- 触手・怪物に犯されるSS 28匹目
716 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/05/03(土) 21:24:16.23 ID:13//NFiG - 目隠しをされ裸のまま連れてこられた所は何かの蠢く音とそれに合わせて水音が響く部屋だった。
女性と思しき声が時折聞こえるが如何せんくぐもっていて判別できない。 すると突然目隠しが外され部屋の明かりで目がくらんだ。 白く染められた視界が色を取り戻した時に視界に飛び込んできたのは 鮮やかな蒼い髪、白い肌、そして桃色の肉塊だった。 そこには夢にまで見た姉が蠢く何かに犯されていた。 蠢く触手に視界を奪われ、口を塞がれ、胸をしごかれて母乳を飛ばしていた。 膨らんだ腹の中でも何かが蠢き、そのまま目線を下にやれば二本の触手が忙しく抽送を繰り返していた。 背を押されて姉の目の前へと押し出される。 するとその触手は動きを止め、ビクリビクリと二、三度震えると姉の中からずるりと抜ける。 そうするとゴポリと音がして粘性の高い白濁した液体が姉から溢れてくる。 それにつられるように腹の中の何かも移動をしているのがわかった。 呆然とそれを見ていた時、不意に姉の視界を奪っていた触手がするりと本体へと戻っていく。 焦点の定まっていないようだった姉の目がボクを捉えた瞬間驚愕に見開かれる。 そのまま拒絶するように顔を振っていたがバシャバシャという水音がした途端に首を振る力が弱くなる。 縋る様にこちらを見てきたその眼はまるで何かを懇願するような、何か許しを乞うような眼だった。 姉の下腹部が不自然に膨らみ、それが下へと移動していく。 女性器を内側から開き、白色の何かが顔を覗かせた。それは生物ではなかった。 まるで鳥の卵をそのまま大きくしたような――卵。 塞がれたままの口から声にならない絶叫が響くと姉は次々と産卵していった。 しばらくすると姉の中にこれだけの数が入っていたのかと思うほどの数の卵が床に転がっていた。 ずるっ ぴちゃっ 近寄ってくる水音にハッとすると今しがた産まれたばかりの肉塊がボクの脚を上って来ていた。 ほんの少し意識が飛んでいた間に身体に張り付かれていたのだ。 嫌悪感に思わず叩き落とそうとした瞬間、こんな化け物でも姉から産まれたのだという意識が邪魔をする。 そんな葛藤に身体が止まった次の瞬間、肉塊はボクの中へと滑り込んできた。 ぶちりぶちりという音が聞こえた気がするが痛みに気を取られそれどころではなくなった。 「あぎぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!」 「ふふ、御覧なさい。妹君をあなたの息子が犯していますよ。産まれたばかりだというのに性欲が旺盛なものです」 「妹君の下腹部を御覧なさい。アレが何かわかりますか?アレは人の身体を作り替える魔方陣です」 「あなたでは育った魔力抵抗が強すぎて刻めませんでしたが妹君は素質こそあれまだ未熟……簡単に刻み込めました」 「あれのおかげで妹君はあなたのような苗床ではなく母になれるのです」 「王女姉妹の子が王国を滅ぼす……なんとも面白そうな未来だと思いませんか」 数年後、姉妹の住んでいた王国は触手の海に沈んだ。 王国軍もただ見ていたわけではなく奮戦しようとしたがその抵抗は決して激しいものではなかった。 触手が押し寄せてきた時、その先頭には長らく行方不明であった第一王女と第二王女の姿があったのだ。 犯されたまま触手に運ばれるその姿はかつての美しさや快活さを感じさせない無残な姿であったと聞く。 彼女達の腹は醜く膨らみ、空の蒼を映したような髪は白濁液をこびりつかせ粗末な糊付けをしたようになり、 犯されながらも触手を産み、王国の民が襲われ、犯されていく姿を見て笑っていたという。 その後の王国がどうなったのか…? それは君たち自身の目で確かめてきたはずだ。そしてこの先は十分気をつけた方がいい。 ここからは奴らの住処であり、奴等にとって君たちのような見目麗しい女性は格好の母体なのだよ。 特に頭上には注意する事だよ。奴らは頭上の暗闇に潜んで襲い掛かってくる。 こんな風に――――
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