- 這いよれ!ニャル子さん でエロパロ3
420 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/03/13(木) 12:14:18.81 ID:ELqUmT3I - 続き投下させて頂きます。
引き続きコレジャナイ感にご注意。
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421 :ホワイト・ホワイト・ホワイト 3[sage]:2014/03/13(木) 12:15:47.60 ID:ELqUmT3I - 「真尋さん…えーと、真尋さんのご様子は…?」
ニャルラトホテプは彼女自身の部屋に入ると、そう尋ねた。 真尋は無言で、ソファーの上に寝るもう一人の自分を顎でさす。 着衣は整えられて、頭のコブには濡れたタオルがぞんざいに乗せられている。 「ごめんなさい真尋さん!やっぱり、話しちゃいました」 「ん…仕方ないよ」 ペロリと舌をだしてテヘっと笑うニャルラトホテプに、真尋は気にするなと手を振った。 「おや、怒らないのですね?」 「呆れてものも言えないだけだ」 三人目と普通に過ごせと指示はしたが、四人目までが闖入してきたことで ニャルラトホテプを責めるのは酷だ。 ……それに、ニャルラトホテプに襲い掛かったもう一人の自分を一晩中見張ると申し出たのは 他ならぬ真尋自身だったが、いろいろとやるせない気持ちがあったことは否定出来ない。 「じゃあ、ちょおっと待ってて下さいね〜」 「ん…」 ニャルラトホテプは軽やかに部屋をあとにした。 「……そんな顔するなよ」 タヌキ寝入りを決めていたもう一人の自分が、薄目を開ける。 「針は抜いたぞ」 驚いた様子もなく、真尋は首筋から抜き取った細い糸を晒してみせた。 「あのクモ女…」 そう言いながら、二人の真尋は心の中で苦笑した。
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422 :ホワイト・ホワイト・ホワイト 3[sage]:2014/03/13(木) 12:17:45.65 ID:ELqUmT3I - 「いやぁ!これはもう、両手に花とかいうレヴェルじゃありませんな〜〜!」
ニャルラトホテプは大袈裟に万歳してみせると、 彼女の左右で渋い顔をする二人に交互にスリスリと頬を寄せる。 対面の真尋は堪らず頭痛のポーズだ。 「これはあれでしょうか!私の不断の真尋さんへの愛が神様に届いたとしか…!!」 残念なハイテンションでがなり続ける。 頭をおさえる真尋の頭痛の種は、はしゃぐニャルラトホテプのせいだけではない。 恥ずかしさで死ねるなら…そう思いながらも真尋は話しをまとめた。 「…で、お前が母さんと、お前が暮井と…こいつがアト子で、僕がクー子と…か」 「それにしてもよくクー子を撒けましたね?私ならそんな面白い… もとい大変なことに首を突っ込まずにはいられませんよ?」 今の状況に最初に気付いたのはクトゥグアである。 新作ゲームを手に入れたあととは言え『増えたのがニャル子だったら良いのに』 の一言で済まされたのはいろいろと複雑だった。 ……気を回したんじゃないか…と思わないわけではないが。 「ん…」 「どうしたんですか?真尋さん」 「なんでもねぇよ」 しまりの無いニャルラトホテプの顔を直視出来ない。 ……それよりなにより。 (なんて顔をしてんだよ僕は…) ニャルラトホテプの左右の同じ顔が、その横顔を覗いては逸らし、覗いては逸らし…。 無関心な顔を作っては……鼻の下を伸ばしている。 その二つの顔を覗いてはにへへとニャルラトホテプが破顔するのだ。
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423 :ホワイト・ホワイト・ホワイト 3[sage]:2014/03/13(木) 12:18:35.69 ID:ELqUmT3I - 深呼吸をすると真尋は意を決した。
「こ、これだけは言っておくぞ!」 声が裏返りそうになる。 「ニャル子は渡さないからな…!」 呆気に取られる一同。次いで、 「真尋さぁ〜〜ん」 潤んだ瞳で縋り付くニャルラトホテプに対して、ギャラリーの反応は冷淡だった。 「何か悪いものでも食ったのか?」そんな声が聞こえる気がする。 知るものか!と、自身を鼓舞する。 珠緒に張られた頬の痛みに、応える様にもう一度言う。 「たとえ、僕にだって、ニャル子は渡さないからな…!」 (何言ってんだよコイツは!!) 自分の顔と自分の声でえもいわれぬ恥ずかしい言葉を吐くその姿に顔が熱くなる。 何か黙らせる方法は…と言う思いは別の方向からの声に呑まれた。 「ニャル子は、今夜は僕と二人だけだと言ったぞ…」 正確には『私と真尋さん』だが、意固地になる自分を真尋は抑えられなかった。 「知るかそんなの!」 立ち上がった真尋がぐいとニャルラトホテプを引っ張る。 「お前のものじゃないだろ…!」 食い下がる真尋。 「きゃー!わたしのためにあらそわないでーー!」 狂喜するニャルラトホテプ。 「恥ずかしい…死にたい」 真尋は頭を抱えた。 心の声に常に蓋をしてきた真尋にとって、鏡写しの存在が欲望を晒す。 俯瞰で見た自分自身の痴態はあまりにも幼稚で、一方的で…青臭かった。 「んもう、真尋さんったら〜〜……」 そんな真尋の気持ちも何処吹く風で浮かれ騒いでいたニャルラトホテプだったが、不意に語気が低くなった。 「「?!」」 二人の頭が見た目とは裏腹な強い膂力で左右の胸に抱かれる。 「取り合わなくたって…」 二人はジタバタともがくが、抵抗は無意味だった。 「私は、いつだって…」 真尋と目が合う。 「真尋さんのものですよ…?」 目が逸らせない。 左右の頭を優しく撫でている。 二人の抵抗はない。 ニャルラトホテプの表情は何処までも優しくて…。 「あなたも…、あなたも…、あなたも…、あなたも…私は…真尋さんが…」 「大好きです」
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424 :ホワイト・ホワイト・ホワイト 3[sage]:2014/03/13(木) 12:19:59.54 ID:ELqUmT3I - 「んう…ん、ちゅ…れ、ん…っ」
「ニャル子…こっちも…ん、あむ…」 ニャルラトホテプはかわるがわる二つの唇と唇を合わせる。 二人の真尋はお互いに競い合うようにニャルラトホテプの舌を貪り、 相手よりも一滴でも多く唾液を呑ませようと自身の舌をくねらせる。 「ん…あぁ…」 粘る糸を引く舌を首筋に押し当てると、ニャルラトホテプの唇から甘い声が漏れる。 その声音はすぐにもう一人の唇に塞がれた。 首筋を這う舌は徐々に下に降りてゆき、身体のいたる所にキスを落としていく。 目の前で絡み合う三人目に真尋は呆れた様にため息を吐く。 よくあんなに恥ずかしい真似が出来るものだ…と、 (そもそも僕は、血迷った『こいつ』を引き受けるハズだったんだ) 目の前で誰が何をしていようと部屋の角で目を綴じて耳を塞いでいれば良いじゃないか…か?」 「?!」 耳元でそう言われた真尋は、驚いて横を見た。 「そう、ひがむなよ」 いつの間にかタヌキ寝入りをしていたそいつが、起き上がっていた。 「お前…また殴って欲しいのか?」 「僕は、まだまだシたいだけだよ」 「…な?!」 「お前もそうだろ?」 見ると、ニャルラトホテプを二人も嫉妬に近いじと目で見ていた。 「えへへ…今日はホワイトデーなんですから…ね?あ…ん」 乳首を噛まれたニャルラトホテプが甘い声をあげた。 「ホワイトデーは…あふ…ン!」 耳たぶを噛まれたニャルラトホテプが身体を震わせる。 「倍…がえし…くぅ…ん!」 桜色に上気したお腹を舌が愛撫する。 「ひっぐ!ああぁぁ!」 真尋はニャルラトホテプの太ももにキスをした。 「お前…これが望みか?」頭の中が白くなる。 「あ、当たり前じゃないですかぁ……」 「エッチな奴だ」別の自分の愛撫に震えるその姿に心がもやもやする。 「それは…真尋さんの前だけですよぅ…」 「ニャル子…もう…我慢が…」嫉妬と喜びで、自分を抑えられない。 「来て…下さい…」 「ニャル子…!」 「真尋さぁん…」
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425 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/03/13(木) 12:21:03.04 ID:ELqUmT3I - 連投にひっかかりそうなので一時中断
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426 :ホワイト・ホワイト・ホワイト 3[sage]:2014/03/13(木) 12:39:36.10 ID:ELqUmT3I - 熱い膣内でまた射精した。
敏感になる肉針は肉の壁を隔てて響く別のぺニスの絶頂を感じた。 ギチギチに絡みつく肉ヒダの締め付けが強まる。 膣の収縮による圧迫ではない…ペニスがまた膨張したのだ。 「あぐ…!はぁ…っ」 身体を強張らせるニャルラトホテプの口腔から涎と精液とかこぼれる。 真尋はその唇にキスをすると、名残惜しく纏わり付く膣肉を引きはがす様に剛直を抜き取る。 肉欲のおさまらないソレにニャルラトホテプの指が絡み付く。 「お疲れ様ですっ…ん!くぅ…っ!」 別の真尋がその身体に被さった。 「んン…っ!さっきより…また、おっき…ンむ」 「お前ら、もうちょっと…加減を…くぅ!でる…!」 「やぁ……やめらいれ…愛ひて、くらひゃ…あ、っあぁぁぁん!!」 その顔と言わず、身体と言わずに粘液が散った。 その様に真尋はまた…。
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427 :ホワイト・ホワイト・ホワイト 3[sage]:2014/03/13(木) 12:45:57.80 ID:ELqUmT3I - 真尋は腕時計を確認した。
次いで、携帯電話を取り出すと念を込める様にメールの受信BOXを確認する。 メールの受信が1件増えていた。 From:暮井珠緒 件名:(nothing) 本文: 頑張って!ニャル子ちゃんが待っているのは八坂君だけだからね! ◆◆◆◆◆ 面ばゆい気持ちになりながら、真尋は携帯電話を閉じた。 申し図った様な事態に今日という日が何か特別な日に感じられる…。 校庭でニャルラトホテプとひとときの憩いを過ごした真尋は、 夕飯を一緒に作る約束をすると真尋は買い出し、ニャルラトホテプは仕込みの為に一度別れた。 ……何を勘違いしているのか薬局の自動販売機の場所の書いたメモを握らせて…。 最初に届いたメールはクトゥグアからだった。 『幻夢郷 新作ゲーム 徹夜で』 次いで、頼子。 『シャンタッ君を連れてクエストを回してきま〜〜す』 アト子。 『<本文は不適切な単語が含まれていたため、削除されました>』 ハスターはルーヒーが持ち帰り、今八坂家に居るのはニャルラトホテプと真尋だけということになる。 真尋はニャルラトホテプの部屋の扉を開けた。
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428 :ホワイト・ホワイト・ホワイト 3[sage]:2014/03/13(木) 12:51:16.13 ID:ELqUmT3I - 真尋はニャルラトホテプの部屋の扉を開けた。
一瞬驚いた表情を見せたニャルラトホテプの顔は、 真尋の姿を見ると途端に嬉しそうなものに変わる。 「真尋さん!遅いですよぉ…!」 エプロン姿のニャルラトホテプは自室のキッチンで、 土鍋を火にかけているところであった。 ノックをせずに入った真尋を咎める様子はない。 「例のあれは、どうしました?」 「っ!ば、飯の前になにを…!」 「いえいえ、ですからそのご飯の食材のお話しですよーー?」 「くっ……!」 これはしたりとニヤニヤ笑うニャルラトホテプに、真尋は憮然と買ってきた鶏肉を差し出した。 ―――― 「よくやったですョ!イス動!」 「………は?」 怒られるものと思って入室したイス動は上司の予想外の喜び様に呆気に取られた。 「邪魔が入らないように珠緒サン用の真尋サンを増やすように指示しましたが、このアレンジはナイスですョ!」 興奮気味にまくし立てるイス香の背後には珠緒に抱き着く真尋の姿。 イス動が密かに、増やした真尋同士がニアミスする確率を引き上げた結果の珍事だ。 「いやぁ、これはまた良い映像素材が出来たですョ」 大喜びで動画の加工を開始しはじめたイス香にイス動はない肩を竦めた。 この直後張り倒される真尋にイス動は同情を禁じえない。 イス動はイースサーチャーのカートリッジを抜く。 あとは次元修復作用で、八坂真尋が『増えていた間の時間』がご都合主義的に修復されることだろう。 そしてイス動は毎日の幸せ電波送信業務に戻るのだった。
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429 :ホワイト・ホワイト・ホワイト 3[sage]:2014/03/13(木) 12:52:21.63 ID:ELqUmT3I - 食事を終えて、ニャルラトホテプオススメの映画を流しながら二人でくつろいでいる。
「んふふ…んへへへへ…」 「何だよ気持ち悪いな」 終始くつくつと顔をほころばせるニャルラトホテプ。 手には真尋が渡したクッキーの包み。 その中の一枚を見つめては顔を綻ばせる。 桃の花の形にくり抜かれた一枚だ。 「大丈夫ですよ〜真尋さん」 「はぁ?」 「血迷って襲い掛かってきたって私は受けいれますよ〜」 「そんなことはしない!」 「真尋さんがぁ、私がいなくて寂し〜〜ってときは、必ず慰めにいきます」 「そんな状況はありえない!」 「真尋さんが、男らしく告白してくれたなら……」 「それは…ん…」 「私は、どんな真尋さんだって受け入れます」 「………!」 「そうしないと、嫉妬しちゃいますものね〜〜」 「だぁ!うるさいうるさいうるさい!」 精一杯怒る真尋だったが、効果の程はただニヤついた笑顔を深めるだけだった。 「…腐る前には食べろよな」 「はいっ!」
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430 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/03/13(木) 12:53:49.97 ID:ELqUmT3I - 以上です
お目汚し失礼しました。
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