- 強制女性化小説ない?Part49
692 :悪夢[sage]:2014/03/07(金) 06:50:39.12 ID:nC4nc5nX - 「うわあああっ!!」
俺は叫び声を上げながらベッドから跳ね起きた。 「……またか」 また……見てしまった。 あの夜以来、毎晩眠ってしまうと必ず例の夢を見ようになった。薄暗い部屋で悪魔が女になった俺を陵辱する悪夢を。 たとえどれだけ深酒をしようが、逆にまったくの素面であろうが、疲れていようがいまいが夢に必ずあの悪魔が現れ、俺を嬲り、そして犯すのだ。 俺は夜眠るのが怖くなった。しかしどれだけコーヒーを飲んで眠らないようにしても深夜になると必ず寝てしまう。 思い切って病院に行って医者にも相談した。しかし俺を担当した若い医者は俺が恥ずかしい思いを我慢して喋った夢の内容を聞いて爆笑しやがった。 「実はそういう願望があるからじゃないんですか?」と言われて俺は椅子を蹴り飛ばして病院を出た。 もう二度と病院なんかいくもんか。
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693 :悪夢[sage]:2014/03/07(金) 06:52:12.49 ID:nC4nc5nX - 悪魔の口から舌が伸びていた。
それは異様に長く、1メートルはあろうかという長さだった。 粘り気のある唾液で濡れた舌が俺のわき腹を、乳房を、そして乳首を舐める。 「くっ……や、やめろ」 俺は必死になって身をよじるが、それ以上力が入らない。 腹の中が熱く疼き、股間から液体が溢れ出す。 悪魔の指が濡れた股間を撫でる。 「やあんっ、ああんっ、はあんっ!!」 俺の口から鋭い叫び声が絶え間なく上がる。 悪魔の行為は日を追うごとに徐々にエスカレートしていった。 やがて悪魔は舐めまわしていた舌を口の中に収めると俺の両脚を開き股間に熱い逸物を突き入れる。 「はうぅぅぅっ!!」 最初の頃に感じていた痛みは今ではほとんど感じられない。いま感じているのは苦痛というよりはむしろ…… (いやっ、違うっ、これが……これが……気持ちいいなんて……) それを認めてしまったら俺の中の大事なものが壊れてしまう……そんな気がした。 しかし、俺の身体……夢の中の肉体は必死に堪える俺の意識とは無関係に昂揚し、一際強く突き入れられた衝撃が脳天を直撃した俺は意識を失い…… そして……朝を迎えて目覚めるのだった。
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694 :悪夢[sage]:2014/03/07(金) 06:53:03.31 ID:nC4nc5nX - 気がつくとまた夢の中だった。
ただ、いつもと違って俺は両手を縛られ天井から吊るされて、足の爪先が床についているといった状態だった。 悪魔がゆっくりと近づいてくる。必死にもがくが、吊るされた状態では逃げることなどできない。 山羊のような口からニュルリと舌が伸びる。舌は首筋を這い、そこからさらに乳房へと伸びる。 悪魔の青い手が腰から太ももをゆっくりと撫で回す。脂肪のたっぷりついたヒップがプルンプルンと揺れた。 ザワッ 爪先が何かに触れた。なんだろうと視線を下に向けたが、胸の膨らみと悪魔の舌が邪魔をして足下が見えない。 それは徐々に範囲を広げ、爪先から足首、そして膝へと上っていく。 太ももまで上ってきたところで悪魔の舌が胸から離れた。胸の谷間(!)からようやく向こう側が見える。 「ひっ!!」 俺は息を呑んだ。拳くらいの大きさの芋虫の大群が俺の身体を這い上がってきていたのだ!! 芋虫は俺の股間の縦溝を覆い、尻を這い、腹の上で蠢く。 「い……いっ…………」 乳房から首筋へと上り、そしてついには口元へと…… 「いっ、いやあああぁぁぁ―――っ!!」
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695 :悪夢[sage]:2014/03/07(金) 06:53:48.84 ID:nC4nc5nX - 「どうしました?」
声をかけられて俺はハッとなって周囲を見た。 ギュウギュウ詰めの人ごみの中、多くの視線が奇異なものを見るように俺へと向けられていた。少し離れたところから次の停車駅を知らせるアナウンスが聞こえてきた。 俺は……通勤の満員電車の中、吊り革をつかんだまま居眠りをしていたのだ。 (なんてことだ) 俺は驚愕した。今までは夜の間だけだったのに、こんな時間に悪夢を見るなんて…… 駅に近づいたらしくポイントを通過した電車が揺れる。過密状態の電車の中で周囲の乗客の身体が俺に触れ…… 「ひいっ!!」 さっきの悪夢の感触が脳裏に蘇った。尻を撫でる悪魔の手、身体中を這う芋虫…… 俺は開いた電車のドアから力の限りに飛び出した。そしてトイレに駆け込むと胃の中にあったものをすべて吐き出した。
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