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名無しさん@ピンキー
【去勢】男性器切除小説スレ【チン切り】

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【去勢】男性器切除小説スレ【チン切り】
472 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/05/18(日) 19:01:03.70 ID:Tb+DnCJl
「…えっ?」

いかにも体育会系の男子生徒が、声をあげた

そして、くりかえした

「自分が先鋒をつとめるでごわすよ、犯人殿!」

犯人は、その気迫に、虚をつかれ、ひるみそうになった

「ああ、そうか、そうなのか、た、たすかるよ…」

犯人は、ドン引きしながらも、気力を振り絞って、自分の方針を伝えた

「ちょっと、い、言い訳めいたことになってしまうんだが、き、君たちの性器を、き、切り取るに当たって」
「公平を期するというか…主観やら…先入観が…はいらないように…配慮をするつもりではいるわけで…」
「あくまで無作為に候補者を選んで…その…即物的に…」

「犯人殿、気にすることはないでごわす」
「自分は、犯人殿の方針には、まったく、うたがいをもっておらんでごわす」

「木藤、おまえ、勝手なことするなよ」
「お前が名乗りを上げたことで、偏りが生じて公平性がくずれるんだからな」

彼のとなりの眼鏡の男子生徒が、不満そうに言いはなち、指摘した

「き、木藤?木藤君というのか?」
「…木藤…君…か…」

「自分は、出席番号8番、木藤勇気という者でごわす」

「わ、わかった、えーと、ここにクラスの名簿があるが…ええと…」
「ああ、あった、き、木藤勇気君だな…わかったよ」
【去勢】男性器切除小説スレ【チン切り】
473 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/05/18(日) 19:24:54.00 ID:Tb+DnCJl
「ええと、出席番号7番が喜多是政君で、次が木藤勇気君か…」

「まあ、君のいうことは、もっともだが…」

犯人は、眼鏡の男子生徒に説明した

「おれは、男子生徒諸君全員の性器を切り取るわけで」
「さっきの話と矛盾するようで申し訳ないんだが…」
「そうだな…午前中の授業時間が終了するときにはだな…」
「全員の切り取りが終わっているんだよ」

その言葉に、誰もがどよめいた

男子生徒は、一様に驚愕した

女子生徒は、それぞれが、別個の反応を示した

危険が差し迫り、まさに被害にあう者と、それをただ見守る者、たしかに、ちがう反応があって、当然ではあった

「…ゴクリ…」

女子生徒の集団からは、なにかしら、異様な緊張と興奮も伝わってきた

犯人は、そこに、期待のようなものが入り混じっているような気配を感じた

だが、それは、錯覚だと、自分に言い聞かせた

(まったく、そのとおりだ、そんな場面を好き好んで、見物するような生徒などいない)

そう犯人は、信ずることにしたのだ
【去勢】男性器切除小説スレ【チン切り】
474 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/05/18(日) 19:36:36.03 ID:Tb+DnCJl
ところで、木藤勇気君の事の顛末、つまり性器の切断はおこなわれたのか?

それを、ついて伝える前に、すこしだけ、さまつな、周辺の出来事を伝えておきたい

まったく、いつになったら、男子生徒の未来の転換点、分水嶺が訪れるのか?

不運な男、ついてない男になるのか?

話のつながりが分断され、たいへん、申し訳ないかぎりだが、

ここで、若干、時計をすすめてみたいのである
【去勢】男性器切除小説スレ【チン切り】
475 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/05/18(日) 19:44:45.36 ID:Tb+DnCJl
朝の始業から2時間が経っていた

被害者の男子生徒は、11人を数え、つまりは、いま、犯人は12人目の男子生徒と対峙していることになる

ちなみに、男子生徒は、女子生徒より2名すくない
【去勢】男性器切除小説スレ【チン切り】
476 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/05/18(日) 22:20:03.08 ID:Tb+DnCJl
数年後のある女性の結婚式で、こんな会話が交わされていた

「本日は、お越しいただいて、ありがとうございます」

「おめでとう、裕美ちゃん」

「はい、いま、わたし、すごく、しあわせです」

「こちらの方は?」

「はい、姉の優希です」

「はじめまして、優希です、本日は妹の裕美の結婚式にいらしてくださり、ありがとうございます」

「…そう…たしか…裕美ちゃんには」

「おねえさんじゃなくて、おにいさんがいらしたんじゃ…」

「…兄は、ここにはいません…」

「そう、よほど、いそがしいのね、裕美ちゃんの結婚式だというのに」

「…そのかわりに…ねえさんが…いますから…」
【去勢】男性器切除小説スレ【チン切り】
477 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/05/18(日) 23:02:39.00 ID:Tb+DnCJl
「体がうごかない」

とうとう、俺の番がまわってきていた
犯人は俺の手首の縄をひきずり、教室の中央に、切断場に移動させた
そしてしびれ薬のはいった注射器をセロハンのふくろを破ってとりだし、俺の腕に注射したんだ

「おれも、男とはおさらばかよ!ちくしょう!」

「おねがい!やめてー!」

クラス委員長の江戸村が、人質の女子生徒のあつまりからたちあがりさけんだ

「咲!やめろ!近づくな!」

「お、おい、なんだ?君は?」
「じゃまをしないでくれないか」

犯人は、委員長をたしなめた

「ふざけんな!こんちくしょう!こいつには手はださせない!」
「あたしが許さない!お前なんか!殺してやる!」

「な、なにをする!」

江戸村は、犯人の背中に体当たりした

犯人は、もんどりうって、顔から教室の床にたおれこんだ

「いてて、こ、こら、君!乱暴はやめろ!」

つづけて、咲は、犯人の腹にけりをいれようとした…の…だが…


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