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小足刻み蟲 ◆/VvZUVZXRM
H.D.D ◆/VvZUVZXRM
【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】32P

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【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】32P
61 :小足刻み蟲 ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/03/25(火) 00:08:54.08 ID:Hm6Z5Xa0
投稿します。

>>60
ありがとうございます。今回本番ないんで捗らないかもしれません。
【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】32P
62 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/03/25(火) 00:10:49.12 ID:Hm6Z5Xa0
一、二時間目でセックスしてしまうと、放課後までが早い。
それがこの二日間で雄太の得た経験則であった。
実際、ふと気がつけばカレンが帰りのホームルームのため教卓に立っていた。
十分ほどで終了すると、席へ苺が寄ってきた。

「雄太、今日委員会だから先に帰っててね」
「あ、俺も委員会なんだ。ほらこれ。朝に瀬尾さんから貰ったんだ」

雄太は朝、瀬尾から受け取った保健委員のファイルを取り出した。
資料が入っているが、そもそも今年に入って一回しかやっていないため、心得と保健だよりしか入ってない。

「そうなんだ。じゃあ終わったら一緒に帰れるね」

苺が嬉しそうに笑う。この笑顔だけでも一日の疲れが取れそうだ。

「今日はお昼休み一緒にご飯食べられなかったもんね」
「うっ、ごめんな」
「いいよ。千晶ちゃんに昼休み中怒られてる方が大変だったでしょ?」
「ははは…… まぁな」

苺には、シャワールームでケツ叩きセックスをしていた、とは言っていない。
流石に昼休みをすっぽかして淫蕩に耽ってたとは言えなかった。
そんな後ろめたさがあるからこそ、しっかりと約束する。

「帰ったら一緒にゆっくり出来るもんな」
「そうだよー。雄太は今日私のドレイなんだからねっ」
「げっ、そんな約束してたっけか」
「忘れちゃダメだからね。ちゅっ」

最後に唇同士で軽くキスし、苺と分かれた。
とにもかくにも初めての委員会活動だ。
保健委員会が何をする集団か知らないが、雄太はその後になるだろう京との作戦会議へ向け、襟を正すのだった。

    □

保健委員会の集合場所は、当たり前のことだが保健室だった。
雄太が到着する頃には既に何人かの生徒がいた。当然の如く注目を浴びる。
席に着くと、すぐに両脇の女子生徒から話しかけられた。
セミロングの髪の真面目そうな生徒と、ショートカットの溌剌とした生徒だ。

「あなた、晴無君? 昨日転校してきたっていう」
「あぁ、そうだけど」
「わぁーっ、本当にいたんだ。男子生徒。あたしてっきり噂話かなんかかと思ってたよ」
「噂話なわけないでしょう。でも、私もちょっとびっくり。男の人が清覧に入るなんて」
【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】32P
63 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/03/25(火) 00:12:20.51 ID:Hm6Z5Xa0
そんな風に、名前も知らぬ女子生徒との会話の華が咲く。
雄太は少し感動していた。
まさか、自分がこんなにスムーズに女子と会話できる日が来るなんて。
苺やアリスのおかげももちろんあるが、
ひいてはこの学校を作ったひでこのおかげと言っていいのかもしれない。
心の中で感動の涙を流した。

「よう、来たか」

保健室の奥、給湯用のコンロがある場所からポットを持った京が出てきた。 

「五時間振りです、先生」
「うん。いやぁ、君が来るのを今か今かと待ち続けていたよ」

そんな事を言って京はまたニヤリと口角を持ち上げた。相変わらず考えの読めない。
座っている他のクラスの保健委員達とは、全員初対面だ。
後から来た娘達も加えれば、全部で七名。
確か、一学年四クラスだから、八クラス分だ。

「三年生はいないぞ。大学や専門学校へ入るための勉強で忙しいからな」

京がさりげなく教えてくれた。

「さて、揃ったみたいだし始めるか。ま、いつもの事だが茶でも飲みながらやろう」

京は紙コップにお茶を入れ、それぞれの前に置いた。相変わらず自由な保健室だ。
雄太も受け取り、一口啜る。

「あ、おいしい」
「だろう? 九条特製ブレンドだからな。
 体を内側から暖め、脂肪の燃焼に効果がある。ぽっこりおなかを解消できるぞ」

京がそういうと、女子生徒達は皆笑った。雄太も釣られて笑ってしまう。

「笑ったところで今月の連絡事項を伝えよう。えー、まず一つ目の話だ。今年は早くもインフルエンザが――」

珍しく真面目なトーンで話し始めたため、雄太も少々背筋が伸びる。
京とは床を共にした中だが、こういう時くらいはしっかりしなくてはならない。
委員会の話し合い三十分も掛からずに終了した。
その間、雄太はほとんど発言することは無かった。
ただ、それも仕方が無いことと言えるだろう。
何しろ、この学園の中心は女子。男子である雄太は口を出す機会が少ない。

「まだ時間はあるな。何か他に話したいことがあるか?」
【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】32P
64 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/03/25(火) 00:14:02.19 ID:Hm6Z5Xa0
特に手を上げる者はいない。

「そうか。じゃあ、一応委員会はこれで終わりだ。帰りたい者は帰っても構わないぞ」

今月の保健委員会はこれにて解散―― 
雄太はこれで話が聞けると思い、一歩前へ進み出た。
が、次の瞬間雄太は京に腕をがしっと掴まれた。

「さて、それじゃあここからは勉強会だな」

ニッコリと微笑みながら京は言った。その微笑みはどう見ても悪巧みしている人間のそれだった。

「え? 何の話――」

謎の危険を感じて、雄太は京から離れようとしたが、何故か突然力が抜けた。
立ちくらみではないようだが、頭が少々くらっときた。

「まぁまぁ、座りなさい。いいからいいから」

雄太の両肩を掴み、京は無理やり雄太を自分の席へ着かせた。女子生徒と相対する形だ。
解散の号令を受けても帰る生徒は皆無。
いや、それだけではなかった。女子生徒達の様子もおかしい。
だが、雄太とはおかしさのベクトルが違う。彼女達は皆一様に潤んだ瞳をしており、顔が上気していた。
ここまで来て、ようやく雄太は確信へ至った。

「せんせい…… 何か盛りました……」

抗議の声を上げるが、なんだか呂律も上手く回らない。

「ほほぉ。優秀だなぁ、晴無は。ただ、何か盛ったという発言は言葉が過ぎるぞ。
 私は最初から『特製ブレンド』だと言ったはずだ。体を温めるともな。
 まぁ、それに合わせて少々副作用が見られるが、しょうがないだろう?」

しまった。雄太は思ったが声に出ない。
それどころか段々と体に力が入らなくなってきた。

「安心したまえ。君が飲んだのは体の筋肉を緩め、コリを無くす作用のものだ。マッサージを受けずとも血行が良くなる。大分な」

確かに、筋肉の弛緩と同時に、心臓の高鳴りを感じる。言っている事は嘘では無さそうだった。

「そして、女子生徒諸君のは体を内側から温める作用だ。体を温め、興奮を促す」
「そういえばなんか体、熱いかも……」
「ホントだぁ。ポカポカしてきた」

これもまた事実のようだった。
下着制服に身を包んだ生徒達は、先ほどまでの真面目な雰囲気はどこへやら。
頬には朱が差し、息は荒くなっている。温めすぎだろう。
【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】32P
65 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/03/25(火) 00:15:17.34 ID:Hm6Z5Xa0
「で、だ。まぁ少々気分を出すために薬効成分のある物を飲ませたが、
 実はここからが本題なのだ。保健委員たるもの、やはり男女の違いは知らなくてはな」
「はぁ?」

説明をしながら、京は雄太の座る椅子になにやら細工をしだした。
情け無い事に、雄太は今初めて京の座っていた椅子が
今日の朝まで彼女が座っていたものと違っているものである事に気付いた。
かなり作りがしっかりしている上に、ゴツい。
肘掛や背持たれに分厚いクッションがあり、足を乗せる部分までついている。
そして、京はその椅子についているベルトを、次々雄太へ巻きつけていくではないか。

「や、やめてください」
「やめろといわれてやめる奴がこの世にいるか?」

胴体、腕、足と固定され、今度は徐々に体が水平に近付いていく。
もっと正確に言うならば、足が開脚された状態で持ち上げられたのだ。
股の間から女子生徒達が見える。

ここまでされて、雄太はようやく自分がどこに座らされたのかわかった。
分娩台だ。男の身でありながら雄太は分娩台で大股開きさせられているのだ。
次に一体何をさせられるのか。雄太にも容易に予想がついた。

「さぁて、お楽しみの時間だな。
 えー、これからやる特別授業は今言ったとおり男女の違いについて、だ。
 実験体はご存知、霊長類ヒト科、晴無雄太君だな」

股間を盛大に女性陣へ向けた状態で、雄太は紹介された。屈辱的だ。
だが、どことなくそんなシチュエーションに燃えてしまっている自分がいるのも事実。
片や女生徒達はというと、雄太と違って自主的に残っていることもあってか、
興味津々な瞳でこちらを見ている。ただ、視線の先は雄太の顔ではなくて股間である。

そんな状況を満足げに楽しんでいるのは、仕掛け人でもある京だった。
彼女はふふんと鼻を鳴らすと、雄太の股間に手を伸ばした。
淫猥な手付きで撫で擦り、雄太の肉棒を鋼のように硬くさせようとする。

「女とは違い、男の股間にはこの通り出っ張りがある。これが何かわかる者はいるかな?」

質問を投げかけるが、答える生徒はいない。
皆わかりきっているのに言葉にしないのだ。実際、彼女達は戸惑うように視線を右往左往させるばかり。

「ふむ。じゃあ、宮下。答えなさい」
「えぇっ!? あたしですか?」

さっき雄太と言葉を交わした、ショートカットの女子生徒が指名される。

「保健委員に宮下は他にいないぞ」
「そ、そうですけど……」
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66 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/03/25(火) 00:17:18.33 ID:Hm6Z5Xa0
宮下は答えに窮している。
花も恥らう少女時代を過ごしている彼女らにとっては、口にするのが憚れる単語なのだろう。
ブラジャーは丸出しだが。

「答えられないか。それじゃあ、藤野」
「わっ、私?!」

こちらも先ほど話したロングヘアーの女子生徒だ。彼女も答えられないようで、雄太から視線を反らす。

「なんだ。これじゃあ授業が進まないじゃないか。誰か答えなさい」
「――チンです」
「何? 藤野、今なんと言った?」
「オチン、チンです」

躊躇いがちに、だがはっきりと彼女は言った。
オチンチン、と。雄太もその言葉を確かに耳にした。
可憐な美少女の口から、だ。

「正解だ。まぁ、保健体育の授業などで習っているから知っていて当然だな。
 だが、実際に見た事がある者はいるか?」

全員首を横へ振る。

「そうだろうな。君達の同級生でもなかなかいないはずだ。
 おめでとう、君達は旧友よりも先に男性器を目にする事が出来る」

そう言って、京は無遠慮に雄太のジッパーを引き下ろした。
既に剛直は張り詰め、トランクスの生地を貫かんばかりに勃起している。
ジッパーを開かれただけでそれは外へ飛び出た。

「――わぁ」

誰が発した言葉なのかはわからない。ただ、誰が発してもおかしくない驚嘆の声だ。
女子生徒達の目に嫌悪は無く、ただ興味一色だったのだから。

「さて、今日は男性の体について諸君にしっかりと理解を持ってもらいたい。
 晴無君はしっかりと協力してくれるようだ」
「そんな事言ってなわぷっ」
「うんうん。ありがとう。医学にはいつだって犠牲がつきものだ」

勝手な事を言いながら、京は雄太の口を塞いできた。
自らの巨乳で。乳首を無理やり口に入れられ、さらに白衣で視界をシャットアウトされる。
もうおっぱい以外見えない。

「それじゃあ一人ずつ、実際にペニスに触れてみるように。
 まずは…… はっきりとオチンチンといえた藤野からだな」
「私!? いいんですか……?」
「ああ、構わん。晴無も納得ずくの事だ」

もちろん納得なんてしてはいないが、薬の効果か四肢に力が入らない。
そのくせ股間だけは大興奮なのだから収まりが悪い。

「それじゃあ、失礼します」
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67 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/03/25(火) 00:18:52.51 ID:Hm6Z5Xa0
若干ためらいがちではあるが、藤野は確かに自分の意思で雄太の肉棒へと手を伸ばしてくる。
その姿は巨乳目隠しをされいる雄太には見えないが、場の雰囲気でわかった。
まず指が触れた。そして、指が巻きついた後に掌。
弱弱しい握力と、少し冷たい温度が伝わってくる。
思わず、肉棒を震わしてしまう。

「ひゃっ、動いた」
「そりゃあ動くさ。人間の体の一部なんだから。ペニスは非常に敏感な器官だが、柔らかく握る分にはいささかも問題ない。ま、強く握られたい人間もいるみたいだが――」

京が強く乳房を押し付けてくる。

「今日はあくまでも勉強だ。生理反応を見るために、しっかりと最後まで行おう」
「最後?」
「無論、射精までということさ」

京の言葉に、藤野も、後ろの生徒達を息を呑んだ。
巨乳に顔を埋めている雄太も、驚いて強く乳首を吸ってしまったほどだ。

「んっ。何を驚いている。保健の授業の一環だぞ、これは。さぁ藤野。最後までやるんだ」
「最後って言っても…… どうやって」
「握った状態で少し手首で捻りを加えながら、上下に扱いてやればいい。こんな感じでな」

京が空いた手でジェスチャーをする。
藤野は動作を空いた口で眺めていたが、やがて意を決したように行為を始めた。
いわゆる、手コキだ。

「んぶふぅ」

全く前は見えないが、肉竿はいつだって敏感だ。
何をされているか、当たり前のようにわかる。
ぎこちない所作が緩い快楽として与えられている。
ちゅに、ちゅに、という水音と、女子生徒達が吐き出す熱い吐息だけがその場を支配していた。
誰もが雄太の肉棒を注視し、いずれ来るであろうその時を待ち続けている。

「――どうした? ん。そうか」

突然、京が言葉を発した。藤野は思わず手を止めてしまう。

「藤野、もうちょっと強く握って、動きも早くして欲しいらしい」
「え、はい。わかりました」

小さい掌により力が篭る。さっきよりもちょっとだけ真剣な表情で彼女は肉棒を扱き始めた。間断なく粘液の絡む音が響き、雄太の性感を高め続ける。
そして、宣言も何も無く射精は訪れた。

びゅるるう びゅくっ

「きゃああっ?!」
【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】32P
68 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/03/25(火) 00:19:50.32 ID:Hm6Z5Xa0
間欠泉のように噴出した精液に、藤野は思わず叫び声を上げた。
絹を裂くようなそれに、周りの生徒達も驚く。
ただ一人、京だけが満足そうにその様子を見ていた。
飛び散った精液は雄太のズボンはもちろん、藤野の手や床にも飛ぶ。

「ははははっ。そう、それが精液だ。藤野、皆にも見せてやれ」

どうしたらいいかわからない、ザーメン塗れの手を
藤野は後ろを向いて他の生徒達へ差し出した。
初めは得体の知れなさから引いた生徒達も、すぐに興味を示し
手の甲に厚く盛られているそれを繁々と眺め始めた。

「性行為の際にはそれがお前達の胎内に出されるわけだ。
 セックスの作法に言及まではしないが、舐めたりもする『らしい』ぞ」

すでに経験者である京が何を言っているのか。
雄太は抗議の意味もかねて、彼女の乳首を思いっきり吸ってやった。
が、痛いどころか気持ちよかったらしく、愛しげに頭を撫でられるだけで終わった。
女子生徒達はというと、京の言葉でより興味を持ったのか、さらに精液へ顔を近づけていた。
中でも藤野と仲のいい宮下は、意を決して舌を精液へ触れさせた。

「ふへぇ、にらい」

苦い、と言いたかったのだろう。その感想に皆目を白黒させていた。

    □

授業の始まりも突然だったが、終わりも突然だった。

「今日はここまで。藤野も手を洗って帰りなさい。石鹸使えよ」

京の言葉に現実へ引き戻された生徒達は、あたふたと帰り支度を始めた。
藤野と宮下だけは、最後に雄太へ軽く頭を下げ、おっとり刀で保健室から出て行った。
こうしてようやく、雄太は巨乳口封じから解放されたのだった。

「――何のつもりですか」

舌が普通に回る。どうやら盛られたしびれ薬ももう抜けたらしい。

「何のつもり? 保健委員として男性の生態を知っておいてもらいたかっただけだよ」
「嘘でしょう」
「嘘なんかじゃないさ。元お嬢様学校とはいえ、
 今も金持ちの子女が通っていることに代わりは無い。男性を見たことが無い女の子もいるんだぞ」
【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】32P
69 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/03/25(火) 00:20:36.79 ID:Hm6Z5Xa0
まさかそんな、と思ったが口には出さなかった。
京は話しながらもてきぱきと片づけを始め、雑巾で床に飛び散った精液を拭いていた。
そのまま、ズボンの精液も拭いていく。

「たとえば、そうだな。一度男性の股間には触手が生えていて、
 それが絡み付いてきて性行為が行われると信じていた娘もいたな」
「えー…… さすがにそれは」

なんて言っていたら拘束が外された。
ようやく自由になった身体を味わっていると、京がズボンのベルトを外しに掛かってきた。

「え、ちょ、何するんですか」
「何って君、そんなザーメン臭いズボンで帰るのか」

京の言っている言葉は正しかった。
衆人環視の中手コキという斬新な環境は、
雄太に必要以上の快感を与え、その分の精液をばら撒いたのである。受精もしないのに。

そのザーメンと、ふき取った雑巾の水により、
雄太のズボンは学生の身分でお漏らしをしたような状態になっていた。
正直言って歩きにくいし、情け無い。
結局雄太は京の手によって下着とズボンを脱がされた。
京は保健室の片隅にある洗濯乾燥機にそれらを放り込む。

「二枚くらいなら、乾燥入れても一時間程度だろう。ま、多少生乾きでもこの際構わないか。それまで少し、時間があるな」

振り返ってベッドに座る雄太を見る彼女の瞳は、射抜くようだった。
近寄りながら、黒いレースのショーツを脱ぐ。
遠目から見てもわかるほど、糸を引いていた。
雄太も激しい興奮で脳を揺さぶられていたが、京もそうだったのだろう。
隣へ座って彼女は一言、こういった。

「暇つぶし、しようか」

    □

雄太にもプライドはある。京の掌で完全に踊るのは嫌だった。
キスは求められたがしなかった。正常位で求められたがひっくり返してやった。

「あんっ、そうか。今日は後ろからがいいのか?」

そんな言葉を言われたが、そういうわけではない。
さっきまで雄太は精液噴出機扱いされていたのだ。
だからこそ、今度は京をオナホール扱いしてやろうと思ったのだ。
昨日と同じ場所にあった手錠を、後ろ手にかけてやり、愛撫も何もなしにただ突っ込む。
そして、レイプするかのように乱暴に腰を叩き付ける。
【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】32P
70 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/03/25(火) 00:21:19.37 ID:Hm6Z5Xa0
「んひぃっ!? くはぁ、あんっ、あっ、前戯もなしでぇっ」

抗議の声を上げられたが、それにしては艶めきすぎていた。
とどのつまり、九条京という女性はMなのだろう。少なくとも雄太はそう理解した。
キスも愛撫もなしのセックスは、それでも五十分近く続き、
雄太がすっきりしたと感じる三発目の放精まで続いた。

そして今、雄太はベッドに横たわり、京は雄太に腕枕されていた。
まるで、しなれたカップルのように。
京はあんな乱暴な交わりであったにも関わらず、嬉しそうに雄太の鎖骨を舐め、肉棒を後戯している。
ようするに、満足そうであった。

「で、先生」
「んー? なんだ?」
「妙案って奴をそろそろ……」
「なんだったっけかなぁ、それ」

流石に布団を跳ね飛ばし、雄太も跳ね起きた。

「とぼけないでくださいよっ!」
「あーあー、大きな声を出すな。腰に響く。教えてやるから寝転がりたまえ」

京の言うとおり、再度寝る。耳元に口を近づけてきて囁いた。

「色仕掛け、だよ」
「――いぃろぉじかけぇ?」
「なんだ。不服かね」
「不服とかじゃなくて、無理でしょう。俺じゃ。どう考えても」

雄太にとっては当然の言葉に、京は首を傾げた。

「何を言っている。君は十分魅力的な男性だよ。少なくとも私が見てきた中ではな」

彼女が嘘を言っている様子は無かった。ひでこの言っていた事もある。
もしかしたら本当に有用な手段なのか――? 邪な考えが膨らんできた。
雄太が悩んでいる間に、京はベッドから這い出し雄太の下着とズボンを持ってきた。

「さっきのあの娘達の様子を見ただろう。
 きっと、ショーツの中はぐしょぐしょ。今日は君のペニスを思い出しながらオナニー三昧だろうなぁ」

あの美少女達が帰って、自分を思いながらオナニー。
そう考えるだけで勃起してしまいそうな素敵なシチュエーションではないか。
と、思っていたら亀頭にぬるついた感触が被さってきた。
【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】32P
71 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/03/25(火) 00:21:50.15 ID:Hm6Z5Xa0
「んちゅ、ちゅるぅ、れる」
「み、京先生何を」
「ちゅれぅ、んー、どうにもズボンに納まらなさそうだからな。リラックスさせてやろうと思って」
「別にそんなおふぅ」
「んじゅる、ふふ、昨日みたいに乱暴しないでくれよ?」

結局雄太は、京の心地いい口内を感じながら、もう一度射精した。

    □

保健室を出ると、例のスマホが鳴った。

「なんだよ」
『なんだよ、とはなんでしかぁ。
 いやぁ、ごしゅじんたまのジゴロっぷりにこのひでこ、かんぷくつかまつったでし』
「……用件はそれだけかよ」
『ちっちっち。ちがいましよ。
 ごしゅじんたま、ようやくやるべきことがみえたんじゃないでしか?』

ひでこの質問に対し、当然答えはイエスだった。

「ああ。とりあえず京先生のアドバイスも貰ったし、チア部を存続させる」
『んんー。まずはそこからがんばるでしよ。
 ふりかかるかんなんしんくも、ジゴロのごしゅじんたまならきっとだいじょうぶ。
 それじゃ、ハバナイスセックス!』

その言葉を最後に、また電話は切れた。
いつも一方的に掛かってきて、一方的に切れる電話だった。
画面が戻り、時間が表示される。十八時半だ。
今日は部活が無いためか、校内も人気が無い。
雄太も、とっとと帰るため昇降口へ急いだ。するとどうだろうか。昇降口に人影が一つ。

「誰だ――」

雄太は気付いた。それ以上言葉は出なかった。
靴箱にもたれるようにして立つ人影。見間違えるワケの無いシルエット。

「そうなんだ。じゃあ終わったら一緒に帰れるね」

ああ、何故忘れていたんだ。何故うっかりしていたんだ。
ジゴロ雄太に艱難辛苦が、とりあえず一つ。
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72 :小足刻み蟲 ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/03/25(火) 00:31:06.77 ID:Hm6Z5Xa0
今回はここまで。
また来週くらいにきます。


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