- 調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロイン51【悪堕ち】
406 :魔法少女セイバーブルーム ◆haFUDB2DeI [sage]:2014/03/23(日) 19:31:20.25 ID:BmbfF9Cw - 注意点
・エロ控えめ ・グロ有り ・寝取られ要素有り
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407 :魔法少女セイバーブルーム1/8 ◆haFUDB2DeI [sage]:2014/03/23(日) 19:32:36.65 ID:BmbfF9Cw - それは地獄の光景だった。
自分の愛する少女が、他の男、それもよりによって自分の家族を殺めた仇敵に犯され、嬌声を上げている。 最初は懸命に抵抗していた少女も、男の執拗な責めによって力尽き、正気を失って快楽のままに痴態をさらしている。 できることなら、今すぐ少女を助けてこの男を殺してやりたい。 だが、四肢をもがれ、芋虫のように床に転がっている少年には、そんなことは不可能だった。 「もう一度聞くよ、麗華。あそこに這いつくばっている惨めなゴミ虫と、僕、どっちが好き?」 「はぁ、あぁん!誰があなたなんか!私が好きなのは秀司だけなんだから!」 「やめろ各務!麗華を離せ!」 極太のペニスを突き立てながら、男―各務―が問う。麗華は残った最後の理性を奮い立たせて、否定の答えを返す。 そして少年―秀司―は、壊れたテープレコーダーのように同じ叫びを何度も繰り返す。 こんな問答が、もう延々と続いている。
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408 :魔法少女セイバーブルーム2/8 ◆haFUDB2DeI [sage]:2014/03/23(日) 19:33:31.18 ID:BmbfF9Cw - 1年前、突如日本と異世界をつなぐ時空ゲートが現れてから、『魔獣』と呼ばれる異形の怪物による侵略が始まった。
魔獣には通常兵器による攻撃が効かず、自衛隊は壊滅的な被害を受けた。 そんな時、一人の魔法少女が魔獣たちの前に立ちふさがった。魔法少女は自らをセイバーブルームと名乗り、 不思議な力で次々と魔獣を消滅させていった。セイバーブルームの存在は魔獣たちの間にも知れ渡り、 侵略を試みる魔獣は徐々に少なくなり、平和が取り戻されつつあった。 平和の守る正義のヒロイン、セイバーブルームの正体、それは麗華である。 麗華は元々は普通の少女だったが、あるとき精霊に導かれて、セイバーブルームに変身する力を得ることになった。 セイバーブルームの正体は秘密とされたが、ふとしたことから幼馴染の秀司に知られることになり、 以後秀司は麗華のサポートとして陰ながらセイバーブルームの活動を支援することになった。 セイバーブルームの戦いは圧勝ばかりではなく、厳しい戦いがいくつもあった。 戦いの中で傷つき希望を失いそうになる麗華を、秀司は懸命に支え続けた。 秀司の支えがあったから、セイバーブルームの現在があるといっても過言ではない。 元々仲の良かった二人ではあったが、戦いを通じて想いを深め合い、愛し合うようになっていった。
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409 :魔法少女セイバーブルーム3/8 ◆haFUDB2DeI [sage]:2014/03/23(日) 19:34:24.31 ID:BmbfF9Cw - 各務が少年と麗華が通う学園に転校してきたのは、3か月前のことだった。
大企業の御曹司で、成績優秀、スポーツ万能、眉目秀麗の完璧超人ということでたちまち女子たちの話題の的になった。 だが各務はそんな女子たちには目もくれず、麗華に言い寄った。 麗華はきっぱり各務の告白を断ったが、各務に諦めるそぶりはさらさらなく、あの手この手で麗華に迫った。 そうしてぶち切れた秀司と各務が取っ組み合いの喧嘩を始め、各務は病院送りになった。 病院を退院した各務が麗華と秀司の前に現れた時、二人はわが目を疑った。 何体もの魔獣が各務につき従っている。 魔獣を従える人間など見たことも聞いたこともない。 各務は言った。自分は人間ではない、魔獣を使役する魔界の支配者、魔人族の王子であると。 驚く二人を後目に各務はさらに続けた。 魔獣たちを次々と倒すセイバーブルームの強さに惚れこみ、彼女を妃にしたくて人間界に潜入したこと。 日本中に盗撮用の超小型魔獣を放ってセイバーブルームの正体を割り出したこと。 少女漫画の男のマネをしてみたが麗華には全然効果がなかったこと、など。 そして、各務は最後に言い放った。 小細工はもうやめる。力づくで麗華を、セイバーブルームを奪うと。 自分をボコボコにした秀司には万死に値する苦しみを与えると。 危機を察知した麗華はすぐさま変身したが、各務は戦いを避けて時空ゲートの向こう側に消えて行った。 それ以来、各務は学園に来なくなった。教師は、親の仕事の都合で転校した、と説明した。
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410 :魔法少女セイバーブルーム4/8 ◆haFUDB2DeI [sage]:2014/03/23(日) 19:35:41.88 ID:BmbfF9Cw - それから1か月後、各務は再び秀司と麗華の前に現れた。今までよりも遥かに強力な魔獣を使役して。
新しい魔獣の力の前に、セイバーブルームはなすすべもなく敗れ、変身アイテムであるブローチは粉々に破壊された。 魔獣に秀司と麗華を拘束させて身動きを取れなくした後、各務は魔獣に誘拐させた秀司の家族を皆殺しにした。 両親と兄、一人ひとり、死の恐怖をたっぷりと味わわせて、秀司を罵倒すれば命を助けてやるとうそぶき、 散々罵倒させてから斧で頭を真っ二つに叩き割った。 あまりに凄惨な光景に、秀司と麗華は目の前が真っ暗になった。
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411 :魔法少女セイバーブルーム5/8 ◆haFUDB2DeI [sage]:2014/03/23(日) 19:36:48.63 ID:BmbfF9Cw - 二人が目を覚ました時、辺りは見知らぬ空間になっていた。
そこはどこかの宮殿のような豪奢な部屋で、麗華はキングサイズのベッドに、秀司は床に寝かされていた。 二人の手首は頑丈な鎖で壁につながれており、自由に動き回ることは不可能だった。 「ようこそ魔界城へ。ここは僕の部屋だ。普段は奴隷を教育するのに使ってるんだがね。」 「各務!貴様・・・!」 「許さない!私、あなたのこと、絶対に許さない!!」 失意から目覚めた二人を突き動かすのは、この男に対する激しい怒りだった。 誰かを本気で殺したいと思うほどの憎しみをこの二人が抱いたのは、初めてだった。 「恨んでもらって結構。元はと言えば僕を怒らせた君たちが悪いんだ。麗華が素直に僕のプロポーズを受けてれば、 そこのクソ虫が嫉妬心に駆られて僕に八つ当たりしなければ、こんなことにはならなかったんだよ?」 各務はにこやかに笑う。その微笑みの裏に、邪悪な意志を滾らせて。 「さて、このシチュエーションを見ればこれから僕が何をしようとしてるのか、わかるよね? 君たちもそこまでウブじゃないよね? それじゃ、お楽しみと行きますか。」 「やめろ!各務!!やめろおおおおおおお!!!」 「いやっ!!いやああああああああああああああああ!!!」
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412 :魔法少女セイバーブルーム6/8 ◆haFUDB2DeI [sage]:2014/03/23(日) 19:37:54.79 ID:BmbfF9Cw - そして、今。麗華と秀司が魔界城に来てから1か月が経った。
各務による麗華への性調教の悪夢は終わることなく続いている。 最近の各務のお気に入りの調教方法は、秀司への拷問とセックスをミックスさせるやり方だ。 各務が麗華を犯す傍らで、魔獣に秀司を拷問させる。秀司が苦痛で悲鳴を上げるたびに、ピストンを打ち込む。 悲鳴が強ければ強いほど、ピストンも激しくなる。この課程でより強い刺激を求めて拷問がエスカレートした結果、 秀司は四肢を失いダルマになった。 激しい調教の課程で麗華の精神は疲弊していった。秀司の悲鳴とともに快楽を与えられ続けた結果、 いつしか麗華は秀司の悲鳴を聞くことで快楽を感じるようになっていった。 各務の命令で秀司に鞭を打った時、麗華はゾクゾクするものを感じた。 麗華は今でも秀司を愛している。しかしその愛は、恋人に向けるものからペットの類に向けるものへと変質し始めていた。 そして麗華の牝の本能は、自分の肉体を蹂躙するあの男を逞しい牡として認識し始めていた。 麗華の心の機微を感じてか、各務はこのところよく麗華に自分と秀司を比較させるようになった。 どちらが麗華の恋人としてふさわしいか、どちらが優れた牡であるか、魔界の王子の妃になるのと芋虫の介護ならどちらがいいか、など。 麗華を犯しながら何度も問いかけた。各務の肉体は自分の方がいかに優れた存在であるかを有無を言わさず直接体に刷り込んでくる。 麗華は理性にすがり、必死に秀司が好きだと繰り返した。 各務は内心麗華の理性の強さに驚いていた。 今までの経験上、普通の女ならもう堕ちて完全に従順になってもおかしくない頃合いだ。 この強靭な理性が彼女がセイバーブルームたる資格なのかと思った。
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413 :魔法少女セイバーブルーム7/8 ◆haFUDB2DeI [sage]:2014/03/23(日) 19:39:33.71 ID:BmbfF9Cw - 数か月後、麗華の煮え切らない態度に、各務はいら立ちを隠しきれなくなっていった。
度重なる調教で各務を悦ばせる術を覚え込まされた肉体は、性奴隷としてはすでに申し分のない出来になっている。 心の方も、口では否定するが、内心ではすでに秀司に対する愛は冷め、各務を愛してしまっていることを認めている。 以前は胎内に精を放たれることに酷く抵抗したが、今では見た目は抵抗はしていても悦びを感じているのが手にとってわかる。 しかし、それでは各務は満足できなかった。たとえ中身が伴っていない形だけの態度でも、気に食わない。 この女は自分の妃になる女だ。夫のことを愛していると堂々と言えないような女では、周囲に顔向けできない。 そもそも婚儀をきちんと遂行できるかどうかすら怪しい。 昔の男を捨てることへの罪悪感なんて感情は捨てて、自分の女として生まれ変わってもらわねばならない。 「とらえた女の仕上がりはいかがでしょうか殿下。私ども家臣一同、婚儀の日を待ちかねております。」 各務が城の廊下を歩いていると、彼に長年使えている老臣が訪ねてきた。 「……体も心も、すでに完全に僕のモノになってる。」 「おおっ!ではいよいよですな。準備はすでに整っております。明日にも婚儀を――」 「でも、あと一押しが足りない。心も体も堕ちて今更人間面する資格なんてないのに、まだ昔の男を捨てる覚悟ができていない。」 「ほっほっほ。それぐらい気にしなくても良いとは思いますが。」 「僕は完璧主義者なんでね。」 「まったく、殿下らしいお言葉です。それでは、既成事実を作ってみてはどうでしょうか。」 「既成事実?」 「御子を為すのです。いくら諦めの悪い女でも、御子ができてしまえば諦めます。自分がお腹を痛めて産んだ子ならば、 見捨てられないのが母親のサガです。わが子と昔の男、どちらを優先するのか言うまでもありますまい。」 「いい考えだと思うけど、それは順序が逆じゃないか。王子ともあろうものがいいのかな。」 「ご心配なく。わが王家では時折このような例がありますゆえ、特に問題視されることはないと存じ上げます。」 「そうか、ありがとう。じゃあこれから麗華に仕込みに行ってくるよ。」 「いってらっしゃいませ。」 それから数日後、麗華の懐妊が判明し、盛大な婚儀が執り行われた。 婚儀にて、麗華は闇の洗礼を受け、改めて各務への愛を誓うと共に、人間を辞めること高らかに宣言し魔人族へと転生した。
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414 :魔法少女セイバーブルーム8/8 ◆haFUDB2DeI [sage]:2014/03/23(日) 19:40:37.41 ID:BmbfF9Cw - 3年後、セイバーブルームによって静かになっていた魔獣たちが、再び活動を再開し、世界各地を侵略し始めた。
そして、魔獣の大軍の中に、それを指揮する3人の魔人がいた。 一人は大人の男。かつての魔人族の王子であり、現魔王の各務である。 一人は大人の女。その見た目はかつて世界を救ったセイバーブルームによく似ていたが、その性質は邪悪そのもの。 そしてもう一人はまだ幼い少年。この子こそ、各務と麗華の子、現王子のレイである。 「パパー!ママー!人間狩りって面白いね!お城でシュージ相手に遊ぶのより、ずっと楽しい!」 「そうだね。人間はロクな力もないくせに、数だけはやたら多い。狩りの獲物としては最適さ。」 「良かったわね、レイ。ママも人間の悲鳴が聞けてとってもいい気分よ。人間を痛めつけるのってなんて楽しいのかしら。」 心の底から魔人族になった麗華を見て、各務は目を細めた。手間はかかったが、おかげで最高の女が手に入った。 強く、美しく、優しさにあふれた、まさにかつて彼が恋したセイバーブルームをそのまま悪にしたような女が、 自分の妻となり、子を産んでくれた。これ以上の幸福はないだろう。 「あなた、どうかしたの?」 麗華がキョトンとした目で見つめている。 「ふふ、何でもない。ちょっと昔のことを思い出しただけ。ねぇ麗華、セイバーブルームやってたころのこと、どう思う?」 「もう、意地悪。人間の味方して戦ってたなんて、思い出したくもないわ。最悪の最悪。良かったことと言えば、 あれがきっかけであなたに巡り合えたことぐらい。」 「ハハ、ごめんごめん。もう聞かないよ。」 もう、この世界に自分たちを邪魔する存在は現れないだろう。この世界を狩り尽くしたら、次はどの世界を狩りに行こう。 これからの愉しみに期待を膨らませながら、各務は人々の逃げ惑う姿を眺めた。 おわり
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417 :魔法少女セイバーブルーム ◆haFUDB2DeI [sage]:2014/03/23(日) 23:16:47.95 ID:BmbfF9Cw - >>415>>416
感想ありがとうございます。 展開早いのは自覚してます。書いてて「これSSじゃなくてSSのプロットだな」と思ってました。 基本的に文章力が足りてないのと、一つ一つのシーンよりも書きたい展開をどんどん盛り込んだ結果こうなりました。 細かいシーンの描写は苦手です。(童貞がセックスシーンを書くのはハードルが高い) 闇の洗礼を受けるシーンとか書けたらもっと書きたかったですね。
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