トップページ > エロパロ > 2014年03月19日 > aq6Ivw/R

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名無しさん@ピンキー
ポップンのエロ小説スレ

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ポップンのエロ小説スレ
416 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/03/19(水) 19:54:01.85 ID:aq6Ivw/R
続き。

膝上の丈だからあっさり太ももが見え、あわやぱんつも見えそう…
…だったが両手で妨げられた。わたしが片手なせいで押し負けた。
フラが涙目でこちらを見ていた。睨んではいないけど、動揺と困惑の顔。

「ど、どうしました。しおんちゃん…?」

しまった。反射的にしてしまった。
でも、もう後には引けない。わたしの中の何かが爆発しそうで止まらない。

「あなたのせい」
「えっ!? そ…そんなっ…!?」

フラは一段と涙目になった。わたしの手を抑える両手が震えている。
…しまった。言葉を選べ、自分。
わたしは珍しく動揺してしまった。自分でも呆れるくらいに。
とにかく謝らなければ。取り返しがつかなくなって後悔してしまう。それだけは嫌だ。

「「ご、ごめんなさい!!」」

同じ言葉を同時に言った。ハモった。
裾をめくろうとする手を外し、フラの隣に座り…向かい合った。

「ホントにごめんなさい…いつも言葉が足りないな。わたしは…」

体の震えが来た。こういうのが怖い、というのか。
でもわたしは奮い立って正直に言った。いや言わなければ。
深呼吸を十回もして、覚悟を決めた。
フラは上半身を起こし、きょとんとしている。

「…しおんちゃん…一体何ですか…? 大げさな動きもして…」
「フラ…。あなたに…言わないといけないことがある」
「え…」
「とても大事な話だから、しっかり聞いて。お願いっ」
「は、はいっ!聞きますよ!どうぞっ!」

フラの泳いだ目線がはっきりし、しっかりとわたしを捉えた。
ポップンのエロ小説スレ
417 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/03/19(水) 20:16:17.21 ID:aq6Ivw/R
わたしは雪女で冬の間しかいられないこと。春の訪れとともに消えること。
そして今わたしは戸惑っている。消えることを怖がっているのだ、っと。
フラは突然の告白に、また涙ぐんでいた…。

「そ…そんなぁ…。しおんちゃんが消えるなんて…。
雪女というのはさっき聞き取れました。ああ…やっぱり、でしたけど。
でも、消えるって…。 …消えるなんて…嫌ですっ」

まだ…全部じゃない。肝心なことがまだだ。
わたしはフラの両手を同じように左右からつかみ…自分の胸元へ持っていった。
これを伝えなければ…消えても消えきれない。

「わたし、フラと仲良くなれて嬉しい。でも次に会えるのは来年の冬。
フラはわたしと会いたいと思っても…次の冬まで叶わない。
とても辛い。わたしは怖かったの。あなたに辛い思いをさせるようで…」

自分でもここまで正直に言ったのは初めてだ。

「何も言わずあなたの目の届かない所まで去ろうとかも思ったの…」

すべて話し終えた。わたしはホッとなった。気がつくと眼に水が溢れている。
フラは終始熱心に聞いてくれた。唇が震えている。堪えているのだ。
それでも眼はしっかりとしている。芯の強い子で…良かった。
そそそ。すり足でフラの顔、いや全身がこちらへ近づく。
気がつくと吐息すら感じる・・・半歩動くとぶつかりそうな感じになった。
そしてフラの両手は、わたしの首と背中を捉え…全身を優しく抱きしめた。

「…しおんちゃん…。辛かったんですね。
今まで一人で悩んでいて…、頑張ったんですね。
でも、こんな辛いことを打ち明けていただきありがとうございました。
もうあなたが思い詰めることはありません。私がいますのでっ…」

フラは優しく語りかけた。
ダメだ。眼の溢れが止まらない。

「いいんですよ。たっぷり泣いてください。私が受け止めますのでっ…」

わたしはかつてないほどの声を出して泣いた。鼻水も止まらない。
ポップンのエロ小説スレ
418 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/03/19(水) 21:37:45.37 ID:aq6Ivw/R
………………………………………

…泣き疲れてわたしが落ち着いたのを見てから、フラは体を半歩離れた。
その間ずっとフラは抱き締めたり、わたしの顔に胸を預けたりした。
フラのドレスは、わたしの涙と鼻水でぐしょぐしょだ。後で謝ろう…。

立ち話もあれだから、わたし達は白い花布団の上で座った。
わたしは正座だ。…フラはまた三角座り。勿論、奥の白いのが見えるので
嬉しいのは嬉しいけど。この子の癖なんだろうか。

…でフラは妙なことを問いかけた。

「で、さっきのキスやスカートに手をかけたのはなんだったんですか?」

…うーん。言いにくいことを。よほどびっくりしたのか。
しかし言うしかなかった。自分の気持ちを。

「思い出が欲しかった。あなたとの思い出が…あなたとした何か特別なことが。
でも…なんか変よね…ほかに何か別の方法が…」
「…なるほど…そんなことでしたか。…分かりました」
「ふへっ?」

フラはわたしの話を遮った。何故か安堵したような表情になってるし。そして。

「しおんちゃん、眼瞑ってください」
「うん…」

ちゅっ。
またしてもフラから唇を重ねた。今度は頬ではない。唇だった。
唇を離したフラは、わたしに顔を向け、うっとりとした表情で呟いた。

「私もしおんちゃんとの思い出が欲しいです」
「えっ!?」
「そんなことになるとは思ってなかったです。お別れだなんて…悲しいです。
私もしおんちゃんが好きですから…一緒に思い出作りましょう。
最後の夜、おやすみだけではつまらないですっ」

「も」ということは…そっか。
一旦引っ込んだ目のあれがまた出てしまった。嬉しくても出すんだなっと知った。

「あなたが…いえ、フラがわたしを好きで…嬉しい。
わたしも…フラが大好き…だから。…ぐすっ」
「あらあら、しおんちゃん。また涙が…。意外と泣き虫さんなんですね…。
でもほっとしました。しおんちゃん、生き生きしてますよっ」
「ぐすっ。どうしてほっとしてるの?」
「しおんちゃん、無表情なだけではかわいくないですよ。嬉しいんですねっ」
「うんっ。わたしは今、すごく嬉しい。想いをあなたに告げて良かった…」

手で目に溜まった涙(というのを今知った)を拭いながら言った。
笑顔でこの子はうなづいた。わたしもうなづいた。

「ところで、思い出作りって…あれを続けるけど…いいの?」
「しおんちゃんとなら…きっと大丈夫です。
せっかくですので…わたしも楽しめるのでしたら…是非」

とても優しい笑顔を浮かべた。この表情にわたしは逆らえない。
決めた。止める理由もない。わたしだけでなくフラのためにも続けよう。
ポップンのエロ小説スレ
419 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/03/19(水) 21:44:14.79 ID:aq6Ivw/R
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<お詫び>
エロ小説スレにも関わらず、寸止めやらパンチラだけでお茶を濁して申し訳ありませんでした。
次回以降はホントにエロい展開になります。気長に待っていただくと幸いです。


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