- 蒼山サグ ロウきゅーぶ!でエロパロ 10小節目
28 :1レス小ネタ『長谷川さん×愛莉@トモは見た』[sage]:2014/04/02(水) 23:04:49.54 ID:tFaq+sBW - 私がイケない子だから神様から、ううん、昴さんから嫌われてしまったのでしょうか。分かる方がいたら教えて下さい。
今日は真帆とひなたが飼育係、紗季がクラス委員、私がお花係でそれぞれ少しずつ遅くなった。 愛莉は手伝ってくれようとしてたけど、昴さんをお待たせするから、伝えて欲しいと言うと、どうにか先に行ってくれた。 今思えば、好意を受け取って、みんな一緒に行けば良かったのかな。 他の三人より少し早く、体育館に着いたけどそこには誰も居なくて、思わず時計を見た。 いつもの時間より少しだけ遅い。もしかしたら、美星先生が連絡して昴さんも少し遅く来るのだろうか。そこまで考えて、疑問が浮かぶ。 なら、愛莉はどこにいるの? 教室に戻ったなら途中で会うはずだし、何で誰もいないの? 体育倉庫から聞こえる、物音。思わず誰かと問いかけたけど答えはなくて。 私は扉を開けた。開けてしまった。 目に飛び込んで来たのは、一つになった二人の陰。口付けを交わす二人。昴さんと愛莉。 二人は私には気づかないみたいで語らいを続けて、私は静かに飛び出した。 愛莉がふざけてキスをするような性格ではないのは分かってる。 だったら、そういうことだろう。 大切な相手、好き、そういった言葉の意味が変わる。 飼育係の二人もクラス委員の紗季まだかかるだろう。キスの先、するのかな。 何かにぶつかる感覚、前見てなかった…… 「ごめんなさい」 「気をつけ、っ、お前湊か?」 あっ、竹中君だったんだ。 「そうだけど、」 「悪い、いつもと様子が違ったからよ」 悪いのは私なのぬ。そこまで考えて、思い付く。あはっ、そうだ。 「竹中君、時間ある?」 「あ、ああ。あんまり遅くなんなきゃな、っておい、どうしたをだよ、今日は変だぞ」 ぐいぐいと手を引く私に違和感を感じたのか声をかけて来る。気にしなくて良いのに。 知らない方が幸せなら、忘れてしまえば良いだけ。そうだよね、愛莉? 「大丈夫、めちゃくちゃにして欲しいだけだから」 「全然、大丈夫じゃねぇ! 美星は会議か、ロリコン野郎なら確か、」 言葉を遮り、唇を奪い、押し倒す。 泣き顔を見せる竹中君が少しだけかわいくて、私はかえでちゃんを竹中君に重ねながら、キスの先へと進める。 大丈夫。終わる頃にはみんなどうでも良くなってるから、きっと、多分、絶対。 そうですよね、長谷川さん?
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