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名無しさん@ピンキー
【怪力】スーパーガールでエロパロ part6

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【怪力】スーパーガールでエロパロ part6
554 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/03(木) 23:36:13.15 ID:TCTSyrNF
ありがとうございました。
スーパーガールものとしては、外しているので、
好き、面白かったと言ってもらえて本当にうれしいです。

まだいくつか書き溜めがありますので、見ていただけたら、幸いです。
【怪力】スーパーガールでエロパロ part6
555 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/03(木) 23:45:36.48 ID:TCTSyrNF
空気を読まずに連投します。

********************
「ねぇ、私ってスーパーガールなのよね?」
 俺の平和を乱す恐怖の言葉が、俺の隣にいる彼女、朝霧花梨から発せられる。
「そうだよ」
 俺は絞り出すように答える。
俺の彼女、朝霧花梨はスーパーガールだ。
圧倒的な怪力、多種多様な(微妙な)能力、
そして最近では飛行能力(?)まで身につけた本物のスーパーガール。
その凛とした顔立ち、艶やかなポニーテールの黒髪、
女性としては高めの背に抜群のスタイル。
なぜか顔に常に絆創膏を貼り付けているが、
その魅力は損なわれることは無い。
少なくとも俺にとっては。
「スーパーガールって変身するものじゃない」
「一概にそうとは言えないんじゃないかな?」
今度は何を思いついたんだ、コイツは。
「私も変身してみたいの」
ああそうですか。したら良いんじゃないんですかね。
「それでね、衣装を考えてみたの」
 花梨はおずおずとカバンからノートを出すと俺に見せる。
 ……汚い。
 汚いが、かろうじてわかる。フリフリのドレスらしきものに大きなリボン。
 でもこれってスーパーガールというより、
「魔法少女?」
「そうだよ」
花梨は恥ずかしそうに、上目づかいで俺を見る。
格好イイ系の見た目の癖に、彼女の中身は、かなりの乙女だ。
それにしても一つ気になることがある。
「花梨ってスーパーガールなのに?」
「スーパーガールが魔法少女にあこがれたっていいじゃない!」
 何のカミングアウトだよ。
魔法少女に憧れるスーパーガールとか、ややこしいな。
それにしても頑張って書いたんだろう。
花梨は自分の怪力でペンを折りまくるので、
精密動作性の向上に努力を重ねてきた。
弾丸を掴めるとはいかないが、小学校低学年並みには書けるようになった。
人(小学生)並みになれてお兄さんは嬉しい。
なぜか吹き出しに「つきにかわっておしおきよ」と、
これもまた凛とした容姿からは想像もできない、汚い字で書いてあった。
いろいろ混ざってる。
「それでね、練習に付き合ってほしいの!」
「……ああ、良いよ」
 可愛い彼女の頼み、断るなんて選択肢は俺にはありませんよ。
「ありがとう!」
 花梨は満面の笑みで俺に抱きついてきた。
人生楽ありゃ苦もあるさ。
顔をおさえる柔らかい感触と、放課後に確実に襲う災難に、俺はそんな事を思った
【怪力】スーパーガールでエロパロ part6
556 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/03(木) 23:48:01.80 ID:TCTSyrNF
 放課後、いつもの裏山の広場。
「それで衣装はあるの?」
「ないよ?」
花梨は言う。
 基本的なところからスタートしなければならないらしい。
「衣装が無いって、どうするつもりだったの?」
「ああいうのって、ポーズをとったら出てくるんじゃないの?」
 また何か間違っている。貴方は魔法少女じゃなくてスーパーガールなのです。
「まったく」
俺は、この分野ではまさに大家の、クラーク氏の話をしてあげた。
氏は常に服の下にコスチュームを着ており、素早く脱ぐ事で変身しているのだ。
「なによそれ、水泳の授業がある日に下に水着を着ておくようなものじゃない。
私も時々してるわ」
小学生でもないのにそんな事をしているのか。
それにしても身も蓋もない事を言う。
クラーク氏ほどの男でも、衣装は何もないところから湧いて出てくるわけではないのだ。
ましてや、花梨では遠く及ばぬ。
「そうだよ。それにもし衣装があったとしても、ドレスみたいな衣装、
いつでも下に着ておくわけにはいかないだろ?」
「ぬー」
 花梨は腕を組んで悩む。
おお、寄せてあげての効果で胸がさらに大きく見えるな。眼福眼福。
「まあいいわ。衣装の問題は後にするとして」
後にするのかよ。
「変身自体のほうを練習しよう!」
諦めてはくれないのね。
 花梨はいそいそと体操着袋からジャージを取り出した。
我が校指定の茶色いジャージ。
特に可愛らしい所も無く、卒業後はオカンの部屋着にされる事請け合いである。
「とりあえず、このジャージに変身するわ!」
 それを本当に変身というのか、俺には理解できないが、
本人が納得しているのならそれでいい。
とにかく、早く終わらせてほしい。
 ……
 ……
 ……
 始まらないな。
「もう!見てないでよ!後ろ向いてて!これから着替えるんだから!」
 怒られた。どうやら早着替えを極める方針にしたらしい。
それはもはやスーパーパワーではなく、宴会芸というのではないだろうか。
「はいはい」
 俺は気のない返事をすると後ろを向いて、暇つぶしにスマホをポチりだした。
【怪力】スーパーガールでエロパロ part6
557 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/03(木) 23:50:15.53 ID:TCTSyrNF
 俺の後ろで衣擦れの音がする。どうやら一生懸命練習しているらしい。
「どんな感じー?」
 俺は彼女の成功を祈っている。そして早く家に帰りたい。
「だんだん早くなってきたよ!いま10秒くらいで変身できる!」
 その10秒は、アニメだと変身ポーズをとっている時間なのだろうが、
君のそれは着替えでゴソゴソしている時間だ。
それに10秒って、正直スーパーパワーなのかも微妙なタイムだな。
 でもまあ、今日はこのまま何事も無く済みそうだ。
しばらく練習に付き合う振りをしつつ、
ネットサーフィンにでもしゃれ込むとしますか。
 とスマホをポチポチしていると、
俺の背後からビリッという音がしたかと思うと、
後頭部に衝撃が走った。
どうやら、着替え中に足がもつれて転んで、
俺にぶつかって来たらしい。
眼前に星が飛び散る。
なぜ俺は単なる着替えで昏倒しなければいけないのか。
これが運賦天賦というヤツなのか。
スーパーガールを彼女に持つという幸福に見合う収支を、俺はまたも払う事になった。
【怪力】スーパーガールでエロパロ part6
558 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/03(木) 23:52:23.57 ID:TCTSyrNF
 数日後、俺は花梨に、裏山の広場に呼び出された。
どうやら変身が完成したらしい。
「じゃあ見ててね!」
 元気よくVサインをする花梨。
「ぱちぱち〜」
 気のない拍手をする俺。
「いっくよー、それっ!」
 花梨は回転しながら1mほどジャンプをするとそこで静止する。
花梨のスーパーパワーの一つ「落ちない」だ。
決して飛行能力ではない。
空中に浮遊しつつ、猛烈なスピードで回転する花梨。
凄まじいスピードに花梨の姿はブレて全く見えない。
なるほど、空中に浮かぶことで摩擦を無くし、
姿がブレルくらいの速度まで加速したのか。
能力を組み合わせて使うとは、脳筋傾向のある花梨らしからぬ行為。
変身に対する情熱がうかがえる。
 それにしても凄いスピードだ。
とても人間が耐えられないスピードで回転する花梨。
これを見ていると本当に彼女がスーパーガールだと感じる。
それに本当に変身っぽい動きだ。
 って、なんだろ。風が吹いていませんかね。
そして気流は次第に嵐へと変わる。花
梨を中心に竜巻が発生しつつあるのだ。

「っちょ!おいおいおいおいおいおいおい!」
 俺は風に撒かれ錐もみ状態で空中に運ばれる。
バチバチと巻き上げられた小石や枝が当たる。痛い痛い。
 時間にすると10秒ほどだったのだろう。
竜巻が消えると俺は、3mほどの木の上にいた。
どうやら花梨は、着替えの時間の短縮には失敗していたらしい。
 広場の中央を見ると、ジャージ姿になった花梨がゆっくりと地面に下りてくる。
変身後がジャージじゃなければ、ばっちり決まっていただろう。
惜しい、実に惜しい。
「どう、凄かったでしょ!?ってどこー?」
「ああ……ここだよ……」
 自分でも想像以上に弱々しい声でおれは木の上から花梨に声を掛けた。
「あれ、いつの間にそんなところにいたの?」
 花梨は俺の姿を見つけると、俺のいる高さまで一飛びでジャンプして静止する。
枝に乗っているわけではない。空中での静止。
注に浮かびながら花梨は、満面の笑みを浮かべて俺に聞く。
「ねぇ、私の変身、どうだった!?」
「ああ、本当に凄かったよ。これなら変身中に攻撃する相手はいないね」
 褒めてるのか俺でもよく分からない返事だったが、心の底からそう思う。ただし、
「ところで花梨さん、何か、下がスースーしませんか?」
「え?」
 理解していない花梨に、俺は白い布切れを見せる。
 変身中に飛んできた花梨のパンツ。
 着替えの途中で一緒に脱いでしまったらしい。
やはり精密動作性はまだまだのようだ。
「え?」
 花梨は最初はきょとんとした顔で、恐る恐るジャージのズボンのゴムを引っ張る。結構がばって開きますな。そうか、胸が大きいから大きく開かないと上から見えないんだ。
 花梨は本来、ズボンの下にあるはずの、布が無い事を確認する。
上から見下ろしている形の俺にもばっちり見えてしまった。
「いやああああああああああああああ!」
 花梨は手を振って俺からパンツを奪う。花梨の腕が木の幹に当たると、バリィという、何かが折れる音がする。っちょっ!だんだん傾いて……!まだ俺、木の上……ッッ!
 単なる早着替えで何故このような事になるのか。
 俺は天と地がひっくり返る光景を見ながら、世の理不尽を嘆いた。
【怪力】スーパーガールでエロパロ part6
559 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/03(木) 23:54:54.59 ID:TCTSyrNF
558で終わりです。

連投、失礼いたしました。
もう少し、書き溜めがありますので、
よろしければ後日にでも、投稿したいと思います。
ありがとうございました。


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