トップページ > エロパロ > 2014年04月22日 > ofIHXCO4

書き込み順位&時間帯一覧

4 位/169 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数0000000800000000000000008



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
名無しさん@ピンキー
女装SS総合スレ 第10話

書き込みレス一覧

女装SS総合スレ 第10話
115 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/22(火) 07:22:13.97 ID:ofIHXCO4
【その9】
「さつきぃ……おしっこ……」
 泣きじゃくり、立ちつくし、足元にわずかな水たまりを作っていた俺の様子を見て、す
べてを察したのか、さつきはぽんぽんと頭をなでた。そして、ちょっと待っててと言って
一旦個室から出ていき、しばらくして手提げ袋と布を手にして戻ってきた。
「上手く脱げなかったら言ってくれればよかったのに」
「だって、だって……」
 まず足元にできた小さな水たまりをティッシュペーパーで拭き取ったさつきは、スカー
トを持ち上げるよう指示した。言われるがまま、両手いっぱい抱えるようにしてスカート
を持ち上げる俺。
「スカートのほうにはシミがほとんどできなくてよかった……厚手のタイツにして正解だったわ」
 持ち上げたスカートの裏地を見ながら、ほっとした様子でつぶやくさつき。続いてタイ
ツとショーツを下げて、持ってきた柔らかい布で湿った股間を丁寧に拭っていく。普段平
気で見せているペニスだけど、おもらしの始末をしてもらっているせいかやけにみられる
のが恥ずかしい。しかし、こんな恥ずかしい仕打ちを受けているにもかかわらず、丁寧に、
丁寧に拭かれているうち、自分の股間が硬くなっていくのがわかる。
「……お嬢様、こんなときにはしたないですよ」
 目の前で俺のペニスがゆっくりと屹立していく様子をまじまじと見たさつきは、あえて
『お嬢様』という単語を使って執事っぽくたしなめてくる。
「そ、そんなこと言っても……」
「おもらししたおしっこを執事に拭いてもらっているのに、お嬢様のペニスはどんどん大きくなるばかり……。お嬢様は変態なんですか?」
 ペニスに触れるか触れないかの位置をキープするかのように布で周りをぬぐったり、敏
感になった先っぽにわざと息を吹きかけたりと、わざとじらすようにもてあそぶさつき。
「いじわるしないで……」
「お嬢様の粗相を始末するのも執事の務めですから」
 あまりのじらしのテクニックに音を上げると、さつきはにやりと笑って限界まで張りつ
めた俺のペニスを咥えこんだ。いままでじらされていたのと、さつきのやわらかく温かい
口内の刺激が相まって、一気に絶頂まで達してしまう。危うく声が出そうになるが、ここ
が執事喫茶の個室トイレだということを思い出し、必死の思いで言葉を飲み込む。腰がガ
クガク揺れるほどの猛烈な射精感が全身を貫き、またもや目の前が真っ白になる。ありえ
ないほど大量に放った俺の精をすべて受け止めたさつきは、白い糸のような粘液を引きな
がら俺の股間から頭を離し、そのまま俺に口づけをした。唾液とともに交換されるどこか
塩気のある粘ついた液は、俺とさつきの舌が絡まるたびにどことなく生臭いにおいを放ち始めた。
「お嬢様、これが『男』の味でございます」
 満足そうに微笑むさつきの顔がゆっくりと離れていくのが名残惜しく、もう一度抱き寄
せて深い深いキスをする。どれぐらいキスをしていただろうか、不意に扉が開くような音
がして、跳ねるようにお互い離れる。コツコツとヒールが床を叩く音が響き、隣の個室に
入る音がする。用を足そうとするわずかな物音と、なにか聞いたことのないメロディを邪
魔しないよう、2人でじっと息を殺す。やがてまたごそごそと音がして個室から遠ざかっ
ていく気配がしたとき、ようやく大きく息を吐く。
 その瞬間、どことなく2人とも素に戻ってしまい、お互いの顔も特に見られず気まずい沈黙が周囲を支配した。
女装SS総合スレ 第10話
116 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/22(火) 07:22:56.46 ID:ofIHXCO4
【その10】
「……少し調子に乗っちゃったかな」
「……うん」
「ドレス、シミにならなくてよかったね」
「……うん」
「新しいタイツと下着、ここに置いとくから」
「……うん」
「化粧ポーチもあるから」
「……うん」
 数瞬の長い静寂のあと、沈黙に耐えられなかったのかさつきが口を開く。その言葉に力
なく返事をしつつ、彼女がどこからか用意してくれた同じような柄のタイツと新しいな下
着に脚を通す。その間、さつきは俺の動きを察して、先回りするように着替えを手伝ってくれた。
 備えつけの鏡台で涙で崩れたメイクを整えすっかり元通りの『お嬢様』になった俺は、
さつきに導かれてトイレから出ることにした。そこで、着替えはじめてからはじめて、俺から口を開いた。
「ホント、さつきの趣味に付き合ってえらい目にあったよ」
「……怒ってないの?」
「それなりに……ね」
 やっぱり……といった風にさびしそうな顔をするさつき。そのしょげ返る執事の袖口を
引っ張りながら、俺はそっと耳打ちをした。
「だから、あとで最後までしっかりエスコートしてね。『お嬢様』を導くのは執事の務めなんでしょ?」
 ぱっと明るい表情で振り向くさつき。
「かしこまりました、お嬢様」
 満面の笑みを浮かべ、深々と頭を下げるさつき。そんな彼女を見つめる俺の顔は、きっ
と愛しい殿方の笑顔を見て頬を赤らめる深窓の令嬢のものだったに違いない。
 席のそばまで戻ると、なにも言わずに椅子を引くさつき。それは執事の役目なので、特
に礼もせず自然な振る舞いでそのまま座る。そう、俺は……いや、ワタシはお嬢様なのだ。
執事の手を煩わせて当然なのだ。
 トイレから戻ってからは何の気兼ねもなくベルで執事を呼んでは適度にお茶を嗜みつつ、
時折通りかかる執事たちと他愛のないおしゃべりを楽しみ、心の底から執事喫茶を満喫し
ていた。リラックスできてくると、周囲を見渡すだけの余裕も生まれてくる。テーブルや
カーテンで仕切られたブースの間をせわしなく、それでいて慌てている様子を見せずに動
き回る執事たち。背筋を伸ばし声を作り、この場にいるお嬢様すべてを見守る視線で望む
ことを先回りして行動する。半ば演技の部分もあるだろうが、この空間において彼女たち
は間違いなく『執事』そのものだった。
 戻ってきてから2杯目のおかわりを済ませたところで、ふと壁にかかった大きな柱時計
が目に入る。気がつくと、時刻は6時を回ろうとしていた。
「お嬢様、おでかけでしょうか」
「ええ、そろそろ……」
 時計の針を気にしたのを察したのか、近くにいた執事が声をかけてきた。おでかけする
か――つまり会計を済ませて店を出るのかということらしい。さつきに軽く目配せし、会
計を済ませる。あとで知ったが、会員になっておくとすべての注文は電子的に記録されて
クレジットカードで自動引き落としされるシステムになっているらしい。つまり、「自分
の屋敷に帰ってきてくつろぐお嬢様と、お世話をする執事」という設定を順守するため、
レジスターやレシート、財布を出すなどといった無粋なものや行為は極力見せず、最後ま
で夢の世界を堪能してもらおうと細部までこだわった結果なのだろう。
「お嬢様、お手を失礼いたします」
 立ち上がろうとした瞬間、さつきがさっとワタシの手を取り、立ち上がる手助けをして
くれた。そのまま導かれるようにしずしずと歩いてついてゆくと、ホール全体にいるお嬢
様たちからの視線が一斉に集まる。これもあとで知ったのだが、相当な常連でない限り
『外出時に手を取ってくれる』といった執事との接触を伴うサービスは受けられないらし
い。何度も足しげく通う『常連のお嬢様』方にとっては、それこそ喉から手が出るほどう
らやましい行為に違いない。
女装SS総合スレ 第10話
117 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/22(火) 07:23:42.48 ID:ofIHXCO4
【その11】
「それでは行ってきますわ」
「「「「それではいってらっしゃいませ、お嬢様」」」」
 玄関の前では、ずらりと並んだ執事が一斉に頭を下げてお見送りをしてくれた。来たと
きはなんだか照れ臭かったが、今や『お嬢様』と呼ばれるのも心地よい。ちょっとした優
越感と気恥ずかしさ、そして愛しい執事の手から伝わるぬくもり。それらが心の中でひと
つに混ざり、高揚感にも似たきゅんと胸の奥が温かくなる感情へと変化する。
「足許をお気をつけくださいませ、お嬢様」
 頭を深々と下げ、車のドアを開けるさつき。それを当然の行為と言わんばかりの顔で、
例も言わずすっと車内へと入る。スカートの裾などが挟まっていないかなどを確認してか
ら静かにドアを閉め、それから運転席に滑り込む。
「どちらへ向かうの?」
「今日の宿泊先でございます」
 まだ『お嬢様』が抜けきっていないワタシにつきあってくれているのか、さつきもまた
執事のような言葉づかいで返事をしてくる。そう……とそっけなく返事をして、ふと窓の
外を眺める。いつの間にか日は完全に沈み、街路灯が柔らかな明かりで道を照らしている。
きっと、このままさつきの家に戻るのだろう。まだ、この時間が終わってほしくない。そ
んな思いが顔に出ているのか、わずかな明かりを頼りに鏡のように反射する窓には、どこ
か物憂げな表情を浮かべる女性と無言で運転を続ける男の背中が映っていた。
女装SS総合スレ 第10話
118 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/22(火) 07:24:25.87 ID:ofIHXCO4
【その12】
「お嬢様、到着いたしました」
 どのぐらい走っていたのだろうか、気がつくと車は見知らぬ場所に停まった。さつきに
促されるまま外に出ると、執事服とは違う揃いの制服を着た男たちが恭しく頭を下げてき
た。マンションの入り口とは違う自動ドアをくぐると、赤茶色のじゅうたんが敷き詰めら
れた広々とした空間に出た。周囲には談笑したり新聞を読む人々がソファーでくつろぎ、
また着飾った男女が大きな荷物を持った制服の男性に導かれてエレベーターへと向かって
いく。どうやらここはホテルらしい。それも、かなり、高級な。
 呆然と立ち尽くすワタシを横目にさつきはてきぱきとロビーでチェックインを済ませ、
鍵を持って戻ってきた。
「荷物はあとでボーイが運ぶとのことですので、お嬢様は先に用意いたしました部屋でお休みになられるのがよろしいかと」
 この『ワタシだけの有能な執事』は、まだ帰りたくないという心情を察してこっそりと
ホテルを予約しておいたらしい。彼のあとに続き、エレベーターへと乗りこむ。ゆっくり
と、しかし確実に速く、あっという間にエレベーターはさつきの押したボタンの階に着い
た。お嬢様ではない『素の俺』では泊まることなど叶わないような高級なスイートルーム
のみがあるフロアというのが、4室しかない案内図からも見て取れる。
 どことなく場違いな、しかしこれ以上ないほどふさわしい状態のワタシは、有能な執事のあとをしずしずとついてゆく。
「こちらでございます」
 そういってさつきが開いた豪華な扉の先には、キラキラと光る七色の宝石の海が広がっていた。
「綺麗……」
 宝石の海だと思ったものは、大きな一枚ガラスの窓の向こうに見えた街の夜景だった。
今さっき通ってきた高速道路やビル街が本当に小さく、煌めく光にしか見えないほどの夜
景はワタシの中の『お嬢様』をときめかせるに十分なもので、思わず窓に駆け寄ってしまう。
「お気に召していただけたようでなによりです」
 満足そうに微笑む執事のさつき。窓辺に備え付けられたソファに腰かけ、しばらく夜景
をみつめるワタシ。その間、さつきは微動だにせずそばに立って見守ってくれていた。
「お嬢様、そろそろお風呂の準備が整いました」
 そろそろ夜景も飽きてきたかな、と思った頃、絶妙なタイミングでお湯が沸いたと伝え
てくるさつき。なにもかも完璧だ。
「着替えのほうもドレスルームのほうに準備してありますので。
 いまのお召し物のほうはそのままクリーニングに回しますので、どうぞそのままで」
 わかったわ、と手で合図して風呂場に向かう。脱ぎ散らかしていいとのことなので、フ
ァスナーを下ろすのにわずらわしいレースの手袋も勢いよく取り払い、ドレスとワンピー
スから体を解放する。続いて体を締めつけていたビスチェもはずし、タイツとショーツも
脱ぎ捨てる。最後にウィッグをはずすと、うっすらと化粧をしただけの『俺』だけが残された。
 現実に引き戻されてしまった俺は、もやもやを吹き飛ばすかのように頭から熱いシャワー
を浴びて『お嬢様』だった記憶を振り払おうとした。
 しかし、どこか割り切れないままバスタオルで体に残った水滴を拭き取り、いざ着替えを……と見渡したら、着替えが2つ用意されていた。
 1つはさつきの家に行くまで俺が着ていた、ありふれたメンズの服。そしてもう1つは……。
「迷う必要はないよな」
 俺は自分の服に目もくれず、さつきが用意したもう1着の服を身にまとった。
女装SS総合スレ 第10話
119 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/22(火) 07:25:20.53 ID:ofIHXCO4
【その13】
 長く丁寧な着替えを終えて部屋に戻ると、間接照明で照らされたベッドのそばにさつきが立っていた。
「お嬢様、大変お美しゅうございます」
 さつきが用意していたもう1着は、肩部分が何段ものリボン状のひだでデコレートされ
たワンショルダーのロングドレス。下にはノンストラップのスリーインワンと揃いのショ
ーツとストッキングを身に着けている。もちろん、ホテルの一室なのでそれにあわせてド
レスと同系統のハイヒールも履いている。
「それで、お嬢様はどうなされたいので?」
 そっとそばに忍び寄ってきたさつきは俺のことを後ろから抱きしめ、甘い執事ボイスでささやいてきた。
「今日は……今日だけはあなたの、『執事』であるあなたの恋人にして」
「……では、今日はお嬢様を私の彼女といたしますね」
 こくりと小さく頷くワタシ。何度も繰り返した女装だけど、『女性』として抱かれるの
は今日がはじめて。愛しい人と迎える初夜に、ワタシの胸は高鳴りっぱなしだった。
「……それでは失礼いたしまして」
 さつきはすっとワタシをお姫様抱っこに抱えると、大きめのサイズのベッドの上にとすんと置いた。
「重くなかった?」
「お嬢様が重いはずなんてありませんよ」
 やせ我慢だとしてもうれしい発言に、さつきの首に腕を回して一気に引き寄せる。最初
は軽く、そして長い長いキスを交わす。上あごを、歯茎を、舌を、甘く激しく愛撫する大
人のキスに、脳の中心がびりびりと痺れるような快楽に支配された。やがてゆっくりとお
互いの顔が離れていき、唇と唇の間には名残り惜しむかのように唾液の糸がビーズ細工の
ようにきらきらときらめいていた。
 ワタシの興奮と期待で高鳴る鼓動を確かめるように、続いてさつきはドレスのスキマか
ら手を入れてささやかな胸を愛撫し始めた。やさしく、時に力強く、こねるように、そし
て柔らかく揉むように。乳首に触れるたびキュンとした衝撃が全身を貫き、荒い吐息が唇
の端から漏れだしてしまう。
 頃合いと見たのだろうか、さつきは背中のジッパーを下ろし、ドレスをはぎとった。下
着のみの姿をさつきに晒し、恥ずかしさとこれから起きる出来事で胸が早鐘を打つ。
「あ、あまり見ないで……」
 胸元を隠すように自らの体を抱きしめるが、さつきの腕がゆっくりとそれを解き放っていく。
女装SS総合スレ 第10話
120 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/22(火) 07:26:07.01 ID:ofIHXCO4
【その14】
「かわいいよ……」
 首筋に、鎖骨に、そして胸元に……さつきの唇が小鳥のついばみのようにワタシの体の
上を踊っていく。その手はショーツの中にもぐりこみ、指でワタシの大事なところをくち
ゅりと愛撫してゆく。
「あ……んっ……はうぅ……」
「そろそろかな」
 しゅるりと衣擦れの音を残し、股間を覆う最後の砦が取り払われてしまった。女性には
ありえない器官が天井を指し示すように屹立し、先からは粘り気を帯びた透明な液がじっ
とりと滲み始めている。
「いれる? それとも入れたい?」
「……今日はどこまでも愛して」
「かしこまりました」
 すると、さつきはズボンを脱ぎ捨て、手にしたゴム製の風船状の物体を何度も揉みこん
だ。そのたびに、まるで本物の男性器のようにムクムクと擬似ペニスが勃起していく。や
がてへそまで反り返るような凶悪なモノへと変貌を遂げた『さつき自身』を、さつきはワ
タシの鼻先へと突きつけた。
 さつきの前に改めて座り直し、両手を添えてさつきの怒張したペニスを口に含む。どこ
かゴム臭い独特のえぐみが口の中に広がったが、それも『愛しい恋人』のものとなれば話
は別。いつか見たアダルトビデオのように喉の奥まで貫くように飲みこみ、頬全体を使っ
てしごくように頭を前後させる。もちろん、時折ペニスを口から出してさおを愛撫したり、
ぷにぷにとした袋を口に含むことも忘れない。
「ははっ。お嬢様、こんな娼婦みたいなはしたない事、どこで覚えたのですか?」
「……あなたに喜んでもらおうと……」
「まるで牝犬ですね。お嬢様、あなたはサカリのついた牝犬です」
 普段とは攻守逆転でフェラチオをするワタシに対し、侮蔑の言葉を投げかけるさつき。
いわゆる言葉攻めをされるたび、ワタシのフェラチオはさらに激しさを増し、股間のそそ
りたつ『女性器』はなおも硬さを帯びてゆく。
女装SS総合スレ 第10話
121 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/22(火) 07:26:51.29 ID:ofIHXCO4
【その15】
「……ふむ、そろそろいいでしょう。お嬢様、牝犬は牝犬らしくバックからがお望みですか?」
「……はじめては、あなたの顔を見ながらがいいっ!」
「よく言えました」
 ベッドにあおむけに寝かせられると、大きくM字状に脚を開くよう促される。ひんやり
とした液体がワタシの股間にたらされ、その後柔らかくも硬いナニかが大事なところにあてがわれる。
「それじゃ、いくよ」
 そういうと、さつきはズン! と腰を入れ込んだ。瞬間、股間から頭のてっぺんまで太
い鉄の棒を突き刺されたような衝撃が走り、呼吸がままならなくなる。
「痛い? 痛いならやめますよ?」
「いいのっ! さつきがシたいように! お願いっ!」
「痛かったら、いつでもやめますからね」
 ゆっくり、口で呼吸することを促しつつ、さつきはゆっくりと腰を振りはじめた。最初
は熱く太い鉄の棒が内臓をかきまわすだけのような衝撃だったが、やがてじんわりと下腹
部を中心になんともいえない快楽が広がっていき、自然と吐息が漏れてしまう。
「お嬢様、気持ちいいですか?」
「あ、あ……い……んっ! はぁ……ん」
 下腹部のじんわりとした快楽は、さつきの腰が動くたびに波紋からさざ波、そして大波
となって全身隅々まで行きわたっていく。もうなにも考えられない。
「そろそろイくんじゃないですか?」
 ぱん! ぱん! と手拍子にも似た乾いた音と、こらえても漏れだすワタシの喘ぎ声だけが空間を満たしていく。
女装SS総合スレ 第10話
122 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/22(火) 07:27:44.34 ID:ofIHXCO4
【その16】
「ら、らめぇ……っ! で、でちゃう……っ!」
 下腹部を中心に広がる堪えがたい未知の快楽は電気ショックのような衝撃となって全身
を襲う。さつきの腰の動きとは関係なくワタシの体はピクンビクンとけいれんし、無意識
のうちにシーツを強くつかんだ指先が痛む。
「あ……ッ……く、んん…………っっっん!」
 さつきの一突きが体のどこかにある『女の子の塊』を貫いたのか、目の前が火花が散っ
たように真っ白になり、激しいけいれんとともにワタシの大事なところは壊れた噴水のよ
うに白濁した粘液を噴き出した。
「あはぁ……でるぅ……でてりゅぅ……っ……!」
 どくんどくん、びゅるびゅると音が聞こえてきそうなほど勢いよく噴出した『愛液』は、
ワタシの体をねっとりとドレスアップしていく。
「ふふ……はじめてで『顔射』なんて、ちょっと激しすぎたかな」
 本当に激しく噴きだしたのだろう、気がつくと顔にもねばつく液体が付着していた。
「さ、まだいけるかい?」
 どこか物足りない表情で、どこまでも貪欲な『男の性欲』をさらけ出すさつき。その獣
のような欲望を受け止めたいが、恥ずかしくて声が出ない。思わず顔をそむけてしまう。
「じゃ、ちょっとこっちへ来て」
 ワタシの行動を肯定と受け取ったのか、さつきはワタシを立たせて夜景がまぶしい窓に
手をつくよう指示した。言われるがままにすると、ガラスの感触が初体験を済ませたばか
りの火照った体を冷やしてゆく。
「さぁ第2ラウンドだ!」
 普通の女の子より小ぶりなヒップをわしづかみにして、さつきはバックから激しく挿入
した。正常位とは刺激される場所がまったく変わり、ワタシのなかをゴリゴリと力強いス
トロークで何度も何度も刺激してゆく。さつきの腰の動きに合わせるかのように、自分の
唇から喘ぎ声が抑えても抑えても漏れ出てしまう。
「ほら、見てみろ」
 髪の毛をつかまれ、顔が引き上げられる。夜景にまじり、ぼんやりと浮かび上がる裸の
女性と、それを愛撫する男性。女性の方は髪の毛を振り乱しながら、全身で快楽をむさぼっ
ているかのように見えた。ああ、今のワタシは、『お嬢様』ではなく、1人の牝なんだ。
そう思った瞬間、初めての時とは比べ物にならないほどの快楽が全身を駆け巡り、ワタシ
はエクスタシーの闇へとゆっくり沈んでいった。


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。