- 強制女性化小説ない?Part49
659 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/03/03(月) 22:11:53.09 ID:gxKMsoGj - 大地の精霊族の一種であるアルフェ。
細長く尖った耳、華奢な体つきと幼げで可憐な顔つき、そして人間族よりも遙かに長い長寿を 誇る彼らは森の妖精であるエルフ族に非常によく似た容姿を持っている。 だが決定的に違う点も幾つかあり、その代表が膝から下の木の根を思わせるアルフェ族特有の 脚部の形状だ。 地面に接した部分から放射状に広がる脚部を利用して大地の精を効率的に吸収し樹木の間を滑る ように高速で移動し、エルフ族のように巧みに弓を用いて自分達の領域を守る。 木々を守り精霊力の流れを正しく保つのが彼らアルフェ族の役目なのだ。 「ひぎぃぃぃっ! いやっ、いやだぁぁぁぁっ!!」 とは言え、いまは森も誇りも遠い昔の出来事に過ぎない。 アルフェ族の少年、リュパは今日も仲間の悲鳴で目を覚ました。この声は隣の部屋にいる少年 イルイだろうな、と精も根も尽き果てた目で狭い室内を見回す。 地面に敷き詰められた用土と、背伸びしても届かない小窓から差し込み体を温めてくれる僅かな 直射日光。 そして石造りの頑丈な壁から伸びる鉄の鎖と繋がった魔力封じの首輪と、部屋と廊下と仕切った 鉄格子と僅かな水だけが今のリュパの全てだった。 もとより家畜か玩具程度にしか思われていないために衣服も与えられていない。 そして「出荷」のための「準備」に耐えるだけの日々が、もう数え切れないほど続いている。 自分の未熟さ、思慮の浅さも知らず皆に黙って勝手に森から抜け出した挙げ句、人間に捕らえ られてしまった、あの日から。
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660 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/03/03(月) 22:13:17.27 ID:gxKMsoGj - 「いやだっ! いや……ひぁっ、ひぁぁ……あ……ああああああ………!」
微睡んだまま暫く聞いていると、最初は悲痛だったイルイの声が次第に甘くなってきた。どうやら 彼の体も「準備」に適応し始めてきたようだ。考えてみればイルイが来てから数十日は過ぎている様な 気もするし、そろそろ慣れてきてもおかしくはない頃だろう。 「………あん、ああん! いやぁ、いやらぁ! そんなにかきまわさないでよぉ!」」 もしかしたら、毎日壁越しに励ましてあげたのが少しは役に立ったのかも知れないと頭の片隅で 考えたりした。苦しいのは最初だけだから、絶対に慣れるから、手間を掛けさせないで大人しく従って いれば乱暴なことはされないから、そのうち嫌じゃなくなるから、みんなそうだったからと繰り返し 教え続けたお陰で苦しむ時間が少しでも減ったのなら良いことだ。 そう、イルイが可哀想だとは思わない。 これが日課であり日常であり、それはリュパも同じで上も下も明日も未来もないからだ。 「へ、へんになるぅ! おなかのなかぐちゃぐちゃに……またへんになるよぉ……!!」 「…………あ!」 まだ嬌声にはなりきっていない隣室の叫び声は続いている。 声だけで顔も見たこともない友人が乱れ喘いでいる様を漠然と思い浮かべながら、直に自分の 順番が来るのだろうと考えていると下腹部に小さな火が灯った。 「ん……!」 そっと指で触れてみると、もう潤んで垂れ始めていた。これなら今日の「準備」も楽で喜んで もらえるに違いない。 「あ……ふ……ん」 疼きに逆らわず、一本だけ浅く差し込んでくちゅくちゅと弄るとお腹の中の温度が上がってきて 息も自然と荒くなる。
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661 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/03/03(月) 22:14:59.29 ID:gxKMsoGj - 「よぉリュパ、今日も調子よさそうじゃねぇか?」
「すっかり好きになっちまったよな、コレがよ」 名前を呼ばれ、指を動かしながら振り返ると部屋の前に人間達が立っていた。どうやら耽って いる間に今日の順番がきたらしい。 「良い匂いさせやがって、一度で良いから突っ込んでやりたいっつの!」 「ンなことしてお前の臭ぇのが混ざってみろ、吊されても知らねぇぞ?」 「あ、あの……」 人間の手に握られたリュパの手首ほどの太さの鉄棒。それを目にしただけで「準備」の進んだ リュパの入り口がぱくぱくと物欲しそうに呼吸を繰り返す。 「あの……どうぞ」 人間達に見せつけるような向きで四つん這いになり、両手で広げながら膝の力で臀部を持ち上げ、 溢れ出す蜜の甘い香りで誘う美しいアルフェの少年の男性器は「準備」の毎日で彼自身の小指ほどに 縮んでしまっていた。 大陸の一部にのみ生息するアルフェの亜種。 彼らは全て雄として生まれ、繁殖可能にまで成長した後に本意不本意に関わらず肛門性交の快感 を覚えた者だけが雌に変化してゆく。 そして発情したアルフェが肛門から分泌する蜜は非常に美味で、単なる趣向品のみならず万能の 秘薬として非常に高価で取引される。 また一部の特権階級の中には、永遠の少女である雌の亜種アルフェを愛でる好色家が少なからず 存在し、手段を問わずに手に入れ蜜の採取と倒錯した性的欲求の捌け口として用いるのが一種の ステータスになっているとの噂がある。
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662 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/03/03(月) 22:15:54.09 ID:gxKMsoGj - 終わり
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