- 調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロイン51【悪堕ち】
478 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/03/30(日) 00:33:10.05 ID:oyHjdTVj - >>477
…!(無言の堅い握手)
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- SS書きの控え室144号室
818 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/03/30(日) 05:27:20.09 ID:oyHjdTVj - おっ、こんなシチュどうだろう?
↓ あ、前に考えたあのキャラで行けそうだな…相手役はアイツで… ↓ おおいい感じだ…カタカタ ↓ うーん、エロに持ってくのが強引だな、キャラ設定に無理があったのか?…直すか…カタカタ ↓ 推敲できるところ多いな、そうだ、エピソードをここに挿入して…カタカタ ↓ あれ、エロどこ行った?←いまここ
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- 不気味なモノに寄生されて虜になる娘!!Part19
357 :...[sage]:2014/03/30(日) 16:58:16.46 ID:oyHjdTVj - 一度区切りのいいところまで出来たので、パソコンが空き次第に投下します
まだ終わりは見えませんが今夜もよろしくお願いしますね
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- SS書きの控え室144号室
834 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/03/30(日) 18:16:53.28 ID:oyHjdTVj - 某スレの荒れ具合とかもそれが原因だしな
> 小銭稼ぎ
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- 不気味なモノに寄生されて虜になる娘!!Part19
358 :...[sage]:2014/03/30(日) 19:29:15.68 ID:oyHjdTVj - 『竜姫の趣味趣向(parasitism side)』 その2を投下です。
「ぅ…ん…ううん…ん…?ここ、は…?」 「れ、レイア!目を覚ましたか!」 「…あ…姉、貴……?み、見ないでっ!来ちゃダメっ!」 「えっ!?ど、どうしたんだ、いったい…? 落ち着けよ、な?大丈夫だ、大丈夫。オレは側にいるけど、何があったか聞かないし、見ない。約束するよ…」 「あ、姉貴…ありがとう… …落ち着いてきたかもしれない。姉貴、面と向かって話しよう、どこにいるの? って、あれ…えっ、なに、これっ!?」 視界にいない姉のもとへ歩いてゆこうとした彼女は、前へ出そうとした足に違和感を覚え、下を向くと同時に絶叫した。 驚くのも無理はない。彼女の前腕部と太もも、つまり両手両足が途中から床の中に入り込んでいるのだ。 彼女はぐっと力を入れて抜こうとするが、中でぴったりと密着していて引き抜くことはできないようだった。一応、手足は無事らしい。 焦って左右を見ると、そこにも壁。後ろも壁。だが、目の前だけは開放され、扉の類のものは取り付けられてない。位置からして、床よりも若干高いようだ。 こんな棚に収納されているような猟奇的な拘束、いったい何が起こっているのか…とじっくり考えてあることを思い出す。 彼女が初めに取り押さえられた時に取り付けられた固まったハチミツでできた枷。この床がそれと同じ色なのだ。 なるほど、手足を穴の開いた容器に差し入れた後その中をハチミツで満たし、四肢を埋め込んでしまったというわけか。 そう考えがまとまると、不自由な身体だが意外と心は落ち着いてくる。 彼女はよほど敵を無力化させることにこだわる連中だと溜め息をしながら状況の把握に努めようと思い立った。 「やっぱりレイアでもビックリするか。オレも気がついて初めは肝を冷やしたんだ。 まるで、手足を切り落とされたんじゃないかって思ったくらいだぜ。」 「姉貴も、同じように?って言うか、どこにいるの?ここ、どこなの?というか、姉貴たちはどうして捕まったの?」 「隣だ、右。まぁ、仕切りがあるから見えねぇけどな。 あと、オレたちがここに連れてこられたのは…オレの責任だ。オレに伝令が来たというから通したんだが…これが罠でさぁ。 エリーを人質にとられて、どうしようってオロオロしてるうちにキャンプごと包囲されちまった。それで仕方なく降伏だ。エリーの命には代えられないからな。 卑怯だけど、降参したふりをして隙をついて蹴散らそうって考えだった。だけどあいつらご丁寧に皆に一斉に毒針を突き立てやがったんだぜ? そうそう、世話しにくるヤツが言うには、ここは雑居房だとよ。オレたちほとんど全員がたくさんの牢屋に分かれてこんな状態だとさ。 まったく、こんな磔みたいにしないと気が済まないなんて、あいつらよっぽどオレらの腕力が怖いみてぇだな。」 「え、エリーは!?」 「あいつは力ずくで脱獄される心配がないからって独房でのびのびやってるってよ。華奢なのがうらやましいなんて初めて思ったぜ。」 「そ、そうなの…」 「それにしたって、変装してオレたちを助けに来たんだって?やっぱりお前はエリーに似て頭が冴えるな。」 「でも、このザマじゃね。成功してないなら思いつかないのと一緒。」 「ははは、結果が全てじゃないだろ?オレはお前の頑張りを評価した。この事実があればお前はくじけない、そうだろ?」 「姉貴…ありがとう。辛い状況だけど、這いつくばってでも、私は頑張れる…!」 「その意気だぜ、レイア。今は無理だろうけど、絶対逃げるチャンスはあると思う。そこを逃さないように、気張っていこうな!」 それから一週間がたち、彼女たちの拘束生活は未だに続いていた。 窓もなく、魔力のランプが照らす明かりだけがついているため、外の時間は窺い知れないが、 食事の時間と排泄の時間と称して世話役がやってきてくれるため、だいたいの時刻をそれで知ることができた。 日に二度ある食事の時間に出されるものは、ハチミツだけ。 まぁ、こんな状態で贅沢は言えないが、魔蜂の習性からごくごく当たり前に口移しで食べさせてくるのはいい加減に勘弁してほしかった。 そんな食生活からか、最近四日ほど大の方が出てない。三日目に一週間ぶりのお通じが来てすっきりして以来、腸に固形物がないせいかもしれない。 そのことを報告したとき、返事がなかったので姉はまだ便秘が続いているのだろう。世話役の娘も下剤を用意すると言っていたっけ。
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359 :...[sage]:2014/03/30(日) 19:30:48.16 ID:oyHjdTVj - しかし、なんだかんだ文句もあるが、レイアは一抹の安心を感じていた。
ここがあの憎き怨敵の居城と考えると反吐が出そうだが、ここまで至れり尽くせりの生活を過ごしたことは正直ない。 仕事をしなくともよいし、甘くておいしいハチミツが食べられる。 ちなみにときおりそれとは別に白いハチミツがもらえることがあるのだが、酸味が強くてそれは彼女には好みではなかったのは内緒だ。 暇なときは守衛に頼んで仕事のない補欠の娘を話相手に呼んでもらえることもできた。 四肢を埋め込まれて固定されていなければ普段彼女が休暇をとっているときよりも充実していた一週間となっただろう。 それに、なんといっても姉が常に隣にいる。それが彼女には心強かった。 そんな珍妙な生活を送り、敷居を隔てた隣にいる二人だが、レイアは一つだけ姉に言えないことがあった。 月の物が来ないと気付いたのは二日目のことだ。 彼女の計算では、本来ならば三日前…つまり、彼女がこの巣へと立ち入る前に来ているはずだった。 本当にたまたま遅れていただけだと思っていたそれは、二日、三日と遅れるにつれ、彼女にある懸念を思いつくことを強要させた。 そして、六日目にその最悪の想像が裏付けされてしまってた。 眠りから覚め、ふと下を見ると彼女のやんわりと割れた腹筋が見えるはずの下腹部が、一晩にして一回り二回りも大きくなっていたのだ。 息を呑み、悲鳴を上げそうになるがそれを首の皮一枚で止める。自分の異変を姉に知らせたくないからだ。 彼女はその時思っていた、たとえその場しのぎにしかならなくとも、現実逃避にすぎないとしても、姉に心配をかけたくないと。姉に恐れられたくないと。 だから、自身の異変が見えないことをいいことに、彼女は姉に何日も真実を隠し通した。 だが、彼女に非はない。最愛の家族にこんなことを知られるなど竜の一族でなくとも身の破滅を招く。誰が彼女の立場でも打ち明けられないだろう。 薄気味悪い蟲の卵を腹に植え付けられたことなど。 その卵のせいで懐妊したことなど。 そして、子宮の中にうごめく何かを感じていることなど。 だが、臭いものに蓋をしたままチャンスが巡ってくるほど世の中というものは甘くなかった。 いや、そもそも彼女の運命はもはや快方に向かうことはないのだが。 八日目の朝の食事が口移しで飲まされたとき、それは始まった。いや、最終段階に入ったというべきか。 「…ん?…あ、れ…!?今、お腹が、動いた…?」 「…あっ、ついに…!お母様に伝えなきゃ!」 「え、ちょっと!待ちなさい!」 大急ぎで駆け出した世話役に、何かを知っていると悟った彼女は必死で説明を求めるも、置いてきぼりにされた。 相当焦った様子の彼女に、隣にいる姉もただ事でない何かを感じ取る。 「おい、レイア、何があった?」 「え?いや、その…」 これまで秘密にしていたことが露見しそうになる恐怖から彼女の口からは答えとなる言葉は紡がれない。たとえ腹の中がもぞもぞと動く感覚に見舞われようと。 だがその代わりに返事をする者がいた。 「…おい、この音、なんだよ?」 「えっと…私にも、わからない。…ッ!?うわああがあぁっ!?」 彼女の腹が、腹が空いているかのようにグゥと鳴る。 ただそれだけのことだが、二人にはそれはとても恐ろしいものに感じられた。そして、その感覚は彼女にこれから起こることを鑑みると正しいものである。 腹部に突如猛烈な痛みを覚え、その焼き切れるような衝撃に全身がこわばり、苦痛から逃れようと不自由な身体をめいっぱい揺さぶる。 彼女は先日産み付けられた卵を出産してしまうと理解しひどく焦燥した。これが噂に聞く陣痛かと。 蟲の卵と竜のそれで見た目が違い過ぎる。もし隣の姉に産まれた卵を見られでもしたら… 「レイア!?どうしたんだ!?辛いのか、痛いのか、何が起こってるんだ!」 「いやあああっ!だめっ、言えない…っ!いっぐ…姉、貴には…っ…言えないよ…ぉおおおおおお!?」 ボコボコという音を立てながら、ただでさえポッコリと大きくなっていた彼女の腹がより歪に膨れ上がり、その張りつめた表皮が弾力の限界を訴える。 腹に直接空気をポンプで入れていくような異様な変化を現在進行形で行っている自らの身体に彼女は戦慄する。 激しい腹痛と己の身体に何が起こっているのか見当もつかない恐怖から冷や汗が後から後から出て彼女の全身がしっとりと濡れているのがわかる。
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- 不気味なモノに寄生されて虜になる娘!!Part19
360 :...[sage]:2014/03/30(日) 19:32:07.29 ID:oyHjdTVj - 自分の身体に起こったこの異変は確実に自分が思いついたそれではないという彼女の直感は実に正しい。
蟲の卵が他種族の胎内に入れられるということの目的とはだいたいがその幼生の養分としてその宿主を生贄に捧げるということだ。 そう、彼女に産み付けられた卵はすでに孵っていた。 その幼き蟲は、自身の殻を食べ、彼女の子宮に噛み付き、その血を養分として育っていった。彼女の腹が膨れていたのはこの蟲の成長のせいである。 普通ならばある程度大きくなったところで体外に這い出るなり彼女の血肉を喰らい尽くしてしまうなりするのだろうが、 それは人間の常識。魔界の生物の生態はもっと多様であった。 彼女の中で産まれたそれは、何日もの時間を擁して彼女の胎内で羽化までも済ませると、彼女の腹腔に針で小さく穴をあけて破り、腸へと侵攻していた。 その中でさらに血や老廃物を喰らいつつ大腸を移動するそれは排泄物としてガスを発生させている。 とどのつまり、彼女に生じた異変はこの蟲のガスが腹の中に充満し溜まったことによる張りつめた痛み…言い換えるなら度を越した便秘の症状のようなものだった。 蟲の身体自体が栓となっていくら力もうともほとんど排出されず、それでいて次から次へとガスの総体積は増える一方。 「レイア!レイア…っ!お前にはオレがついてるからな!…ちぃっ、なんで壊れねぇんだよ!ちくしょう!」 「う、ぐぅ…あ…ぁ゛…」 腸内全体が圧迫されるほどに高まった内圧に彼女の苦痛はピークに達し、もはや姉の気遣う声も耳に届かず、動かぬ四肢に力を込め苦痛に耐えているしかない。 大腸の端から端へと移動し、直腸へとたどり着いたその蟲は次に、直腸内で体を反転させた。 その際に隙間が生まれ、ようやく彼女を苦しめていたガスが解放される。 ボフッという大げさなような音を立て、彼女は大きなおならをした。 …沈黙ののち、二人の間に大きな笑いが起こる。 これだけ苦しむ声を出しておいてその理由がおならでは彼女も笑うしかないし、姉は姉で命にかかわることでなくて胸をなでおろす気分であった。 しかし、彼女の心配は完全には収まらなかった。先ほど蟲に押し破られた部分から伝わる苦痛の信号を感じていたからである。 今のがただのおならだったとして、この腹の中の痛みは何なのだろうか、という疑問だ。 その疑問にまるで答えるかのように、蟲が次の行動を起こす。 直腸の腸壁に噛み付いたそれは彼女の血を摂取しつつ、針から毒を、口から酸を彼女へと送り込む。 すると、彼女の体内組織が次第に形を歪め、ドロリと重力に負けるように崩壊し、溶けていった。 どうやら蟲の腹部が肛門を押さえつけて溶けた彼女の内臓が漏れ出すのをせき止めているようだった。 今度は突然に下っ腹が膨らみビール腹のように変化した自身の胴体に彼女は涙目になっている。 しかも、痛覚をマヒさせる毒を送り込まれたせいで、特に苦しく感じないところがまたさらに彼女を恐怖に陥れる。 苦痛を感じる能力を失った身体。あの憎き女王から受けた凌辱がフラッシュバックして彼女の精神を細切れにして砕いていく。 気付けば彼女は大声を上げて赤子のように泣きじゃくっていた。心が受け止められる苦しみの許容量がすでに限界を越していたのだ。 流れる涙と鼻水もいとわず悲しみに打ちひしがれる彼女と、彼女の声を聞いて焦燥するも己の無力さに歯ぎしりする姉。 そんな彼女たちに気付かれぬまま、蟲はドロドロになった彼女の体内をまるでジュースでも作るかのようにかき回している。 いや、その表現は比喩ではなく正しいのかもしれない。 それは彼女の体内に満ちるドロドロの液体は、まさしく彼女という人物の血肉そのものにより成り立つモノなのだから。 ひとしきりかき回すことに満足したのか、蟲はその手を休め静止した。 しかしすでに彼女の体内は臓器が溶けたさまざまな色の液体がグチャグチャにされ混沌としたものになっている。 それは、まるで羽化する前の蛹の中身のようである。 そう、彼女はまさしくこの蟲の蛹であった。 この蟲はすでに羽化した身体でなお、彼女の体内を繭にしてさらなる変態を行使しようとしていたのだ。 蟲は腹部を中心に器用に体をたたみ、自らの周囲に酸を噴霧し自らの身体すら溶かしてしまう。 もうそこには蛹の中身しか残ってはいなかった。
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361 :...[sage]:2014/03/30(日) 19:33:18.39 ID:oyHjdTVj - 時間の感覚も忘れ、ただただ狂ったように嗚咽が続いていた彼女の心が落ち着いたのは外では夕日が沈む時間になってからであった。
半日近く泣き続け疲れ切った彼女は姉の慰めの言葉に返事を帰すこともできないまま糸が切れるように居眠りしてしまっている。 真白く、空も地も同じ色。立っているのに浮遊しているかのような虚無感しかない空間。 ときおり誰でも経験する、夢だと自覚できている夢。その中に彼女は生まれたままの姿で立っていた。 「ねぇ、」という言葉に振り向くと、そこには鏡に映したように同じ姿勢で自分が立っていた。 いや、これは自分ではないと彼女は目の前の自分に訝しむ目線を送る。 なぜならその『彼女』は、額から触角を伸ばし、虫の持つそれのような透き通る薄い翅を生やし、蜂の持つ腹が尾の代わりに生えているのだから。 「貴様は誰だ。…まさか、私の魔虫への憎みが生みだした存在…とかか?」 「それは違うねぇ。私はお母様から生みだされた存在。おねーさんから生まれたものじゃない。」 「…そうか、貴様か、私の身体を断りもなく弄ったのは。…私の胎内で生まれたのは。」 憎悪のこもったその声に『彼女』は薄い笑みを浮かべる。 「ご名答!おねーさん、お母様が言った通り、すごく頭がいいヒトなんだねぇ!」 キャピキャピという擬音語が似合うはしゃぎように、彼女は反吐が出る思いだ。その表情はまさに、苦虫を噛み潰したよう。 「消えろ。百歩譲って、私の身体に居座ることは許しても…こうして夢にまで出るなど、私を愚弄するにもほどがあるぞ…!」 「あははは、たしかにそうだねぇ。おねーさん、私たちのことすっごく嫌いだもんねぇ…こんなこと言われちゃうのもしょうがないかぁ…」 後ろ手に手を合わせ、しょんぼりとした表情でふらふらと彼女の周りを歩く『彼女』。 そんな調子で元の位置まで一周した『彼女』が思いついたように手をポンとたたく。 「そうだ!おねーさん、私と勝負しない?」 「…私と勝負だと?」 「そ、私とおねーさんが勝負して…負けた方は勝った方に従うの。 おねーさん、私がここにいるのが嫌なんでしょ?でも…私は、もっとおねーさんとたくさんお話して…仲良くなりたいなぁって思ってる。 だから、勝負。しよう?断らないよね、おねーさん?」 彼女の頭の中に一抹の不安がよぎる。微笑する『彼女』が何を考えているのかは知らないが、竜は戦いを求められてそれを断ることはない。 さっきから『彼女』はなんでも知っているような口ぶりをしている。それがひどく不気味でならないのだ。 だが…どんな謀略があろうとも、退くことはできない。私の血が、誇りが、戦う以外の選択肢を望んでいないからだ。 「ふん、是非もない、その勝負乗った。必ず私が勝ち…貴様にはこの身体から出ていってもらうぞ。」 「そう、ありがとうねぇ、おねーさん。これで… …心置きなくこの身体を支配できる…」 突如『彼女』は口元を歪めて不気味な笑顔になり、それと同時に指を鳴らす。 すると不意に彼女の身体が腰砕けになり地面に座り込んだまま動けなくなる。このふつふつと高まる感覚は…情欲…!? 「な…!?貴様、何を…!」 その問いには意も介さず、『彼女』は思わせぶるようにゆっくりと彼女へと歩みを進めていく。 「勝負の内容はねぇ…私がおねーさんにエッチなことをするから…それにイかずに10分耐えればいいってこと…じゃあ、行くよー?」
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362 :...[sage]:2014/03/30(日) 19:34:16.29 ID:oyHjdTVj - 「…っ!ぅあ、はっ…」
「おねーさん…まだ指一本しか入れてないんだよ?敏感だからって、それくらいでイッちゃったら張り合いないよねぇ?」 チッ…何だこいつ…さっきから要領を得た指使いであちこち刺激して。まだ始まって二、三分くらいも経ってないのに、完全にスイッチが入ってしまった…! 尻尾や翼の付け根の気持ち良いところまで撫でられて、まるで竜の身体の構造を全て心得ているみたいだ… 私自身ですら、自分の性感のツボなど少ししか知らないというのに… 「うるさ、い…っう!?」 「ほらほらぁ、二本目くらいで限界なんて言っちゃだめだよ?あ、こっちも欲しそうにヒクヒクしてるね…?」 「やめ、おい、そっちを触ってもなにも、っつ!?なぁああっ!?」 「あー、やっぱり二穴責めはいきなりはまずかったかなぁ?ほらほら、動かさないから、耐えて耐えて。」 「言われなくても…こんなの…余裕で耐えられる…!」 「あはぁ、それだけ大口叩けるなら大丈夫だねぇ。」 …大丈夫なわけがない。今の衝撃は、これがもし先ほどあの女王に犯されていた時にされていたなら一発で絶頂だったに違いない。 今のは偶然何かのはずみでそれを免れただけ。それを認めたくないから態度を大きくしただけ… くそ、本当に、ただの魔蜂か?こいつは…!?まるでエリーの淫魔の手技を教わったかのような腕前をして…! 「あー、今、絶対余計なことを考えたねぇ!そんな目してたよ! ダメだよ?戦士が勝負以外のことを考えてちゃ!お仕置きだよ!えいっ!」 「っ〜〜〜っ!…ぅっく、う…あ、あれ…!?」 え…なんだ?今の…スッと快楽の波が引いたような… 絶対、絶対にイクと思ったのに…なんでだ!?もう少しのところだったのに… …っておい、何考えてるんだ私。 魔蜂とはいえまるでドッペルゲンガーのような私にそっくりな…それこそ自分の分身のような奴にイかされるなど、恥の極みだ…! クリへの責めに耐えられたのだから良しとしなければ。正直、今のは完全に負けたと思ったがな…危ない危ない。 「…あは、良かったねぇおねーさん耐えれて。」 「当然だ。孤高に生きる竜が己の性欲を自身で管理できなくてどうする。」 「へぇー?じゃあ、ぜーんぶいじっても問題ないね?」 「な、おい、それは…ッぅクぅっ……ぁあ…っは………あ…あ?…うっく…っつ…っはぁああ………う、うぅ?」 …おかしい、いよいよおかしく思えてきた。なぜ、なぜ絶頂しない? あの憎き女王の凌辱を受けたときにはたしか性器と胸だけの刺激でイッてしまったはず… それに加えて尻穴から挟むように圧迫されたりとかクリまで刺激されたりとかまでされてイかないわけがないんだ… こんなに強い刺激を受けて、最後の一線を超えないわけがないじゃないか! そもそもだいたい、身体がさっきから言うことを聞かないのもこいつが指を鳴らしてからだ。 こんじゃまるで、私がこいつの操り人形みたいじゃないか…! くそ、私と同じ顔で何も知らないような表情でニコニコして…いったい、何を企んでるんだ…
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363 :...[sage]:2014/03/30(日) 19:35:42.86 ID:oyHjdTVj - 「ふふ、聞きたいことがいっぱいありそうだね。」
「あぁあるとも。貴様、私の身体に何をした?さっきから身体が動かないが、これは何なんだ。言っておくが、これでは勝負としてフェアじゃないぞ。」 「…今、そこで寝そべっているその身体が、おねーさんの身体…?あっははは…違うよ。」 「妙なことを言うな?私の身体が私のものでなければなんだというんだ?」 私のその言葉に、笑いが隠せないでいるという雰囲気の『彼女』。憎たらしい… 「…おねーさんの身体、実体はないよ?まぁ、それは私も同じ。だって、ここは夢の中、頭の中だけの世界だからねぇ。」 「だからなんだというんだ。」 「ごめんね、私おねーさんが自棄になって泣いてる間に、色々とさせてもらっちゃったんだ。具体的には…侵食からの乗っ取り、かなぁ。」 「…おい、まさかとは思うが、私の身体は…」 「あはぁ、分かっちゃったみたいだねぇ。…そう、おねーさんの身体…もとい、この身体はもう私のモノ。 私はおねーさんのこれまでの記憶とか、弱いところとか、好きなヒトとか…全部知ってるよ?…だって、私のカラダだもんねぇ。 もう、マンティコアのレイアというヒトは存在してないよ。見た目は同じでも中身はもう魔蜂…『私』だからねぇ。 ああそうだ、そのおねーさんの身体は私があげただけのかりそめのもの。私が作ったんだから、私がいくらでも制御できるんだ。」 私の表情はおそらく怒りに満ちている。自分は手のひらの上で踊らされただけだったのかと思うと悔しくてならない。 どうりで絶頂しないはずだ。この身体が『彼女』の思い通りになるならば、それを止めることは造作もないはず。 私の記憶を読んだならば、私の感じる部分を察知することなど容易であってしかるべきだ。 私が勝つ可能性はそもそもなくて、だからこそしばらく遊ぶような行動に出たと… 『彼女』はこんな手の込んだマネをして私を生殺しにして苛めたかっただけだったのか、くそっ…! 「今あるおねーさんの心は、言ってみちゃったら魂そのものなんだ。 せっかく身体を乗っ取っちゃうんだから、魂も屈服させてみちゃおっかなぁ…なんてねぇ。」 「ふざけるな、この、外道が…!」 「あ、そんなこと言っていいの?ちょっと傷ついたよ? …あーあ、やーめた。もう少し粘っておねーさんが『お願いだからイカせて』って涙目になってお願いするまで待ってあげる気だったんだよ? でも気が変わった。…今イかせる。」 すでに散々に弄られてトロトロに惚けかけている私の二つの穴に突き入れられた三本の指が突然に前後し、くねり、中を掻き回す。 それだけでも経験のない私にははち切れそうな思いで、確実に絶頂を迎えているつもりなのに… まだ、一線を超えない、 超え…られない。 なんでこんなに張りつめているのにこんなに冷静なんだ私は……そう、か…狂う…ことすらも許されてない…んだ。 「くぅ…っぁ…!ぁ…かはっ…!?く…こんなの、許さ、ない…からなぁ…!」 「大丈夫だよ。さすがに意識までは乗っ取らないよ?…だけど、この身体は私のもので、おねーさんの心も私のもの。それはわかってねぇ? …じゃあ、堕ちなよ、『元私』。」 「ぃぐ…あ…ぁぁぁがああ…っ!」 クリトリスを押しつぶされる雷のような快楽に撃たれ、私の意識は天へと吹き飛び、ゆらりゆらりと木の葉のように降下し、闇へと沈んでいった。 目の前の『私』が、ひどく純粋そうな目で微笑みかけていた。 その顔が近づき、互いの唇が---
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364 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/03/30(日) 19:40:36.00 ID:oyHjdTVj - お粗末さまでした。この程度の容量にこんなに時間がかかったのはcytusのせいなんだ!俺のせいじゃねぇ!
とりあえず主人公がこれで堕ちましたが…みなさまの食指が動くような内容じゃないですね。精進します。 今後も暖かい目で見てくれたらありがたいです。
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- SS書きの控え室144号室
840 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/03/30(日) 23:21:09.46 ID:oyHjdTVj - 同じことを考えている人がいるとは…
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