- 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ9
394 :黄金色の朝 1/2[sage]:2014/05/14(水) 23:58:03.20 ID:2fR4CAJ5 - 「ん……」
空が明るくなってきた時刻、俺は目が覚めた。 起きがけで多少ぼーっとしていたが、抱きしめていた、やわらかくあたたかい存在を確認した途端意識がはっきりとした。 穏やかな寝息をたてて、まるで天使のような顔で眠っている少女。 彼女の名は電。俺の妻で駆逐艦電の力を持った少女だがこうしているとどこにでもいる普通の少女と変わらない。 いつもは留めている髪をおろしたその姿はまた魅力的である。 その電の長い髪を撫でていたら電は驚いたように目を覚ました。一瞬の間の後安堵した顔で 「………おはよう……」 「おはよう、電。起こしてごめんな」 「いえ…」 「Доброе утро」 「二人ともおはよう」 聞き覚えのある二つの声に反応した俺達は声がした方を見た。 電の姉の響と雷がいた。その表情はほんの少し怒っているようだった。 「あなた達さあ……夫婦なんだからもっと激しく愛し合いなさいよ。そこまで繋がっているんだったら」 「まるで付き合いはじめた恋人同士って感じだね」 呆れた感じで言う二人。俺と電は正式に結婚していて。今お互いの性器を結合させていた。 電の膣内はとても暖かくて、動かさなくても気持ちがいい。 「寝る前にエッチするかと思ったら繋がっただけでそのまま寝ちゃうなんて…一応夫婦になったんでしょ」 「だって……そんなことしなくても、何もない時間だって、とっても幸せなのです」 「繋がっている時点で何もないって言えるのかな…」 繋がっただけで激しい行為に至らないのは初夜の時に電を痛がらせてしまったからかもしれない。 電も俺も性行為は初めてであり、勝手のわからない俺は電の都合も考えず勝手に動き、すぐに果てた。 電は大好きだった俺と初めてを交換し合えた喜びを表に出していたものの、 その顔は痛みと涙で溢れていた。涙は嬉し涙もあるだろうが、俺は罪悪感を感じた。 だから二回目以降は入れてもすぐに動かさずに電が慣れるまでじっと抱いたままでいた。 そんなことを繰り返しているうちに動かさなくとも入れただけ、繋がっただけでも割と満足出来るようになった。 いわゆるポリネシアンセックスというやつだろう。 俺は電と繋がりながら抱きしめることで心が満たされ、電も俺と繋がったまま包み込まれていることに心が満たされた。 もちろん射精だってそのうち起きるが、 俺達は毎晩眠ろうとしてから起き上がる時までに射精していようと繋がりを保っていた。
|