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名無しさん@ピンキー
ポップンのエロ小説スレ

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ポップンのエロ小説スレ
443 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/01(火) 20:04:56.57 ID:rOxOW3+q
では更新です。 
*********************************************************************************
「…で、わたしも気持ち良くなりたいし、フラも気持ち良くさせたい…」
「ですねっ! 私もそうしたいですっ。 まさに生命賛美なんです!」

生命賛美はともかく、お互いにとっていいのが理想的だ。
でも、そんな都合のいい方法ってあるの?

「ふむぅ…同時ですか…。 私もしおんちゃんも一緒に…うう〜ん…」
「無理難題だからね…多分ないと思うけ…」
「あ、そうです! ありましたよっ!」
「へぇっ???」

え? そんな方法あるの? なんか嫌な予感が…。

「…で、そのお互いに気持ちよく出来る方法って何?」

フラは…わたしの股間に手を伸ばした。…ま、まさか。

「うふふ…簡単ですよ? 私の…と…
しおんちゃんのここを重ねて、擦り合わせるだけなんです!」
「ふへえっ!? な、なにそれっ!?」

なんという恥ずかしいやり方だ!! 誰がそんなこと考えたんだ!!

「今更言うこともないじゃないですか〜。
しおんちゃんにとっても、私にとっても恥ずかしい事したのです。
今更…何を恐れるんですかっ?」

フラは無遠慮にわたしの濡れたあそこを触りながら言った。
簡単に言うな。よくもまあそんなとんでもないことを思いつくものだ。
止めどないフラの妙な知識に、わたしは翻弄されるばかりだ。

フラは膝に留めておいた白いぱんつを脱ぎ、片足を脱いだ。
白い布状の何かに形が変わって、フラの膝に留まった。
どうやらフラはノリノリのようだ。 もうわたしも乗るしかない…。
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444 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/01(火) 20:08:05.47 ID:rOxOW3+q
フラは膝に留めておいた白いぱんつを脱ぎ、片足を脱いだ。
白い布状の何かに形が変わって、フラの膝に留まった。
どうやらフラはノリノリのようだ。 もうわたしも乗るしかない…。

「なるべくフラを喜ばせるよう、頑張るねっ…」
「大丈夫です。しおんちゃんなら出来ますよ。
何事も知識と経験と…そして何より…愛情ですっv」

一見一理あるようでよく分からない理屈に押された。 とりあえず同意する。
…と……一瞬頭がボーっとなった。 まさか…。

「しおんちゃんが…不器用なりに私のために頑張るのです…。
そんな事を想像だけで…熱くなってきますっv」
「うん、頑張るね…」
「あれ…しおんちゃん…なんか顔色がへんですよ…
私の何かがしおんちゃんの顔に当たったせいですかっ…?」

何かってなに? 本当に分からないから言わないけど。

「…関係ないと思う。 持病みたいなもの。 …続けよう…」
「いいんですか? …悪い予感がしますが…」
「いいよ、わたしが言うんだから大丈夫…」

そしてフラは怪訝そうな顔で見ている。
やばい。 そう、わたしは…いつも溶ける前日のような兆候。
でもそんなことはどうでもいい。
今の時間が大事だ。 今…フラとの時が大事。 フラとの思い出のほうが大事。
とにかく自分のことは恥ずかしくても大変でも構わない。
当面…いやもしかしたら次の冬までフラはずっと一人ぼっちかもしれないから。

「本当にいいんですか? 休んでもいいんですよ…?」
「うん、心配してくれてありがとうっ。 大丈夫だよっ…」
「分かりました…では行きますよ…」

フラはわたしの右脚を持って腋に挟んだ。 …結局わたしが受け身なのね…。
そしてフラの…がわたしの方へ近づく。

「ではいきますよ〜」「うん…」

ぴとっ。 くにゅっ。

「ふええっ…」「ああ…んっv」

わたし達はもうひとつの唇でキスをした…いや、されてしまった。
舌で味わったがフラの…あれは暖かみがあって柔らかい。
確かに、自分の…あれへ感触はえも言わないものであった。

「ふああっ…。 …よ、予想以上にいいよ…」
「しおんちゃんのあそこ…冷たくて…でも柔らかい…気持ちいいです…」
「フラのも…うまく言えないけどすごくいいよ…っ」

急に滑りと暖かみが出てきた。 喜んでいるのか?

「わたし毛もないしつるつるだから、傷つけることはない。 安心してほしい…」
「……そういう問題じゃないと思います…」

とりあえずわたしの方から腰を前後して、お互いのすじを擦り合わせる。
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445 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/01(火) 21:52:49.11 ID:rOxOW3+q
「はうう…。 しおんちゃん…やっぱりいやらしい子です…」
「そうかもね…でも…あなたの気持ちは、変わらないでしょ?」
「はい。 しおんちゃんが大好き、っというのは変わりません。
いつも口数少なくて無表情でも…いつも頑張るあなたが大好きです」
「わたしも同じよ。 フラのことが…大好き。
いつも明るくて優しい、お花好きなあなた。 何があっても、ね」
「はい…v」

フラは嬉しそうにうなづいた。 わたしもうなづいた。

同調してフラも前後してきた。 ただ同じ感覚で動くだけでなく、左右に動いたり
時には小刻みに、また激しく。 とにかく不規則に動いた。

ぬちゃ…くにゅ…ぬちゃあ… またぬめった音が響いた。

「あうう…、おかしくなりそう…」
「ああ…しおんちゃん…! いいですよっ…」
「ふ、フラあ…! ふええっ…!」

ふと、フラが上半身をくっつけるように寄った。
わたしの胸にフラの柔らかくて温かい胸の感触を感じた。 
あと…ぷっくりとした乳首までも。

「おっぱい…押し付けちゃいます…こうするのもいいでしょっ?」
「うん…そうだねっ…ああんっ!」

腰を振りつつも、わたしの背中に空いた手を伸ばして…後ろの手に触れてきた。
無意識のうちに、わたしはその手を握った。
握り返してくるフラの手は暖かく愛おしい。
わたし達は手を繋いでいる。 言ってもいないのに自然と繋いだ。
考えてることも…心も一つになったんだな…って思った。

「しおんちゃんと…手…繋がりました…」
「フラの手…温かい…」
「さて…本気出しますよ…しおんちゃん…!」
「…うん…手繋いだまま一緒にねっ?」

フラは嬉しそうにすじを激しく揺さぶった。 わたしのすじが開いて、中の襞や上の玉のようなところにも刺激が入ってきた。 …意識が吹っ飛びそうだ。

ぬちゃ…ぐちゅ…ちゅぷ…。 にちゃあっ…・
…わああ…これはまずい。 強い快感にまた気分が昂ぶってきた。

「…わたし…もう…ダメ! どうにか…なりそうっ!」
「もう少し我慢してください…! 私も…ですから…一緒にしましょう…!」

わたしもどうにかなりそうだっ。 一瞬身体がビクッとなった。

「「ふああぁぁ!! ああぁぁっーーー!!!」」
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446 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/01(火) 21:55:50.35 ID:rOxOW3+q
今度はわたしたち一緒に達した。  
フラの身体が痙攣し、すじの方からなんか潮みたいなものが入った感じがした。

「…あああ…しおんちゃん…ちょっと倒れますね…」
「…うん、いいよっ…」

そのまま…フラは喘ぎながらわたしにのしかかるように体重をかけた。
その重みと温もりを愛おしく思えた…。
わたしたちはしばらくの間そのまま抱き合った。
手を繋ぎ…胸とぬめったあそこを押し付け合いながら。

………………………………………………………………………………

にちゃ…。 互いのすじを引きほどいた。合間に透明な糸を引き、
涎のようにぬめったものが垂れた。 よほど気持ちよかったんだ…。

「あううっ…」
「しおんちゃん…よかったですよ…とても…」
「…そ、それはどーも…。 …フラの方も良かったよ…」
「うふふふ…そうでしたか…」
「うん…えへへ…」

今回はとても良かった…。 気持ちいいだけではなく、
お互いに身も心も満たされた感じだった。
でも…フラがちゃんと色々教えてくれてお陰だ。

「いい思い出ができたよ…フラ…ありがとう…」
「私もです…ありがとうございました…っ」

さてと…そろそろあの首飾りをあげよう…って? 何? この手は…。
そして…例の威圧感を背後から感じる…。 ま さ か…。
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447 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/01(火) 21:57:35.53 ID:rOxOW3+q
「何を言ってますの…し お ん ちゃん? また焦らすんですか…?」
「へっ?」

フラの両手がわたしの胸を捉え…後ろから抱きしめてきた。
背中に柔らかく気持ちいい感触を受けたが、今の気分では悪寒の方が勝った。

「うっふっふ…しおんちゃん…。 お隣りいただきですっ〜!」
「な、なんか嫌な予感が…しますけど…?」
「夜はまだ明けませんよ〜。 せっかく私たちいい感じになったじゃないですか!
まだ終わるのは早すぎますよっ!」

フラはまだやる気いっぱいだった。 なんという体力とわたしとの何かへの渇望!

「えええっ!? ちょっと!! まだやるの〜っ!!?」
「やるに決まってるじゃないですか! 私はまだまだ収まらないんですっ!」

後ろからフラが頬へキスしてきた。正面からだったら絶対唇狙ってる!
ついでに左手がさっきすり合わせたすじに伸びている。胸はいいけど!
まだ腕縛られたままだから、成す術がない。

「しおんちゃんー! 愛していますー! だからもっとしましょーよぉー!」
「もうお互い気持ちを確認し合ったから、いいんじゃないですか〜!?」
「駄目ですー! やっぱりしおんちゃん、受けの素質ありますよー!」

今度は頬ずりしてきた! しかも異様に動きが早い!
そしてその隙にまた手をあそこに入れてる! また襲われるー!

「今夜は激しく愛し合いましょうねー! し お ん ちゃんーっ!!vv」
「いやああああああっーーー!!!」

そんなー! まだ元気いっぱいじゃないですか!!
結局このあと夜明け近くまで、わたし達(実際は大半が一方的。勿論フラのせい)
は悪戯をした。 …というかされた。
終始幸せそうなフラが印象的であった。喜んでいるから良しだけど…。
わたしは快楽の渦に頭が麻痺しそうであった。
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448 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/01(火) 22:03:18.30 ID:rOxOW3+q
………………………………………………………………………………………
おまけ:その後の展開
………………………………………………………………………………………

「あふう…やだあっ…しおんちゃん…いやらしい動きですよ…v」
「困ったな…また溢れてる…。 落ち着くかな…?」
「そこはそっと触れるだけのほうがいいですよ…v」
「わかった。そうする」

外の濃紺が薄くなってくる頃。 わたしはフラの体を綺麗にしていた。
フラが汗やら色々出て身体が汚れてるので、わたしが提案した。
勿論両手の拘束はもう外されている。
お湯をこしらえて、布で身体を拭いているのだ。 ここ以外は拭いた。
…その…フラのすじだけは、溢れが収まらないから大変だけど…。

「応急だから、ちゃんとお風呂に入ってね? もうすぐ慌ただしくなるけど」
「しおんちゃん、 とても素敵な子ですね」

白いぱんつを穿き直しながら、フラはわたしのことをそう言った。

「なんで?」
「身体綺麗にしてくださるなんて…こういう後始末まできちんと出来るのは
素晴らしいです…素敵ですよっ」
「フラの為だもん。 当たり前よ」

いつものことだから、褒めなくてもいいよ。

「いつも優しい事した後、そう言ってくださいますね。 しおんちゃん素敵です…」

くるっと裾を翻しながら、フラは嬉しそうに言った。
先程までの乱痴気騒ぎが嘘のように、清楚でかわいらしいフラに戻った。
わたしの大好きなフラの印象がそれ。 いつものあなた。

「しおんちゃんも、体綺麗にしましょうねっ」
「いや…わたしはいいよ…そんな熱いものかかったら身体に負担かかるの。」
それに…何か前兆が来てるの…」

「…そうですか。 分かりました。 じゃあこの冷たい方で綺麗にしますね」
「うん、そのほうがいいね」

フラに冷たい布拭きで任せながら、 わたしは今後のことを話した。

「もうすぐ…いえ、もう昼には雪解けが進んで行くから…気をつけて。
このかまくらも溶けるから避難してね。その後はしばらくこの辺りで過ごして…。
この広間は雪崩もクレバスも来ない、結構安全なところ。
動物は…大丈夫みたい。フラって自衛もできるもんね。
わたしが生まれたときから、ずっといたところだから…保証済みよ?」
「はい! メモもとってます。 ご配慮ありがとうございました!」

この2週間が一番危ない…けど、 無事に凌げば大丈夫だ。
フラはこう見えても神経太いし自衛能力もあるから、森荒らしにも大丈夫だ。
…以前でかくなったフラを見たからどうにかなる。 でかい拳も来てたし。
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449 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/01(火) 22:05:32.47 ID:rOxOW3+q
「さっきのしおんちゃんとのえっち…。 とてもよかったですよ…。
しおんちゃんの反応が素敵でして…いい思い出にはなりました…!」

そっか。 いい思い出になったのなら…もう言うことはない。
でも反応を褒めるのはやめて。 恥ずかしいから。

「わたしも。 でも冬に1〜3回くらいにしてね?」
「できれば5〜10回くらいしたいですけど…了解です!」

…多すぎる。 多分威圧感で断れる自信はないけど…。 怖いなあ。
そう言っているうちにフラがわたしの股間を拭いてきた。 そろそろだな。

「そこはいいよ…すぐ汚れるし…」
「では…代わりにこういうのはどうです…?」

フラは拭くフリして、わたしのすじに口付けした。 
口と舌で残ったものを舐め取り…口についたぬめりを美味しそうに舐めとった。 …もう…。 フラってえっちなんだから。 恥ずかしいよ…。

「えっち…フラのえっち…」
「私は何も聞いてませんよ。 うふふv」

また意に返してない…。 っと本題だ。 これを済まさなければ。

「そうだ、フラにあげたいものがあるっ…」
「はい? しおんちゃんからの贈り物ですか?」
「そうだよ。 昨日…いや一昨日作ったの」

隅に置いた、石みたいなものとツルで簡素な首飾り。 小さくて蒼い色をした石だ。

「わたしの冷気を込めて作ったんだ。 フラ、付けてみて」
「! いいんですか! ありがとうございますっ!」

フラは嬉しそうに首にかけた。 その動作もいちいち可愛い。
とびっきりの笑顔をわたしに向けた。

「似合いますか?」
「うん。 とても似合うと思う」

もっともフラはかわいいから、何つけても似合うけどね。 でも良かった。

「ありがとうございます! しおんちゃんだと思って大事にしますね!!」
「うん。 そうしてくれるととても嬉しい…」

おそらく、ここでフラだったら笑顔があふれていただろう。
でもわたしは表情がぎこちなかった。
でも喜んでくれた。わたしは満足だ。 って…あれ? 景色が…揺れる。
そっか。 ついに来てしまったか。 別れの時だ…。

どさっ。

「!? しおんちゃん! ま、まさかっ…!?」

両手脚の感覚がない。 見ると水滴が溢れ、下まで落ちてる。
わたしをフラは心配している。
そして体のだるさと眠気が襲った。 わたしが春に向ける準備。
いつものことだが、今回は違った。 フラだ。
せめてこの子に「ありがとう」「またねっ」と言わなければ。
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450 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/01(火) 22:07:36.14 ID:rOxOW3+q
「…しおんちゃん…!」

フラは慌ててこちらに近寄り、しゃがみこんできた。
左手でわたしの右手をつかみ、力強く握ってきた。
右手で首を持ち、上半身を抱き上げて顔を近づけさせた。

「しおんちゃん…しおんちゃん…! …そんな…そろそろ…
消えちゃうんですかっ…?」
「…うん。 残念だけど……これは…どうしょうもない…」
「うう…、しおんちゃん…ごめんなさい…。 やっぱり私泣いちゃいます…ぐすっ」

みるみるうちに、涙と鼻水でフラの顔が崩れてきた。
あちこちから水滴が滴るわたしをフラは心配している。
様子こそ慌ててるが、取り乱してはいない。 この子なりに覚悟を決めてるのだ。
安心させて、やるべきことをしなければ。 わたしが錯乱してどうする。

「痛くないですか? 体さすりますからあっ…」
「大丈夫、痛くも…苦しくもないよ。 …雪女のわたしは死なない。
消えるだけ…。 …冬になったらまた出る…」
「何かあったら遠慮なく言ってください。 出来るだけ頑張りますっ!」
「…ホントにフラって…優しんだね。 …嬉しい…」
「優しいのはしおんちゃんですよっ。 私がここまで身も心も元気になれたのは
あなたですので。 私は恩返しがしたいだけです! 
…ぐすっ…さっきのあれだって…しおんちゃんを喜ばせたいのが目的でした。
思い出作りにしたかったのは変わりませんよ?」

フラは必死に訴えてる。ここまで言えるなんていいなあ…

「そうだったの…。 そうだ…フラ…」
「はい?」
「…いままで……ありがとう…。 あなたといたひび…たのしかったよ…」
「私もです…しおんちゃんと会えて…仲良くなれて幸せでした…
さっきのも……変な言い方ですけど…あなたと一つになれた気がしてっ…」

フラが喜んだのなら万々歳だ。…色んな意味で衝撃的だったけど…。
どうやらあの時…わたしもしたい、と言ったのが心底嬉しかったみたい。
…まったく、もう…。 お互い様だなっ。

「……わたしの…こと…わすれないでね…」
「…は、はい! もちろんですよ! いつまでも待ってます…!」

フラは涙と鼻水をこしらえながら必死に訴えていた。…鼻水も涙もみっともない。
でもそれは真剣にわたしを心配し、自分の想いを伝えてるからだ。
その必死さが愛おしかった。 こういう顔も出来る彼女が羨ましいなっと思った。
わたしの目にも涙がこぼれた。

「繰り返しますけど…このお守り…とっても綺麗です。
しおんちゃんが作った素敵なものですし。 大事にしますね…!」
「そっか…よろこんでくれて…こ、こーえいのい…たり…」

わたしは照れくさいのでわざとキザに言った。
ろれつが回らなくなって台無しだが。
やばい、もうあとわずかだ。

「さいごに…わたしのおねがい…き…て…くれる…?」
「…は、はい。 何でも聞きますよ? 出来る範囲ですが…」

わたしが今一番欲しいもの。 それは…フラの…。

「わ ら っ て」
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451 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/01(火) 22:10:09.56 ID:rOxOW3+q
フラは、察したような顔をしていた。 およそ予想していたように。

「私の…笑顔ですか…?」
「うん。 かなしいのはわかっているの。 わたしもおなじ。
…でも…わたし、あなたの…えがおが…だ、だいすきだから…」
「なるほど…わかりましたっ。 私、やってみます! しおんちゃんの為に!」

まずい。 眼を開けるのも辛くなってきた。 でも、最後にフラの顔を。
どろどろになった唇にフラはキスをした。 今度はフラの方からしてくれた。
そっか、頼んでないのにしてくれて…嬉しいなあ。
そして深呼吸したフラはわたしに向き合い…大好きな顔を浮かべた。

「…また会いましょう。 私…冬まで待ってます…」

フラは目を潤ませながら笑顔で言った。
汚れを知らないような澄んだ笑顔。
わたしは精一杯の気力で、慣れない表情を作り叫んだ。

「う ん………あ り が…」

最後まで言えずに意識が途切れた。そして視界もフラの声も消えた。
最後に見た景色は、濡れた唇に、涙と鼻水でぐずんだちょっとかっこ悪い顔のフラ。
でも一瞬でいつもの満面の笑みを浮かべたフラだった。わたしの大好きな笑顔。

別れは辛い。頭で分かってもやはり辛い。
…でもやるだけのことはやった。フラを守りきった。思い出も作った。

そして…お互いに想いを伝えられた。
わたしはフラが好きなのを、伝えた。
フラがわたしを好きなのが、わかった。
わたしもフラもその二つを知ってとても嬉しかったこと。

『私…しおんちゃんと仲良くなれて幸せでした…』

とても嬉しかった。そう。これでいいのだ。わたしは冬しかいられない雪女。
でも冬には必ず姿を現す。 「さよなら」を言わず、
無言で去ることもなくてよかった。

…またあの…言いたくない経験…またしようか。もっとフラを喜ばせたいし。
…でも…自分からは誘いたくないなあ。 受けとかまた変なこと言われそうだ。

フラ。少しの間、わたしがいないけど辛抱してね? わたしは約束を守ってやる。
フラが今から会える準備をずっとするのだ。だから…わたしは必ず会いに行くね。

大好きな…大好きな、あなたの元へ。

お し ま い
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452 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/04/01(火) 22:29:54.68 ID:rOxOW3+q
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以上でフローラとしおんのお話は終わります。

エロ展開だけで進めてもよかったのですか、冬から春へと変わる季節の移り目ですので
ちょっと切ないsisterhood(エス。精神的な関係・信頼を重んじた百合)も加えました。
その為、話も異様に長くなりました…。 途中でだれた方…申し訳ありません

19の頃からしおんがお気に入りキャラでしたので、公式で接点が出たフローラを採用しました。
(勿論フローラ好きな方にも配慮して、こんなフローラもありかな?と思えるよう設定しました)

しおん:無口で無表情だけど、根は優しく、フローラへの愛情を行動で示す子
フローラ:普段は温厚で天然気味だけど、いざという時は精神的に強い頼れる子。あとドS気質あり
…作中でこう思えたかどうかはわかりませんが、イメージ通りになれば嬉しい。

あとは読みやすいように、しおんはわたし、フローラは私とつけてます。 
(しかしそうではない誤植も見つかりました。すみません)

少しでも楽しんでいただけたのでしたら、ここまで書いた甲斐があるというものです。
それでは、失礼いたします。 書く機会を与えていただきありがとうございました。

参考資料:ポプカ(しおん・とけちゃうレア)・しおんとフローラの公式紹介文


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