- 【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ5■【マスター】
521 :暇潰し[sage]:2014/03/17(月) 22:17:23.40 ID:ONyMpslw - 「やった!やりましたよちひろさん!」
携帯電話の通話ボタンを押すやいなや、いつになく高いテンションでガッツポーズを決めるプロデューサー。 事務所のアイドルたちも、普段は穏やかで柔らかな物腰のプロデューサーの変貌に少なからず驚いているようだ。 「やりましたって、何がですか?」 「苦節19年!遂に彼女が出来ました!」 「」ガタッ 喜色満面のプロデューサーは気付かなかった。 プロデューサーの暴露の直後、能面や般若のような表情になったアイドルがいたことに。 普段はニコニコしているちひろの笑顔がひきつっていることに。 そして、何より自分がモテている、その事実に―― 「ま、冗談なんですけどね。幼馴染みをスカウトしてたんですが、無事快諾を得られましたよ」 「じょ、冗談……?」 「恋人云々ですよ」 「恋人、出来てないん、ですか?」 「出来てないです」 残念そうに笑うプロデューサーと、安堵の息を吐くアイドルたち、そしてちひろ。 その様子を見たプロデューサーは、なお笑う。 「ま、恋人が出来たからって仕事を蔑ろにはしませんし、安心してください」 「そういうことじゃないですよ、もう」 「はは、ちひろさんが慌てるのが珍しいから意地悪しちゃいましたよ」 事務仕事をする背中は、いつもより心なしか誇らしげだ。 アイドルたちも、愛しいプロデューサーの背を見つめながら、どうアプローチをかけるか考えている様子である。 それからは、いつもと変わらぬ事務所に戻ったのだった。 ――なお。 後日、プロデューサーの幼馴染みである鷹富士茄子という美女に加え、プロデューサーが「私的に好みだから」とスカウトしてきた数人の少女、女性を前に、アイドルやちひろ達が更なる苦戦を予感したのは別の話である
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