- キルラキルでエロパロ
528 :>>525続き、皐月様一人えっち 1/2 ◆6oSifSQlXPqT [sage]:2014/05/06(火) 23:39:48.16 ID:zzrZ/Wzk - 帯を緩めた拍子に、胸の先がタオル地のバスローブに擦れた。
先端に走った甘い感覚に、一瞬息が詰まる。 肌が、鋭敏になっていた。 バスローブから腕を抜き、自重に任せて肌上から滑り落とす際の背筋での擦れにさえ、ぞくりとしたものを感じる始末。 皐月はこれまで、自分で自分を慰めた経験が無いわけではなかった。 ただそれは興味や欲求に従ってというわけではなく、人間の女の身体というものを知っておくべきだという考えの元に、自己観察のように行ったことが一二度あるだけだった。 こうして外部から欲求を与えられて昂るのは初めてのことで、 腹の奥に篭もる抗いようのない熱に戸惑い、持て余していた。 こうなったのは極制服のせいだけではない。己の内にそのようなものを立ち入らせる隙があったせいだ。 内省は後で存分にするとして、さしあたってはこの火種をどうにかして鎮火させなければならなかった。 ベッドに腰掛けた姿勢ままで、左右の手の平を顕になった両の乳房それぞれにあてがった。 手指に力を篭めると、手の平に少々あまる大きさのそれは、形をいびつに歪ませる。 それを繰り返すたび胸の奥の方で疼きのような感覚が沸き起こって、感覚の源泉へ直接触れられないもどかしさが、自ら乳房を揉みしだく手指の動きを助長させていった。 手の平に受ける異物感。無意識に指先がそこへ向かう。 「はっ、っ……!」 胸を襲った鋭く甘い感覚に、あられもない声を上げてしまいそうになり、慌てて口を噤んで下唇を噛んだ。 硬く尖った先端に直接触れぬよう、指の股に挟むようにして避ける。 強い刺激を避けるためだったのが、その状態で手指を動かすと返って程よい刺激となって、乳房からの沸き起こるむず痒いような疼きが皐月を更に苛んだ。 呼吸が浅くなる。頭がくらりとふらついて、皐月は左腕を下にベッドに横倒れた。 頭はちょうど枕の上に載った。黒髪は一房が胸元に流れ、残りは全て背中に流れた。 両脚をベッドに上げようと身動いで、皐月は愕然とした。 腿が擦れた拍子で、内腿の奥が既にひどく潤んでいることが分かったからだ。 思わず右手を、確かめにそこへ伸ばす。 鬼龍院の女は代々、恥毛の一切が生えない。無毛のそこを指がたどり着くと、その奥は自覚したとおり露で潤んでいた。 少々胸に触れただけで何故、と疑問に思う間もなく。 「ああっ、っ!」 指先が過敏な突起をかすめて、その刺激に腰が跳ねた。横寝の身体の背が丸まる。 慣れない、だが一度知ったら二度と忘れ得ようもない、甘い痺れ。 それは身体の内側を伝い響き、腰の奥を熱く疼かせた。刺激を更に欲する抗いがたい欲求が沸き起こる。 堪えかねて、皐月は蜜を纏わせた中指の腹でそこに丸く触れ始めた。 「あっ、ああっ、ふ、っく、っ……!」 口から勝手に漏れ出て行く嬌声を抑えたくて、枕の端に歯を立てた。眉を寄せ、固く目を瞑る。 頭の真ん中を焦がすような快感が、波のように何度も打ち寄せてくる。 水嵩いっぱいになった堤防はやがて決壊を迎え、固く瞑った瞼の裏で火花が散った。 「っ、んっ、んんんっ……!」 くぐもった嬌声は全て、枕へと吸われ消えていった。
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