよ。ただ、この石を使ってみんなに催眠術をかけてあげただけだよ。」 「そう、催眠術。便利な石を手に入れたから、せっかくだからこの学校全体を催眠術で支配して色々と遊んでみようかと思ってね。」 「あなた、そんなことが許されると思ってるの!?」 「許されないっていっても、もうこの学校はもうボクの支配下だしね。思う存分遊ばせてもらうよ。」 「そんなことはさせないわよ」 私は自分ひとりだけでも逃げて外へ連絡しようと思ったのですが、周囲にいるクラスメイトにすぐに抑えられてしまいました。 「みんな、正気に戻って!離してよ!」 「無駄だよ、きみのクラスメイトもみんなボクの支配下だからね。さぁて、きみは石の力が聞かない人間みたいだし、どうしようかな」 「も、もしかして、口封じする気?」 「そうだよ。でも、安心して人殺しとかグロいことはしないって決めてるから。まあ、このままでもしょうがないし、とりあえずは適当に監禁してもらおうか」 「い、いやーーー、やめてーーーー」 最後の抵抗として、わたしはおもいっきり叫んだのですが、タクヤに命令されたクラスメイトにすぐに取り押さえられ、タオルでさるぐつわをさせられてしまいました。 わたしはクラスメイトに連れられ、今はほとんど使われていない倉庫へと連れられていきました。
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152 :yuu[sage]:2014/05/31(土) 19:00:36.04 ID:jTnMEkj8 - 倉庫へ連れられると、手錠やら縄やらで、私は全身を拘束されてしまいました。
泣きそうな顔をしていると、タクヤがやってきて、 「お、思ったよりもちゃんと拘束されてるね。うんうん、これなら一歩も動けないし安全だね。一応言っておくと、今は道具が揃ってないから厳し目に拘束してもらったけど、明日からは自由に動けるようにするから、安心してね。じゃあ、明日ね。」 そういうと、タクヤ達は倉庫から去って行きました。 その後、クラスメイトや警備員のおじさんが何度か来てくれましたが、拘束は解いてもらえず、ごはんやオシッコの手伝いをしてくれただけでした。 とは言え、こんな何をされるかわからず恐怖に怯えている状態では何かを食べる気にもなれず、ただ私は倉庫の中で一人怯え続けてました。 翌日、私は拘束を解かれた後クラスメイトに連れられて教室へ連れられてきました。 途中逃げようともしたのですが、運動系の男子にしっかり腕などを掴まれていた状態だったので、とても逃げ出せるような状態ではありませんでした。 「やあ、昨日ぶりだね、絵里ちゃん」 「わ、わたしをどうする気?」 「そんな怖がらなくてもいいよ。もう昨日みたいに全く動けなくなるような拘束はしないで自由にしてあげるから大丈夫だよ。・・・ただし、イヌとしての自由だけどね」 「え・・・」 そう言ってタクヤが合図を出すと、私はクラスメイトに押さえつけられて、床に仰向けに固定されてしまいました。 そして、そのまま服を破かれ、全身裸にさせられてしまいました。 悲鳴を上げる私を無視し、作業は進んでいきました。 裸にさせられた後、まず私は尻尾のついた革製のショーツのようなものを履かされました。 ショーツのおしりと前には穴が空いていているので、履いたままでもトイレが出来るようになっているようでした。 次に、手や足に革製のミトン(手袋)のようなものをつけさせられて固定されてしまいました。 それは普通の手袋と違い指を動かす機能がなく、私の手はグーに握った形のまま固定されてしまいました。 次々と、体の自由が奪われることに恐怖していると、今度は足をむりやり後ろに曲げさせられ、正座をしているように折りたたまれてしまいました。 なんとかふりほどこうと必死に抵抗したのですが、体育系の男子たちに抑えこまれた状態では身動きが取れず、私の足は折りたたまれたまま大きめのブーツのようなものに入れられ、ガッチリと固定されてしまいました。 そして、腕も同じように無理やり折りたたまれ、ブーツのようなものの中に入れられ、固定されてしまいました。 最後に様式美なのか、頭に犬耳らしきものをのせられました。 「よし、完成、これでエリちゃんも立派な犬だね。」 そう言うと、どこからか持ってきた鏡があったので、それを覗きこんでみました。 すると、そこには床にヘタレこんでいるイヌのようなわたしがいました。 いつものように立とうとしたのですが、足はがっちり固定されていてまっすぐ伸ばせず、膝で無理やり二足歩行で立とうとしてもすぐにバランスを崩してしまいました。 「ふふ、無理に二足歩行なんてしようとしないほうがいいよ。だって、もうエリちゃんはイヌなんだからね」 「わ、わたしは人間よ」 「そんな四つん這いの格好で言われても説得力無いけどね。」 「うう・・」 「さて、無事にイヌデビューを果たしたエリちゃんには飼い主さんを紹介してあげるね。きて、聡美ちゃん。」 「え、聡美・・・」 そこには私の10年来の親友の聡美がいました。 「さあ、聡美ちゃん。エリちゃんに首輪をつけてあげようね。」 「え、やめてよ聡美ちゃん!」 「ごめんね、エリちゃん。でも、大丈夫わたしがちゃんと大切にエリちゃんのめんどうみてあげるからね。」 そういって、聡美はわたしの首に首輪をつけました。 「じゃあ、聡美ちゃん、あとの調教はよろしくね。」 「はい、ご主人様。」 そういうと、タクヤは教室を去って何処かへ行ってしまいました。
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153 :yuu[sage]:2014/05/31(土) 19:01:32.50 ID:jTnMEkj8 - 「じゃあ、エリちゃん、調教始めようか」
「うう、聡美ちゃん本当にやるの・・?今ならタクヤもいないしやらなくてもばれないよ?」 「エリちゃん、わがままはダメだよ。エリちゃんはもうイヌなんだから、人間みたいにわがまま言っちゃダメ。」 「そ、そんな・・・」 「では、まずはイヌとしての生活する上でのお約束を説明するね。まず、一つ目、許可がある時以外は人間の言葉を喋らないこと。エリちゃんはもうイヌなんだし当然だよね。」 「そんな・・キャァ!」 しゃべろうとすると、急に首輪のあたりから電撃が流れ、激痛が走りました。 「コラッ、今ダメって言ったばかりでしょ。お約束事が守れないと電撃でお仕置きしちゃうんだからね」 (そんな、あんまりだよ・・) 「わかったら返事は?」 「・・・わん」 「はい、よく出来ました。」 すると、聡美は私の頭を撫でてきました。 その様子はイヌや小さな子どもを褒めている様子であり、いつもの対等な親友関係は無くなってしまったかのようでした。 「2つ目のお約束は、飼い主のわたしの言うことは聞くこと。まずは、少し練習してみようか。エリちゃん『お手』」 イヌのように命令されてわたしは戸惑いましたが、さっきみたいに電撃でお仕置きされるのは嫌だったのでしぶしぶお手をしました。 「はい、よく出来ました。では、3つ目ねおトイレはいつも決まった場所ですること。エリちゃん、ついてきて。」 そう言うと、聡美は首輪についたリードを引っ張り私に対して歩くようにいってきました。 仕方ないので、私は慣れない4足歩行で歩き聡美について教室の隅へといきました。 「ここがエリちゃんのトイレね」 聡美がそう指さしたところには、まさに犬用のトイレシートが敷かれていました。 (え、わたしこんなところでトイレしないといけないの。わたし女の子なのに、みんな見てる場所なのに・・・・) 不安そうにしている私を気遣ったのか、聡美は 「大丈夫、エリちゃん。ちゃんと私がトイレシートの交換とかのお世話もしてあげるから匂いは大丈夫だよ。あ、でも大きい方のしちゃった時はすぐに交換した方がいいから、わたしにすぐに教えてね」 と、フォローしてくれました。 聡美は真面目で優しい子なので、真剣に私のことを考えてフォローしてくれているのだとわかるのですが、イヌ扱いされている今はその優しさつらく感じました。 「最後のお約束は、エリちゃんの家はここだから、ここで寝るようにしてね。」 そういうと、聡美は私のトイレのすぐ横にある犬小屋を指さしました。 古い毛布などがしかれたりと、わたしに快適に過ごしてもらおうという意志が伝わる犬小屋でしたが、とても、人が住むような環境には思えませんでした。 そして、犬小屋にはカタカナで『エリの家』と書かれていました。 「エリちゃん、わかったら、返事は?」 「・・・わん」 イヌ扱いされる現実を再認識し、不安に包まれた私の返事を察しったのか、 「大丈夫、エリちゃん。今は急にイヌになっちゃって不安かもしれないけど、すぐに慣れるよ。楽しくなるよ。」 「わん・・・」 (この生活に慣れちゃったり、楽しくなっちゃったりしたらまずいんだけど・・・) そんな不安をよそに、わたしのイヌとしての立場の生活が始まったのでした。
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154 :yuu[sage]:2014/05/31(土) 19:02:23.42 ID:jTnMEkj8 - わたしのイヌとしての一日は犬小屋の中で始まります。
人間だった時は朝起きたら、ぐぅっと手足をのばして目を覚ましていたのですが、今は肘・膝が固定されてしまっているので、うまく伸ばせません。 伸びを済ませると、朝一番のトイレに行きます。 イヌ生活が始まり、このトイレにも慣れてはきましたが、人がいるときにするのは今でも恥ずかしいので、なるべく人がいない時にするようにしています。 特に大きい方は匂いもきついので、なるべく人がいない朝にやるようにしています。 トイレは正座のようなポーズでおこないます。 四つん這いで片足上げてやらないといけないのかとも思ってたのですが、聡美ちゃんが言うには実際の犬の場合、片足上げてトイレするのはオス犬だけみたいなので、私はやらなくても良いそうです。 トイレを済ませてたあと、人間ならトイレットペーパーで拭くのですが、今の私にはそれが出来ないので、しょがないので、トイレシートのきれいそうなところに股間を押し当て拭いています。 聡美ちゃんが登校前なので朝ごはんはまだないので、犬用の給水器から水を飲みます。 しばらくすると、聡美ちゃんとイヌ当番のクラスメイトが登校してきます。 登校してきてまず最初にやることは、私の拘束を一時的に解いてマッサージすることです。 私の両手・両足の拘束はむりやり手足を折りたたんだ状態になっているため、血行が悪くなり体に良くないそうです。 なので、1日2回、登校時と下校時にイヌ拘束を解いて体を押さえつけたままマッサージをおこなうそうです。 体に気をつけてくれてくれていると考えるとありがたい話なのですが、逆に考えると、いつまでもこの生活をおこなえるようにするためのメンテナンスともとれるので複雑な気持ちです。 しかし、この時くらいしか手足をおもいっきり伸ばしてリラックスできるときはないので、私は毎日この時間を楽しみにしています。 マッサージが終わると、わたしはまたイヌ拘束されます。 マッサージ中に朝ごはんやトイレシートの交換も終わっているので、少し遅目の朝ごはんをとります。 わたしのご飯は当然イヌ用のペットフードです。 味が薄くて美味しくはないのですが、食べないと体が持ちませんので、贅沢言わずに食べるようにしています。
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155 :yuu[sage]:2014/05/31(土) 19:03:17.62 ID:jTnMEkj8 - その後、授業が始まると、みんな普段通りに授業が始まります。
その間、私はもともと自分がいた席の場所におすわりの状態で待機しています。 この生活から開放された時のためにも授業はちゃんと聞いているのですが、教科書やノートも当然使えず、床でお座りの状態では黒板もまともに見えないので、とても惨めな気分になってしまいます。 ちなみに、授業の光景は私がイヌな以外はいつも通りの平穏な日常ですが、今ではこんな日常もこの教室ぐらいでしか見られないそうです。 タクヤは学校中で催眠術を使い遊んでいるらしく、あるクラスでは『授業中はずっとオナニーすること』と決められていたり、あるいは『女子は男子の膝の上に座ってエッチしながら授業を受けること』となってたりと、 それぞれのクラスでエッチな決まり事があったりするそうです。 昼休みになると、昼食をとるついでに私は中庭へとお散歩に連れて行かれます。 その間、廊下を歩かないといけないわけですが、4足歩行で視点が1m以上下がった状態で歩いているので、まわりを歩いている人たちはみんな大きく見えてしまい、わたしはちっぽけなイヌになってしまったと実感させられてしまいます。 また、普段は何気なく昇り降りしていた階段はイヌにとってはとても大きな障害物であり、特に降りるときは気をつけないと危ないので、聡美ちゃんにサポートしてもらいながら降りなければなりません。 中庭は学校にしてはなかなか広く、芝生が完備されているので、4足歩行で歩かないといけない私にとっては肘・膝への負担が少なくて快適なので好きです。 昼食は、聡美ちゃんとその友だちの優花ちゃんとで食べます。 私が人間だった時は、いつも3人で楽しくおしゃべりしてたのですが、今は私は人間の言葉はしゃべってはいけないので、「わん」と相槌を打つくらいしか出来ません。 わたしのご飯は朝と同じでペットフードですが、たまにお弁当のおかずをおすそ分けしてくれます。 その時は必ず、「三かい回ってワン」などの芸をしこまれるのですが、普段薄味のペットフードしか食べれないわたしにとって、お弁当のおすそ分けは数少ない楽しみなので、どんなに恥ずかしい命令でも従ってしまいます。 午後になり、体育の授業になるとみんな着替えを始めます。 わたしの学校では男子は教室で着替え、女子は更衣室で着替えます。 着替えの必要のない私は教室で待機することになるので、いつも男子の着替えを見てしまうことになります。 最初は恥ずかしかったのですが、最近では慣れてきたので、男子の筋肉や下着などを観察して暇つぶしするのが日課になっています。 イヌのわたしがジロジロ見ても、男子の方は特に気にする様子もないので、わたしもついつい見ちゃってしまうのかもしれません。 着替えが終わると、体育館へと移動します。 他の人達は普通に体育をするのですが、聡美ちゃんは私の飼い主ということで、私の面倒を見てくれます。 例えば、ボールをなげて、「エリ、とってきて」といって、ボールを取りに行かせたりと、イヌとしての運動をさせられます。 時間以内にとってこないと電撃でお仕置きされてしまうので、わたしは必死になってとってきます。 そのおかげか、最近では4足歩行で走るのにもなれてきているような気がします。 放課後、わたしのマッサージが終わると、みんな下校してしまいます。 一人静かな教室に残されてしまうと、これからどうなるんだろうとか、いつまでこの状態なんだろうとか、良くない考えが色々と浮かんで涙が出てきてしまいますので、なるべく早く寝るようにしています。
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156 :yuu[sage]:2014/05/31(土) 19:03:48.12 ID:jTnMEkj8 - そんなつらいイヌ生活がにぐったりしてきたころ、タクヤが久しぶりにわたしの教室にやってきました。
「わん!わん!わん!」 (何しにきたのよ!) 「はは、すっかりイヌ生活が身についているようだね。」 「う〜、わん!」 (誰のせいだと思って・・・) 本当は日本語で文句を言いたかったのですが、人間の言葉をしゃべるとお仕置きされてしまうと思うと、自然とイヌ語で喋ってしまうのでした。 「今日はエリちゃんの友だちを紹介してあげようと思うんだ。入って。」 そう言って、教室へと入ってきたのは、彼氏のキョウスケ、いや、キョウスケだったイヌでした。 「じゃあ、挨拶しようか」 「ワン!」 「よしよし」 キョウスケはわたしとは違い、何のためらいもなくイヌ語を使い、拘束もないのに自ら4足歩行で歩き、まるで犬のようにタクヤにしっぽをふっていました。 「紹介するね、君のともだちになるイヌのキョウスケだよ。」 「ワン!」 「ちなみに、キョウスケは催眠術で自分のことをイヌだと思ってるけど、ちゃんとエリちゃんの付き合ってることとかは覚えてるから安心してね」 「わん・・・」 (そんな、キョウスケまでイヌにされちゃってるなんで・・・。) 彼氏までイヌにされている現実をつきつけられ、ショックを受けているわたしを気遣ってか、キョウスケはわたしの元にちかづいてきて、顔を舐めてきました。 その様子は、イヌであるキョウスケからすれば、彼女を慰めようとした行為だったのですが、キョウスケがイヌになってしまったことを受け入れられない私は、思わずキョウスケのことを前足で払ってしまいました。 キョウスケは怒りもせず、少し悲しげな表情をして、私から少し離れたところに座りました。 「こら、エリちゃん、キョウスケとも仲良くしなきゃダメだよ。二人はこれから一緒にくらすんだし」 「え・・・」 「ほら、そこのエリちゃんの隣の家がキョウスケくんの家ね」 気づくと、私のイヌ小屋の隣にはキョウスケのイヌ小屋が運び込まれていました。 「恋人同士なんだし、仲良くするんだよ」 そう言うキョウスケの顔はオモチャを見るような笑顔でした。 その日から、キョウスケとの生活が始まりました。 嫌々イヌ生活をしている私と違い、キョウスケは心からイヌになりきって生活していました。 ご飯を食べるときも、ペットフードをごちそうのように喜んで食べていました。 おしっこするときも、犬みたいに片足上げてトイレするのにも抵抗が無いようでした。 体育でボールを取りに行かされる時も、喜んで取りにって、飼い主である聡美ちゃんに褒められると、しっぽを振って喜んでました。 そんな風に毎日を楽しく過ごしているキョウスケを見ていると、私は羨ましく思えてきました。 人間のままでいたいという気持ちが抜け切れず、嫌々イヌとしての生活を送っている私と比べ、心からイヌとして楽しく過ごしているキョウスケは私にとって眩しい存在であり、少しずつ心を許していったのでした。 そんな日々を送っていたある日のこと、目を覚ましイヌ小屋からでると、いつも通りキョウスケが先に起きていました。 ただ、いつもと違いなんとなく落ち着かない様子でこちらを見ていました。 やがて、聡美が登校してきて、そのことについて説明してくれました。 それによると、今私は発情期に入るところであり、その女性ホルモンにあてられてキョウスケも発情しているのだろうということでした。 そう言われると、確かに生理が終わったのが1周間くらい前であり、そろそろ危険日なんだろうなとは思っていました。 ただ、キョウスケとは人間の時にもまだ付き合って日が浅く、そういうことはしたことがありませんでした。 聡美によると、キョウスケは賢いイヌなので、私がキョウスケに対してOKサインを出すようなポーズをしなければ、キョウスケも無理には襲ってこないだろうということでした。
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157 :yuu[sage]:2014/05/31(土) 19:04:32.49 ID:jTnMEkj8 - わたしは、ずっと悶々と悩み続けました。
キョウスケのことは好きだし、そういうことをしたいと思ってなかったといえば嘘になるのですが、ただ、初めてはもっとロマンチックな状況で迎えたかったし、今そういうことをするということは、イヌとしてそういうことをすることであり、 人間のままでありたいという私のプライドが反発していたのでした。 あれから3日後の夕方、みんなが下校した後もずっと小屋の中で悩み続けていると、キョウスケが様子を見に来てくれました。 キョウスケはあれからずっと発情してて、おあずけ状態なので苦しそうな様子でしたが、私のことを心配に思い見に来てくれたのでした。 本当はすぐにでも襲いかかりたい気持ちを必死に抑え、私のことを心配してくれるその様子を見ていると、キョウスケはイヌになってもわたしの優しい彼氏なんだなと気づきました。 そう思うと例えイヌだとしても、キョウスケなら大丈夫と思えてきて、私は小屋からでて、四つ這いになり、キョウスケの方におしりを突き出しました。 すると、私の気持ちを理解したキョウスケは私に覆いかぶさり、ギンギンに膨張し硬くなったそれを私の大事なところに優しく押し当て、ゆっくりと私の中へと挿入してきました。 初めてだったので、膜が破れ、血が流れ、激痛を感じたのですが、不思議と嫌ではなく、キョウスケに征服される充実感に満たされていきました。 行き止まりまで押し進めると、キョウスケはゆっくりと腰を振り出しました。 その動きは私に対する気遣いが見え隠れするもので、だんだん私も気持ちよくなってきました。 やがて、腰の動きは激しくなっていき、気づいたら私もそれの動きに合わせて腰を振っていました。 その様子はさながら犬の交尾のような激しいもので、自然と犬のような喘ぎ声を出してしまってました。 そして、ついに「あおーーーん」という雄叫びとともに、キョウスケは射精し、私の中が熱いもので満たされていくのを感じました。 私もそれにあわせてイッてしまい、床へヘタレこんでしまいました。 しかし、イヌだからなのか、今までずっと我慢してきたからかなのかわかりませんが、キョウスケはすぐに復活し、また私の中へと挿れてきました。 私は抵抗できずにキョウスケに犯され続けました。 その激しい性行為はちょっと恐い面もありましたが、犬のように激しく交尾しているみたいで、段々とイヌになってきているようなそんな錯覚を感じ、なんだか嬉しい気持ちになっていました。 翌日、聡美たちが登校する頃には私たちはすごい有り様になっていました。 キョウスケは体力が許す限り、私を犯し続け、私のお腹はキョウスケのでいっぱいになっていました。 私たちのまわりにはあらゆる汁がとびちり、教室を汚したということで聡美にも怒られてしまいました。 しかし、私は、キョウスケみたいにイヌになれて満足した気持ちでいっぱいでした。 その日から、私の生活は一変しました。 今までは嫌で嫌でしょうがなかったイヌとしての生活も、イヌとして楽しめばいいと思えてきました。 4足歩行で歩かないといけないのも、イヌだからしょうがないと思うと、苦に思わなくなりました。 薄味で美味しく無いと思ってたペットフードも犬にとっては美味しいご飯と思うと、なんだか美味しく思えてきました。 イヌ扱いで授業をまともに受けれないのも、イヌだから勉強する必要が無いと思うと気にならなくなりました。 みんなからイヌ扱いされてかわいがられるのも、みんなに可愛いと思われていると思うと、嬉しく思えてきました。 お昼休み、お弁当のおこぼれをもらうときに芸をしこまれるのも、イヌとして期待されていると思うとうれしく思えてきました。 そうやって、イヌとしてみんなに可愛がられるうちに、私はいつしかもっとイヌらしく生活しようと自分から思うようになり、だんだんと人間に戻りたいという気持ちも薄れ、心のなかでも日本語でしゃべろうとすることも減っていき、 だんだんと心までイヌになっていったのでした。
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158 :yuu[sage]:2014/05/31(土) 19:05:19.31 ID:jTnMEkj8 - 心までイヌとなった私は、イヌとしての日常を思う存分楽しんでいました。
委員長キャラ的な真面目なキャラとして過ごしてきた私にとって、イヌとしての開放的・従属的な生活はとても充実したものでした。 しかし、そんな楽しい日々はある日突然おわりを迎えました。 その日、わたしは聡美に連れられ体育館へと連れられていきました。 すると、そこには大勢の人が集まっていました。 しばらくすると、体育館は赤い光に包まれ、久しぶりのタクヤの声が聞こえてきました 「やあ、みなさん、こんにちわ。 この学校、色々と楽しかったんだけど、飽きたのでみんな開放してあげるね。 ボクが、3つ数字を数えると、みんなはボクのことを思い出せなくなり、ボクの存在を認識できなくなります。 ボクがやってきたことは全て覚えているけど、誰がやったのか、誰が催眠術をかけたのかは絶対に思い出せなくなります。 この2つ以外の暗示は全て解け、みんな正気に戻ります。 それでは、3・2・1・ハイ! 」 そういうと、体育館中から悲鳴が聞こえてきました。 みんな、正気にもどり今まで行ってきた恥ずかしいことを思い出してしまったようです。 私の隣にいたキョウスケもすぐさま立ち上がり、悲鳴をあげていました。 そして、私の方を見るといたたまれない気持ちになったのかどこかへ走り去ってしまいました。 その後、クラスメイトの人が私の方へ近づいてきて、「ごめんね」と言いながら私の手足の拘束を外していき、そして、「もうイヌみたいなことしなくてもいいんだよ」と言ってくれました。 しかし、私は、「わんわん」っと言って、首を横に振りました。 私にとって、イヌとしての生活は充実したものであり、今さら人間としての生活にもどる気はありませんでした。 しかし、その後、誰かが呼んだのか学校に警察やら病院関係者やらが入ってきて、私たちは保護されました。 私はカウンセラーや家族などに説得され、人間らしい生活をするよう躾けられてしまいました。 数カ月後、わたしは人間の学生として学校に通っています。 あの事件があった間で、うちの学校の授業はほとんど進んでいなかったので、強制的に全員留年扱いとなり、私たちは1年長く学生生活を送ることになりました。 あの事件の後、他のクラスでは引きこもる人が多数出ているみたいです。 キョウスケはイヌの時の行動を許すことが出来なかったらしく、すっかり引きこもってしまっているようで、私が電話してもなかなか出てくれない状態です。 私は、あの事件の間、ずっと腕や脚を固定されていたので、筋肉が衰えていて二足歩行で歩くことが困難になっていました。 今は聡美と一緒に寮生活を送っていて、毎日車いすで学校まで連れてきてもらってます。 教室にはもう犬小屋もなく、クラスメイトは今までと変わらないような学生生活を送っています。 私は、学校では人間らしく生活するようにしていて、遅れた勉強を取り戻そうとしている毎日です。 聡美に連れられ下校し寮の部屋に入ると、私はまたイヌにもどります。 あの数ヶ月、イヌとして充実した生活をしてきた私にとって、イヌとしての本質は最早切り離せないものになっていました。 話そうと思えば人間としての日本語もしゃべれるし、二足歩行は難しくても二本足で人間のように立つことはできます。 でも、私にとって、しゃべるということはイヌ語で「わん!」としゃべることであり、立つということは、四足で立つということになってしまっています。 そんな私のことを理解してくれてか、聡美は率先して私のことを引き取ってくれました。 「エリちゃんがこうなってしまった責任は私にあるので、私が責任持って面相見ます」 そう言ってくれた聡美の言葉は、親や病院関係者には責任持ってリハビリしますという意味で思われていたのですが、私や聡美にとってはその逆で、責任持ってイヌとして面倒を見るという意味でした。 部屋にもどりイヌにもどった私は完全にイヌの生活スタイルになります。 犬には服は必要ないので裸になり、拘束が無くても4足歩行でしか歩かず、イヌ語でしかしゃべらず、トイレもイヌ用のトイレシートでおこない、ご飯はもちろんドックフードです。 そんなイヌ生活を私は楽しく過ごしています。 聡美には迷惑をかけてるなとは思いますが、聡美も私の飼い主をするのが楽しいらしく、いつも楽しそうに私のお世話をしてくれます。 ずっと、私のことを飼ってくれないかなと思いつつ、聡美についつい甘えてしまう私なのでした。
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159 :yuu[sage]:2014/05/31(土) 19:25:33.10 ID:jTnMEkj8 - あとがき
「催眠」とか「ペットプレイ」って立場交換と相性良さそうだけど書いてる人いないな〜と思い書いてみました 犬拘束に関しては、「ヒトイヌ 拘束」とかでググると参考になる画像が出てくるので、よければどうぞ
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