- おおかみかくしでエロパロ
773 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/05/01(木) 03:13:43.11 ID:Y6n1EuE6 - >>772読んで即興で1レスSS
キャラの口調とか色々忘れてるし推敲とかしてない それに書いてる途中でエロ入れたく無くなったから入ってないです 春の天気は安定しないもので、春の陽気に包まれた午前中からは考えられないほどの大雨が窓を叩く音がする。 4人で九澄くん達の家に向かう途中に雨に打たれ濡れ鼠となった私たちは、摘花さん、私、朝霧さん、九澄くんの順番でそれぞれシャワーを浴びる事にした。 したのだけど…… 「櫛名田さんって、綺麗な身体してますよね」 シャワーを浴びる私の横には、真面目な顔でそんなことをいう朝霧さんがいた。 特に大した理由は無い。譲り合う私たちと予想外の摘花さんの提案、みたいなちょっとした理由。 「髪、綺麗……さらさらですね」 朝霧さんが私の髪を手櫛で梳く。 お母さんと同じ色の髪を私はどこか誇りのように思っているから、それを褒めて貰えたのは嬉しかった。 「肌だってこんなにぷにぷにしてて」 朝霧さんのしなやかな指がつつーっと私の頬を這い、そのまま首元へと向かう。 少しくすぐったくて、私は思わず身震いをした。 「くすぐったそうな櫛名田さんもかわいいです」 「朝霧さん? 何を……きゃっ!」 不意に背筋をなぞられて声を出してしまい、羞恥で顔が赤くなっているのを自分で感じる。 恥ずかしさを誤魔化す為に軽く睨みつけたけれど── 「櫛名田さん……ほんとにかわいい……」 それもまた彼女を喜ばせるだけだったようで。 完全に彼女のペースに巻き込まれている気がする。 それに可愛い可愛いとは言うけど、一般的な私に比べて朝霧さんは本当に美人でスタイルもいい。 特に──胸なんかを見たら差は歴然だった。 自分の胸をコンプレックスに思ったことは無いけれどどこか悔しい気もする。 「成長期なんですからすぐ大きくなりますよ」 胸ばかりを注視していたからだろうか、朝霧さんはそんな事をにこにこと言う。 「それに男性に揉んで貰うと効果があるとか……」 「なっ──」 男の人に揉んでもらう? 胸を? 何故か九澄くんが私の胸を揉んでいる姿が思い浮かび、咄嗟に頭を振って変な想像を頭から追い出す。 「あ、朝霧さん! 急に変な事を言わないでください!」 からかわれていた事に気が付いたのはそう言った後。 彼女はいつものニコニコ顔で「ほんと可愛いです」なんて。 こんなやり取りも不快じゃない私が居て、どこか不思議でどこか嬉しい、そんな雨降りの午後。
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