- 強制女性化小説ない?Part49
944 :名無しさん@ピンキー[]:2014/03/23(日) 11:10:03.72 ID:DkHjTk4S - >>644
>現実のことじゃないにしても、現実っぽさが微塵も感じられなくて白けた 「お前の糞羅列でおっ勃てる事なんてねぇよ」という意味もこめて萎えるではなく白けるという言葉を選ぶセンスはいい。90点 >まず、チンコがなくなってマンコになった原因について全く触れられていない 元ネタのほうが何で聴力が回復したか言ってないから勝手に薬とかで理由付けしたら面白くないと思った。 割とあからさまに避けていたんだから読んでる方はあえて理由付けをしていないことに気づくと思ってたが野暮な人は突っ込むと思っていた。 想像通りの反応をしてくれてうれしい気もするがもう少し予想外の反応をしてほしかったような気もする。 50点 >チンコがなくなる過程も延々気持ち悪い描写が羅列されてるだけだし エロい表現はないし気持ち悪いのはわかるのだがもう少し具体的に指摘したほうが自分の意見の正当性を主張するのにはいいと思う。 例えば『フル勃起という言葉が使われていたり鈴口が広がるといったグロテスクな描写があるにもかかわらず主人公が一貫してちんちんという言葉を使うところが気持ち悪い。』とか これではただの当たり屋に感じられるかもしれない。要改善 60点 >なにより1年間もどうして異常を放置していたのかと考えるとますますリアリティがなくなってしまう こういうことを指摘するのは指摘するほうの程度が知れてしまう。前スレの注文の多い風俗店でリアリティの指摘をしたのもお前なんだろうが この一文によって批評者がいかに映画や小説といったフィックションに触れていなかったかが明らかになってしまい非常に程度の低い文章になってしまう。 書かないほうがよい。 20点 >このままじゃチンコが消滅するというくらいは予想がつくだろうし >チンコがなくなったらどういう事になるかくらい、半年もあれば分かりそうなものだ ちんこが無くなったらどういう事になるかの予想が具体的に書かれていないところは評価に値する。 もしここで「まんこになる」ということをこちらが推測してTS系に犯された発想だと批判した場合のことを考えて抜け目がない。80点 >一番あり得ないと思ったのは、バットで殴り続けられるような激痛に2週間も耐えたこと >作者は1度だってそんな経験はないのだろうが、2分で失神、1日もあれば発狂できるだろうな 痛みの比喩については子宮の痛みということで生理痛について描かれたイラストにあった「股間が鐘になってずっと棒でたたかれている痛み」を参考にした。 よい指摘なのだが>>650で男女の感覚の差について科学的に証明されたものは無いと否定してしまっているので前後の整合性が合わない。30点 >ひょっとして書き手は女流作家なのかな 俺はあさおんに成功していたらしい。あと前の一文作者としているのに対してここで突然書き手という言葉を使う理由がわからない。 そんなにうれしくないが予想外の反応で気に入った 50点 >男ならちょっとぶつけただけでも、あの痛みが耐え難いってこのがとくらいは分かっているはず >>650の言葉を借りて屁理屈を並べるなら痛みなど個体差や体調次第でどうにでも変化するんだ金玉がお前より弱点じゃない男だっているだろう。 ちなみに痛みの単位が鼻毛一本抜いたときの痛みだっていうのは有名なガセでまだ痛みについての学術的な単位は制定されてないからな。 やっぱり前後の整合性が合わない。 30点 >やっつけ仕事で適当に書くからこうなるんだよ 〆の言葉としては普通でいい。60点 次のお前の台詞は「いちいち細かくヒステリックになるのが女々しい。やっぱ女だな」 平均して50点くらい
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945 :ゴーストライター[sage]:2014/03/23(日) 11:12:05.05 ID:DkHjTk4S - 家に帰ったらマネージャーからまたメール。
『撮影の日程は決まってないけど撮影の前に監督が顔合わせをしたいらしいから明日のAM10:00事務所に来てくれ』 了解しましたとだけ返信する。そろそろ寝ようかな。 次の日、事務所につくと事務室に呼ばれ応接間ではすでに監督と思わしき人とマネージャーが真剣な表情で話し合っていた。 向こうもこちらに気づいてマネージャーが手招きをしている。 手招かれるがままに応接間のマネージャーが座っている2人がけソファーに腰掛ける。 腰掛けるとすぐに目の前の男の人がスラックスのポケットから名刺を取り出して自己紹介をする。 「君の出演するビデオで監督を勤めるゴースト新柿です。よろしく」 スラックスにワイシャツ姿の監督はひょろりとした風貌で眼鏡をかけた50代か40代くらいのおじさんだ。 僕が名刺を鞄にしまったのを確認してから監督が話し始める。 「で、まず聞きたいんだけど。君、処女?」 処女―――その一言で僕はこの仕事は"女"としての仕事だということ、そしてここまで"墜ちた"ということを実感する。 「はい。処女・・・です。」 つい1週間前まで男として生活していたんだ。性経験なんてあるはずがないだろ。 監督が僕の顔を覗き込むようにして再び 「本当に?嘘はつかないでね?」 嗚呼、アダルトビデオの仕事というのははこういうものなのか。 わずかに残っていた人気アイドルとしてのプライドのような物が諦めへと変わる。 「本当です。嘘じゃないです。」 納得いかないような表情をした監督。 「ふーん。」 「あの、守もこういう仕事は初めてなのであまりキツイ内容にはしないでください。」 マネージャーが監督に懇願する。TVの舞台から追い出されてもこの人がマネージャーで良かった。本当にそう思える。 「わかってます。大丈夫ですよ」 営業スマイルに近い監督の表情の裏に何かどす黒いモノが見えた気がした。 「撮影の日程と台本が決まったら連絡します。今日はありがとうございました。」 監督は浅い一礼をするとそそくさと帰っていった。 撮影の日程が決まるのは早かった。台本を配りたいと出演者は都内のファミリーレストランに集められる。 集合時間の15分前にファミレスにつくと出演者はおろか監督すらいない。 10分ほど経ってやっと監督がやってきたがほとんどの出演者は集合時間ぎりぎりか少し遅れてやってきた。 やはり今まで自分がいたところとは別なんだと、ここでも思い知らされる。 出演者の顔を見渡すと20台前半くらいの若い男達。大学生か見方によっては高校生に見えなくも無いといった感じの男3人が集まっていた。 監督がドリンクバー5人分を注文する。ほかには何も頼まないあたりがケチだと思う。 「じゃあこれが台本ね。撮影のスケジュールもここに書いてあるから。ここで読んで読み終わった人から解散」 ・・・え?これだけ? つくづく驚かされる。出演者を集めておいて本当に台本を配るだけで終わるとは。 確かにここは公共の場所だしアダルトビデオの内容なんて口に出して説明することはないと思ったが自己紹介もなく台本を配ってそれでおしまいとは。 台本に目を通そうと思ったらもう出演者の何人かは帰り支度を始めてる。よほどここに居たくないんだろう。 台本には『脚本:ゴースト新柿』と書かれていてタイトルは『女の子佐村轟池守、犯されちゃう!』。 気恥ずかしいとかそれどころの問題じゃない。もうすべてから目を背けたい。本気で。 中身のほうをざっと読む。舞台は男子校。プールの着替え中に女の子とばれた"僕"が一緒に着替えている仲間に輪姦されるというものだ。 あまりアダルトビデオに詳しいわけではないけど初めての人間に輪姦とは随分キツイ。キツイのはやめてくれというマネージャーの言葉を完全に無視かこの監督は。 しかしこの台本。輪姦されるシーンの台本が(ここはアドリブ)としか書いていない。いい加減すぎる。 台本に目を通して顔を上げてみると監督すら帰っていた。まじめにしようとするのが馬鹿らしい。 撮影は三日後。共演者を考えると台本を覚えるべきか悩ましいところだ。
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946 :ゴーストライター[sage]:2014/03/23(日) 11:12:52.56 ID:DkHjTk4S - 今日は撮影の日。けどマネージャーはいない。社長から「AV女優に専属のマネージャーは要らないでしょう?」と別のアイドルの仕事に異動になったらしい。
くやしい。女の子になった原因はわからないが、自分が女になったせいでマネージャーが奪われてくやしい。 集合の5分前くらいにスタジオに着くとすぐ後に監督もやって来た。 「今日はよろしくお願いします。」 挨拶をすると監督はめんどくさそうに 「ん・・・。よろしく」 と返す。仕事の内容といい僕はこの人に好かれていないらしい。当然僕もこの人は嫌いだ。 さすがに撮影の日ともなれば遅刻する人はいない。集合時間には全員集まっていた。
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947 :ゴーストライター[sage]:2014/03/23(日) 11:14:20.92 ID:DkHjTk4S - いよいよ撮影が始まる
更衣室で着替えるシーン。 男達が僕を取り囲み、一番体の大きい一人が 「お前本当に男かよ?」 と問う。 「お、男だよ!」 ここまでは台本にある。 そして男は僕を押し倒して履いている海パンをズリおろす。 左脚は海パンから抜け、押し倒された僕は右脚にかろうじて海パンが引っかかっている状態。 「おぉ?これのどこが男なんだぁ?」 「お、男だよぉ・・・」 できる限り恥ずかしそうな顔をする。 「マンコついてる男なんているわけ無いだろ!」 そう言って男は僕の股間に指を突っ込む。 「ひゃん!!」 突然触られ思わず声が出てしまう。親しくも無い他人に自分の秘所をまさぐられるのは気持ちのいいものではない。 気持ちのいいものではないはずなのに・・・ 「随分とかわいい声で鳴くじゃねぇか!」 さらに深く指をねじ込む 「あぁぅ・・・」 気持ちよくないはずなのにおまんこは僕に快感を与える。 「あん。。。はぁぁ・・・」 今度はぐりぐりとかき回される。 僕のおまんこからは愛液が漏れ、 「んっっ・・・!」 かき回す指からはクチュクチュと卑猥な音が響く。 男達は自分の海パンを脱ぎ、全裸になって僕を囲む。 「お?濡れてきやがった」 そう言って男はおまんこに入れている指を抜き、代わりにイチモツを挿し入れようとする。 その時左にいる男が突然僕の頭をつかみ自分の股間に寄せ、 「しゃぶれよ」 と一言。 僕は男のちんちんをほおばる。ちんちんなんて気持ち悪いモノを。 歯を立てたら撮影上まずい、歯を立てずにゆっくりとカリの裏を舐め回す。 そうしている間に僕のおまんこには男のちんちんが差し入れられる。
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948 :ゴーストライター[sage]:2014/03/23(日) 11:14:54.85 ID:DkHjTk4S - 「ひゃひぃぃ!」
男のちんちんは大体僕の昔のちんちんと同じくらいの大きさなのだが、それでも僕のおまんこには大きく 狭い膣内を押し広げるように進むちんこに僕のおまんこは悲鳴と血を流した。 「処女なんだなぁ!」 挿入されてもおまんこが裂けた痛みがジンジンと響きそれどころではなかった。 撮影するカメラの横で監督が『ほかの男のちんこ握って!』と書いたスケッチブックを見せる。 僕は指示通り右にいる男のちんこを握り、ゆっくりと扱く。 しばらく扱いていると股間の痛みは引き、 「あんっ!はぁん!」 気づいたときには快楽が勝り、声が勝ってに漏れ出ていた。 もっとこの快感がほしい。その一心で僕は腰を動かす。男も腰を動かす。 体の内側でちんちんがこすれるたびに僕は快楽に襲われる。 息は荒くなり、ちんちんを扱く右手も舐める舌も素早くなる。 男たちの息も荒くなる。顔も興奮して赤く染まっている。 とうとう耐えられなくなったのか扱いているちんちんから精液が飛び出した。 「あっ」 と短く叫ぶ男。僕の胸にイカ臭い精液がかかる。ある意味懐かしい匂い。 それにつられて口の中にも精液が放たれ、挿入している男もイった。 男は満足そうな顔をして股間からちんちんを引き抜く。僕のおまんこはまだヒクヒクと小刻みに震えるように疼いていた。 手の中にあるちんちんも舐めているちんこも段々と萎えている。 「カットー!!」 監督が叫ぶ。撮影は終わったのだ。 僕は直ぐに口の中の精液を吐き出しシャワールームへ行く。男優たちもシャワールームへと行く。 シャワーを浴びながら火照った体についた臭い精液を洗い流す。絶対にいい匂いではない。 暖かいシャワーを浴びている間に頭も冷静になっていく。 そういば挿入をした彼はコンドームをつけていなかよな? ―――!! 体中の血の気がぞーっと引く。 それから僕が中絶のために産婦人科へ行くのは3週間後のことだった。
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949 :ゴーストライター[sage]:2014/03/23(日) 11:17:17.67 ID:DkHjTk4S - これで終わりです。生理描写もなければおっぱい描写皆無ですいません。
ついでに時事ネタでもうひとつ思いついたのを投下させて頂きます。 エロなし無駄に長い、女体化描写ほぼなしの糞文字列なのでどうぞ罵ってください
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950 :時事ネタ[sage]:2014/03/23(日) 11:18:20.17 ID:DkHjTk4S - 国立理科学研究所(通称理研)・・・現在とある論文の問題で揺らいでいると報じられるこの研究所だが、その内部では数年前より極秘の研究が進行していた。
理研では所長や理事長をはじめとした数人しか知らないこの研究。 内容は“ヒトの染色体を自由に書き換え、組み替える事ができるようにすることを目指す”という内容だった。 当初はダウン症の遺伝子レベルでの治療などを目的として申請したが人間の遺伝子組み換えという人道的観点から却下されたのだ。 しかし却下された直後、文科省独自の極秘プロジェクトに指定されこの研究は続けられることになった。 数年にわたる研究の結果がん細胞を生み出す細胞に改良を施した上で微生物に埋め込み、 ナノマシンによって人為的に操作することでその目的が達成できるだろう。となったのだが理研にはナノマシンが作れない。 そこで別の研究所と共同研究をすることとなるが、日本ではナノマシンが作れるほどの研究施設となると大学の研究室しかない。 多くの学生が行き来する学内で極秘の研究をするのは危険と判断され、結局アメリカの私立研究所と共同研究することになった。 共同研究も順調に進み、一応安堵していた所長たちであったがまた新たな問題が発生した。 来年度から予算が減額されるかもしれないと文科省から連絡があったのだ。 今でもギリギリの枠にねじ込んで何とか共同研究を進めているのに予算を減らされたら来年には完成するこの研究は進められなくなってしまう。 そこで一策講じることになった。 衆議院で予算の審議が始まる1月の後半を狙って虚偽の論文を発表する。ノーベル賞を狙えるほど大きな論文だ。 それで世間の注目を集めれば自動的に大型予算は手に入る。 もし途中で虚偽が発覚しても2月の後半までもてば来年度の予算はあらかた決定しているだろう。当然再来年度の予算は大きな減額となるだろうがこの研究さえ終われば何とかなる。 多くの金を要するこの研究が終わりさえすればほかの研究は予算を減らされても存続できる。 世間の注目を集めるには論文だけでは力不足かもしれない。なんなら若い女性研究員に発表させよう。 その女性研究員にも研究室をピンクにしたり白衣でなく割烹着にしたりといった感じに注目を集めるために色々な工夫を凝らそう。 これに苦労話でも添えればもう絶好の“客寄せパンダ”かつ“金寄せパンダ”だ。 しかもうまくいけば虚偽の責任をこの研究員にかぶせて再来年の予算の減額も防げるかもしれない。 こうして世紀の大発見の演出をした理研は目論見どおり予算は手に入り研究の存続に成功した。 そうして研究を進め、遂にアメリカからナノマシンでの微生物操作に成功したとの連絡が入った。 早速検証のために完成したナノマシンを組み込んだ微生物を日本に取り寄せるのだが何しろ極秘の研究。 普通に貨物機に積んだり紛れ込ませてアメリカから直接輸送しようとするものなら税関に怪しまれてしまうかもしれない。 そこで旅客路線を使い人の手で輸送することとなった。 さらにカモフラージュのためにアメリカから陸路でメキシコに輸送し、そこから複数の空路を乗り継いで輸送をしていたのだが―――
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951 :時事ネタ[sage]:2014/03/23(日) 11:19:00.53 ID:DkHjTk4S - 所長に微生物受け取りのために北京にいる助手の斉木から電話で連絡が入る。
「例のブツを載せた飛行機、行方不明になったそうです」 「どこでだ?」 「マレーシアの上空だそうです。」 「念を押したのが裏目に出たな・・・とにかく君は情報をあたってくれ」 「わかりました。」 「たのんだよ」 電話を切った所長はすかさずPCに向かいアメリカの研究所にメールを送る。 ナノマシンに予備があるか訊ねる為だ。 5分ほどで返信があった。向こうもマレーシア機の行方不明を把握してはいるがナノマシンに予備は無く、これから生産しようとすると2週間ほどかかるとのことだ。 とりあえず生産の依頼をして今度は理事長と微生物の研究に携わった研究グループを所長室に呼び、今後の対応について協議する。 しかし2時間にわたる協議の結果は航空機捜索の進捗を見守るという月並みなものであった。 協議の最後に所長は研究グループにひとつ質問をした。 「微生物が墜落現場周辺のヒトに対して作用するということは無いんだろう?」 「向こうが提出したナノマシンの仕様通りならば指示が無い限りはヒトに危害を加えることはありません。ミジンコみたいなものです。」 「ただナノマシンが誤って起動してしまうと電池が尽きるまで周囲の人間に次々に襲い掛かる可能性があります。」 主任研究員が答えた。 「で、何時間で電池が尽きるんだ?」 「起動して3時間ほどで尽きますがその間に10数人の染色体に被害を与えることができます」 「10数人か・・・多いな」 「さらに微生物は"あの"STIP細胞を基にしてますから一度侵入して感染したら5分から10分ほどで全身の染色体が組み変わってしまいます。」 STIP細胞とは理研が培養に成功した通常の数万倍という猛烈な速度で進化する細胞のことで、この成功によって研究は一気に進んだのだ。 「しかし今回は海中に没した可能性が高いので周囲のヒトに危害を加えるようなことは無いと思われます」 「わかった。ありがとう」 会議はこれで終わった。
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952 :時事ネタ[sage]:2014/03/23(日) 12:09:47.12 ID:DkHjTk4S - 行方不明から10日たっても航空機は見つからない。所長に再び斉木から連絡が入る。
「所長、どうやらいくつかの国は例のブツについて感づき始めて捜索機増やしてます。」 「今インド洋と南シナ海は米軍や解放軍の特務艦がうようよいますよ!」 「報道のほうも出来るだけ相手を混乱させようと情報が飛び交ってる状態です」 所長は「わかった」とだけ返事をして電話を切る。 「くそ。どこから漏れた・・・!」 独り言つぶやく所長。米国は共犯の面があるから多少何とかできるが中国に微生物が捕獲されたりしたら予算どころか研究所の存続が危うい。 しかし広い海の中で一匹の微生物を探すなんて砂の中から針を探すようなこと出来るわけ無いという自信もあった。 数日で米国の研究所に依頼しておいたナノマシンが完成する。微生物なら簡単に培養できるし研究の完成は間近だ。 行方不明から2週間、事態は動いた。 まず一つ目はオーストラリア沿岸2400kmのところで航空機と思わしき漂流物が発見されたということだ。 そしてアメリカの研究所から新たなナノマシンの製造が完了し既に微生物への埋め込みも終わったというメールが来たのだ。 今回は旅客機で直接アメリカから日本まで運ぶ手はずを整え、行方不明機の調査として北京に留まっていた斉木にも帰国するよう指示をした。 ナノマシンが届くのは明日になるだろうが斉木助手は今日の昼に帰ってくる。
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953 :時事ネタ[sage]:2014/03/23(日) 12:11:51.97 ID:DkHjTk4S - 斉木が帰ってきた。
「おかえり。斉木君」 所長が挨拶をする。 斉木は何も言わずに机の上にアタッシュケースを置き、中からエピペンのようなものを取り出す。 「そ、それは!?なぜそこにあるんだ!!」 それは研究を進めていた微生物が入った注射器だったのだ。 「あなたも所長ならもっと部下の動向を把握するべきでしたねぇ!」 「メキシコに輸送しているときに僕がこっそり頂いてきたんですよ。すり替えてね」 「まさかマレーシア380便があんなことになるとは思いませんでしたけどね」 「あなたにはこれから末期がんで死んでもらいますよ」 「わ、私が君に何をしたと言うのだ!」 「あんたが俺の婚約者に・・・晴子にしたことを忘れたのか!!」 「なに・・・君と緒母方君はそういう仲だったのか」 「だからもっと部下の動向を把握するべきだと言っただろう!」 斉木は所長に駆け寄り注射器を所長の白衣の上から腕に突き刺す。 「う、うわぁぁ!!」 「向こうの研究所が組んだ設定が既にナノマシンには指示されている。あんたは10分もしたらがんで死ぬんだ」 腕の中から異物が侵入する。ぞわぞわと毛が逆立つのを感じるが袖からぱらぱらと腕毛が落ちる。 毛が抜けた手は不気味なほど白く輝いている。異物が方まで進んだのを感じる。すると・・・ 「あぐぁぁ!!」 背中から骨が折れるような痛みが襲う。その痛みは全身へと巡る。 所長の体は縮んでゆき、その白衣は目に見えてぶかぶかと袖が余っていくのだが、本人は痛みでそれどころではない。 しかし斉木はこれを見て驚く。 「これは染色体を破壊する設定じゃなかったのか!?」 そう実は斉木が染色体を破壊する内容だと思っていた××という名前の設定はXX・・・つまりY型染色体をX型に変える。女性化の設定だったのだ。 「でもこのまま俺まであんたに襲われて傷口から微生物に侵入されたらたまらないんで逃げさせてもらいますよ」 床の上でもがく所長をよそに斉木は所長室を後にした。 所長は全身に走る激痛のなか救急車を呼ぼうと電話機に這いよっていた 通報をして駆けつけた救急隊員にも感染したりなんかしたらこの研究がバレてしまう。 でも襲い掛かる痛みには換えられないとにかく救急車を。 が、意識は電話機に手が届く前に遠のき、所長は激痛のため気絶してしまっていた。 所長が気絶している間研究グループの一人が午後2時ごろに所長室に入った。 彼は優秀だった。 所長の異変をすぐに例の微生物によるものだと感づき『所長へ、午後5時になったら内線で研究室まで連絡をください。それまでは部屋から絶対に出ないでください』と張り紙をした。 確実に電池が切れるまで所長を隔離するようしたのだ。 3時間後。かつて所長が着ていた白衣を身にまとった10歳ほどに見える少女が目を覚ました。
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954 :時事ネタ[sage]:2014/03/23(日) 12:12:42.47 ID:DkHjTk4S - おわりです
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