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名無しさん@ピンキー
悪夢(おまけ)
強制女性化小説ない?Part49

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強制女性化小説ない?Part49
938 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/03/23(日) 05:50:01.62 ID:VrZv9eNZ
悪夢の作者です。

女性化した後のエロも欲しかった、という意見がありましたので急遽作ってみました。
好みに合うかどうかは分かりませんが。
強制女性化小説ない?Part49
939 :悪夢(おまけ)[sage]:2014/03/23(日) 05:51:18.72 ID:VrZv9eNZ
帰宅した俺は肩にかけていたバッグを部屋の隅に置くと小さく溜息を吐いた。
さっきから胸の一部、乳首のあたりがムズムズする。どうも帰宅途中のどこかで擦ってしまったらしい。
俺は壁にかかっているカレンダーをチラリと見る。
(気をつけていたつもりだったのに)
ゆっくりと深呼吸を繰り返すがムズムズは止まらない。逆に腹の奥の方までムズムズが始まってしまった。
「はあぁぁっ」
俺は大きく溜息を吐いた。
どうやらスイッチが入ってしまったらしい。こうなったらもう「アレ」をやるしかない。
ジャケットとスカートを脱ぎハンガーにかける。洗面所でブラウスを脱ぐと洗濯機に放り込み、ブラジャーを外しショーツを下ろす。
全裸になった俺はゆっくりと浴室へと入っていった。
忌々しいことに俺の身体はある時期を境にして女体へと変化してしまった。
Fカップのブラジャーがきつくなり始めたバスト、折れそうなほど細く括れたウエスト、大きく張り出したウエスト。フェロモン全開のダイナマイトバディなのが余計に忌々しい。
そして女体というやつには周期というものがある。
俺の場合、周期は28日前後。なぜか月齢とぴったり一致している。
新月の日になると俺の身体に生理……月経が訪れる。これが最も憂鬱な時期だ。他にも体調の良い日、悪い日、そして感情的に不安定になる日がだいたい月齢と連動してやってくる。
そして生理の日に次いで憂鬱なのが新月の日とは逆の満月の前後……つまり今日から始まる3日間だ。
満月の日になると、とにかく感じやすくなるのだ。軽く触れられただけで感じてしまい、すぐに身体が昂ぶってしまう。
俺以外の……普通の女性もこんな時期を迎えて身体が昂ぶることがあるのだろうか? 確かめたことがないのでなんとも言いようがない。
昂ぶってしまった身体は我慢してもなかなか鎮まらない。酒を飲んでもベッドで横になっても悶々としてなかなか眠ることができない。俺の知る唯一の解決法は……「慰める」ことだけだ。
強制女性化小説ない?Part49
940 :悪夢(おまけ)[sage]:2014/03/23(日) 05:52:17.75 ID:VrZv9eNZ
湯気の向こうの鏡に全裸の女が映っていた。火照った肌がピンクに染まり、身体のあちこちからお湯が滴り落ちているのがなんとも扇情的だ。
両手で胸の膨らみ……乳房を持ち上げ、指に力を入れる。
「あ……はあ……」
揉まれた乳房から甘い波動が湧き起こる。カチカチに硬くなった乳首を指で弾く。
「あんっ!!」
思わず声を出しながら軽く身体をそらせる。濡れた髪が背中を叩く感触も心地いい。
乳房を揉み続けたことで腹の奥……子宮の疼きも激しくなってきた。やがて股間から熱い液体が溢れ出してきた。
右手を股間へと移動させる。溢れ出た液体で潤っていた穴に指が侵入しそうになるが、入口にある膜のようなものに阻まれる。
(処女……俺が……処女)
頭の中で処女という言葉が反響する。俺はそもそも男で、学生の頃に当時つきあってた彼女と初体験も済ませた。その俺が今は処女なのだからなんとも奇怪な話だ。
(それもこれもあの夢の中の悪魔が……)
不意に俺は悪夢の中で悪魔に「処女を破られた」時のことを思い出し、慌てて首を左右に振って悪魔のイメージを振り払う。
俺は股間から溢れ出した液体をすくい取り、小さな突起物……クリトリスに塗りつける。
「はあっ、はあんっ、ああんっ!!」
身体と心が激しく上りつめる。仕上げに俺は左手で乳房を強く揉み、右手でクリトリスを激しく擦った。
「あああぁぁぁ―――んっ!!」
鋭い叫び声を上げて俺は果てた。
強制女性化小説ない?Part49
941 :悪夢(おまけ)[sage]:2014/03/23(日) 05:54:11.06 ID:VrZv9eNZ
しばらく経って俺は身体に力を入れて立ち上がった。
浴室に入る前に感じていた悶々としていたものは消えていた。が、絶頂の余韻が寄せては引き、引いてはまた寄せてくる。これも女体となってしまったが故に実体験することになった現象だ。
俺はよろよろと浴室を出るとベッドに腰掛けて盛大に溜息を吐いた。
「また……やっちまったなあ」
軽くやって済ませるつもりだったのに……今回は特に激しかった。
男の俺が女のように感じイッてしまうなんて、と毎回落ち込んでいるのに……あれじゃ女というよりは牝だ。
俺はもう一度大きな溜息を吐き、そこでふと思い出す。
「そういえば……あの時、どうしてあいつの顔が浮かんだんだろう?」
今週の月曜から異動でうちの部署に転勤し、一緒に仕事をするようになった奴。さっき脳裏に浮かんだ悪魔のイメージを振り払った時、代わりに浮かんできたのが奴の顔だったのだ。
再び脳裏に奴の顔が浮かび、だんだんと大きくなる。
「う……そ、そうか、明日、奴の家具選びにつきあうことになってるからな。それで奴のことを思い出したんだ」
今日、奴から引越した際に処分した古い家具の代わりを探したいのだが、地理に疎いのでどこにいけばいいのか分からない相談されたのだ。
で、成り行きで明日の休日に案内することになっているのだ。それで奴の顔が真っ先に浮かんだのだ。うん、そうに違いない。
「明日のこともあるし、さっさと寝よう……あれ?」
気がつくと、再び身体が……子宮が疼き始めていた。
「マジかよ……」
こんなことは滅多に、というか今までにはなかったことだ。いったい何が原因でスイッチが入ったのやら……

「まいったなあ」

俺は最大級の溜息を吐くと再び浴室へと向かった。


(おまけの終わり)


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