- 【陰湿】レズいじめ2【ドロドロ】
188 :愛玩人形 1/8[sage]:2014/05/11(日) 20:34:21.41 ID:L5emyijC - 控え室でカレンダーを捲りながら、竹林奈々は溜め息をついた。
4ヵ月。 風俗業界に足を踏み入れてから、もう4ヵ月だ。 「奈々もすっかりベテランだよね、ここの」 ソファに並び座る同僚が笑った。 「だよね」 奈々も自嘲気味に笑い返す。 女性向けデリバリーヘルス、『花蜜蝶』。 奈々がここで働き始めた原因は、恋人である篤志の借金だ。 電話越しに聞いた悲痛な声を、奈々は今でも忘れられない。 「に、二千万……だ」 借金額について、篤志は力なくそう答えた。 青年実業家としての成功を夢見た結果だ。 才覚はある男で、奈々は友人達からこぞって『良い玉の輿に乗った』と持て囃されたものだった。 その彼でも、時代の荒波を読み切ることは出来なかったらしい。 「別れてくれ、奈々。お前を巻き込みたくない」 電話口の篤志は、いよいよ弱りきった声で告げる。 それを聞いた瞬間……奈々は、憤った。 「はぁ、別れる!? あんた、何言ってんの? そんな借金してて、食事とかどうすんのよ。 自炊だって碌に出来ない癖に、まさか、毎日カップラーメンなんて食生活送るつもりじゃないよね? 私の心配なんかしてる場合じゃないでしょ。自分の心配しなさいよ、自分の!」 「え、え、でも、その……」 篤志にとっては、予想外だったのだろう。随分と狼狽した声色が返ってくる。 それを耳にしながら、奈々はさらに続けた。 「借金は、私がどうにかする。二千万ってお金を、きっと稼いでみせる。 だから篤志は、心配せずに再起に向けて準備を整えてなよ。 30までに成功してやるって言ってたでしょ。昔からの夢なんでしょ?」 有無を言わせぬ勢いでそれだけを告げ、電話を切る。 奈々の中には意地が芽生えていた。 周りから『玉の輿』と言われ続け、その噂はどこかで篤志本人の耳にも入っていただろう。 もしも借金を理由に別れる事になれば、まさしくその噂を肯定することになる。 金を目当てに男に擦りより、金が無くなれば捨てるような薄情な女だと。 それが奈々には我慢ならない。 また、体面を抜きにしても、借金で途方に暮れる篤志を一人残す事など出来なかった。 惚れた弱みだ。恋人の乗る船が沈没するのなら、自分も最後まで同伴する。 自分がされて安心する事なら、それを相手にも。それが奈々の恋愛観だ。
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189 :愛玩人形 1/8[sage]:2014/05/11(日) 20:35:19.70 ID:L5emyijC -
以来、奈々は風俗嬢へと身を転じた。 稼ぎのいい風俗とて、二千万という金額を稼ぐのは並大抵の事ではない。 加えて、奈々は自らに一つの制約を課していた。 『篤志以外の男に抱かれないこと』だ。 これにより、もっとも稼ぎの良いソープは選択肢から消える。 キャバクラの類も、手早く稼ぐにはあまりに不向きだ。 そうして彷徨った末に辿り着いたのが、女性向けのデリバリーヘルス『花蜜蝶』だった。 顧客は女性のみなので、男に抱かれる心配はない。 またニッチなジャンルであるため、低価格競争が起きず、月間の稼ぎは高級ソープに迫る。 まさしく奈々に打ってつけの仕事だ。 しかし、その仕事内容は予想に反して過酷だった。 男に抱かれないのだから楽だ、と考えて『花蜜蝶』に登録する少女は多い。 そしてそうした少女の実に7割が、一ヶ月と続かず店を後にするという。 奈々もまた、勤務一週間でその理由を理解した。 女性用デリバリーヘルス。 その利用客の中には、むろん純粋なレズビアンもいるが、それ以上に『若く美しい女を虐めたい』だけの客も数多い。 嫁を虐める姑のようなものだろうか。 平均年齢40を超える利用客達は、嬢に対して実に陰湿な責めを繰り返す。 勤務三回目で、奈々は3時間コースの利用客に当たり、時間一杯浣腸を施された。 牛乳やグリセリン、酢やトマトジュースなど様々な浣腸をされ、実に32回に渡って、同性の前で排便を晒すはめになったのだ。 勤務七回目の客などは、4時間コースだった。 還暦を過ぎたこの老婆は、やはり時間一杯奈々を嬲り者にした。 筆を用いて陰核に怪しい軟膏を塗りこめ続け、錐状に痛々しく屹立してもなお責め続けた。 挙句には肛門にさえ指をねじ込み、軟膏を塗りこめた。 この軟膏は耐え難い痒みを伴った。プレイ終了後しばらくしても、痒みは消えない。 結局奈々は、家に着いてから翌日の出勤をキャンセルした。 そしてその夜から翌朝にかけ、自らの指であさましく陰核を潰し、肛門をかき回すこととなった。 気の狂いそうな痒みに幾度も泣き叫び、朝になって病院へ駆け込む。 そこで処方された薬によってようやく痒みは収まったが、肉体の開発は致命的なまでに進んでしまったらしい。 この次の仕事より、奈々はその濡れやすさを様々な客に指摘されるようになったのだから。
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190 :愛玩人形 3/8[sage]:2014/05/11(日) 20:37:37.43 ID:L5emyijC -
「あ、お疲れー!」 同僚のその声で、奈々はふと追憶から引き戻される。 顔を上げれば、そこには今仕事を終えて戻ってきたばかりの嬢がいる。 不機嫌そうに押し黙ったまま、ソファに座ろうとする。 しかし中腰のまま一旦動きを止め、近くにあったタオルを数枚ソファに敷いてから腰を下ろす。 まるで臀部を庇うかのように。 「あれ……智恵、まさかお尻やられたの!?」 勘付いた嬢の一人が尋ねる。智恵という少女は仏頂面のまま頷いた。 「つーかあのババア、マジありえないし。おしりに大根みたいなバイブ突っ込んでくるんだよ。 『痛いんでやめて下さい』ってめっちゃ言ってるのにさ、若いんだから大丈夫、とか言って全然やめないの。 んで、さっき医者に見てもらったんだけど、ちょっと切れてるんだって。もうマジ最悪……」 頭を抱える少女。 それを囲む同業の少女たちは、怯えと同情をない交ぜにした表情を浮かべている。 皆が同じ客相手に痛い目を見ているからだ。 原岡というその女性は店の得意客であり、なおかつ相当なセレブリティでもあるらしい。 そうした理由から、原岡がいくら横暴をしようと、店側は注意すらしない。 初めから使い捨てにするつもりなのか、状況が改善されないならと辞めていく嬢を引き留めもしない。 今や『花蜜蝶』に残っている古株は、その理不尽を知ってなお、他に行き場のない事情持ちばかりだ。 奈々が自嘲気味に笑った理由は、ここにある。 「……さてと、私もそろそろ行かなきゃ」 奈々は腕時計を一瞥してから柔らかく立ち上がり、スカートの後ろを軽く払う。 その所作一つとっても、周りの娘と違っていた。昨日今日入ったばかりに思われるほど、風俗臭に染まっていない娘だ。 それだけに、客から手酷く嬲られる事も多いのだが。 「頑張んなよ。ナナ」 古株仲間の励ましを受け、奈々は小さく頷きながら扉の向こうに消える。 「…………いいよねぇ奈々さん、今日は若い女の客っしょ。ババアじゃないんだ」 肛門を痛めた嬢が、ふと扉に向かって呟いた。 「でも、あの子だって楽じゃないんだよ」 古株の嬢がその言葉を諌める。 「そりゃ、若くても同じ女に嬲られるのがハズいってのは解りますけどぉ、でも」 「そういう事じゃないって!」 なおも続ける後輩に、古株の嬢はぴしゃりと告げた。 その語気に、一瞬部屋を沈黙が支配する。 少し後、ひとつの咳払いを挟んで古株嬢は口を開く。 「楽じゃないんだってば。これ、本当は秘密にしといてくれって言われてんだけどさ。 今日、奈々を買った客ってのは…………あの娘の、高校時代のクラスメイトなんだよ」
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191 :愛玩人形 4/8[sage]:2014/05/11(日) 20:39:37.30 ID:L5emyijC -
※ 数時間後、奈々はマンションの一室にいた。 足の踏み場もないほど散らかった部屋だ。独り身の女性にはありがちだが、趣向が妙だ。 全体として、部屋の内装がピンクで統一されすぎている。 フローリングの床とガラステーブル以外は、壁紙もタンスも椅子もカーテンも、眩暈がするほどピンク一色だ。 壁際のハンガーには、現実には有り得ない色合いのコスチューム衣装が並んでいる。 極めつけは部屋主自身の格好だ。ゴシックロリータというのだろうか、呆れるほどにフリルの付いた黒いドレスを纏っている。 その異様な世界の中、奈々は丸裸に剥かれて床に座り込んでいた。 後ろ手に黒い皮手錠で拘束され、口にも開口マスクが嵌まって強制的に口を開かされている。 そしてその口には、やはりピンク色をしたディルドウが送り込まれていた。 ディルドウを操るのは、ゴスロリ姿の女……麻美だ。 格好こそ派手だが、顔立ちや体型は野暮ったい。 「ごぉおお゛おええ゛っ、んも゛おおぉおお゛お゛え゛っ!! え゛お゛っ、お゛っ……っご、ォ…………ごヶっ。 いおゃお゛ッ…………おぉお゛おぉ゛おお゛え゛っ、んお、おぅっお゛、おぉぉ゛お゛お゛ぇえ゛え゛っ………………!!!」 凄まじいとしか言いようのないえづき声が繰り返される。 若い女の声とは到底思えず、人の声なのかすら定かではない。 ただ、跪いた女の口にディルドウが送り込まれるという状況から、えづき声だと判別できるだけだ。 奈々の黒髪は後ろでポニーテールに纏められていた。 彼女は高校時代、動きやすさからその髪型にしている事がほとんどだった。 麻美はその由来ある後ろ髪を左手で鷲掴みにし、奈々の顎を上げさせながら右手でディルドウを前後させる。 喉奥を責める間、一言も口を利かない。 えづきながら悶え苦しむ奈々を観察しつつ、順手で緩々とディルドウを送り込み、または逆手に持ち替えて深く咥え込ませる。 その容赦のないイラマチオは、相当な時間に渡って続けられているのだろう。 奈々の口からは、明らかに唾液ではない、生々しい粘性を持つえづき汁が溢れていた。 それは奈々の胸元を異様なほど濡れ光らせ、膝元から床にかけて液だまりを作る。 挙句にはディルドウを伝って、麻美の手の平にまで絡み付いていた。 しかし、麻美がそれを気にする素振りはない。 何かに取り憑かれたかのように、延々と、淡々と、奈々の喉奥を抉りこむ。 時には横から、時には正面から、奈々の表情を観察しながら。 やがて、麻美はディルドウの持ち方を改めた。 それまで側面を順手逆手に持って操っていたものを、とうとう鷲掴み……ディルドウの尻部分を手の平で覆うようにする。 その状態で喉へと突き込めば、その挿入の深さはそれまでの比ではない。 手が邪魔をしていた持ち手の一部までを、易々と咥え込ませることができるのだから。 「お゛おぉお゛お゛ぅううお゛…………っ!!!!」 当然ながら、奈々は堪ったものではない。首元から顎にかけてが痙攣しはじめ、目が見開かれる。 黒目がちな瞳は、赦しを乞うように真美を見つめたが、麻美はやはり淡々と喉奥を抉るばかりだ。 「ん、ごぉっ………………!!」 その果てに、当然のごとく奈々は嘔吐する。 マスクの開口具部分から薄黄色の吐瀉物があふれ出し、フローリングに湿った音を立てる。 マスクの下からも一部の吐瀉物があふれ、顎から滴っていく。 「あ、吐いちゃったんだ。」 麻美はその惨めな様子を観察しながら呟いた。 非難か、問いかけか、それともただ事実を述べただけなのか。それすら判別できない、ボソボソとした声だ。 実に奇妙な娘だった。その奇妙さは、ディルドウを引き抜き、開口マスクを外して奈々を再度観察する所からも窺える。 「はっ、はぁっ、はあっ、ぜ、ぜひゅっ……はぁっ、はっ、はっ…………」 眉根を下げて早いペースで喘ぐ奈々は、静かに観察する麻美を不気味そうに見上げた。 男ならばまだ解るが、女が同じ女の喘ぐ顔を見て何が面白いのだろうか。
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192 :愛玩人形 5/8[sage]:2014/05/11(日) 20:40:32.85 ID:L5emyijC -
麻美は、高校2年から3年にかけて、奈々と同じクラスにいた生徒だ。 いわゆる『根暗なオタク女』であり、友人といる所を見かけた者はいない。 常に教室の机に一人座っており、休み時間は机に突っ伏して時間を過ごしているのが常だった。 虐められていた訳ではない。 奈々を中心とするグループが、虐めなど見かけようものなら即座に担任に報告するからだ。 何しろ奈々は、苗字の竹林(たけばやし)の読みを変え、密告を意味する『チクリ』とかけて『チクリン』と陰口を叩かれていたほどだ。 そんな奈々がいるため、彼女のクラスだけは虐めもなく和やかだ。 にも関わらず、麻美は常に独りでいた。 そんな麻美を見かね、奈々はグループ分けなどがあるたび、麻美を自分の所へ誘った。 しかし麻美はそれすら跳ね除け、どこか軽蔑でもするような視線を寄越すばかりだ。 教室で談笑している最中にも、奈々は麻美の黒い視線を感じる事があった。 振り返ると素早く視線を逸らすのだが、直前まで奈々の背中を見ていた事は間違いない。 常にグループの中心にいる奈々を羨むように、あるいは疎むように。 それは結局、卒業式を終えて校門を去る瞬間まで続いていた。 野中麻美。 さほど珍しい名前でもないため、初めて麻美の名が顧客リストに現れた時も、奈々は彼女だと気付けなかった。 実際にマンションに呼びつけられて初めて、それがあの黒い視線の主だと判明する。 しかし、麻美は特に何を言うでもなかった。 ただ粛々と、奈々を相手に丸2時間のレズビアンプレイを行う。 濃厚なキスを交わしながら、互いの秘裂を刺激しあい、足を絡ませながらの貝合わせを繰り返す。 麻美は何も言わなかったが、ただ常に、真正面から奈々の顔を覗き込んでいた。 かつての級友との見つめあい。奈々がそれを恥じて顔を逸らしても、その度に顎を掴んで表面を向き直させた。 その行為はやがて、奈々を異様なほどの興奮に引き摺り込む。 濃厚なキスで軽く1回、口づけを交わしながらの秘裂への指入れで浅く2回深く4回、貝合わせで2回。 実に9回に及ぶ絶頂を経験させられ、2時間の制限時間が経過した頃には、ピンク色のベッドの上で腰を小さく跳ねさせるほどになっていた。 麻美はやはりその奈々の様子を無表情に観察しながら、最後に小さく囁いたのだ。 「また指名してあげる」 奈々はその真意が全く測れないまま、ただサービス嬢として感謝の意を述べる。 それ以来、麻美は週に一度のペースで奈々を買っている。 けして安くはないはずだが、よくも資金が続くものだ。奈々はそう訝しむが、支払いが滞ったことはない。 そしていざ部屋へ招き入れれば、責めは日に日に過激さを増していく。 まるで、奈々の壊れゆくさまを見ようとでもいうかのごとく。 奈々は不安に駆られた。麻美の元へ行きたくないと思ったことも一度や二度ではない。 しかし、店の規定として客の拒否は認められない上に、顔見知りであるという恐ろしさもある。 もしも麻美を拒絶して逆鱗に触れたならば、きっと恐ろしいことになる。奈々は、漠然とそう感じていた。
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193 :愛玩人形 6/8[sage]:2014/05/11(日) 20:41:14.39 ID:L5emyijC -
最近になって、麻美は奈々に高校の頃の事を聞くようになった。 「……じゃぁ、次…………2年の10月頃かな。クラスでさ、オオムラ、オオムラって皆が口揃えて言ってたでしょ。 あれ、何なの。私さ……友達いなかったから聞けなくて、でも気にはなってたんだよね。 いっつも友達と一緒にいたあんたなら、知ってるんでしょ…………教えて」 麻美は、奈々の陰核にマッサージ器を押し当てながら話しかける。 注意して聞かなければ、独り言と思えるような抑揚のない喋りだ。 「あ……あっ、あっあ、あっ…………!!」 奈々は激しく喘いでいた。 ピンク色のベッドに横たわったまま、片足首を掴まれて開脚させられ、陰核と秘裂にマッサージ器を宛がわれているのだ。 すっきりと絶頂できるのであればまだいい。 しかし、行われているのは延々と続く生殺しだった。 マッサージ器を当て続け、達しそうになれば離す。それを、もう40分以上にも渡って延々と繰り返している。 ベッドに敷かれた寝小便用マットは、すでに限界近くまで変色している。 また奈々自身も、足首を掴まれていない方の脚の付け根が、おかしな痙攣を起こし始めている事に気付いていた。 間違いなく、女にとっての限界……その一つの嶺に迫っている。 その中でも、麻美は容赦なく質問を投げかけてくるのだ。 「あ、あっ…………に、に年の、じゅ、じゅうがつ、頃はぁっ…………、『朱花の巨室』がやってたからぁ…………」 「何それ。聞いたことない」 「ええっ…………!? し、視聴率、最高で31%の、あの日曜ドラマよ。社会現象だったでしょう」 「いや、知らないし。アニメならともかく、日本のドラマとか見ないから。で、それとオオムラがどう関係するの」 「ん、んく、ぅっ……ふぅっ…………!! そ、そのドラマの主演が、おっ、大村康治だったのよ!!」 「いや、それも全く聞いたことないし。周知の事実みたいに言うのやめてくんない?」 麻美は若干の苛立ちを含ませて呟き、マッサージ器の強さを上げる。 「くぁああおぉおおっ!! ああっ、あうあああうあははあっっ!!!!」 瞬間、奈々の反応が激しくなる。麻美の掴む足首も暴れだし、麻美の手の平との間の汗をにちゃにちゃと鳴らした。 その反応を無表情に観察する麻美は、一旦マッサージ器を秘裂から放し、出力をかなり下げて会陰部に押し当てる。 「ん、ふぅっんんんんっ…………!!!」 一度絶頂の淵の淵にまで押し上げられた奈々は、一転してのもどかしい刺激に腰をうねらせる。 眉根を寄せて下唇を噛む表情は、同性から見ても可愛いと言われるものだろう。 しかし、麻美の表情に変化はない。 「…………じゃあ、次ね。3年の春休み明け。これは、ハッキリ覚えてるんだよ。私が机に突っ伏してるとさ…………」 麻美は淡々と高校時代の記憶を語り始める。 それは、単に思い出話に花を咲かせるためのものではないと、奈々は気付き始めていた。 あくまでも、自分とお前はクラスメイトなのだ。お前はクラスメイトに辱められているのだ。 そう自覚させ、この上なく惨めな気分に陥ること。それこそが目的なのだろう。 事実として奈々は、快感の弱まるふとした瞬間に、舌を噛んで死にたいほどの恥辱を覚えるのだった。
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194 :愛玩人形 7/8[sage]:2014/05/11(日) 20:42:19.94 ID:L5emyijC -
「あ、Skypeきた。ちょっと出る」 麻美は、奈々の両足首を椅子に縛り付けながらそう告げた。 手首は椅子の背に回す形で後ろに拘束してある。 その上で秘裂にバイブレーターを挿入し、ゴムショーツを穿かせれば、奈々は責めから逃れられなくなる。 「えっ!? ちょっ、Skypeって…………!!」 奈々は状況を把握して抗議しようとするが、それすらボールギャグを噛まされて封じられてしまう。 「えあっ! うーっ、うううっ、うえあ、あ、あえぇっ!!!」 穴の空いた球に遮られ、非難の声は情けない呻きに変わった。 麻美はその様子を一瞥してパソコンに向かい、ビデオチャットを起動する。 画面の向こうに数人の男が映った。いずれもオタクそのものという容姿の三人組だ。 その男達は、はじめ死んだ魚のような瞳で気だるげな挨拶をした。 しかし麻美の後方に奈々の姿を認めると、一変して目をギラつかせ始める。 「うおっ!? あ、あれは一体!?」 「……ん、あー気にしないで。ただのペット。私専用肉便器だから」 「ひぇえー、に、肉便器! 肉便器所有でありますか!!」 興奮気味な叫びを耳にし、奈々の背筋に寒気が走った。 ニクベンキという言葉の意味が解らないが、良からぬ事であるのは空気で窺える。 「ううっ、うううっ!! うううんんんううっっ!!!」 奈々は必死に身を捩った。 あの男たちには、全てが見えてしまっている。 丸出しの乳房を初めとする全身が。 椅子の足に両足首を繋がれ、大開脚した股座が。 秘裂のバイブレーターを押さえ込むため、歪な形に張ったゴムショーツが。 金を払っている顧客の麻美にならば、この姿を晒すことも仕方ない。しかしそれ以外の男に晒すのは約束が違う。 もしも、もしも、あの男達がこの映像を流出させでもしたら。そしてその映像が、篤志の目に触れでもしたら。 奈々はそれを危惧する余り、激しく全身を捩り続ける。 しかしその行為により、秘裂の中を激しくバイブレーターで擦る結果となる。 「っっっ!!!!!」 その瞬間、凄まじい快感が奈々の脊髄を駆け上った。 もともと焦らしに焦らしを重ねられていたところだ。そこへ来ての膣内への刺激は、甘すぎる刺激だ。 さらに、刺激はそれだけではない。 麻美は、奈々には全くわからない話題をビデオチャットで交わしながら、時おり指でボタンを押し込む。 それがバイブレーターの遠隔スイッチである事はすぐに解った。 麻美の指がボタンを押すたび、バイブレーターが唸りを上げる。強さは何段階もあるようだ。 この快感は……生殺しを続けらたものにはまさしく“狂おしい”。 「もごぉおおお゛お゛お゛っっ!!!!!」 この時ばかりは、奈々は口に咥えるボールギャグに感謝した。ギャグがなければ、もっと遥かにあさましい声を上げる確信があった。 麻美のビデオチャットの相手は、気もそぞろな様子だ。 一応会話を成立させてはいるらしいが、意識はほぼ奈々の方を向いていた。 普段女との接点がないせいか、その視線は鳥肌が立つほど怪しい。 「……おいおい、あの子、アソコがもうドロドロだよ」 「ああ、ち、乳首も、あれ……勃ってるんだよな。無修正のでも、あんな乳首の形じゃなかったぞ」 「ひょっとして、すげぇ可愛いんじゃね?」 「絶対ノーチェンジだってあれ。顔面偏差65くらい」 そうした会話が密やかに交わされ、全てが奈々の耳に入ってくる。 その状況がまた、奈々自身にも理解しがたいほどに身を昂ぶらせた。 見ないで、見ないで。そう心で叫びながら身を捩るうち、無意識に膣の奥を締め付けてしまう。 それが3度繰り返され、そしてその3度目でちょうどバイブレーターが強い振動を見せた時。 ( …………いく!! ) 奈々は、頭の中で絶叫する自身の声を聞いた。 下腹の力が抜け、温い痺れが血管を包み、意思とは無関係に腰が跳ねるのを感じた。 ぎしっぎしっと椅子の軋む音が、とても遠かった。
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- 【陰湿】レズいじめ2【ドロドロ】
195 :愛玩人形 8/8[sage]:2014/05/11(日) 20:43:51.87 ID:L5emyijC -
※ 「お願いやめてぇっ!! もぉ、やめっ……やっ、やすませてえええ゛え゛っ!!!」 悲鳴そのものの嬌声が、部屋に響き渡る。 麻美はその声を意にも介さず、淡々と極太のディルドウを奈々の秘裂にねじ込んでいた。 椅子に拘束されたままの姿勢だ。 たっぷり20分間のビデオチャットを愉しんだ麻美は、いよいよ仕上げとばかりに奈々を責め立てていた。 焦らしに焦らし、出来上がった状態の奈々を極太で責め立てる。 これで悲鳴の上がらぬ訳はない。 「ねぇ、私経験ないから解らないんだけどさ。すっごい簡単に、奥まで届くようになったよね。 これが、『子宮が下りてきてる』って状態なのかなぁ。 ってことは、こうやってゴリゴリしてるのって、あんたの子宮の入り口叩いてるってこと? ポルチオっていうんだっけ。ここ、女の身体で最大の性感帯なんでしょ、昂ぶってくると。 エロアニメなんかだと、白目剥いて痙攣するとこだよね。ホントにそれってありそう? 私、あのクラスだと竹林さんが一番二次元栄えするかなって思ってたんだけど。 なんか、周りと比べても浮いてたんだよね。一人だけ、いつどこから見てもシャンとしすぎっていうか」 麻美は奈々の狂乱振りを無視し、ただ淡々と責め立てる。 まるで処刑を命じられた係官のように。 「ねぇ、ねぇって。さっきの答えてよ。ポルチオってどう? クリトリスは性器に刺激が来て、Gスポットは下半身全体が痺れて、ポルチオは全身に凄い電流が来るんだって。 でもちょっと、そこまでとは信じられないんだけど。今のそれって、演技とかじゃないの? 本当? おーーい、聞いてる?」 麻美の呑気な小声は、恐らく奈々に届いてはいない。 麻美が問いかけても届かず、それに怒りを覚えて激しく責め立て、叫びが増してますます声が届かない。 その悪循環に陥りつつあった。 哀れなのは奈々だ。 蕩けきった子宮口を、容赦なく抉りこまれる。その度に快感の束が血管を走り、脊髄を焦がす。 頭の中はとうに白く染まっている。 常に失神寸前の状態にあり、眼球を上側に置いておくのはとても楽な状態だった。 しかし意識を手放せば、そのまま脳が快感に焼ききれる恐れがある。 そのため、飛びそうな意識を辛うじて掴まえておかねばならない。まるで荒れた海の中、船体の欠片にしがみつくように。 (……篤志…………篤志、どこ……? 近くに来て、すぐに手を握って! 私、こわい。いつか遠くないうちに、もう戻って来れない所まで流されそうだよ…………!) 現実感の欠如した麻美に、情けなど望むべくもなかった。 幾度も幾度も、潮吹きが起きている。 全身の痙攣が、もはやどこに力を入れても止まらない。 「あ、ああああ…………あああぁっ、んはぁああ……!! くぁああああっ、あお…………ああ…………あおああおあ゛あ゛っっ!!!!」 奈々の視界に、ちらりと棚が映った。そこに並ぶのは、無数の美少女フィギュア。 命のない、見目麗しいだけの人形。 奈々は着実に、それへと近づきつつあった。 終わり
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